【進化論】虫の幼虫時代はなぜ存在するのか? at INSECT
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297::||‐ 〜 さん
22/07/16 16:58:50 6JY7fagi.net
>>290
>中間種は翅がある完成形の前の時代に栄えたからといって

大きな変化に至る中間段階が「全域で」残るとは限らない
ごく一部で生じたものが、有利さゆえに一気に広がるというパターンもあるからだ
分かりやすい進化実験の例としてレンスキーの大腸菌進化実験がある
12のフラスコに分けて数十年数万世代培養した大腸菌で、
1つのフラスコでだけ本来大腸菌が利用できないはずのクエン酸を利用できるものが現れた
突然変異はランダムで、12フラスコではそれぞれ別の突然変異が蓄積していくので
1つのフラスコでしか生じなかったわけだけど、
これを地域に置き換えれば、
ごく一部の地域でだけ急速に翅のあるものに置き換わり
翅の生えたものが出現した時点でそれが急速に広がる、というパターンになるわけだ

そうなるともともと中間型は一部地域にわずかしか存在せず、
翅型になって広がることができたので、中間型が混在していないということになるわけだ

これは今と比べて知識のなかったダーウィンでさえ考えつくレベルの話で、
種の起源の中でも中間種が見つからない説明の一つとして取り上げられている

そして実際、レンスキーの大腸菌実験はそれが起こりうることを示し、
もちろんそれだけじゃなくて、コロナのオミクロン型もこのパターンを示しているわけだ


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