なにそのツンデ霊www1人目 at OCCULT
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100: ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
05/11/17 23:23:14 tnMUcm770
    ∧_∧
    ( ´・ω・`)       ∧_∧
   /    \      (´∀` ) ハハハ
__| |     | |_   /    ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄   / .|   | |
||\..∧_∧    (⌒\|__./ ./
||. . (    )     ~\_____ノ|  ∧_∧.
.  _/   ヽ          \|   ( ´_ゝ`) 何だコイツ?
.  |     ヽ          \ /    ヽ.
.  |    |ヽ、二⌒)       / .|   | |
.  .|    ヽ \∧_∧   (⌒\|__./ ./
   ヽ、___ (    ) プッ  ~\_____ノ|  ∧_∧
.         _/   ヽ          \|  (´Д` )ダセー
.         |     ヽ          \ /    ヽ、
.         |    |ヽ、二⌒)       / .|   | |
.         .|    ヽ \\       (⌒\|__./ ./
.         ヽ、____ \\       ~\_____ノ|

101:本当にあった怖い名無し
05/11/17 23:52:20 srV4BQiZO
クール改変スレに新たなツンデ霊が……。

102:レプ ◆riDYjNSHkc
05/11/17 23:52:54 lD1GO6mY0
ある日、夜中に目が覚めたことがあったな・・
ふと見ると枕元に長髪の女の子の霊がいたんだけども、
眼孔が黒く落ち窪んでて、凄い憎憎しげに睨んできてるんだよね。
んで、可愛い声で口をニヤリとさせて「死ね・・・・死ね・・・」とつぶやき続けてるの。
確かに目が真っ黒でキモ怖かったけど、寝ぼけてたのもあって、思わず彼女の腕を掴んでしまったのよ俺。
すると、彼女は「きゃ、な・・何するの・・!」と思いっきり慌ててさ、その瞬間に目も可愛らしいちゃんとした目に変わったわけ。
その顔が凄く可愛くてさ、寝ぼけてたのもあって思わず「か、かわいい・・」と呟いたんだよ。
その瞬間だよ。いきなりグーパンチ。
幽霊にグーパンチされたのって俺くらいじゃないか?
一瞬で眠気が覚めた俺に、白磁のように白い肌を朱に染めて、「し、死ね!死んじゃえっ・・!」と叫んで消えちゃった。
それで終わりかと思ったんだけど、次の晩も俺の枕元に座っている。
「死ねぇ・・死ねぇ・・」ってね。んで俺が「全然怖くないんだけど」っていうとプンプン怒って殴ってくるのよ。
そこで俺が「そんなに可愛い顔を怖がれるかよw」って言うと、とたんに「な・・・・っ!」って顔が真っ赤になって硬直するんだよ。まじ可愛い。
その日はそのまま逃げるように帰ったんだけど、それからも毎晩彼女は現れた。
寝たふりをしてると、俺の頬を突ついてつまらなさそうにしたり、しれっと布団に入って来ようとするんだけど、俺が「何やってんの?」と急に起きた時の慌てようと言ったら。
何か自分は低体温だから凍え死なせる為だとか、何だかんだと言い訳が良く出て来るもんだ。
結局最後は俺が「しゃあねぇな。じゃあ入れよ」って言って布団を開けると、一瞬うれしそうな顔を浮かべた直後、「し、仕方ないわねっ・・!」とむくれ顔。
で、なんだかんだで、寝つく頃には布団の中で俺の胸にしっかりしがみついて来てます。
ちょ、マジで可愛すぎますこの子。

103:本当にあった怖い名無し
05/11/18 00:05:44 t+sTIYev0
こんな萌え幽霊がほんとにいたらなぁ

104:レプ ◆riDYjNSHkc
05/11/18 00:20:01 cZ6qC8ui0
去年のクリスマスは、俺が「街にでも行くか?」って誘ったのよ。
そしたら「はぁ・・人間の彼女がいないからって幽霊と歩いて・・ク、クリスマス過ごして、な、情けないわねっ・・w」だって。
俺は「俺はお前を誘ってるんだよ」って言ってやったね。すると、「し、仕方ないわねっ・・付き合ってやるわよ・・」と顔をそらしながら手を絡ませて来た。
俺たちはイルミネーションがまぶしい夜の街を歩いたよ。彼女は珍しそうにキョロキョロしてさ、あれこれ俺に聞いて来るんだよ。
楽しい時間だったんだけどさ、俺たちを見てた4人連れの若者が俺を見てゲラゲラ笑い始めたんだよ。ラリってる云々言う声が聞こえた。
彼女はすぐにその意味を悟り、俺の顔を見上げた。・・そう。彼女の姿は俺にしか見えてなかったんだな。
彼女は「ほ、ほら、変態扱いされてるわw い、言わんこっちゃ無いわね・・」とヘラヘラ笑った。けど目が笑ってない。
さらに「だ、第一・・幽霊なんかと・・歩いても、た、楽しいわけないじゃないw」って自嘲的に言うんだよ。流石に俺は言葉を止められなかった。
俺は言ったよ。「いや、お前といると俺は楽しいぞ。だから、デートに誘った。・・・つかこれって、俺とお前の初デートなんだぜ?」ってね。不安で潰れそうな彼女の目を見ながら本気でそう言ったよ。・・そしたらさ。
泣き始めたんだよ、彼女。いつもどんな言葉を受けても強がってばっかりだった彼女がさ。
やっぱり、俺と親しくなるたびに、人間と幽霊との立場のギャップに苦しんでたんだろね。
俺は黙って彼女の肩を抱きしめたよ。周りの笑い声が一層高まったのが分かった。でも、その時の俺には彼女しか見えてなかったんだ。

105:レプ ◆riDYjNSHkc
05/11/18 00:21:27 cZ6qC8ui0
すまん、感動系で締めてしまった

106:レプ ◆riDYjNSHkc
05/11/18 00:40:42 cZ6qC8ui0
「そう言えば・・お前何歳だっけ?」布団の中で俺は何気なく尋ねた。
彼女は一張羅である昭和センスの古いワンピースを身に着けながら、「死んだのは14の時だけど・・も、文句があるならはっきり言いなさいよっ・・!」と胸を押さえて怒り出した。
「は、犯罪だよな・・・」俺は頭を抱えたが、既に遅い。俺は彼女の肩を引き寄せるとクシャクシャと頭をかき回してやった。


107:本当にあった怖い名無し
05/11/18 01:02:24 GtYnfCuH0
>>101
> クール改変スレに新たなツンデ霊が……。
 これ でつ か?
  ↓
632 :本当にあった怖い名無し :2005/11/17(木) 00:40:36 ID:/A0iZ5BZ0
3人の高校生が肝試しの為に、近所の「出る」と噂の廃病院にやってきた。
1人はビデオカメラを構え、他の2人はカメラに前に立って
テレビのリポーターのように実況しながら病院の中へと入っていく。
「おじゃましまーす」、「思っていたよりは荒れていないね」、「やっぱりこんなところに何もでないよ」
そんなことを言いながら奥へと向かった3人は、かつては手術室だった場所で古いカルテを見つけた。
3人は戦利品としてそのカルテを鞄の中にしまうと病院の出口へと向かう。
「おじゃましましたー」

