【咲-Saki-】須賀京太郎カプ統合スレ12 at ANICHARA2
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150:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 16:51:11.21 moz4hS1gP
どれだったっけ?

151:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 17:04:26.16 m4A3/hgF0
白糸台のやつ?
あれ、いくら本筋はハッピーエンドでも脇で平気でバッドにするから気持ち良くないんだよな……
サービスのつもりか知らんけど正反対のジャンルに手を出したらモヤモヤが増えるばかりだと思うのよ

152:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 17:28:26.29 OzBsgdV+0
俺も最後はハッピーエンドの方が好き

書いたらお願い聞いてくれるのか…?
凄い人がいすぎて書く気も起きない。

153:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 17:30:58.46 QrqpAf3L0
>>151
そうそれ
確かにおまけで鬱要素入れてくるけど住民が鬱好きなのもあったし仕方ないね

154:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 17:44:22.61 i5H9n2MW0
あのスレは入水の一言で全ての流れが変わった気がする

>>152
欲張らず1〜3レス程度で書いてみるのだ

155:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 17:51:48.54 /o+LoF1s0
あそこはクズの巣窟だったね
他のスレでも要らんこと言う馬鹿多かったし

156:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 17:57:41.95 jWdsMBLM0
俺は最初から最後までハッピーなのが好き

157:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 17:58:59.59 Z7lcKKDx0
途中でガチ鬱になりそうになっても最後には少年誌展開になるスレもあったな

158:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 17:59:35.81 fVRFvZr70
一年生メンバー達が好きなアイドルの話になって
京太郎相手に淡が美希推したり、泉が真推したりするやつ書こうと思ったけど
他作品と絡めたらなんか色々言われそう

159:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:07:34.36 Rx5QdK6n0
人を選ぶのは確かだがはじめに断り入れてればクロス云々については気にしなくて良いだろ

160:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:09:11.33 m4A3/hgF0
クロスが不安なら単純に○○はアイドルに向いてそうだよな〜みたいなトークでいんじゃね?

161:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:15:35.63 OzBsgdV+0
>>154わかったやってみる

咲「これから、お姉ちゃんと打つのかな…緊張する」

京太郎「よっ!咲、暇が?」

咲「…」

京太郎「おーい」

咲「…」

京太郎「こら」

咲「あう」

京太郎「どうせ緊張してんだろうと思ってほら、お茶買ってきてやったぞ」
咲「あ、ありがとう。私お姉ちゃんに勝てるか心配で…」

京太郎「心配すんなよ咲、お前なら大丈夫ー。それより、緊張してたら憧れのお姉ちゃんには勝てないぞー」

咲「そうだね。私がお姉ちゃんに勝つっていったって…信じられないよね」

京太郎「…俺は信じるぜ、何千回でも何万回でもお前のこと」

咲「京ちゃん…」

京太郎「ほら、行ってこい。今回もいい知らせ…待ってるぜ」

咲「うん」



咲「京ちゃんがみんなが私を信じてくれてるんだ」

咲「負けないよ、お姉ちゃん」


つづく

162:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:19:36.41 Z7lcKKDx0
おつおつ
そっから長くしてくといい感じになりますな

163:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:27:27.04 OzBsgdV+0
じつは続きがあるが…

書いた方がいいのか?気が引ける…

164:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:32:32.37 DCk0Mo8EO
書くんだ

あとsageよう

165:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:37:49.19 OzBsgdV+0
>>164
わかった、昔スレ立てようかと考えて止めた奴だから下書きだけはあるんだ

166:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:41:49.22 i5H9n2MW0
乙乙

続き期待してるわ

167:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:47:21.30 5xDFqUTw0
乙です
どんどん書いてってー

168:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:54:56.30 5xDFqUTw0
ところで、ネタももらったしそろそろ3年生集合を書こうと思うんだけど
流石に多すぎるからメンバーが分かれるかもしれない
全員出演のドタバタを望んでた人は済まぬ…

169:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 18:58:17.17 OzBsgdV+0
ーーー試合終了。

咲「やった…勝ったんだ。お姉ちゃんに」

咲「優勝したんだ!」

和「やりましたね!咲さん!」

優希「私がいるんだから当然のけっかだじぇ」

和「こら!優希!」

咲「まあまあ、和ちゃん。今日くらいは許してあげなよ」

和「…わかりました」

優希「そうえば咲ちゃん、犬が呼んでたじょ」

咲「そうだ!京ちゃんにもこのこと教えないと…」

咲「行ってくるね、優希ちゃん」

優希「リア充爆発しろだじぇ!」

ーーー廊下

咲「あれ?ここどこ?」

???「…」

咲「うぁ」ドン

???「きゃっ!」

咲「すいません。大丈夫ですか…って部長」

久「咲…調度良かった。あなたに話があるの」

咲「話?」

久「須賀君のことよ」

170:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 19:12:43.70 OzBsgdV+0
咲「京ちゃんについて?」

久「えぇ、彼。少し変だと思わない?」

咲「何がですか?」

久「須賀君は対戦相手について知りすぎているのよ」

咲「偵察は京ちゃんにやらせてますし、当たり前なんじゃ…」

久「例えば、阿知賀女子の松実宥さん。彼女が極度の寒がりなんて私達は会うまで知らなかったわ」

久「でもね、須賀君は知ってたのよ。彼女に会ったこともないのに」

咲「そんなの、雑誌とかに載ってますよ」

久「他にも、咲。あなたが道に迷った時。彼はあらかじめあなたがどこに行ったか知っているようだったわ」

咲「部長…一体何が言いたいんですか」

久「つまり須賀君は未来人の可能性があるってことよ」ドヤァ

咲「ばかばかしい、部長。急いでいるので失礼します」

久「もしそうだったら…超エキサイティング!」

171:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 19:28:53.07 OzBsgdV+0
咲「うーん、ここどこ?」

京太郎「おーい咲!」

咲「京ちゃん!」

咲「うあっ…」コケ

京太郎「…咲ごめん」バン

咲「えっ?京ちゃん何で押すの!?」

京太郎「じゃあな…咲」



プオーーーーン!!

