千早「四条さん……四 ..
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:17:21.51 BgNiRZJf0
きたか
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:17:40.31 Kg3QmAUi0
支援
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:18:02.45 AXRT+lYF0
「えっと……」
春香が丸い瞳で、ソファの上で下半身を露出した私をじっと見つめてくる。
「あ……あ……」
声がうまく出なかった。霞んだ視界に春香の驚いた顔がぼんやり浮かんでいる。
「ご、ごめん!」
「まっ……!」
意識が正常に戻るののは、春香の方が先だった。
踵を返して、駆け足で去って行く。
「そんな……」
顔が青ざめる。ソファを握りしめる手が汗ばんだ。
自慰行為を見られたという羞恥心からよりも、むしろ恐怖の方が勝っていた。
─春香、春香ァ……!
私は、春香の名を呟きながら、秘部をいじっていた。
いくらドンカンな春香でも、その意味が理解できないわけがない……。
「ウソ……でしょ……」
私は、ショーツを履くのも忘れて、頭を抱えた。
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:20:04.26 DnTc5MP60
トゥルーエンドきたか
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:20:55.59 AXRT+lYF0
それ以来、春香は明らかに私を避けるようになった。
「あ、春香、おは……」
「あ、あははおはよう千早ちゃん!私今からレッスンだから!」
そう言って春香は、手元のバッグを掴んで、私のいる場所から逆の方向へと走っていく。
「あ……」
引き留めようと前へ出した手が、名残惜しそうに揺れる。
春香と話を出来ないのは、辛い。
最初は、単なる友情だった。
一番最初に、765プロで出来た友達が春香だった。
歌が好きな春香と、歌が生きがいの私がデュオを組むのは必然だったのかも知れない。
いつからか、毎日夜にはメールをするようになったし、週末はいつも二人で過ごした。
「……」
誰もいない部屋で、ぽつりと独り言を漏らした。
「このままじゃもう、何もかもダメね」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:21:47.66 +ozaJOwQi
スレタイはなんだったんだ…
支援
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:22:08.17 AXRT+lYF0
とにかく、話がしたかった。
どうしてもあの部分が痒かったのよ、なんて笑いながら言ってみようか。
……ダメね。
あの状況を見られて言い訳なんかできない。
……まずは、春香と話す。
謝るにしても、どうなるにしてもまずはそれから。
私は春香のレッスンが終わるのを待つことにした。
「はい、それじゃここのコーラスをもう一度!」
「わたーしはートブー」
春香はヴォーカルのレッスンを専属のコーチから受けていた。
「ふふっ……」
防音扉越しからその姿を覗く。思わず笑みがこぼれてしまう。
一生懸命、真剣な顔でレッスンしている姿も愛らしい。
時々失敗して、泣きそうな顔になるのも愛らしい。
春香……愛しい……。
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:23:17.95 LjS4JPvm0
久しぶりにきたか
期待
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:23:48.27 iivnScCo0
前スレなに?
タイトル教えてください
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:27:04.75 AXRT+lYF0
丸い窓に吸いついた私の掌の指の間に、春香が見える。
「─」
一通り練習が終わったみたい。いつも通りの笑顔ね。
汗を額に滲ませながら、ペットボトルに入った水を飲んでいる。
……あの笑顔を自分だけのものにしたいと思ったのは、いつからだろう。
あぁ、春香。切ないほど、あなたが欲しい。
その時、下半身がじんわりと熱くなった。
むず痒いような、引っ張られるような、不思議な感覚。
おずおずと指でその部分をさする。
布越しからでも、しっとりと濡れているのがわかった。
……また、着替えないと。
「お疲れさまでーす!」
扉が勢いよく開かれて、春香の声が間近に響いた。
……!