さっそく撮影したビデオを見たいと思った3人は、ビデオの持ち主の部屋に集まった。
ビデオがかけられ、テレビ画面にあの病院が映る。
「おじゃましまーす」
挨拶とともにカメラが病院の中に入っていった、まさにその時だった。
「な…何よ、何しにきたのよ…」
3人は顔を見合わせる。確かに聞こえた、女の声だ!
カメラはさらに病院の奥へと進んでいく。
「思ったより荒れていませんね」「べっ…別にあんた達のために掃除したわけじゃないわよっ!」
「やっぱりこんなところに何もでないよ」「私じゃ不満だって言うの!?」
空耳などではない、女の声は間違いなく録音されている。
やがて画面は明るくなり、カメラが病院の外へ出たのがわかった。
「おじゃましましたー」
「あ…ま、待ちなさいよっ!」
今度の声は今までと違い弱々しく、さびしげな声であった。
するとその時、突然部屋の電話が鳴り出した。3人は顔を見合わせ、おそるおそる電話に出る。
聞こえてきたのはあのビデオに録音されていた女の声……
「◯◯病院だけど…カルテ、ちゃんと返しに来なさいよ!?
 べっ、別に会いたいからこんなこと言ってるんじゃないんだからね!! 勘違いしないでよっ!?」
漫画同好会所属の3人は翌日、わくわくしながら病院へ赴いたのだった。

108:本当にあった怖い名無し
05/11/18 01:24:06 tQ3lpZBIO
>>107
(*´д`*)ハァハァ

109:本当にあった怖い名無し
05/11/18 01:47:20 3PPErrga0
>>102-106
イイネ

110:本当にあった怖い名無し
05/11/18 06:37:49 aVANViHN0
>104
萌えすぎた...

111:本当にあった怖い名無し
05/11/18 09:25:49 IR8HmLPD0
けっこう良スレになってるし

112:本当にあった怖い名無し
05/11/18 17:38:47 p9H4UuvDO
スレリンク(occult板)>>193-195にツンがw

113:本当にあった怖い名無し
05/11/18 18:41:29 p9H4UuvDO
↑「霊」じゃないけどね

114:本当にあった怖い名無し
05/11/18 19:21:58 UEYboXfe0
>>112 そのスレの200…。ぬこ(≧∀≦)/

115:本当にあった怖い名無し
05/11/18 21:04:50 p9H4UuvDO
続きが投下されとる

116:レ  プ ◆riDYjNSHkc
05/11/18 22:43:45 fcZ0P6nJ0
>112
ツンが弱すぎだろ

117:本当にあった怖い名無し
05/11/20 04:02:09 FOrjBW+d0
保守

118:本当にあった怖い名無し
05/11/20 08:30:18 42r5Ur9K0
モルスァ

119:本当にあった怖い名無し
05/11/20 09:00:17 5cbI6/Z7O
ア゙ーーーーーーー!

120:本当にあった怖い名無し
05/11/20 12:02:32 /BYgjdsP0
ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
……なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:
「いっ今、新しいの作ってるところなんだから!
べ、別に…アンタのために作ってるんじゃないからねっ!
フンッ、余りものに料金なんて要らないわよっっ!
アンタからお金巻き上げてるなんて、噂立てられたらアタシが困るものねっ!」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
「美味しかったよ」
「もうっ、あ……ありがとうございましたっっ!」
頬を赤らめて走り去る店長。
私は店を出る。
しばらくして、私は気づいてしまった……

あの店長、もしかして私のこと………


121:本当にあった怖い名無し
05/11/20 12:23:05 pjvMUfCwO
>>120店長は女なのか男なのかはっきりせいっwww

122:本当にあった怖い名無し
05/11/20 14:01:00 6GViuNmI0
どう見ても女だろww
男だったらキモすぎる

123:本当にあった怖い名無し
05/11/20 15:10:32 pjvMUfCwO
>>122
「私」が男なのか女なのか微妙だったからさwww

124:本当にあった怖い名無し
05/11/20 15:54:38 gSs3BrIC0
>>122
つか、霊でもないんじゃね?

125:本当にあった怖い名無し
05/11/20 17:22:23 l02iPbgC0
age

126:本当にあった怖い名無し
05/11/20 18:36:46 xA4Yvd4e0
>>124
口さけ女の時はだれもそれを口にしなかった

127:本当にあった怖い名無し
05/11/20 19:45:21 fR+15Iz00
店を出た後どうするのかなー?

128:本当にあった怖い名無し
05/11/20 19:47:16 +dzc41ne0
とりあえず後日談として、もう一度行ってみたら、
店のあった場所にはボロボロの廃屋しか無かった事にしとくか?

129:本当にあった怖い名無し
05/11/20 21:52:11 j1v/njxk0
「警視庁幽霊係」って本があるんだけど幽霊が見える霊能力をもった刑事と
通り魔に殺された美少女幽霊コンビのお話なんだけど、結構ツンデレでこの
スレ好みの人にはお勧め

130:本当にあった怖い名無し
05/11/20 21:55:44 pjvMUfCwO
>>129へぇー。面白そうかも。

131:本当にあった怖い名無し
05/11/20 21:56:38 R9yxWW410
>>129
GJ!ググってくる。

132:本当にあった怖い名無し
05/11/21 00:17:38 y2kLNm4t0
昔ジャンプで連載してたアウターゾーンでやってた
刑事と人形のコンビの話の人形もツンデレ

133:120
05/11/21 00:26:31 wbEiIeCJ0
レスもらえてウレシス。
最初に書き込んだのはこっち。元ネタのスレね。

恐怖のナポリタン
スレリンク(occult板)l50


さっきフジの「スタメン」で、
森永なんとかってオッサンが「ツンデレ」発言して
実況の鯖落ちててワロス。

134:本当にあった怖い名無し
05/11/21 12:33:40 /LmRdNZP0
俺もその場面みてたけど、それぐらいで騒ぐなタコ

135:本当にあった怖い名無し
05/11/21 12:36:36 w5NR2Ge/0



お話中すみません。出会い系でさぁーメグリアイってとこ有名だけどやってみたらサクラばっか
だしまったく会えないんですけど・・・時間の無駄だった・・・
唯一今までちゃんと会えてアド交換とか電話できたのはここだけだった。みなさん
におすすめなので教えます。正直穴場でした。全て無料でしたので安心でした。アクセスの手順です。comの前の空白を詰めれば入れます。
URLリンク(www.koisonadx.) com/?ko2u40-s2s11c
メグリアイなんてするもんじゃないですよ



136:本当にあった怖い名無し
05/11/21 12:42:40 TEO8Jeii0
>>135
そこにはツ ン デ レ がいるかい?

137:本当にあった怖い名無し
05/11/21 18:44:46 MEcJfuLm0
その前に霊がいるのかと

138:本当にあった怖い名無し
05/11/21 22:55:31 +Pj5O0RA0
もっと!もっと!ツンデ霊イボンヌ!!

139:本当にあった怖い名無し
05/11/22 07:16:54 2vtFeQu50
何ここのスレ萌えるんだけど

140:本当にあった怖い名無し
05/11/22 10:08:05 QMlZF8PE0
家に居る時に携帯電話にメールが届いてたので見た。
「私メリーさん、今貴方の後ろにいるの・・。」
このとき、俺は後ろを向いてしまった。
「ああ、殺される・・・。」
俺はそう思ったが、一瞬少女のようなものが見えただけで何も起こらなかった。

が、それからというものの朝起きたらできたての朝食が用意されているし、
家に帰ってきたら風呂が沸いている。しかも転寝をしていたらいつの間にか布団がかけられている・・。

しかも、その日以来俺の携帯電話に件名が「貴方の為にやったんじゃないからね!」と書かれたメールが多数届いている


141:本当にあった怖い名無し
05/11/22 14:05:51 mH1md4M20
>140
イイ!

