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688:異邦人さん
19/02/15 22:56:45.67 bnqi1MnW0.net
ヨーロッパでは、古くから織物芸術が盛んでした 中でも古代西アジアや古代エジプト、
コプトなどに起源を持つ、華やかな「綴れ織り」(通常フランス語で“タピスリー”と呼ばれる)
芸術は、13−14世紀頃から、城や聖堂、邸館などの居室の装飾として発達しました
経糸(たていと)に麻、緯糸(よこいと)に羊毛や絹を用い、平織りで様々な絵柄や文様を
織りだしたこのタピスリー制作は、主としてフランドルや北フランスに点在するアトリエを
中心にして行われ、やがてルネサンス、バロックの時代を通じて、ヨーロッパの工芸美術
における、最も創造的で特徴的な分野のひとつを形成していきました
ヨーロッパでは、古くから織物芸術が盛んでした。中でも古代西アジアや古代エジプト、
コプトなどに起源を持つ、華やかな「綴れ織り」(通常フランス語で“タピスリー”と呼ばれる)
芸術は、13−14世紀頃から、城や聖堂、邸館などの居室の装飾として発達しました
国立西洋美術館には、これまで、タピスリー芸術の頂点ともいわれる、ルイ14世治下の
フランスで織られた著名なゴブラン織り連作〈王の城づくし〉中の1点《シャンボール城:9月》
が所蔵されていました しかし、繊細で脆弱な絹糸が用いられていることによる保存上の
理由と、展示効果の観点から、なかなか公開の機会に恵まれませんでした。他方、2001年
度に糖業協会および、日本興業銀行(寄贈当時)より、かつて松方コレクションに属して
いた計6点の見事なタピスリーの寄贈をいただいたことは、当館のコレクションにとって画期的な
出来事でした わが国では稀な、タピスリーの一括コレクションがここに形成されることと
なったのです
今回、小企画展として、17世紀から18世紀のタピスリー芸術の精華であるこれら7点の作品を初めて一堂に公開し、一部の作品に新たに施された修復・洗浄の成果も含めて、
日本では接することの少ないこのヨーロッパ美術の重要な一分野を紹介いたします
絵画芸術の強い影響を被りながらも、タピスリー独自の表を追い求めた工匠たちの
情熱と技術は、瞠目に値するものといえるでしょう


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