自分が今していた行為を省みて、慌てて居直る。
「は、春香……」
「あ……」
春香は、私の顔を一瞬だけ見て、それからすぐに目を逸らした。
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:28:17.72 kHVii0ak0
支援
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:28:34.84 AXRT+lYF0
「お疲れさま」
私はそう言って、2本用意していた小さな缶ジュースの片方を、春香の前へ突き出した。
「へっ」
春香は間の抜けた声をあげて、それから少し悩んで……。
おずおずと手を伸ばして、それを受け取った。
「あ、う、うん。ありがと、千早ちゃん……」
「……」
我ながら、ズルい手。
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:31:04.74 AXRT+lYF0
「……」
春香は私のすぐ隣で、体育座りをしながら缶ジュースを啜る。
私は壁に凭れながら、そんな春香を見下ろす。
何か気の効いたセリフを必死に探すけれど、浮かんでこない。
……やっぱり私ってこういうことは苦手ね。
「……」
「あーもー!今日、レッスンすっごく大変だったなぁ〜!」
先に沈黙を破ったのは春香だった。
大声で、大袈裟な身ぶり手振りを交えながら言う。
「何回も失敗しちゃったよー!」
無理に場を明るくしようと頑張っている、そんな風に見えた。
私にはその春香の気遣いが、何よりも耐え難かった。
「春香」
「私ってドジだなぁ〜」
「この前のことなのだけれど」
このまま流されてはいけない。
怖かったけれど、私は震えた声でそう言った。
「……」
春香は、顔を伏せて空き缶を両手で握りしめた。
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:31:14.80 DkicN+Of0
支援
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:33:39.57 AXRT+lYF0
「それ、聞いちゃうんだ?」
「えっ……」
春香の声色が変わった。
表情はここからじゃわからないけれど、どこか重く、物々しい声だった。
「やめようよ、忘れようよ」
「そんな……」
それは私にとって、何よりも聞きたくないセリフ。
心臓が凍りつくような錯覚に陥る。胸の辺りがズキズキと痛む。
春香と私は、今まで一度も喧嘩をしたことが無かった。
年齢はほぼ同じだけれど、性格も趣味もまるで違うのに。
今目の前にいる春香は、今までとまるで違う春香だった。
─愛しい。
その心の声に、驚いた。
あぁ、私は今までと違う春香を見て、密かに悦んでいる。
もっと、色々な表情を見せて欲しい。
貴方が微笑むなら、これが愛じゃなくても愛してる。
「やめないわ」
まっすぐ春香を見据えて、言った。
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:35:13.37 kHVii0ak0
さてさて
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:35:24.50 wBM78/Dr0
貴音一連の見てないからなんでこういうスレタイなのかわからん
貴音ぺろぺろ…
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:37:46.59 AXRT+lYF0
「えっ」
春香の抜けた声が聞こえる。
口をぽっかりと開けて見上げる春香の顔つきは、どこか幼い。
私は目を逸らさずに続ける。
「どうして無かったことにするのかしら」
「千早ちゃ……」
「私は、その……確かに、したのに」
「えっと……したって……」
春香は指を忙しなく、モジモジと絡める。
少しだけ頬がリンゴのように赤くなっている。
「……っ」
私はそれを見て、ほんの少しだけ感情が昂った。
「千早ちゃんのこと、よくわからないよ」
「……」
「何で、私の名前呼んでたの?」
「そ、それは……」
気持ちを伝えるなら、今しかない。
私は、強く拳を握った。勢いに任せて言ってしまおう。
「なんか、怖いからこの話おしまいにしようよ。ね?」
「わ、私は!」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:38:36.47 chQGLmGP0
響編は?
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:40:04.94 kHVii0ak0
響はどうなるのか、響編のようになっとる多少報われるのか、どこら辺で分岐するのか…
楽しみ
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:41:17.44 AXRT+lYF0
思ったより、大きな声が出てしまった。
「ひっ……」
体を縮こませて、春香の小さな肩がピクリと震える。
目が微かに潤んでいる。
だけど、そんな姿を見ても私は止まらなかった。
むしろ、そんな怯える春香を見て、私の胸の鼓動が更に高鳴る。
「それは!春香を見てるとそんな気持ちに!……なる……から……」
あ……。
頭の中でイメージしていたことと、まるで違う言葉が飛び出た。
段々と、風船のように語気が萎んでいく。
「……」
春香は、目を見開いて固まった。
それから顔を、慌てて反対に背ける。
微かに、その小さな背中が小刻みに震えていた。
「あ……」
少しだけ後悔した。
真っすぐに向けていた視線が、床へと落ちる。
春香のことだから、笑ってすましてくれるなんて心の何処かでは思っていたのかもしれない。
「ありがとう……」
春香は、今にも泣き出しそうな声でお礼を言った。
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:41:20.76 DnTc5MP60
そういえば病室で話してるところまでしかログがなかった
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:44:01.31 AXRT+lYF0
春香は腕でごしごしと目を擦って、私の方へと顔を向けた。
眉をすっとひそめる。
さっきまで、キョロキョロとさせていた目線を私の方にだけ集中させる。
「じゃ、正直な気持ち言うね」
私の気持ちを受け止めてくれている。
そんな決意に見えて、ちょっとだけ嬉しくなる。
けれどやっぱり、すごく怖い。
視界がグラつく。喉がカラカラに乾く。心臓がキュっと締め付けられる。
─ありがとう。私も、千早ちゃんの事が好きだった
─そんなセリフが来ることを、私はまだ心の何処かで期待していた。
「気持ち……悪いよ……」
……。
「えっ……?」
キモチ……ワルイ……?