142:レ  プ ◆riDYjNSHkc
05/11/22 17:47:11 RCzecyRw0
            、-− ̄:::::::::::` ー- 、-、, -─-、
       ___/:::::::::::::::::::::::::::::::、_:::::::::ヽクー 、:::::\
     ,..-{_/::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::\ \::::::i
   /:::/ー/:::::::/:::::::/|::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::i イ::::::::::|
  /::::::/  i:::::::/:::::::// |ヽヽ \\ヽ::::::::::::ヽ:::::|  l::::::::::!
 ./:::::::{__|:::::/:::::::://  ヽ \\ヽ,. \\::::::::i:::::|  !::::::::|
 i::::::::::::/ !::::i::::::::/||    \ \ヽ! ,.--\ヽ:::|::::|/::::::::|
 |:::::::::::{  |::::l::::|::l`! ̄`ー、 ヽ  >´、t=〒、 |:::|::::!::::::::::::l
 |::::::::::::7〜!::|::::|:| ,ゞテ〒ミ、    ´kんj;;}`|^i:|/|::::::::::::l
  !:::::::::::|  ヽ|::| ||メ .kんj;;}      .ゝニヌ、|ソ!:| l:::::::::::/   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  l:::::::::::|   |:l (\ ゝー´   ,  ///.ノ!// |::::::::/   < あ・・あんたの為じゃないんだからねっ・・!
  l:::::::::|    |ヽ、_i` ///           /〃   !:::::/     \__________________
   .!::::::l    ヽ   丶、    ⌒    / /   |:::::{
   .!::::::i         >、- __ イ、      |:::::i.,_
    !:::::i      __/  `ー、,r'´ \_     V´:::_)
     !:::::i   ,..-'^'y`,-−´`Y-Y´`ー-'、] 、   {::::(
    ,.r'、::| /: : : :.ヽヘ_,   {___}   ノ: : : \  V´::)
.   (::::::ヽj !ヽ: : : : : : :く   人入   }: : : : : : `,. {/
    ヽ::::)|: : \: : : : : :.ヽ/: : :ヽ:\ノ: : : : : :/: } (ン
    (´ヽ( }: : : :i: : : : : : : : : : : O |: : : : : : : i /: :l

143:本当にあった怖い名無し
05/11/22 21:25:47 4NPIvFIQ0
ツンデレイ・シウバ

144:本当にあった怖い名無し
05/11/22 21:56:18 forG4F0j0
ツンデレイ・シェフチェンコ

145:本当にあった怖い名無し
05/11/23 01:29:21 Rs+mkjIK0
ツンデレイザーラモンHG

146:本当にあった怖い名無し
05/11/23 02:22:52 3ye8FNvQ0
あ・・あんたの為じゃないんだからねフォーー−!!

147:レ  プ ◆riDYjNSHkc
05/11/23 02:32:34 IYxqrMe20
102−106の少女霊

            、-− ̄:::::::::::` ー- 、-、, -─-、
       ___/:::::::::::::::::::::::::::::::、_:::::::::ヽクー 、:::::\
     ,..-{_/::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::\ \::::::i
   /:::/ー/:::::::/:::::::/|::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::i イ::::::::::|
  /::::::/  i:::::::/:::::::// |ヽヽ \\ヽ::::::::::::ヽ:::::|  l::::::::::!
 ./:::::::{__|:::::/:::::::://  ヽ \\ヽ,. \\::::::::i:::::|  !::::::::|
 i::::::::::::/ !::::i::::::::/||  ι \ \ヽ! ,.--\ヽ:::|::::|/::::::::|
 |:::::::::::{  |::::l::::|::l`! ̄`ー、 ヽ  >´、t=〒、 |:::|::::!::::::::::::l
 |::::::::::::7〜!::|::::|:| ,ゞテ〒ミ、    ´kんj;;}`|^i:|/|::::::::::::l
  !:::::::::::|  ヽ|::| ||メ .kんj;;}      .ゝニヌ、|ソ!:| l:::::::::::/   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  l:::::::::::|   |:l (\ ゝー´   ,    .ノ!// |::::::::/   < だ、第一・・幽霊なんかと・・歩いても、た、楽しいわけないじゃないw
  l:::::::::|    |ヽ、_i`              /〃   !:::::/     \__________________
   .!::::::l    ヽ   丶、    ワ  ι/ /   |:::::{
   .!::::::i         >、- __ イ、      |:::::i.,_
    !:::::i      __/  `ー、,r'´ \_     V´:::_)
     !:::::i   ,..-'^'y`,-−´`Y-Y´`ー-'、] 、   {::::(
    ,.r'、::| /: : : :.ヽヘ_,   {___}   ノ: : : \  V´::)
.   (::::::ヽj !ヽ: : : : : : :く   人入   }: : : : : : `,. {/
    ヽ::::)|: : \: : : : : :.ヽ/: : :ヽ:\ノ: : : : : :/: } (ン
    (´ヽ( }: : : :i: : : : : : : : : : : O |: : : : : : : i /: :l

148:本当にあった怖い名無し
05/11/23 07:58:38 hZ/nECEY0
      :::/:/:': : : ': :!:|:   ヽ:.  \      ヽ
    :::i:/.:'/:,: .:/.: :!.:l:    `   \    i
    :::/.; '//: :!: : :i: ト.     、          i    < 綾波ツンデ霊
   :::,!'.: :レ'; ; : ; :l: : : :ヽ    i. 、   、    :}
   :::/: /;/;': ;、:ハ: ト、: 、: ヽ ト、|、ヽ.   ト、   リ     < 愛機は涅槃外裏怨・霊号機
   :::!,/:レ: |: ハ|_ヾiヾ: ヽ:. ト、,!_ヽ、ト、  i ヽ ,イ
   :::iハ.:i :i: :ゝ-┬ェ,\:、ヽ:|リ-rェ,-ゞヽ !  ヽ,!
    :::',:i.: :|: :ミゝ`¨   ` リ  ¨´ ノ冫i   /
     :::/; :イ:ヾ:>         イィ:   ィ:}      < ・・・勘違いしないでよね
     :::{.;ハ:. ; :ヽ.   ``    彡':  ,ィ/ リ
     :::ゞ ヽハ: :.\  ´ `   <イ: ノノ     < じっ、人類のために闘っているわけじゃないんだから・・・
         :::リ ヾ: :; :ト _,.イ ソ: :,イ{
           ::: ' Y、__ ニ-  |,/`リ
         :::,  ^ゝ      へ、
      ::: -‐'´    ` ̄7´/ ,.ィ^ヽ、
  :::/´      ̄`¨`ー ∠´ /´/// `7ヽ _
 :::/           /  /   /  / /   `ヽ、

149:本当にあった怖い名無し
05/11/24 11:03:22 yuawruQS0
(´ε`;)ウーン…↑のAAで冷めた

150:本当にあった怖い名無し
05/11/24 11:38:52 qmD0B4Iy0
おれはワラタ

151:本当にあった怖い名無し
05/11/24 14:38:45 HoBiQUS6O
べ、別にあんたの為に場所取っといた訳じゃないけど
どうしてもって言うなら使ってもいいのよ
ちょ、ちょっと何パンツ脱ぎだしてるのよ!まだ後ろ向いてないでしょ

