【wktk】ロシア経済ワク ..
[2ch|▼Menu]
47:日出づる処の名無し
09/01/08 20:40:47 Xho+ehjo
[トピックス]ロシア経済:ハードランディングは不可避か?
URLリンク(jp.ibtimes.com)

また、ロシアについて、INGのアナリストは、他の新興国と同様に、アメリカ、及び、ヨーロッパが安定するまで、
落ち着きを取り戻すことは難しいと述べた。現在のところ、INGのアナリストは、回復基調につながるような兆候は
見受けられないとしている。同アナリストは、安定的な成長が見られるのは、債券市場の復興が見込まれる2009年末
となるだろうと考えている。この他、ロシア市場の動向は、原油価格の動向に大きく依存している。
INGのヨーロッパ・中近東・アフリカ市場ストラテジストであるSalter氏は、原油価格が現在の水準で維持される場合、
RTS 指数が550以下になることはないだろうと考えている。

 原油価格に左右されるのは、ロシアのマクロ経済もそうである。INGの主任アナリストであるPonomarenko氏は、
ロシア経済のハードランディングを予想している。2009年における原油価格を50ドル/バレルの水準だとすると
(INGのベーシックシナリオ)、ロシアのGDP成長率は1.5%となる。しかし、Brent原油の価格を60ドル/バレルとしても、
2009年第1四半期の経済成長率は、前年同期の水準には届かない見通しである。
原油価格が40ドル/バレルを下回るようだと、本格的な景気後退が予測される。
Ponomarenko氏は、景気の後退を回避する上で、ロシア政府には十分な準備金があるが、
それも、有効な対策を打ち出せるかどうかにかかっていると述べる。
しかし、現在のところ、必要としている企業に資金は回っておらず、政府の対策は空振りに終わっている。

 また、Ponomarenko氏は、ロシア中央銀行の通貨政策について、概ね、肯定している。
同氏は、貿易収支を改善させるために、中央銀行が急激なルーブルの切り下げを行う必要があるかのような考え方
もあるようだが、それは非現実的であるとの見解を示している。貸付市場が厳しい状況にあるために、現在、
輸入は大きく落ち込んでおり、通貨の大幅な切り下げは必要ないというのが、同氏の主張である。
INGでは、Brent原油の価格を50ドル/バレルと仮定した場合、2009年末まで、通貨バスケットに対するルーブルの変動幅は、
現在の水準から、さらに5%拡大するだろうとの見通しを示している。また、原油価格を30ドル/バレルと仮定した場合でも、
貿易収支がGDPの3%を超えることはないだろうと予測されている。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

4562日前に更新/487 KB
担当:undef