その言葉の意味を、理解することが出来なかった。
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:44:03.01 vu3gHXkN0
4
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:47:12.89 AXRT+lYF0
春香は今、気持ち悪いって言ったの?
ウソ……ウソよ……。
思わず立っていられなくなって、膝から崩れ落ちる。
春香は、そのまま視線をそらさずに、私に言った。
「私たち、女の子同士なんだよ?」
「は、はる……」
「千早ちゃんは、親友だって思ってるよ」
「そんな……」
「だけど、あんなの見たら……もう……」
私は、どこか勘違いをしていたのかも知れない。
きっと、この想いは特別で、ロマンチックに、何かの物語のように、うまくいくと。
「そういう人がいるんだっていうのは、私もわかるよ」
「……」
「だから、別に千早ちゃんを否定する気は無い、けど……けど……」
そう言い終わると、春香は膝に顔をうずめて嗚咽をあげた。
「うっ……うぅ……」
「……」
私はそのまま泣いている春香を見下ろすように、立ち尽くす。
泣きたいのは、こちらのほう。
けれど……けれど……
私は春香を傷つけた。
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:47:47.16 JTr0kKrMO
再放送?
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:49:45.16 dPSfeNFG0
過去ログ貼ってよ
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:50:47.27 AXRT+lYF0
そして、春香の毎日来るメールが途絶えた。
一人暮らしのアパートは、私には少し広い。
薄暗い明りを灯しながら、私はベッドで携帯電話をぼんやり眺める。
「……」
来てない、か……。
電話する勇気も無い。直接会って、謝る度胸も無い。
─私たち、友達のままの方が良かったのかも知れない。
後悔に押しつぶされそうになって。
枕に顔をうずめて、しばらく時間を溶かす。
それから、顔を持ち上げてまた携帯電話を眺める。
せめて……。
『おやすみなさい』
これだけでも……。
そして、朝起きて真っ先に、グリーンが淡く灯る液晶画面を覗いた。
メッセージは、0件だった。
春香……。
私たちって、もう戻れない二人なのかしら。
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:52:31.50 AXRT+lYF0
その日は、朝から気分が沈んでいた。負のスパイラルに陥った。
事務所へと通う普段の、景色が灰色がかかったように見える。
重たい扉を、ゆっくりと開ける。
「おはようございます」
朝、事務所のソファでは、春香と我那覇さんが談笑している。
いつも通りの、ありふれた日常。
「えへへ、でねー」
「すごいなーあこがれちゃうなー」
我那覇さんは、私に気付く。手を真っすぐあげて、私に笑顔で言った。
「千早、はいさい!」
「「おはよう我那覇さん」
そして……。
「春香も、おはよう……」
「う、うんおはよ……」
私と決して、目を合わせない。まるで我那覇さんに挨拶しているみたいだった。
それから、春香はおもむろに立ち上がる。
「あれ?春香、どこ行くんだ」
「え、えっとちょっと花摘みに」
春香の姿が私の目の前から消える。
当然よね。
仮にも『親友』が、名前を呼びながら自慰をしていたなんてのを見たら……
きっと誰でもそうなるでしょうから。
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:53:56.32 AXRT+lYF0
綺麗事じゃすまないことなのはわかってた。
だけど、ここまで関係が変わるとは思ってなかった。
……。
「千早ぁ、春香と何かあったのかぁ?」
「ひっ……!」
我那覇さんが、私の顔を覗きこむ。
「なっど、どどどうしてわかるの?!」
もし、あの事を知っているとしたら……!