な、駅トイレの花子さんが欲しいとです

152:本当にあった怖い名無し
05/11/24 21:14:50 a2fXokBA0
ネハンゲリオンかよ

153:本当にあった怖い名無し
05/11/25 06:08:57 JVrF6cav0
萌えるテケテケさんキボンヌ

154:本当にあった怖い名無し
05/11/25 06:25:35 WFEIG4YV0
綾波はどう考えてもツンデレじゃないと思うがなぁ

155:本当にあった怖い名無し
05/11/25 12:57:36 EsJa5yqnO
俺マジでツンデ霊(?)に遭遇したことある…orz
しかも今年のお盆の話。

156:本当にあった怖い名無し
05/11/25 15:04:48 BW6nF8EP0
>>155
詳しく

157:本当にあった怖い名無し
05/11/25 17:57:32 lUMQiVAI0
>>154
霊つながりと涅槃ゲリオンってだけのネタかと

158:本当にあった怖い名無し
05/11/25 20:38:31 NjkyZu7r0
名前がレイってだけなら俺もレイなんだけど

159:本当にあった怖い名無し
05/11/25 20:54:34 nbGRLDu90
「もしもし、私メリーさん、今駅にいるの・・・か、勘違いしないでよ?!
貴方に会いに来たんじゃないんだから!」

それからしばらくして・・・・

「もしもし、私メリーさん、今貴方のマンションの前にいるの・・・
違うってば!た・たまたま近くを通りがかっただけなんだから!」

そして10分後・・・

「もしもし、私メリーさん、今あなたの後ろにいるの・・・・・・」

振り返ると、顔を真っ赤にした少女が立っていた。最後にメリーさんは
目の前で電話をかけるふりをした・・・






「もしもし、私メリーさん・・・・・・・今日、泊まってもいい?
か、勘違いしないでよ?!終電に乗り遅れただけなんだから////」


160:本当にあった怖い名無し
05/11/25 20:56:36 nbGRLDu90
・・・その夜、悲痛な叫び声が近隣中に響き渡った。
明け方、救急車が、顔を鮮血で真っ赤にした少年を車に乗せた・・・。
まだ、息があるのだろうか?

担ぎ込まれた病院では、あわただしくもすぐに救命体制をとった。
少年の体は予断を許さないが、かろうじて、一命を取り留めた。
彼は集中治療室に入れられ、体に何本ものチューブをつながれていた。
ひっきりなしにナースが、容態と計器のデータをチェックしにやってくる。
そんな時、ようやく彼は意識を回復した。
「う・・・ここは・・・?」

ナースがうれしそうにやってきて、彼にやさしくつぶやいた。
「もしもし、私メリーさん・・・・・・、会いに来てくれたのね?
か、勘違いしないで! 趣味と実益を兼ねてるだけなんだから////」


161:本当にあった怖い名無し
05/11/25 22:32:48 YN2jaUtV0
>159-160
GJ

162:本当にあった怖い名無し
05/11/25 23:33:31 Chl8IQ0a0
放課後、俺が家に帰ろうと校門へと足を向けている時だった。
ふと校舎の方に目をやると教室の窓から女の子が腕を組んでこっちを覗いてることに気がついた。
2階の教室だから同じ学年の子のはずなのだが、見たことが無い顔だ。
転校生だろうか・・・?と考えていると、その子が俺ににこりと微笑みかけてきた。
その可愛いい笑顔に見惚れながら微笑み返す・・と、突然その子が肘を組んだ姿勢のまま窓から飛び出した。
窓の枠の外に隠れた、肘から下が少しづつ露になる・・・・・あれ・・?
―肘から下が・・・・無い?
窓から飛び降りた上半身だけの女の子が肘から地面に着地する。
上半身だけの女の子が肘だけでこっちに向かって駆け出してきた。
そのあまりにも不自然な光景に唖然していた俺だが、彼女が近づいてくると同時にやってくる恐怖に思わず後退り・・
「あ・・・」
恐怖で足がすくんでいて、上手く動けず、そのまま後ろに倒れこんでしまった。
背中を思いっきりぶつけてしまったらしく酷く痛む。
気がつけば、彼女は既に俺の目の前にいた、俺は頭が真っ白になった。
「だ・・・大丈夫!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・え?
「背中、怪我してない?ごめんね・・ちょっと怖がらせたかっただけだったのに・・」
混乱していてよく理解できなかったが、彼女が俺にこれ以上の危害を加えるつもりが無い、と言うことは理解できた。
俺は安心した・・・が、安心と同時に背中に痛みが走った。
「い、痛てててて・・・・」
「ご、ごめんね。本当に、ごめんなさい・・・・」
言い終わるとほぼ同時に、彼女はぽろぽろと涙を流して泣き出してしまった。
その泣き顔を見ていると酷く悲しい気持ちになって、なんとか泣き止ませようと、無理して立ち上がった。
「いやいや、全然大丈夫!だから泣くな。」
俺が笑いながらそう言うと彼女も
「うん、ありがとう・・・・・優しいんだね。」
と言って笑った。
それから毎日、放課後に校舎の方を見ると2階の窓から腕を組んで笑っている彼女がいる。

163:本当にあった怖い名無し
05/11/25 23:38:57 vXuJ8oeA0
>>162
これってツンデレか?

164:本当にあった怖い名無し
05/11/25 23:41:06 Chl8IQ0a0
ツンデレは無理だ!ごめんよ!

165:155
05/11/26 00:11:06 24myguidO
>>156
めんご
よく考えたら全然ツンデレじゃなかった。
ただの心霊現象でした;


166:クール改変スレから誘導されて来ました
05/11/26 06:44:32 sNMKlfYDO
(前略)
「こっくりさん、こっくりさん。もう、お帰りください」
僕が、そう告げると十円玉はスゥっと動き「いいえ」のところに止まりました。
「えっ」「嘘」「マジで!?」
皆が動揺し、続いて恐怖感が広がっていきます。
同じことを、もう一度やりましたが今度も「いいえ」でした。友人の一人はパニック寸前で
「帰ろうよ、もうヤだよ、怖いよ……」
と、繰り返すだけ。
そこで、あることに気が付いたので尋ねてみました。
「こっくりさん、こっくりさん。帰らないのは、一人になると寂しいからですか」
その途端十円玉がすごい勢いで動き文章を綴りました。
「そっ、そんな訳ないでしょ! ただ、ちょっと、そう、からかっただけよ! そ・れ・だ・け! フンだ!」
直後、ばたばたとラップ音がしたかと思うと、ひとりでにドアがガラガラピシャンと開いて閉じて、何かの気配は消えてしまいました。

167:本当にあった怖い名無し
05/11/26 09:17:55 DxcsaJup0
>>158 リアルツンデ霊 キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!

168:本当にあった怖い名無し
05/11/26 09:57:23 LpSnq/qJ0
>>167
>>158は一堂零

169:本当にあった怖い名無し
05/11/26 11:57:08 l3k4Wh+Q0
>>165
それはそれで詳しく

170:153
05/11/26 15:39:28 8L9L2F/e0
>162
もしかして俺のリクエストに応えてくれたの?だとしたらアリガト^^
ふ、ふん!ちっとも嬉しくなんかないんだから!


