ファジアーノ岡山の応援・動員を語る 第7節 at SOCCER
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795:U-名無しさん@実況はサッカーch
12/04/03 08:51:38.41 xj1cidt80
◆受動喫煙:感染症と同じ対策を 煙の遮断が不可欠 防止に関心高まる

日本も批准した公衆衛生分野で初の国際条約「たばこ規制枠組み条約」が2月に発効し、煙害から非喫煙者を守る受動喫煙対策に関心が高まっている。
国内でも公共の施設、飲食店などで分煙化が進んできたが、単に禁煙場所を設けただけなどの対応では受動喫煙を防ぐ効果が乏しいことが明らかになってきた。

東京大の中田ゆり研究生と産業医科大の大和浩助教授らは03年、東京都内の飲食店約50店で、たばこの煙の粉じん濃度を調べた。
その結果、完全禁煙店や1、2階などのフロア別で喫煙席を設けた完全分煙店の禁煙席では、粉じん濃度が厚生労働省の基準(喫煙場所で1立方メートル当たり0・15ミリグラム)を大幅に下回った。
一方、自由にたばこが吸える無対策店では、喫煙者が多い時間帯で基準の約18倍の濃度に達した。

問題は、同じフロアを禁煙席と喫煙席に分けただけの「不完全分煙」では、禁煙席でも常に基準を上回り、時間帯によっては喫煙席を超える濃度を記録したことだった。
中田さんは「エアコンにより空気が拡散された結果だ」と話す。

日本禁煙推進医師歯科医師連盟の斉藤麗子幹事の調査では、父親が1日20本、換気扇の下で喫煙していた家庭の乳児から、自然界では存在しないニコチンの代謝産物が検出された。
斉藤さんは「一般家庭では屋外で吸わない限り、完全分煙にはならない」という。
日本循環器学会など9学会は、新幹線や在来線特急の禁煙車が喫煙車に隣接していると粉じん濃度が上がり、受動喫煙が発生しているとの調査結果をまとめている。

たばこの煙には、依存性のあるニコチンなどの有害物質や、約60種類の発がん物質などが含まれ、特に火のついた部分から立ち上る副流煙に多い。
たばこの煙害対策が強く求められているのもこのためだ。

杏林大の作田学教授(神経内科学)は、室内の空調が共用ならたばこの煙は予想以上に簡単に拡散するとして、「同じ空間を喫煙と禁煙の場所に分けるだけでは意味がない。
喫煙場所を陰圧にして空気が漏れないようにし、しかも空調を他と分離する感染症と同じ対策が必要だ」と指摘する。
(出典:毎日新聞)



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