心臓が、大きく跳ねあがる。
「勘さー」
「……」
そう言って、我那覇さんは両手を頭の後ろで組んで、八重歯を見せる。
そうだ……。
私はこの時、思った。
明るい我那覇さんだったらきっと笑い飛ばしてくれる。
大したことない悩みだと認めて欲しかった。
いえ、他人にそういってもらうことで、私は納得したかった。
「我那覇さん、その、相談があるのだけれど」
「うん!自分でよければ何でも聞くぞ!」
我那覇さんは、にこにこと太陽のように笑っている。
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:55:44.39 AXRT+lYF0
……。
それから私は悩みを打ち明けた。
春香を大切に思っているということ。
そして、見られたくないことを見られたということ。
「う〜〜ん……」
我那覇さんはソファの上に胡坐をかいて、腕を組んで、低く唸った。
「あの、我那覇さん……」
あまりにも長い間唸っているものだから、私は心配になって声をかけた。
「ちゃんと言ってくれないと、自分わからないさー」
「へっ」
私は、目の前の我那覇さんに申し訳ないと思いながらも、思わず頭を抱えた。
相談したのは、間違いだったのかも……。
私は、これ以上追求される前に、話を打ち切ろうとした。
「やっぱり、何でもないわ。ありがとう、我那覇さん」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:56:22.27 NPFCrwwU0
支援
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 19:58:08.72 AXRT+lYF0
「ちょっと待つさー」
そそくさと退散しようとする私の背後から、我那覇さんの、遠くまでよく通る声が聞こえた。
「千早は、春香の事をとっても大事に思ってるんだよね」
「えっ」
私を肯定する言葉が聞こえて、振り返る。
この時、ただ味方が欲しかった。そんな気分だった。
「それはきっと、悪いことじゃないよね」
我那覇さんは、ニッコリと眩しいくらいの笑顔を向けた。
恐らく、何も理解はしていないでしょうけれど……。
我那覇さんのただただ無垢な笑顔が、塞いでいた心を癒してくれた。
「自分、応援するぞ!」
楽になった。
誰かに少しでも打ちあけられて本当に良かった。
そう思った。
「ありがとう……ありがとう……我那覇さん」
「あっはっは!完璧な自分が応援してれば、もっと春香と仲良くなれるのは確定的に明らかさー!」
この日は、春香と二度会うことは無かったけれど、レッスンは順調だった。
我那覇さんのおかげね。
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:00:31.55 AXRT+lYF0
その日は、早めにレッスンを切り上げてアパートへと帰った。
「ふぅ……」
まだ整理していないダンボール箱を掻き分けて、壁のスイッチを押す。
パチンと音がして、オレンジ色の照明が部屋を照らす。
それからいつも通り、パスタを作って、気にいっている歌手の曲を数時間聴いて、
シャワーを浴びて、水色のパジャマに着替えて、歯をみがいて、ベッドに倒れ込んだ。
照明を落とすと、いつもの薄暗い部屋がどこか誘惑的な雰囲気を漂わせた。
目を瞑って、最愛の人の顔を思い浮かべる。
「はるか……」
名前を呟くと、またじんわりとあの部分が熱を帯びた。
我慢できなかった。
「……んっ」
腰を浮かせて、パジャマを膝まで捲りあげる。
それから親指でゆっくりとショーツをおろす。
見ると、クロッチの部分にじんわりと、染みが広がっていた。
湿っぽい匂いが鼻をつく。
露出した部分が、外気に触れてひんやりと熱を冷ます。
指をゆっくりと持っていき、縦にに擦る。
「ふ…ふぅ…」
一人きりの部屋に、私の吐息が断続的に漏れだす。
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:00:34.48 bnjFDvcg0
久しぶりだな
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:02:39.47 AXRT+lYF0
緩急をつけて、指を動かす。全身に力がこもって、ゾクゾクとした感覚がつきぬける。
ニチャニチャとした粘ついた音が、部屋に響く。
「ふっ……んっ…」
抑えきれない声が、段々と激しくなってくる。
─千早ちゃん、好きだよ。
「あっ……!」
その瞬間、私の秘部から、愛液がドロリと垂れる。
指でそれを掬い取って、潤滑油にする。
なぞっていただけの指を、ゆっくりと曲げて、そのまま差し込む。