171:本当にあった怖い名無し
05/11/26 16:10:37 SIlqZTCa0
これうまくかえてくんない?
(1/3) (長文スマソ)
おれの家の隣の空家からさぁ、夜になると、時々変な音が聞こえるんだよ。
まるで、人間か動物か分からない何かが、暴れて、叫んでいるような、例
えようのない、そら恐ろしいものなんだよ。昼間は全然音がしないのによ。
ガシッ、ガシィッって低い響きの中に、時折、うめき声が混じっててさぁ。
のどかな田舎町だし、下手に駐在さん呼んで何もないと、酷く叱られるだ
ろうし、放置しようと思ってね。本当、放置すべきだったと後悔してるよ。
わすれもしない、あの夜だよ。隣家のもの音がいつにもましてうるさくて、眠
れなくてさ。最初は、ガスン。。。ガシィ。。。って、これまでも何度か経験のあ
る、鈍い、低い響きだったんだ。でも、その夜は違った。だんだんと、音が暗闇
の中で、大きくなるんだ。そして、そのたびに「ぎゃぁ!うがぁ!」って、内臓が
はみだしそうな、心の凍りつくうなり声(悲鳴?)がはっきり聞こえるんだよ。
今度ばかりは、絶対におおごとだと思って、すぐに駐在さんに電話したんだ。
夜だから、駐在さんも自転車でくるんだけど、でも、なかなかこないんだよ。
2時間くらいたったかなぁ、不安になったよ。相変わらず、隣の音は聞こえる。
時間がたつのがすごく長く感じられたよ。もしや、誰か監禁されてんじゃない
だろうか、とか、もしかして女の子かも、とか、変な正義感が膨らむんだよ。

覚悟を決めて、おれは突入する事にしたんだ。腕っぷしには自信があったし。
護身用に、農作業で使う鉄杭と鎌を持ってった。玄関まで行くと音がやんだ。
しーんと静まり返った闇の中、おれはドアをそうっと押した。ギ・ギ・ギ。。。
ロウカは、気味悪いくらい広くて、懐中電灯で照らしても、暗闇に覆われてた。





172:本当にあった怖い名無し
05/11/26 16:11:06 SIlqZTCa0
2/3)
電気でも付かないかと思い、手探りで壁を探ってみたんだ。音が出ないよう
気をつけて、スイッチを探した。でも、スイッチが見つからない。。。この家に
は、電気もないのか?ってイライラしたよ。そしたら今後は、懐中電灯が
消えた。何の予告もなしに。「マジカよ!うそだろ!」って、思わず大声を出
すんだ。そのときだった。後ろから、「すぅっー。はぁ。すぅっー。はぁ。」って、
なんか不気味な呼吸音がするのに気が付いたんだ。もう怖くて動けなくて。
ようやく、「うぉぉ!!」て声を出した時には遅かった。俺は突然崩れ落ちた
。力の入らない俺の視界に黒い女がすぅっと入って、口元を歪め言ったよ。

「ヒヒヒ。ワスレロ」。。。ってね。そして、おれのスネを軽く噛んだ。全身を、
とり肌が一気に覆ったよ。黒い女はスネに歯形をつけると、その跡をペロ
リとなめた。そのとき、暗闇になれた俺の目は、黒い女の青白い目を見たん
だ。女は、今度はおれのスネを少し噛みちぎった。気絶した。何時間たった
ろうか、翌朝、俺は家の隣の「空地」で目覚めた。



173:本当にあった怖い名無し
05/11/26 16:11:57 SIlqZTCa0
(3/3)
となりには、知らないおじさんの死骸が転がっていた。傷だらけの。。。
駐在さんが驚いた様に近づいてきて、言ったよ。「君も心臓が止まってたん
で、死んでると思った。」僕は、「ここに家があったはずでしょ」って聞いた。
夜中までは、確かにあった。。駐在さんは、「あんたの家の隣のことだら。
むかしからここは空地だよ」って言ってる。。。さらに、駐在さんは、昨晩
のことを聞きたいから、病院で検査受けたら、事情聴取したいと言った。
止めてほしかったよ。混乱してるし、もう思い出したくなかった。でも、止
めるわけなかった。おじさんは他殺みたいで、おれは重要参考人。でも、お
れは、忘れなきゃいけないんだよ。だって、黒い女に言われたんだからな。
ばかだったよ。変な正義感で、スケベ心で、突撃して。あんな音ほっとけば
良かったのに、って。駐在さんを呼んだんだから、あとは任せておいても良
かってに、ってね。黒い女のことは取調べ中何があっても絶対口にしなかっ
た。結局、おれは、おじさんの死亡推定時刻にアリバイがあり、動機もない
ので、罪をかぶせられることはなかった。今でも俺は、空地の隣の、この家
にすんでる。縦も横も上も下も、何を信じていいか分からない。でも、このス
ネに、縦に残った傷跡は物語る。黒い女が幻ではないことを。おれが忘れ
えないあの女との再会を、心のどこかで望んでいることを。。おしまい。



あんまおもいつかんのでスマソ

174:レ  プ ◆riDYjNSHkc
05/11/26 16:21:14 4dBdHa2h0
つまらん

175:本当にあった怖い名無し
05/11/26 17:15:31 KO3nqGch0
>>159
自分で「私、メリーさん」と名乗る霊がいるなら、
「僕、タカシ君」とか「私、アッコちゃん」なんて名乗ってる霊も見たいな。
霊にかわいく自己紹介された時点で怖さより萌えで盛り上がりそう。

176:テケテケ 1/2
05/11/26 18:02:32 dRkJOW8N0
深夜になって忘れ物に気付き、学校に戻った。真っ暗になった3階の廊下を歩いていると、
俺の足音に合わせるかのように背後から「テケテケテケ…」と足音がした。
驚いて振り返ると、なんと下半身がない女の子が猛スピードで迫ってきているではないか!

「うわぁーーーーー!」

女の子は俺の悲鳴ににやりと笑うと、更にスピードをあげ、目の前まで迫ってきた。
俺がわなわなと震えたまま立ちつくしていると、彼女はついに僕の足下へ!
俺は思わず叫んでしまった。

「あ、あんた、どうしたんだよ!?車椅子は!?」

女の子は手は床につけたまま、大きな瞳できょとんと俺を見上げていた。
俺は更に怒りで体が震えた。
こんな可愛い子の車椅子を隠して、こんな深夜になるまで置き去りにするなんて。
あんなに急いで這ってくるなんて、よっぽど心細かったに違いない。俺はいじめは大嫌いだ。
「ちょっと待ってろ!」
俺は保健室まで走り、大急ぎで車椅子を持ってきて、彼女を座らせてあげた。

「もう大丈夫だ。ひどい奴がいるもんだな」
「…あ、あんた、怖くないの?」
「うちのじいちゃんも片足がなくて車椅子を使ってるからな。全然平気さ」
「そうじゃなくて!あたしは!」
「いいって!足を無くした時の話なんてしなくても…」
「いやだからそうじゃなくて!あたしの顔とか怖くないの!?」
「へ?別に怖くないけど…。つかむしろ可愛い方じゃん?」

女の子はみるみる内に顔を赤らめ「ば、ばっかじゃないの!」と言って車椅子から飛び降り、
来た時と同じように手だけ使って走り去ってしまった。

177:テケテケ 2/2
05/11/26 18:03:24 dRkJOW8N0
翌日女の子のことが気になった俺は、また深夜に学校へ行ってみた。
昨日と同じように廊下をゆっくりと歩くと、また背後から「テケテケテケ…」と足音がする。
振り返って、やあ、と笑顔を向けると、女の子はぱぁっと嬉しそうな笑顔を浮かべたが、
はっとしたようにまた昨日のようなにらみ顔に戻って、俺の足下まで無言で這ってきた。