ドカン!キキッーー

京太郎「がはぁ…」

咲「京ちゃーん!!」

京太郎「よかっ…た咲……ぶ、じだったか」

咲「何で…何で…」

京太郎「99万9998回目にしてやっと16回目、成功が…」

咲「何で…な、んで…」

京太郎「泣く…な咲、俺…はこれでま、ん足だ…」

咲「とうして…」

京太郎「咲…百万回生きたねこって、知ってるか…?」

咲「知ってるけど、それがなんなの!」

京太郎「あの…猫はな飼い主に不幸を与えるんだ…いつだって…さ」

京太郎「俺は猫だった、飼い主を何度も目の前で失った…だからさ…」

咲「京ちゃんもう喋らないで…血が…血が…」

京太郎「大…丈夫、また…会えるよ」

172:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 19:35:46.91 OzBsgdV+0
京太郎「咲…愛し…て………」

咲「京ちゃーーーん!!」




RE:999999

京太郎「…朝か。」

京太郎「咲…また会える日が楽しみだな」

京太郎「もっとも…あいつは覚えて無いだろうけど」

京太郎「99万9999回目のスタートか…」

「京太郎ー、起きなさーい」

京太郎「さて!今回も一生頑張るか!」



つづく

173:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 19:39:49.19 OzBsgdV+0
なんか自給自足したし。続きはいらないよね需要ないし
まあ、続きといっても記憶が戻ったみんなが京ちゃん襲うだけだが
こんなに緊張するとは思わなんだ

174:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 20:10:42.74 ZGPSBJNZ0
正直その設定が何も活きてないよね

175:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 20:45:48.89 OzBsgdV+0
すまん、もともと長いやつを無理やり圧縮したからな…
オチもいまいちだったし、もしダメなら頑張って違うの書きます。
なんかごめんなさい

176:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 21:22:43.67 nA8Wplp60
乙ー

177:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 21:28:17.01 tixxE5tf0
圧縮せずにループ一回目からやれば大作のヨカーン

178:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 21:29:36.21 i5H9n2MW0
乙乙、こちらもスマンかった
ストック無い初心者かと思って、即投下するとは思わなくてな

179:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 21:46:33.28 OzBsgdV+0
お詫び

京太郎とシロミーのダルダルいんぐりっしゅ


今回のおだい I can do it

京太郎「はい、今日も始まりました。ダルダルいんぐりっしゅのお時間です」

京太郎「講師はこの方!」

白望「ダル…」

京太郎「センセー!じこしょうかいしてー」ボソッ

白望「ダルい」

京太郎「はやくー収録始まってますよー」

白望「いいこと思いついた」

京太郎「?」

白望「お姫様抱っこしてくれるなら頑張る」

京太郎「えぇぇぇ!!」

白望「私はやらなくてもいいんだよ…ダルいし」

京太郎「(背に腹はかえられぬ)」

京太郎「I can do it」

京太郎「ええい!ままよ」ガシッ

白望「///」

京太郎「/////」

白望「次…キスいってみようか?」

京太郎「NO THANKS」


ダルダルいんぐりっしゅ おわり

180:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 21:47:54.18 jWdsMBLM0
もっとやれよ

181:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 22:07:40.59 OzBsgdV+0
>>178

このごろスイッチ入ったらすぐ書くようにしてるから。この前も勢いで喫茶店スレ立てちゃったし…。
書いてもいいなら一週目から書かせていただく

182:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 22:38:16.65 tixxE5tf0
>>181
あー……あんたはちょっと黙れ。SS書きは寡黙であるべきだ。眈々と書き眈々と投下し眈々と乙への礼を言えばいいのだ

183:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 22:41:48.94 pSDZ3Mfm0
同意
書く側がうるさいと読む気も支援する気も失せる
全レスする奴は論外

184:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 22:42:45.94 WcdQ/PoC0
他のスレでも自己主張しすぎ当分ROMっててくれ

185:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 22:43:04.91 tixxE5tf0
……特に名前欄だ。名前欄にずかずかと書くのはマズイ

186:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 22:47:48.33 WcdQ/PoC0
それぐらいは自分のスレでレス返し代わりに使うぐらいは好きにすればいいと思うが

187:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 22:49:10.68 tixxE5tf0
>>186
レス返しはいいけど18禁スレみたいなのはちょっと……

188:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 22:57:42.78 iVOrf0jP0
そんなもん書き手の自由だし…
そういう部分に注文つける人の方が俺はよっぽど目につく

189:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:00:37.46 bB+2WXTBP
とりあえずID:tixxE5tf0が一番黙れと言いたい

190:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:02:55.37 m4A3/hgF0
んだな。そうボコスカ言ってやるなよ
ホーム以外の場所で自己主張し過ぎるな、までは分かるが「SS書きたるものかくあるべき」とか他人に言われるこっちゃない

191:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:05:17.65 Nk5dCHrR0
逆にホーム以外であそこまで自己主張しちゃうとどうしようもない

192:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:06:21.95 pSDZ3Mfm0
〜してもいいなら書くよ?
とかいらない
SSなんて所詮オナニーなんだから好きに書いて好きに投下すりゃええんよ

ぶらり旅の人見てみろよ
「飯、風呂、読んでくれてありがと」くらいしか言わないぞ

193:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:14:50.66 bB+2WXTBP
そういう自分ルールの押し付けが一番いらないっす

194:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:16:21.58 UELoG5Wr0
こんな状況で名前挙げてやるなよ…

195:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:25:05.12 Z7lcKKDx0
誰だってどこでだって、特例を除けば多弁な奴は煙たがられちゃうもんだからね

196:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:29:19.43 +lbBSqUO0
本物の闇を経験した俺からしたらおままごとにしか思えん
こういうのは俺らみたいな闇系に任せてのほほん日常書いとけばいいと思う
圧倒的に暗い経験がたりない ガソリンの味とか知らんだろ?

197:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:32:00.13 DCk0Mo8EO
話題を変えよう

千里山が最近少ないと思うんだ

198:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:34:18.50 nA8Wplp60
小さいおもちを愛でろ!

199:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:35:10.14 nA8Wplp60
誤爆

200:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:37:24.17 fVRFvZr70
千里山っていうより白糸台と阿知賀組が台頭しすぎてるだけかと

201:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:37:48.85 m4A3/hgF0
怜京竜とか欲しいです
または京泉

202:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:37:52.29 DaVvrgLAi
千里山はたくさんあるじゃないか!
美穂子さんの方が少ないよ

中の人的にも相性最高なのに

203:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:38:18.47 e7WFzLyK0
竜華と怜の間に入り込む余地がないのがいけない
あと船Q、というか貧乳眼鏡キャラは総じてあまり人気ないのが悪い
ということで高1最強の可愛い泉ちゃんを押すべきやと思います

204:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:40:55.81 fVRFvZr70
>>202
キャプテンにフラグを建てようと思ったら池田ァに邪魔させるか懐かれるのがお決まりのパターンだから仕方がない

205:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:43:52.76 OzBsgdV+0
わかった

<100万回の旅>

ーーー朝

京太郎「咲!おきろ!」

咲「うーん、あと5分」

京太郎「いいから起きろ、弁当渡さないぞ」

咲「おきた、いやーいいめざめだね(棒)」

京太郎「さっさと、おりて来いよ。朝飯冷めるぞ」

咲「わかった、今着替えておりる」

京太郎「早くしろよ、学校遅れるぞ」

咲「うん」

ーーー教室

「ねぇしってるー」

「須賀君の話?知ってる知ってる」

「須賀君て雀麻部の使いゴマなんでしょ」

「アハハハ、それ言えてる」

ガラッ

京太郎「おはよう」

「…」

ひそひそ…。

京太郎「(居心地悪いな…)」

咲「おはよう」

「宮永さん、おはよう」

「この前の試合凄かったね」

「うんうん、リンシャンカイホーって」

咲「そんなことないよ、あはは」


京太郎「(咲ばかりいい目で見られて…)」

京太郎「(俺だって頑張っているのに…)」

京太郎「(なんで俺のことばかり悪口を)」

京太郎「(あんなやつ…いなくなればいいのに)」

206:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/23 23:54:04.49 OzBsgdV+0
咲「京ちゃん…あのさ、今日早めに部活に来てくれない」

京太郎「(部活行きたくないけど断れない…か)」

京太郎「…わかったよ」

咲「ありがとう、京ちゃん」

ーーー放課後

京太郎「(何だろう…部活辞めろとか言われるのかな)」

ガラッ

京太郎「こんにちわー」

咲「京ちゃんいつもありがとーう!」

京太郎「!?」

咲「いやさ…京ちゃんいつも頑張ってくれてるしさ…そのさ」モジモジ

京太郎「(…そっか、こいつはこういう奴だったな)」

京太郎「うるせーぞ!ちんちくりん!」

咲「ちんちくりんとはひどいな!そうだプレゼントがあるんだ!」

京太郎「ぷれぜんと?」

207:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 00:04:52.60 /52lOomo0
咲「ほら!」

京太郎「百万回生きたねこ?」

咲「そう、本が苦手な京ちゃんはこれでも読みなよ」

京太郎「ありがとな…大切にする」

咲「そうしてくれるとうれしいよ、あとさ…その」

京太郎「?」

咲「わ、わたひと付き合って下さい!」

京太郎「…」

咲「(噛んじゃたー!)」

京太郎「ぷっ、あはははは。やっぱり咲はいつまでたっても咲だな」

咲「ひどいよ!京ちゃん!」


ーーーーーー

「わーい、お父さんありがとう」

「その本は母さんが父さんに高校の時くれた本なんだぞ」

「へー」

「大切にしろよ、だって」

京太郎「その本は100万代先まで渡し続ける家宝だからな。なぁ母さん」

咲「そうですね。お父さん」

かん

208:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 00:10:00.38 rPcqEaE10
>>204 池田ァはコーチに預けておこうぜ

209:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 00:30:41.94 Of7O0PUcO
本が苦手なら〜っつって絵本渡すのは馬鹿にしてるように聞こえなくもないなw
いや、名作ではあるけども

加えて言うなら一周目?ループラスト?
一周目だったら結婚してるのはおかしいし、ラストだったら流石に精神が幼すぎやしないか?
最初は一周目描写で結婚後だけラストループ?

210:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 00:57:59.35 eORG1U09O
胡桃「硬い」

京太郎「んなこと言われましても困ります」

胡桃「もう少しくらい柔らかくならないの?」

京太郎「勝手に『充電だーっ!』て座っておいてそう言いますか…」

京太郎「てか勉強してたんですけど?」

胡桃「先輩命令は聞くに越したことはないって」

京太郎「……充電ならいつもみたいに小瀬川先輩にして貰えば良いじゃないですか?」

白望「やだ。ダルいからキョータローのまま」ダルーン

胡桃「だってさ。残念だったね♪」

京太郎「えぇ〜…そろそろ足が痺れてきたんですけど」

胡桃「それくらい我慢するっ!」

京太郎「俺は勉強したいんですっ!」

胡桃「勉強なら私が見てあげるって。ほら先輩に聞いてみなさい」フンス

京太郎「そうですか?じゃあ、ここなんですけど―」

胡桃「どれどれ―」








エイスリン「クルミ、タノシソウ!」

塞「そうね。あんなにやけちゃってるの初めて見るかも」

豊音「最近は京太郎くん充電ばっかりだよねー?」

白望「ダルくない。良いことだ」

カンッ!

京太郎×胡桃もっと増えろ

211:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:00:00.64 bEIxvqdh0


212:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:09:00.16 /52lOomo0
<RE:1>

夢を見た。
知らない幼なじみと付き合って
結婚して、幸せに暮らす夢を…

京太郎「朝か…」

夢の中で男が受け取ってたのは…
家の家宝であるあの古い本なのか?

京太郎「考えてもしょうがない」

京太郎「おーい、穏乃。今日は山に行くんだろ起きろ!」

穏乃「あと2杯…」

京太郎「山盛りのメシ食ってる場合か!早く行かないとこのシーズンは混むぞ」

穏乃「分かった行こう!」

ーーー山道

京太郎「昨日の雨のせいで足下ぬかるんでるな…」

穏乃「京太郎ー。先いくよー」

京太郎「馬鹿、前見ろ前」

穏乃「大丈夫、大丈夫!ここらへんは私の庭のようなところだから」

京太郎「本当か?」

穏乃「あははは、へーきだって」ズルッ

京太郎「穏乃!危ない」

穏乃「ふー、間一髪」

京太郎「お前は山登り舐めてると死ぬぞ」

穏乃「分かった…分かったからさ…その」

京太郎「?」

穏乃「抱きしめてるの…離して貰っていい?」

京太郎「悪い…///」

穏乃「いや…不注意なこっちも悪かったから…さ」

213:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:13:22.45 THZtqh7cO
あと999999回やるんなら自分でスレ立ててやってくれ

214:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:26:21.81 eORG1U09O
>>212終わった?
さっきの続きっぽいのが出来たけど、書き込んでも良いんだろうか

215:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:30:01.97 Of7O0PUcO
あっちこっちに手ぇ出してフラフラしてないで集中したら?
自スレで安価ほったらかしだろ?

216:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:30:28.30 /52lOomo0
>>214 どうぞ

217:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:34:07.97 eORG1U09O
>>210の続き?