つぷりと、粘膜が私の中で、かき混ざる音がした。
頭にモヤがかかったかのように、何も考えられなくなる
「春香……春香……!」
一体いつからだろう。
春香を想ってこんな不埒なことをするようになったのは。
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:03:25.18 p2hLL3DJ0
ネタ系じゃないのはひさしぶりだな
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:04:22.03 AXRT+lYF0
……。
春香と出会ったのは、765プロに所属してから間もなくのこと。
今と変わらない、明るい笑顔で春香は言った。
「あの、私天海春香っていいます!よろしくね!」
「如月千早です。よろしくお願いします」
「うわっ、お固いよ!」
「そ、そうかしら」
はじめは、本当にただの友情だった。
家庭でも、合唱部でも孤立気味だった私に優しくしてくれたのは
春香が最初だった。
─うわ、如月。今日は来たよ……
─アイツ、空気読めないんだよな
─たかが部活であんなに必死になっちゃってバカみたい
合唱部では、後ろ指を指されてばかりだった。
私は気にしなかった。
だって、ただ、全力で歌うということに間違いなどあるはずが無いのだから。
「えへへ、千早ちゃんて凄くマジメな子なんだねー」
春香は、学校のクラスメイトとは明らかに違っていた。
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:08:19.94 AXRT+lYF0
そんな春香に、ある種の思慕の念を抱くのは当然だった。
それでも、私はそれを単なる信頼関係だと認識していた。
私と春香が、申し合わせたようにピッタリと、同じ時間に、同じ路地で朝に出会うのがお決まりとなって……。
─始まりは、取り留めもない会話からだった。
「ねぇ、ヴィッペルってテレビ番組見たー?」
「見てない、けれど」
「えーすっごく面白いのに」
「そう」
「そうだ!それじゃ私の家に今度泊まりにおいでよ!一緒に見ようよ!」
「……いい、けれど」
その時に、何故か少しだけ緊張して顔が強張った。
春香は、その隣でいつも通りの笑顔を浮かべていた。
そして、私と春香の関係が動いたのは、その夜のことだった。
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:08:43.19 h752O/+n0
シリアスは久々だな
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:12:25.36 AXRT+lYF0
「あはは!面白いねー!」
赤を基調としたヌイグルミに囲まれた部屋で、お菓子を頬張ってテレビを眺めている。
私の部屋とは、まるで違う、アイドルらしい春香の部屋。
私は、テレビ画面の方にはまるで興味がいかなかった。
ただ私の隣で笑っている春香をじっと見つめていた。
……弟を亡くして、拠り処を無くした私の傍にずっといてくれるのが春香だった。
優と、春香が頭の中で、ふたつの笑顔のイメージがひとつに重なる。
「ありがとう……」
「えっ?」
無意識に、声が出た。
春香はぽかんと口を開けて、私の方を見つめる。
今思えば、その瞬間だった。
─目と目が逢う瞬間、私は春香が好きだと気付いた。
「どしたのー?千早ちゃん?」
「な、何でも無いわ」
心臓がドキドキと鼓動を打つのが止まらなかった。
そして、突如不安になった。
黒い塊のような何かが、私の心に影を落とした。
私は、同性相手に初恋をしてしまった。
……決して報われない茨の道ね。
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:13:45.28 DnTc5MP60
まだー?
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:14:01.59 AXRT+lYF0
「あはは!まさかラストでヴィッペルが死んじゃうなんて思わなかったねー!」
「……そうね」
春香は映画を見終わって満足したようだった。
私はそのストーリーをまるで、覚えてなかった。
答え合わせするかのように、私に感想を投げかける春香に、適当に相槌をうつ。
それから枕を抱き抱えて、春香は言った。
「それじゃ、寝よっか」
「えっ……」
……。
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:14:37.25 p2hLL3DJ0
チハニーみたいな系統の作品と、ジュピターや、なめこみたいなネタ系、どっちが好きなんだ?