「べ、別にあんたに会いたくて出てきたわけじゃないのよ。
 あたしは深夜に廊下を歩く人間を、こ、怖がらせたいだけで」
「俺は怖くないって言ったじゃん」
「い、いやだから、それをどうにか怖がらせようと思ったの!」
「無理だよ。あんたみたいに可愛い顔でいくら驚かせてきたって、全然怖いと思えないって」
「な、なによ!ばかにしてるの!?」
「バカになんてしてないよ。ほんとに可愛いもん。俺の好みだし」
「…あ、足がないのに?」
「だから俺そういうの気にしないから」
「深夜にしか出てこれないんだけど…」
「俺夜型だし全然平気。むしろ助かるくらい」

そう言ってしゃがみ込んで彼女の顔を間近で見た。色が白くて本当に可愛い。
彼女はびっくりしていたが、俺が笑うとちょっと笑ってくれた。
間近で見る笑顔は正しく天使のようだった。
しかしまたしてもはっとしたように必死で恐い顔を作り、俺を睨む。
その顔が赤らんでいるように見えるのは目の錯覚じゃないと思う。

178:テケテケ 2/2
05/11/26 18:03:47 dRkJOW8N0
「へ、変なやつ!」

そう言って彼女はまた走り去る。しかしふと立ち止まり、くるりと振り返って俺に叫んだ。

「いつもは1階の廊下にいるから…。べ、別にあんたなんか来なくてもいいけど!」

それ以来毎晩1階の廊下で彼女と会っていますが、これはデートじゃないんだそうです。
まあ、俺もキスするまではデートとは呼べないかなと思ってる、と彼女に言うと、
彼女は顔を真っ赤にして「ばか…」と呟いて目を潤ませて俺を見詰めてきます。

初キスできるまで日はそう遠くなさそうです。

179:本当にあった怖い名無し
05/11/26 18:04:39 dRkJOW8N0
2つじゃ収まりきらなかった。しかも全然リロってなかったorz
申し訳ない。

180:本当にあった怖い名無し
05/11/26 18:39:59 9z496u0U0
イイヨイイヨー

181:本当にあった怖い名無し
05/11/26 18:42:05 zHPO4XtW0
>>176-178

(*^ー゚)b グッジョブ!!
ツンデレテケテケ いい(≧∇≦)b


182:本当にあった怖い名無し
05/11/26 18:50:55 zFmNbkDE0
>>176-178
よくやった!GJ!

183:本当にあった怖い名無し
05/11/26 20:40:46 87qWp9CKO
つ【15点】
ツンツンがない。
何故怖がらせたかったか、
何故彼だったのか、
何故泣くのか、
説得力がない。

184:本当にあった怖い名無し
05/11/26 22:02:01 XMEHorIv0
【説得力が無い】⇒【納得力が無い】

185:本当にあった怖い名無し
05/11/26 22:07:34 o0+Gbjvy0
>>176-178
俺は良かったと思うお(´・ω・`)

186:本当にあった怖い名無し
05/11/26 22:13:45 24myguidO
まあ>>183みたいな椰子は、どのスレにも居るのでスルーって事で。
書かない人の批評の方が余程説得力に欠けるわ。

187:本当にあった怖い名無し
05/11/26 23:23:13 uW1LVJ190
グ…GJだなんて、思ってないんだからね。


188:本当にあった怖い名無し
05/11/26 23:24:09 zFmNbkDE0
>>186
そーいう事言うと荒れるんだw
(・∀・)ニヤニヤ

189:本当にあった怖い名無し
05/11/26 23:26:18 ftjX+6CD0
>>183
よし!ビシっと言われたぜ。よく言ってくれた。俺は心のそこから感謝してるよ。
本当にありがとうございました。

190:本当にあった怖い名無し
05/11/27 00:19:58 u3QOmaEH0
183は162への亀レスでした。
>>176-178はよかった!感動した。

愛の力で下半身が次第におぼろげながら実体化してくる。けれど服まで実体化できずに照れるつんでれてけをキボン!

191:本当にあった怖い名無し
05/11/27 08:05:17 T4XbjyObO
>>190
「ちょっと、どこ見てるのよ…」
「…いや、足…」
「足なんかないわよ…え?えー!」
「足だよ。」
「うん!足だぁ。ってさわんないでよ」
「よかったな」
「よか…って…なんでそんなにうれしそうなのよ」
「だって、これでおまえもコンプレックス持たないで済むだろ」
「…あ、あんまりじろじろみないでよね」

って感じか?

192:本当にあった怖い名無し
05/11/27 14:51:17 z7132qKg0
足戻ってきたら成仏してお別れっておちかな?

なんかすごいせつねぇ

193:本当にあった怖い名無し
05/11/27 15:02:42 j9hxo8mC0
>102-104が最強

194:本当にあった怖い名無し
05/11/27 19:43:18 rTUBgZCA0
>>193
確かに>102は最強のツンデ霊ではある。

だが、お前らの脳内にはもっと可能性があるはずだ!
書け!それを!もっとツンデ霊キボンヌ!!

195:本当にあった怖い名無し
05/11/27 20:55:02 LvaeF1b/0
少しづつ盛り上がってきてるなw

196:本当にあった怖い名無し
05/11/28 01:05:10 HvqTHcD9O
2レス3レスにまたがった長文より1レスで切り良くピリッとまとまったのがいい。

197:153
05/11/28 16:36:01 VA67nn0F0
>>176-178

こんなのを待っていた!大感謝祭!!
次はツンデレ貞子キボンヌ

198:連続コピペ劇場車板
05/11/28 23:49:32 QBf3QT/p0
をしようと思ったけど長いんで止めた。
と言うわけで誘導、結構大作。

スレリンク(car板:680-713番)


199:レ  プ ◆riDYjNSHkc
05/11/28 23:55:32 yrSjUc7w0
全然ツンデレを分かってないな・・

200:本当にあった怖い名無し
05/11/29 00:26:58 Jtmv/qJ+O
ツンデレでは無いよねw
こういう甘々なのも悪くないけど

201:本当にあった怖い名無し
05/11/29 07:13:56 6JeF8HCM0
というか別に向こうではツンデレのつもりで書いたんじゃないだろうし、いいんじゃない?