胡桃「で、この問題はね、前のページに乗ってたこの公式を使えば―」

京太郎「……はぃ…」ボーッ

京太郎(あ、やばい…鹿倉先輩の体温が良い感じに暖かくて眠気が…)ウツラウツラ

胡桃「あと次の問題なんだけど、これは二年生になったら簡単な解法を習うからまだ…」

京太郎(膝に座られるとクッションと言うか、抱きまくらというか…丁度良い……)

京太郎(それに朝方まで……ネト麻してたから…だめだ、もう…寝る…)

京太郎「……」

胡桃「あの…須賀くん、聞いてる?」

京太郎「……zzz…zzz」

胡桃「なんでこの状況で寝られるのよ……」

218:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:36:37.04 eORG1U09O
胡桃「ほら起きなさい!まだ部活中っ!」グイグイ

京太郎「……zzz」ポフッ

胡桃「ちょっ!頭に顎を置かないのっ!」

胡桃「あーもうっ!グリグリするなーっ!!」

京太郎「………ぅん…」モゾモゾ

胡桃「こらっ私は抱きまくらじゃない!離してっばぁ!」





豊音「ボッチじゃないよー」ニコニコ

白望「……流局狙お」

エイスリン「ムムム…モウトヨネニハ和了ラセナイヨ!」プンプン

塞「お、おっかけるどー」リーチ!

白望「……慣れないことはしないほうが良いよ?」

塞「………忘れてちょうだい」カァーッ




カンッ!


塞さんも増えてください。
そんな私はシロがスキ。

219:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:47:44.72 /52lOomo0

お前ら言ってること正しすぎワラタ

220:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:54:22.64 eORG1U09O
ひょっとして>>215は俺に言ってたりする?
全然心当たりないんだけど

221:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 01:57:35.60 sAp+tvkP0
>>215はもう一人の方に宛ててるんでない?

同い年の京ちゃん相手に「うわーイケメンさんや、イケメンさんがいてはる」とミーハー目線な泉ちゃんください

222:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 02:04:47.27 9itmMwHFT
一年生最強と最弱だね(適当)

223:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 07:26:12.24 h5HnBI7p0
最近宮守熱がやばい。もっと増えろー

224:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 07:41:26.30 WsohTwdk0
メガネ京ちゃん

パキンッ
京太郎「あー……しまった……」
〜〜〜〜〜〜

京太郎「こんにちは〜」

まこ「お〜、京……どうしたんじゃそれ?」

京太郎「今までコンタクトだったんですけど、今朝踏んじゃって……」

まこ「ふむ……なかなか似合っちょるのう」

京太郎「なんか照れますね……」

まこ「しかし、なんで今まで掛けて来なかったんじゃ?」

京太郎「いや〜……大した理由じゃないんですけどね? 恥ずかしいじゃないですか!」

まこ「む? なんでじゃ?」

京太郎「染谷先輩とお揃いって感じがして……」

まこ「確かに、形は似てるのう……」

京太郎「先輩が気にしないなら、普通に掛けて来ますけど……」

まこ「そうじゃな……今日あたりメガネ屋でも行ってみるかのう」

京太郎「メガネ屋ですか?」

まこ「せっかくじゃから選んじゃる」

京太郎「おぉ! ぜひお願いします!」

まこ「……本当にお揃いの買ってみるかのう……」


まこさん愛してるけど広島弁が分からない。

225:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 07:59:07.18 Of7O0PUcO
乙、眼鏡京ちゃんってのは結構新鮮かも
あと>>220、今さらだけど貴方では無くもう一人のほうです
紛らわしくてスマンな

226:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 09:21:34.56 bEIxvqdh0
全国編始まったら書くわ

227:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 17:10:55.49 CMuJZUcG0
6ヶ月コースの大規模規制来るらしいけど、一応ここはHANA規制対象外?
まぁどうせすぐ全規制になるんだろうけど

228:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 19:09:17.42 uP84DNVJ0
京和ステマしたいけどネタが思いつかない! 誰かネタくれ!
考え中の奴に組み込むかもしれないし貰ったネタ単体で書くかもしれない

229:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 19:19:51.12 X9BqOHX7O
二人で買い出ししてたら雑誌やらテレビやらに恋人と勘違いされて報道されて清澄や阿知賀とかから質問責めされる二人とか

230:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 19:21:35.09 xx+S4Y+T0
インハイ以降清澄の名を汚さないよう麻雀に精を出す京太郎
その真摯な態度に京太郎の事が気になり始め惹かれ始める和だったが
今の京太郎の眼中には麻雀しかなかったとかそんなの

231:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 19:22:40.66 XVZr7sgW0
単純に狼と香辛料

232:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 19:36:20.97 JsXPPkst0
>>230
逆ならわかるんだけどな
和が京太郎に惚れる姿は想像しづらいね

233:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 19:49:34.71 xx+S4Y+T0
だからこそ見たいというか

234:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 19:51:38.26 rri34Gh50
>>230
それ、安価SSのギャルゲスレの京太郎じゃねーか

235:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 20:43:43.05 ZmtXbMo50
高遠原時代優希と出会う前に寂しさから中二病を発症していた和
そんなある日和は仮面を被った男と出会い、彼の設立した組織黒の騎士団に入団する事に……

中の人ネタだとバリエーション多いよね京太郎と和って

236:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 21:48:13.06 XX7mOseK0
>>235
全裸仮面マントの京太郎か・・・

237:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 21:51:46.33 S2NnU6hF0
京豚はキモいんだよ 神聖不可侵である百合漫画の咲に手を出すんじゃねえ チンポ脳どもが
百合は神聖なもので 男は汚いの わかる? お前らのしてることは いちゃついてる女の子達に うんこ投げつけて喜んでるようなものなんだよ

あと 咲が百合漫画じゃないとか言ってる奴はアニメ見てないだろ 麻雀興味ないから 原作は知らないけど あんな百合百合してる素晴らしいアニメの原作が百合漫画じゃないわけがない それに 作者も百合好きらしいし 咲が百合漫画だというのは 紛れもない事実

それに 百合が世間ではマイナーだとか 言ってる奴がいるけど そんなわけ ねーだろ なのはやゆるゆり らきすたがどれだけ人気だとおもってんだよ こんな当たり前のことも理解できずに 性欲のためだけに喚き散らすから京豚は馬鹿にされるんだよ

238:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 21:55:25.05 JsXPPkst0
このコピペ見るのも久々な気がする
平和だなぁ

239:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 21:56:36.09 eORG1U09O
さっき『実はあの子は吸血鬼』って電波を受信した。

こりゃ京ちゃん干からびるな…

240:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:15:23.52 X9BqOHX7O
吸血鬼なら灼ちゃんとかたかみーとか大人しい娘が似合うな

241:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:31:30.84 eORG1U09O
清澄…咲
風越…美穂子
鶴賀…桃子
龍門渕…衣

長野はこう妄想した。

242:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:41:54.51 vMGyodkN0
りつべの新作はなんなんだろう……
京太郎に出番をあげて欲しいけど、出たら出たで色んなところで反感買うだろうから出さないで欲しいジレンマ

新作記念で投下

243:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:41:59.59 U4ps7MY80
>>237
最近どこに行かれてたので?

244:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:43:21.26 vMGyodkN0
宵の入り口に立ちかけた薄暗い夕日を背に受け、少年と少女が歩いている。
一見すれば艶やかな関係を連想させるように肩を並べ歩いているものの、他人と呼ぶには近すぎ、恋人と呼ぶにはよそよそしい距離がそこににあった。

京太郎「寒くなってきましたね」

美穂子「ええ」

女子高の風越と共学の清澄。
麻雀部のキャプテンである福路美穂子と初心者である須賀京太郎。
なにもかもが対照的な二人に、幾多の偶然、数多の奇縁がもたらしたこの距離。
だが、そこから先へと踏み出す一歩が無い。
踏み出す勇気が―今の心地よい『先輩と後輩』という枠組みを壊す勇気が京太郎には無かった。

245:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:44:29.97 vMGyodkN0
京太郎「……あと半年くらいなんですよね、福路先輩と一緒に高校生ができるの」

美穂子「そうねえ……」

京太郎「俺、最近思うんです。もっと早く福路先輩と出会えてたら良かったのにって」

卒業という目に見える形での終わりが視野に入ってきたからこそ湧き出た想いだった。
あと2年、いや1年 でも早くこの人に出会ったら、どれだけの思い出を共有できたのだろうか。
この距離を縮める覚悟ができただろうか。

だが、そんな京太郎の言葉に美穂子は共感するでもなく、されど否定するわけでもなく、優しく笑って答える。

美穂子「過去を悔やむよりも、これからの事を考えましょう」

京太郎「……はい!」

美穂子「でも、もしも須賀君と私が同級生だったら……フフッ」

京太郎「どうしました?」

美穂子「ごめんなさい。想像してみたらなんだかおかしくって……」

京太郎「ええー……」

美穂子「同い年だったら名前で呼びあってたりしてたのかもしれないわね」

京太郎「名前、ですか……」

口の中に満ちた言葉の感触に二人は赤面する。

246:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:45:49.21 vMGyodkN0
美穂子「そ、そういえばそろそろ風越で文化祭があるの。遊びに来てね?」

京太郎「もちろんです。清澄の時は福路先輩もお願いします」

美穂子「ええ、喜んで。それが終わったら、すぐに大会ね……一緒に頑張りましょう」

京太郎「福路先輩と一緒だったら千人力ですよ。あ!クリスマスの予定開けといて下さいよ?」

美穂子「そんなにあせらなくても大丈夫。初詣も一緒にね?」

京太郎「はい」

まるで子供のようにはしゃぎながら未来の二人の予定を埋めていく。
気恥ずかしさを紛らわす意味合いもあったが、今の二人の姿は先輩と後輩のそれよりも―

やがて、二人は互いの帰路の分かれ道に着いた。

247:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:46:51.52 vMGyodkN0
美穂子「ここでお別れね……」

いつもの事ながら、寂しげに美穂子は言う。
京太郎もまた返事をしようと口を開きかけた時だった。

『これからのことを考えましょう』


京太郎「……あの」


―美穂子さん

不安と共に放たれた言葉は、淀みなく彼女に届き

美穂子「……!」

驚き、見開かれた両目は彼の視線と合わさった。そして

―なに?京太郎



「好きです」


二人の距離はなくなった。

248:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:47:52.91 vMGyodkN0
書くのと読むのとじゃ大違いね
投下終了

249:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:48:47.37 U4ps7MY80
乙です
すごく良かったです!

250:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:53:53.78 v3nGnC58i
乙でー!
美穂子さんキター!

251:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:54:51.47 h5HnBI7p0
乙。素晴らしいッ!

252:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 22:59:24.36 S2NnU6hF0
霞「彼らはね、咲のSSが好きなのではないのよ」

霞「自分の姿を須賀くんに重ね、咲キャラたちと絡みたいだけなの」

初美「そうなんですかー?」

霞「そうよ。須賀くんはかわいそうだわ。京豚の、自己投影の犠牲になってしまったせいでいろいろな人に嫌われてし亦野だから・・・」

霞「京太郎SSの『京太郎』を、『俺』に置き換えて御覧なさい」

霞「ほとんどのSSで、違和感なく話が進むはずよ」

初美「うわー・・・ほんとうなのですよー」

霞「こういったスレにはね、ただちにふんふむを召還しなくてはならないの」

霞「『悪』をのさばらせてはいけないのよ」

253:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 23:05:51.66 XVZr7sgW0
吸血鬼は全員金髪で眷属は吸血鬼一人に対して一人までの掟
バトル物とかそんなん考えてた結局投げちゃったけど

254:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 23:29:15.55 JknhTtZA0
乙ー

255:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 23:43:11.02 bEIxvqdh0
>>253
どこのフォーチュンアテリアルだよ

256:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 23:50:41.25 O7KQWpA90
負けるorトバされるたら血を吸われるルールで咲さんが「ハリー!ハリーハリー!ハリーハリーハリー!」って言うんでしょうか

257:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/24 23:54:06.09 uP84DNVJ0
>>229
サンクス、頭捻ってみる!

258:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:04:36.26 vHABgNGf0
>>256
見た目的に姉帯さんが適任だが……本人はノリノリで赤コート着て2丁拳銃クルクルしてそうだ

259:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:07:32.17 BR4dJYHmO
魔物クラスの雀力源は京ちゃんの血と邪推。

対局→吸血→対局→……なんて妄想してみたり

260:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:16:18.65 PAQEB0Jg0
京豚きめえ

261:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:20:07.76 Vj+ViNPe0
>>144からつづき

……

京太郎「あ、そろそろ旅館に戻らないと…」

灼「そっか」

おばあちゃん「また松実さんの所かい?」

京太郎「はい。前回と同じ…って、あー松実さんって」

灼「うん、玄の所だよ」

おばあちゃん「道分かるかい?」

憧「あ!あたしが送って行くから大丈夫!」ハイ!