>>1は
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:16:55.54 AXRT+lYF0
それから春香は、私の気持ちも露知らずに安らかに寝息をたてている。
キンキンとした不協和音が痛みとなって、頭で鳴り響く。
目が冴えて眠れなかった。
春香の寝顔を眺めて、何かの気の迷いだと問いただす。
けれど、逆にこの気持ちは、ちっぽけな私の中に収まらないかのように膨らんでいった。
「はるか……」
そう呟く。すると膨らんだ何かが、私の中でパンッと弾けた。
「……」
春香の頬を優しく撫でる。
「ん〜〜」
春香は少し、不快そうに顔をしかめる。
罪悪感を感じる。
心の中で、黒い煙をあげながらパチパチと炎が燃える。
例えるならそんなイメージ。
止めるなら、今のうち……。
顔を、ゆっくりと近付けていく。
その音で起きてしまうんじゃないかというくらい、心臓が脈打つ。
もう、戻れない。
「ん……」
私は、寝ている春香の唇に、触れるように自分の唇を擦りつけた。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:19:09.80 AXRT+lYF0
……。
薄暗い私のアパートの一室に、意識が戻る。
「……」
唇を、指先でなぞる。
春香の唇は、シルクのように柔らかくて、ほんのりと温かった。
春香は朝、いつも通り起きて大きな欠伸をした。
それを見た私は、甘い棘のような何かが、チクチクと体を突き刺して、居た堪れなくなった。
私は、卑怯だ。
あの無垢な春香になんてことをしてしまったんだろう。
「あ……あぁっ……!」
だけど、そんな嗜虐心にも何かが、余計私を興奮させた。
私はあの純心無垢な春香を汚してしまった。それをしたのは私だけ。
背徳的な行為が、この恋の燃料だった。
─千早ちゃん、ここがいいんだ?
「そこっ……いいっ……!はっ!るかぁ……!」
自分の指を、春香の指に見立てて、濡れそぼった穴を、ゆっくりと円をえがくようにかき混ぜる。
今日は、春香に気持ちよくしてもらう番。明日は私。
頭の中で、春香をひたすら汚す。
私に、出来るのはそれだけだった。
「んあー」
私は、だらしない声を最後にあげて、果てた。
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:20:36.86 p2hLL3DJ0
何度も見てるのにこの「んあー」で笑ってしまう
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:20:52.75 DnTc5MP60
だらしない声だ
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:21:13.74 AXRT+lYF0
「はぁ……はぁ……」
気持ちが抜けて、空っぽになった気だるい体で息を整える。
ショーツと、パジャマは膝にかかったまま。
太もものあたりまで私の出した愛液でぬらぬらと光っている。
「うぅ……!」
不意に涙が出てきた。
妄想の中の春香は、私を優しく抱いてくれる。
好きだと何回でも言ってくれる。
けれど、本当の春香は……!
シーツを思い切り握りしめて、顔をうずめる。
「は、るか……!どうしようもなく好、き……なの……!うぅ……!」
こんなに苦しいくらいなら、私は異性に生まれたかった。
それなら、こんなにも、虚しい気持ちになることは無かったのに。
……。
また、朝が来て眠気眼でメールをチェックする。
メールは相変わらず誰からも来ていなかった。
51: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
11/11/18 20:22:22.39 fRJ5eu7T0
んあーでわらわせんなw
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:22:44.35 AXRT+lYF0
そして、またレッスンをして、オーディションを受ける毎日が始まる。
朝のニュースでは、雪が降ったと告げた。通勤電車は時間通りにホームに到着する。
そう、何ら変わらない日常ね。
「おはようございます」
事務所に入り、頭を深く下げて挨拶する。
「千早、はいさい!」
我那覇さんが、手をまっすぐ伸ばして私を迎える。
だけど、この日はほんの少しだけ違っていた。
それは、我那覇さんが不敵な笑みを私に向けていたから。
「ふっふっふ……」
「な、なにかしら」
「ついてくるさー!」
「わっ……」
そう言うなり我那覇さんは私の腕を思い切り引っ張る。
連れられた先は……。
「は、春香……」
「あ……」
休憩室で、春香は雑誌を眺めながらクッキーを食べていた。
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:23:48.04 AXRT+lYF0
「おはよ……」
春香は、そう言うなり視線を雑誌へと戻す。
はるか……。
大分慣れたけれど、やっぱりチクリと胸が痛む。
私の隣で仁王立ちしている我那覇さんが、フンと鼻息を鳴らした。
「二人とも仲良くするさー!」
我那覇さんは大きな声でそう言った。
そして、春香の元へと駆け寄って肩を抱く。
「千早は、春香と仲直りしたいそうだぞ!」
「……響ちゃん」