202:本当にあった怖い名無し
05/11/29 07:56:50 lzNNfk6d0
どこのスレにも批評厨はいるもんだ。

203:本当にあった怖い名無し
05/11/29 12:28:34 om8cvd8x0
>>171
その縦読みコピペもとうとう普通にスルーされるようになってきたね。

204:本当にあった怖い名無し
05/11/29 12:51:56 lUuvNjzI0
「今夜2時」まで揃えておいて、「覚悟」の「ご」だけ違うのが納得いかねぇ

205:本当にあった怖い名無し
05/11/29 18:37:58 +MwMpSca0
うはww

206:本当にあった怖い名無し
05/11/30 01:15:30 PU4Rurim0
夜の散歩が僕の最近のマイブームだ。
家族が寝静まった深夜十二時、僕はいつものように黒いウインドブレイカーをパジャマの上から着て家を出る。
今日は登校時に通る公園まで行こうと思っている。
ちょうど真ん中に西口から東口まで通じる四十メートル程の石でできた一本道があり、その左側には電柱の半分くらいの高さの木が縦に三本並んでいて、右側には三本の木が二本目の木を中心に横に並んで見えるベンチがある。
他にはいくつかの遊具が右側にある程度だ。
近所に他の公園が無かったのもあって小さい頃はよくここで遊んでいたし、僕にとって結構馴染みのある場所でもある。
公園に入ってすぐ、十時の方向―二本目の木の近くに立った白い和服を着た黒髪の女性の後姿が僕の目に映った。
(何をやっているんだろう?夜中に女性が一人だなんて物騒だな)
僕は女性の方へ足を運び、「何をしているの?」と尋ねた。
女性は後ろを向いたまま「こうしてね・・・誰か人が来るのを待っているのよ」と答えた。
「何故人を待っているのか、僕にはわからないけれど、こんな夜遅くに女性が出歩くのは危ないんじゃないかな」
「ふふふ、心配いらないわ。だって、私・・・」
と言って、こっちを振り向きながらやや低い声で
「のっぺらぼうだもの!」
……のっぺらぼう?僕の目の前にいる女性には耳も目も鼻も口も、有る。少なくとも、僕のイメージするのっぺらぼうとは違う。
僕がまったく驚いていない姿を見て、女性は何かに気がついたかのように「あっ!」と言ってまた後ろを向いた。
そして再度、振り向いた。ゆで卵のように白いつるんとした顔。うん、今度はちゃんとしたのっぺらぼうだ。だけど・・・
「あ・・えっとごめん、脅かすタイミングがちょっとずれててあまり怖くないや・・」
僕が言うと、彼女は「なっ・・・」と、いつのまにか元に戻っていたその顔の頬を赤らめて
「きょ・・今日はちょっと調子が悪かっただけよっ・・!」と言った。

207:本当にあった怖い名無し
05/11/30 01:17:02 PU4Rurim0
「そんなことより・・あなた」と黒く大きな瞳を鋭くさせて彼女は言った。
「こんな夜遅くまで起きてちゃ駄目じゃない、明日も学校でしょう」
「うーん、まぁ、そうなんだけど。夜に散歩をするのが楽しくてさ」
「駄目よ。今日だって遅刻しそうだったじゃない」
「え?なんで知ってるの・・?」
「それは・・・・その・・あなたのこと・・いつもここで見てるから・・・」
彼女は照れくさそうに言って、視線をそらした。
「もしかして、今日、驚かそうとしたのも僕が夜中に出歩かないようにするために・・・」
「べ・・・別に、そ・・、そ、そんなんじゃないわよっ!私がただ人を驚かせるのが好きなだけなんだから!」
顔を赤くさせて彼女が言った。おどおどとした表情が実に可愛らしい。
「そっか、それじゃあ、そうなのかな」
「そ、そうよ!私は人を怖がらせるのが好きな悪い霊なの!だから・・あなた夜更かししてたら祟っちゃうんだから!」
「うん、わかった。もう夜中に出歩くのは止すよ。」
「わ・・わかればいいの!それじゃあね!」
と言って彼女は、スーっと消えていった。

僕は約束の通り、それからは夜中に散歩をするのを止めた。
彼女にまた会いたいと思ったりもしたけれど、思いだけに留めている。彼女は今日もこの公園で僕を見守ってくれているのだと思うから。
僕は立ち止まって誰もいない2本目の木を見つめ、軽く手を振った。

208:本当にあった怖い名無し
05/11/30 02:07:29 Z2QNGadP0
>>206-207
乙 つ-Oロ|>- オデンドゾー
良かったお(`・ω・´)

209:レ  プ ◆riDYjNSHkc
05/11/30 02:43:40 mm1+mtlb0
>ちょうど真ん中に西口から東口まで通じる四十メートル程の石でできた一本道があり、その左側には電柱の半分くらいの高さの木が縦に三本並んでいて、
>右側には三本の木が二本目の木を中心に横に並んで見えるベンチがある。

なんで無意味に細かいんだ


210:本当にあった怖い名無し
05/11/30 07:44:53 7jhvJFrl0
>>209
うるせー!細かいことなんて気にすんな!

211:本当にあった怖い名無し
05/11/30 15:53:18 1Vex7dwP0
>>209
ま、適当なディティールがあるとちょっとしたスパイスになるしね。

212:本当にあった怖い名無し
05/11/30 17:48:39 8OgRKe8M0
レ○プうざい

213:本当にあった怖い名無し
05/11/30 20:39:59 ifEgxAkGO
ネタ切れか…良スレだったのにイィィィィィィィィィィ

214:本当にあった怖い名無し
05/11/30 20:47:35 c/3VWA1/0
なにしろ>>1の自作自演進行だからな。

215:きよ ◆ObyTEiOJ6Q
05/11/30 22:06:01 FyCOCsG80
ツンデ霊系作家を目指して。




俺は去年の今頃、何日間も悪質な無言電話に悩まされていた。
「もしもし?」
「……」
「もしもし?」
「……」
 いつもはここで頭に来て電話を切ってしまうのだが……。この日だけは我慢できなくなって、思わず叫んでしまった。
「いい加減にしやがれっ!」
 すると受話器のむこうから、押し殺したような声が聞こえてきたのだ。相手が喋ったのはこれが初めてだった。
「……殺してやる……」
 その透き通るようでいて、哀しげな声に身の危険を感じた俺は、駄目で元々と警察に相談した。最近は、そういったストーカーの犯罪が深刻化しているためなのだろう。警察は詳しく話を聞いた上で、俺の家電に逆探知機を設置して、捜査をしてくれる事になったのだ。

 次の日もやはり、無言電話が掛かって来た。慎重に受話器を取り上げ、耳に押し当てる。
「もしもし?」
「……殺してやる……」
 昨晩のあの声だった。その瞬間、俺の携帯電話が鳴り始めた。相談した警察のナンバーだ。
「すぐに部屋から出なさい!」
「は?」
「逆探知の結果、電話はあなたの家の中からかかっています。犯人はあなたの家の2階にいるんですよ!」
「そうか……どうもありがとうございました」
「え……ちょっと、解ってるんですかっ! 貴方、危険なんで……」



216:きよ ◆ObyTEiOJ6Q
05/11/30 22:09:04 FyCOCsG80

 俺はすっと携帯電話を切り、電源も落とした。そっと受話器に語りかける。
「そこに居るの?」
「……え?」
 受話器の向こうから、戸惑った声が聞こえてきた。それはそうだろう。今まで彼女と話そうなんて酔狂な人間は、存在しなかったのだろうから。
「な……なによっ!」
「いや……少し話してもいいかな?」
「あ、貴方となんて話す事なんか、ないんだからっ!」
「そっか……残念だな」
「あ……でも……少しくらいなら」
 俺の落胆した声を聞いて、彼女は慌てて呼び止めた。やっぱりだ。顔も見えない彼女の慌てた表情を想像して、俺は少しだけ笑ってしまった。それが彼女に伝わったのだろう。彼女は気を取り直した風に、作った怒りを呟き始めた。

「で……な、なによ、話ってっ!」
「いや……どうして俺のところに電話してきたのかなって?」
「そ、それは……どうでもいいでしょ!」
「良くないよ。俺、ずっと電話待ってたんだ」
「うそっ!」
「嘘じゃないよ」
「うそよっ! だって……昨日、怒鳴ったもんっ!」
「それは……ゴメンよ。いつまでも君が声を聞かせてくれなかったから、思わず興奮しちゃってさ」
「……」
「君の事、もっと知りたかったから。声が聞きたかったから……」