灼「よろしくね」

おばあちゃん「灼も行ってきていいよ」

灼「店番あるし、おばあちゃんは休憩でしょ」

おばあちゃん「少しぐらいいいのに」

灼「だめだよ!おばあちゃんは休んでて」

京太郎「やっぱりしっかりしてて優しいですよね。昔のままだ」

灼「べ、べつに…普通だよ」

おばあちゃん「良い子でしょう?ちょっと愛想が無いけど」

灼「一言余計だよ…」

おばあちゃん「あー早くお婿さんでも貰ってくれると安心なんだけどねえ」チラッチラッ

灼「おばあちゃん!」

憧「…」ムムッ

京太郎「はは、灼さんならすぐに良い人が見つかりますって!」

灼「…」

おばあちゃん「おやおや」フフフ

憧「ほ、ほら、はやくはやく!」

京太郎「あいよ〜。んじゃ、そろそろ帰ります」

おばあちゃん「はいはい、またおいで」

京太郎「はい、また明日!」

262:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:21:36.82 Vj+ViNPe0
---------

〜帰り道〜

憧「明日のことだけどさ。時間どうする?」

京太郎「うーん、まあ一日中暇だから、任せるよ」

憧「じゃあ午前中からで!」

穏乃「えー部活はー?」

京太郎「え、部活あるの?」

穏乃「あるよ」

憧「ないよ」

京太郎(どっち…?)

京太郎「部活あるなら後回しでもいいぞ?」

憧「でもケータイないと不便でしょ?」

京太郎「まあ、ちょっとな…」

穏乃(私のせいでもあるからな…)

京太郎「でも、無ければ無いでテキトーにそこらへんブラブラ…」

穏乃「やっぱり部活なかった!」

京太郎「そ、そーか?」

憧(しず!でかした!)

263:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:21:53.59 PAQEB0Jg0
>>262
京豚は朝から夕までの間に打ち砕かれ、顧みる者もなく、永遠に滅びる。

264:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:22:50.38 Vj+ViNPe0
……

穏乃「じゃ、10時ごろに迎えに来るね!」

憧「は?ちょっと、あんたは部活行きなさいよ!」


穏乃「えっ」

京太郎「えっ」


穏乃「どうせなら私も遊びたいよ!」

憧「さっき察したんだから色々察しなさいよ!」

穏乃「でも滅多に会えないんだしー…」

憧「だからこそ気を使ってー…」


 ヤイノヤイノ


京太郎「や、やっぱり部活あんの…?」


穏乃・憧「ないよ!」


京太郎「お、おう…」

※穏乃は部活後に合流するという事になったようです。

265:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:25:00.40 Vj+ViNPe0
---------

〜某旅館〜

憧「ついたよー」

京太郎「おーサンキュー」

玄「いらっしゃ…あ」

宥「あ」

穏乃「こんにちはー!」

憧「お昼ぶり〜」

京太郎「こんにちは〜」

玄「須賀君、やっぱり来てたのですねー?」

京太郎「へ?知ってたんですか?」

宥「宿帳に書いてあったからねー」

京太郎「むむ、なるほど…」

玄「ということはやっぱりそうなのかな?」

宥「きっとそうだよー」

憧「なになに?何の話?」


玄・宥「憧ちゃんと須賀君、結婚したんでしょ?」


憧「えっ」

穏乃「えっ」

京太郎「えっ」


憧「し、してないから!///」

京太郎「つーか、俺まだ結婚できる歳じゃないんですが…」

穏乃「尾ひれが成長してるね…」

266:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:26:07.25 Vj+ViNPe0
……

玄「えーじゃあただのデマ?」

穏乃「そうです」

宥「えー残念だなあ」

憧「どうしてこうなった」

京太郎「憧が不用意なこと言うからだろ…」

宥「もういっそ結婚しちゃえばいいのに」

京太郎「なんでやねん…」

憧「///」

宥「結構お似合いじゃないかなー?」

京太郎「いやいや、ないでしょ」

憧「…」ムッ

京太郎「つーか、なんで結婚させたいんですか?」

宥「えーだって、あったかい気持ちになれるからー」

京太郎「そんな理由…?」

267:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:28:01.04 Vj+ViNPe0
……

憧「じゃ、京くん、また明日ね!」

穏乃「バイバーイ!」

京太郎「おーまたなー!」


玄「それでは、夕食は一時間後になりますので!」

宥「ごゆっくり御寛ぎ下さい」

京太郎「はーい」

京太郎(結構時間余裕あったな)

京太郎(もう少し遊んでくればよかったかな)

京太郎(まーいいや、一旦部屋に戻ろう)

---------

〜須賀部屋〜

京太郎「ただいまー」

京父「おー、京太郎〜♪」

京太郎「ん?」

京父「聞けよ聞けよ♪」

京太郎「なんだよ気持ち悪い」ピッピッピ

京父「ここの娘さん、マジで美人姉妹だったぞ〜♪」

京太郎「あー知ってる」prrrrr

京父「しかも、あの歳で結構良い物をおもちだぞ〜♪」ワキワキ

京太郎「それも知ってる」

京父「お酌してくれないかな〜♪」

京太郎「ないだろ」

京父「お酌したとき、むにゅってならないかな〜♪」ムニュッテ

京太郎「やめろよスケベジジイ」

京父「でへへ〜♪」

京太郎「…」

268:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:28:28.73 HK9DdpW10
淡「…」ジー

京太郎「淡、テレビに近づきすぎだ、離れろ」

淡「今、いいとこ」

「コノヨーグルトハワタシノタベタモノデハゴザイマセン」

淡「あははは!それだよ!」

「エェーチガウノ!」

京太郎「きき○○シリーズか、懐かしいな」

淡「これ絶対簡単だよねー」

京太郎「じゃあやってみるか?」

淡「私ならききキョータローのなでなでがいいかな」

京太郎「なんと…」

淡「だって合法的になでなでしてもらえるし…さ」カオマッカ

京太郎「淡…かわいいやつめ!」ワシャワシャ

淡「もっとなでろー!」

京太郎「おりゃー!」ワシャワシャワシャワシャ

京×淡増えろ

269:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:29:10.76 Vj+ViNPe0
京父「ん?なんで俺のケータイいじってるんだ?」

京太郎「俺が来た理由の半分は、かーさんから親父の監視を頼まれたからなんだよ」

京父「えっ」

京太郎「ケータイ、かーさんに繋がってるよ」


『ハンズフリーでね…』ゴゴゴゴゴゴ


京父「えっ」


『…』ゴゴゴゴゴゴ


京父「」


『…』ゴゴゴゴゴゴ


京父「…」ダラダラ


京太郎「じゃー風呂入ってくるわー」スタスタ

バタン


「ち、違うんだああああああ!」

270:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:30:15.61 Vj+ViNPe0
---------

〜大浴場〜

 カポーン

京太郎「かーさんの手前。ああは言ったけど」

京太郎「おもちは大きいほうがいいよなぁ〜」ウヘヘ

京太郎「むにゅってむにゅって」ヘヘヘ

玄「ほうほう、なにやら楽しそうですな〜」

京太郎「えっ」

玄「私もおもちは大きいほうが好みなのです!」

京太郎「えーっ!」

京太郎(どこだ!どこから聞こえた!混浴かここはっ!)キョロキョロ

京太郎(集中しろ!目を凝らせ!京太郎!)ググッ

京太郎(あのシルエットは!居た!)