 本当の事だ。だからわざわざ警察まで行って、正体を確かめたかったのだ。でもこうしてまた、話しかけてくれた。それだけで良かった。


217:きよ ◆ObyTEiOJ6Q
05/11/30 22:10:24 FyCOCsG80

「……どうして……?」
「ん? なにが?」
「どうして私のこと……知りたいの……?」
「……寂しかったんだ」
「……」
「寂しかったんだ。一人の家に一人で帰ってきて、一人で飯を食う」
「……」
「一人でテレビを見て一人で笑って、一人で寝る。寂しかったんだ」
「……知ってた」
「え?」
「貴方が寂しそうにしてた事……私、知ってた……ずっと見てたから……」
「だから電話、掛けてきてくれたんだ」
「……うん」
「だから君の事、知りたかったんだ。君も寂しそうな声してたから」
「……え?」
 戸惑ったような彼女の声。でも明らかに喜んだような声だった。
「……な、何言ってるのよっ! 私、寂しくなんか無いわっ!」
「そうなんだ」
「そうよっ! この部屋に住んだ男に、無言電話したりして、結構エンジョイしてるんだからっ!」
「そっかー」
「……寂しくなんか……だ、だいたい、私、貴方のこと、殺すっていってるんだよっ!」
「うん」
「怖くないのっ!?」
「怖くないよ」
「どうして! 殺すっていってるんだよっ! 生きてる貴方をっ! 死んでる私がっ!」
「死んでるとか生きてるとか、関係ないよ」
「関係有るよっ! だって私、怨りょ……」
「君の声、もっと聞きたいから。生死なんて関係ないさ」
「なっ!?」
 二人の間に沈黙が流れた。きっと彼女は、赤面しているんだろう。今の俺と同じように。


218:きよ ◆ObyTEiOJ6Q
05/11/30 22:10:58 FyCOCsG80
「……ふ、ふんっ! やってらんないわっ! 今日はもうおしまいっ!」
「そうか……残念だな」
「……あ、明日も電話の前で待ってなさいよっ!」
「また電話してくれるの?」
「と、当然でしょ! 殺すまで電話……話し続けてやるんだからっ!」
「そうか……ありがとう……」
「ふ、ふん!」
「おやすみ。また明日」
「……きちんと暖かくして寝なさいよっ!」
「え?」
「いつも毛布とか蹴っ飛ばしちゃって、風邪とか引いても知らないからっ!」
「うん。ありがとう……」
「……お礼なんか……貴方なんて、殺してやるんだからねっ!」
 照れた怒声が、名残惜しそうに電話を切った。俺もそっと受話器を下ろす。

 それから俺たちの奇妙な生活が始まった。この恋がどんな結末を迎えても、俺は後悔しないだろう。俺も彼女も、もう一人ではないのだから。


219:レ  プ ◆riDYjNSHkc
05/11/30 22:39:52 mm1+mtlb0
電話の声だけって生殺しだなw

220:本当にあった怖い名無し
05/12/01 00:30:05 E4d79sR00
ツンデ霊話は、切なくていいなあ。・゚・(ノД`)・゚・。

221:本当にあった怖い名無し
05/12/01 10:11:11 VMgBNnz00
ツン電話?

222:本当にあった怖い名無し
05/12/01 12:06:12 82StSPgc0
>215-218
大変GJ!!是非また頼みます。
そして文句言いつつ毎日このスレを覗きに来るレ プ萌え

223:レ  プ ◆riDYjNSHkc
05/12/01 12:35:03 kHVhkIiE0
俺のに続いて第二位というところか

224:きよ ◆ObyTEiOJ6Q
05/12/01 16:38:07 y2YJX0pT0
 ある日のこと、一人暮らしの俺は、背後から視線を感じた。もちろん、部屋には彼の他には誰もいない。まあ気のせいだろう。そう思ってその日は、その事を忘れて眠ってしまった。
 ところがだ。その日から毎日のように、部屋の中で誰かに見つめられているような感覚に襲われるようになった。俺の部屋はアパートの3階なので、外から覗かれているとは考えにくい。
 一度などは部屋のどこかに誰かが隠れているのではないかと思い、家捜しをしてもみたが、もちろんその努力は無駄だった。誰かが潜んでいるどころが、覗き穴の一つも見つからなかったのだ。
 心霊現象など信じない俺は、自分の精神を疑った。最近仕事で急がしかったせいで、疲れているのだろうか? それとも嫌な上司と生意気で無能な後輩に挟まれて、病んでいるのだろうか? それで、ありもしない視線を感じてしまうのだろうか……。
 そんな考えが俺の頭をよぎりだしたある日、ついに俺は見てしまったのだ。

 それはいつもにも増して疲れて帰宅し、布団の無いコタツに寝転んだ時の事だった。いつものように感じる視線。だがその先には誰も居ない。家を出たときに持ってきた、古臭くてでかいタンスがあるだけだ。
 ……いや、そうじゃなかった。タンスと壁の、ほんの僅かな数mmの隙間に……こちらを凝視している女の姿が。

225:きよ ◆ObyTEiOJ6Q
05/12/01 16:39:14 y2YJX0pT0
「うわっ!?」
 俺は飛び起きた。それはそうだろう。あんなところに、人間がもぐりこめるわけは無い。もしもぐりこもうと思ったら、隣の部屋にはみ出してしまうじゃないか。
「な、何してるんだ、お前っ!」
 後から冷静に考えれば、なにをしているか聞く前に、誰なのか聞くべきだったのだろう。だがそのときの俺は、焦って頭が回っていなかったのだ。
「な、何してるって……私の勝手でしょっ!」
 勝手なわけは無い。女の口の利き方に、俺もブチ切れてしまった。
 疲れている。上司は自分のミスを押し付けてくる。後輩は口ばっかりで言う事を聞かない。友達とも連絡が途切れてしまった。学生時代の気楽さは微塵も無い。洗濯物はたまっている。掃除ももう随分としていない。買い物も忘れたので、カップラーメンをすするしかない。
 なによりここは俺の部屋なのだ。この女が誰であろうが、勝手にされる理由など、何処にも無いのだ。
「ここは俺の部屋だぞ!」
「だからなにっ!」
「勝手に居座ってんじゃねえぞ!」
「なに、その言い方……いいわよ! 出て行けばいいんでしょっ!」
「ああ、でていけよっ!」
「出て行くわよっ!」
 売り言葉に買い言葉だった。が、しかし……いつまでたっても、女がタンスの後から出てくる気配は無い。あるのは俺を見つめている気配だけだ。
「……あんだよ……出て行くんじゃなかったんじゃねーのかよ」
「……出て行くわよ」
「じゃあさっさと出て行けよ!」
「……だって……」
「だってなんだよっ!」
「……貴方が見てるじゃない……」
 俺はその時女の言葉に、恥じらいのようなものを感じた。もしかしてこの女……異常に恥ずかしがり屋なのか? それにしても度が過ぎているだろう。
「……解ったよ。俺はもう寝るから、その間に出て行けよ」
「出て行くわよ!」
「ああ出てけ出てけ。せいせいすらあ」
「……出て行くわよ……」
 俺は疲れているせいもあって、そのまま眠ってしまった。眠りに落ちる瞬間、哀しそうな瞳を見た気がしたが、夢なのか現実なのか解らなかったのだ。


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