京太郎「えっ」

271:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:31:17.40 Vj+ViNPe0
京太郎(普通に服着てるし)

宥「タオルの交換に来ました〜」

京太郎「また…騙された…」ズーン

宥(なにがだろう?)

玄「お、須賀くん、意外に逞しいですね〜」

京太郎「ちょっ…さすがにジロジロ見られると恥ずかしいんですけど…///」

宥「大丈夫だよー。私たち慣れてるから」

京太郎「そうは言っても…///」


京太郎「えっち///」


宥「…」

玄「…」

京太郎「…」


宥「もうすぐ夕飯の準備が出来ますので、お早めに」ニコッ

京太郎(営業スマイルが心に刺さる…)


 そんなこんなで

---------

望「憧、ちょっとそこに座りなさい」

憧「ひぇぇぇ…」

---------

京母『あなた、3ヶ月間お小遣い抜きだからね!』

京父「ふぁい…」

---------


 それぞれの夜は更けていきましたとさ
 

つづく

272:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:33:20.48 HK9DdpW10

途中にいれてしまってスマソ

273:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:37:00.48 744QP1ah0


274:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 00:44:49.34 kToZXYqY0
いきなり淡ちゃん出てきてびびったわwww

275:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 01:13:52.51 HK9DdpW10
>>268の続き的な

誠子「第1回チキチキききドーナツ大会!」

京太郎「いえーい!」

誠子「この競技は最初にドーナツを食べてそれがどのドーナツか当てるゲームだよ!」

誠子「優勝者にはなんと!遊園地の入場チケットがわたされます」

照「お菓子…私やる」

誠子「はいじゃあ目隠ししてー」

照「…」

京太郎「あーん」

照「あーん」

照「もぐもぐ」

誠子「さて!宮永選手は優勝できるのか?」

照「おいしかった。ごちそうさま」

京太郎「いや!照さん違う!間違っているぞ!」

照「?」

京太郎「今食べたのをこの中から当てるんです」

照「…えっ」

京太郎「さあ!」

誠子「さぁ!」

照「…D」

誠子「宮永選手、Dのドーナツは?」

照「私の食べたドーナツはDです」

ブッブー

誠子「残念!罰ゲームです」

照「うぅ…」

誠子「世の中、タダでお菓子食べられると思ったら大間違いですよ」

276:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 01:25:45.58 HK9DdpW10
照「いたいのはいや」

誠子「大丈夫です!むしろおいしいかな…?」

照「どういうこと…」

京太郎「罰ゲームいきまーす」

ちゅ

照「?!!?!」

誠子「罰ゲームのほっぺにキスでした〜」

京太郎「照さんの驚いた顔、いいですよね」

誠子「そうだね…須賀君」

淡「デルーばっかずっこいよ私にもキスしろキョータロー」

誠子「ききドーナツ(ry」

淡「私の食べたドーナツはDです」

ピンポーン

京太郎「おお!淡すごいな」

淡「こんどこそ…私の食べたドーナツはAです」

ピンポーン

誠子「すごい!淡選手5連続正解だー!」

京太郎「優勝商品のチケットです」

淡「…」

淡「チケットじゃなくてチュウが欲しがった…」


京×照も増えて

277:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 01:31:36.81 vHABgNGf0
乙。ディモールト!ディモールトだッ!

278:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 01:44:17.29 q3N0GwNf0
乙ヤデー
遊園地はペアチケットで京太郎を誘って行くんですねわかります

全然関係ないが今更ながら咲日和を買って読んだワイ、天然大炸裂の和にハートをぶち抜かれた模様
書いたことはないワイも京和自給自足の第一歩を踏み出す時が来たんやろか

279:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 02:04:13.91 BR4dJYHmO
【吸血鬼・咲】



咲「京ちゃん…ごめんね」

そう言って咲は俺の首筋に貪りついた。文学少女に似つかわしくない鋭利は牙で皮膚を破き、その下を流れる血液を啜るのは何時も変わらない。
そして俺自身に降り懸かる痛みも同様だった。
フィクションじゃこの世のものとは思えない快楽を与えてくれるそうだが、現実はそう甘くはない。吸血鬼が存在してんだから…と高を括っていた昔の俺に注意してやりたいくらいだぜ。

咲「…ちゅ……んくっ、んくっ……」

まるで炎天下にジュースを飲むように。気持ちいいくらいに喉を鳴らして嚥下する咲はどこか艶めかしい。
子供っぽくもあり大人の色香をも醸し出すのは些か反則じゃないか?って聞いちゃいないな。
痛みに耐えること体感で10分。そろそろ意識を保つのが難しくなってきた。目が霞み、途方もない脱力感と倦怠感が俺の身体を蝕んでいく。

咲「んくっ……ちゅる、はむぅ……」

それでも咲は止めない。俺の全てを搾り出したいのかは知らないが、吸う力をより強めてより唇を密着させた。
振り払おうにも力が入らない。声が出せない。何度も経験していることとは言えど、この恐怖は簡単に振り払えそうにはないか…。
背中に両手を回され、しかも両足を腰に回されて全身でホールドされているこの状況に不思議と笑いが込み上げてくる。

咲「……ちゅぅ……ぷはぁっ……お腹いっぱい♪」


カンッ!

280:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 02:05:25.37 BR4dJYHmO
京×咲スレに書いた方が良かったと後悔。
スレチ失礼しました。

281:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 02:07:01.21 HK9DdpW10

つづきor別キャラバージョンはよ

282:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 02:24:04.27 BR4dJYHmO
じゃあ調子に乗らせて頂きます。
【吸血鬼・宥】


宥「あーむっ&hearts;」
京太郎「はっ!?…が……っ!!」

現在俺は宥さんに羽交い締めをされ、首筋に噛み付かれていた。
走る痛みに暴れ狂いそうになったけれど、俺の力以上に宥さんの抑える力が強くて不発に終わる。
何が楽しいのかは判らないが、鼻歌混じりに吸血を続ける宥さんは酷く滑稽で、それ以上に淫猥だった。

宥「んくっ……ぁ、零れちゃった…♪」

一度唇を離したかと思うと、宥さんはすぐさま溢れ出る血液を舌で掬う。
俺の服に血痕を残さない為か、はたまた少しでも多くの血を欲しているのか俺には理解出来ないが、宥さんがとても楽しんでいることだけは朧げながらも理解出来た。
普段ならば背中に当たっているであろう乳房の感触もどこか遠くのものとなり、頭だけが冴え渡っていく。

宥「京太郎君の血…あったかくて病み付きになるかも……&hearts;」

恐らくそれは宥さんなりの称賛の言葉なのだろう。
しかし、今の俺は座り込まないように気張ることに必死で言葉の意味を理解する余裕はどこにもなかった。



カンッ!

283:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 02:25:41.38 BR4dJYHmO
あれ、ハートになってない。

284:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 02:39:35.98 HK9DdpW10

きき○○シリーズ以外と使い道あるかも…
伶できき膝枕とか

285:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 02:45:28.58 BR4dJYHmO
宮守だと利き充電器で、阿知賀は利き炬燵なんてどうだろう?

あと怜な

286:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 02:54:06.20 HK9DdpW10
すまないな とき で変換できないから
 れい で変換するときまちがえたのかな

あと白望でききおんぶとか?書き溜め作ってくるよ

287:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 03:50:13.65 wn8eTk+F0
 誰もいないなら、ちょっとだけ投下してみる。

(おかしい。どうしてこうなった)

 清澄高校麻雀部、唯一の男子である須賀京太郎は頭を抱えながら思った。
 夏の日差しとは無縁の、冷房のきいた部室。けれども、今は別種の寒さが支配している。
 一般的に、怖気とかそんな感じの。
 その発生源は、彼のよく知る五人の少女たち―言うまでもなく、清澄麻雀部の面々―だ。
 普段は牌を切る音や、かしましく談笑してたりするのだが、どういう訳かこの日は一様に無言。それぞれが伺うように、視線を巡らせていた。

(原因って、アレだよなぁ)

 結果的に無視されるような形となった京太郎は、所在無さげに目線をそもそもの発端へと向ける。
 目線の先。部室で様々な用途で使用されるホワイトボードには前部長、竹井久の直筆でこう書かれていた。

『須賀京太郎 強化プロジェクト』

288:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 03:54:11.16 wn8eTk+F0
インターハイも無事に終わり、なんやかんやとそれぞれが抱えていた問題もまるっと解決。
 東京とは言うもののその実、千葉の浦安あたりにあるTDLなんかで遊び倒し、地元に戻ってから数日の休養日を置いた後の部活動。

「全員揃ったわね。
 それじゃあ、今日の部活だけど……」

 言いながら、夏休みまでの限定で部長職を続けている竹井久がホワイトボードに文字を書いていく。
 件の、京太郎を強化すると言う旨だ。

「とまあ、インハイまで頑張って雑用してくれた須賀くんが新人戦を突破できるように、教えていこうと思うの」

「基本はひと通り教えられたと思うが、どうしても片手間になってしまったしのう」

289:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 03:56:42.87 wn8eTk+F0
 久の言葉に、染谷まこが同意を示す。
 県大会終了までは、京太郎も普通に麻雀を打つ機会が多かったが、やはりインハイに向かうとなれば、メインは参加する女子メンバーだ。
 対して、京太郎はそんな彼女たちに献身的なサポートを続けてきた。
 それに対する礼と言うのも変な話だが、恩返しとして教えていこうと言うわけだ。
 ある意味、インハイでも上から数えたほうが早い実力者からの指導だ。人によっては、金を払ってでも受けたいだろう。

「そんなわけだから、須賀くんにとってはお待ちかねね。
 ―それと、これまでありがとう」

「部長……」

 ジィンと、京太郎はこみ上げてくる物をこらえた。

290:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 03:58:55.51 wn8eTk+F0
「わぁ、これから京ちゃんともっと打てるんですね!」

 顔をほころばせ、宮永咲は手を叩く。
 こと、麻雀に置いては魔物とすら称される彼女だが、こうして見るととてもそうは見えない。純粋に、京太郎との対戦を楽しみにしているようだ。

「須賀君、頑張ってくれましたもんね」

 原村和が異論はないと微笑む。

291:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 04:01:06.10 wn8eTk+F0
「よ〜しっ! それなら、この優希ちゃんが付きっきりで教えてやるじょ!」

 元気な声をあげて、片岡優希が京太郎の背中に飛び乗る。

「おいおい、お前の練習はどうするんだよ」

「まっ、京太郎はわたしにタコスを献上し続けてくれたからなっ。
 そのお返し分に、優希ちゃんの勝利の秘訣、きっかり伝授してやるじぇ!」

 京太郎からは見えないが、わずかに顔を赤くした優希が早口にまくし立てる。まるで、気恥ずかしさを抑えているかのようだ。
 それに気づかない京太郎は、軽く笑って優希の提案を受け入れる返事を返そうと口を開き―

「あー、ちょっと待って」

 久の一言で遮られた。

292:名無しさん@お腹いっぱい。
13/04/25 04:03:20.56 wn8eTk+F0
「その、ね?
 色々と迷惑をかけたって点なら、やっぱり私が一番だと思うのよ」

「自覚あったんかい」

 インハイの期間中、久は京太郎に買い出しを筆頭に雑務のほとんどを頼んでいた。酷い時など、まともに牌に触れないことすら、あった。
 団体でのインターハイ優勝。
 なまじ、それを実現可能なメンバーが揃ったがゆえの、愚直さであった。

「だから、恩返しって意味なら私がするべきじゃないかなぁって。
 ほら、後進に指導するのも上級生の役目でしょ?」

 と、どこかよそよそしく久が言う。
 なるほど、一見して筋は通っている。だが、眼が泳いでいるし、指先でくるくると、毛先をいじっていなければ。

「えっと、俺としては嬉しいですけど……」

「なによ? 私の指導じゃ不満?」

 ジッと、不安げな視線を京太郎に返す久。

「そうじゃなくて……」


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