我那覇さん、あなたは、どこまでもまっすぐなのね。
私も、きっかけが欲しかった。だから、素直に嬉しいと思った。
春香が、おそるおそる私の方を向く。
「千早ちゃ……」
久々に私の名前を呼んでくれた。
それだけで私の心が晴れる。
─ありがとう、我那覇さ……
「千早は、春香のことがす〜〜〜っごく好きって言ってたぞ!」
……。
今、何て言ったの?我那覇さん。
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:24:49.33 p2hLL3DJ0
どこで、分岐になるのか
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:25:38.84 AXRT+lYF0
多分、我那覇さんの「好き」と私の「好き」は違う。
だから我那覇さんにきっと悪気は無い。
だけど、私の気持ちがこんな形で伝わってしまうなんて……。
我那覇さんは止まらなかった。
「千早は、春香のことをず〜〜っと思ってる」
やめて。
「すっごく、大切なんだ」
やめて。
「それに─」
「やめて!!!」
自分でも、信じられないくらいの声が部屋に響きわたった。
顔を上げると、我那覇さんは、ただ呆然とこちらを見ている。
そしてゆっくりと、視線を春香へと向ける。
春香の顔は見えない、けれど……
雑誌に大粒の涙がいくつも零れてインクが、滲んでいた。
「……怖い、よ。千早ちゃん」
私は、今すぐに耳を塞いで部屋から飛び出したい気持ちに駆られた。
けれど、金縛りにあったかのように、ピクリとも動けなかった。
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:27:21.88 AXRT+lYF0
「ねぇ、千早ちゃんは私をどんな目で見てるの?」
「……!」
昨夜の自慰行為を思い出して、不快感が湧き上がる。
喉の奥が焼けるように乾く。
寒気が全身を覆うようにまとわりつく。
「頭の中で、千早ちゃんは私にどんなことしてるの?」
「……」
「私にどんなことさせてるの?いつもあんなことしてるの?」
「……」
「う……えっと……」
我那覇さんは、おろおろと泣きそうな顔で、私と春香の間を行ったり来たりしている。
「私!怖かったけど正直に千早ちゃんの気持ちに応えたつもりなのに!どうしてこんなことするの!」
春香が、手に持った雑誌を私の方へと投げつけた。
私は避けることが出来なかった。顔に張り付いて、バサリと床に落ちる。
「うわぁぁ!!」
春香は、私の肩にぶつかって、部屋から飛び出した。
……。
「……我那覇さん」
私、こんな声が出せたのね。
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:28:52.73 wBM78/Dr0
スレタイ四条なのに本文に一回も使われてないw
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:29:30.01 lg938+0F0
くっ
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:29:38.39 AXRT+lYF0
「あ、あの……ちは……」
「……!」
「ひっ……」
我那覇さんの肩を掴んで、壁に叩きつけた。
我那覇さんは一度、何が起こったかわからないといった表情を浮かべて私を見た。
それから、一度大きく体を揺らして、怯えた瞳で震え始めた。
初めて味わう感情だった。
この波に任せてどこまでもいってしまおう。
「我那覇さん……ひとつ尋ねるわ……」
不思議と私の声は一定のトーンを保っていた。
「あなたは、本当に、人を好きになったことがある?」
私の言葉を聞いた我那覇さんは何度か激しく頭を縦に振った。
「あ……母親……沖縄の友達……それに、プロデュ……」
部屋に破裂するような、大きな音が響いた。
私が、我那覇さんの頬を叩く音だということに遅れて気づいた。
「うあ……」
我那覇さんの頬が赤く腫れあがる。
「……我那覇さん、謝るわ。相談したのが間違っていた。あなたには私の気持ちは理解できない」
いえ、この想いは、きっとだれも解ってくれない。春香にも、両親にも、他の、誰であろうとも。
きっと、例えこれから親しい友人が出来ても……。
私はひとりぼっちのまま、ね。
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:33:18.09 AXRT+lYF0
そう、私は独りでも構わないのだから。
─あおいいいとりひいいい
春香に使い方を教えてもらった、MP3プレイヤーから『蒼い鳥』が流れる。
唯一ここで安心できる、心地よい時間。
私は目を伏せてその音色に、聞き入る。
「あ……」
不意に、曲が止まった。
訝しげに見上げると、クラスメイトに無理やりヘッドホンを取り上げられたということに気付いた。
「な、なにかしら……?」
私が問いかけると、如月さん進路志望のプリントの提出早くしろってさ
とぶっきらぼうに伝えられた。
「えぇ、ありがとう……」
私は、やや不快感を感じながらも応えた。
ま、如月さんはアイドルなんだろうけどね、と鼻を鳴らしてクラスメイトは言った。
「……」
私が黙っていると、でもそんな仏頂面でホントにアイドルなんかできんのかね。
そう吐き捨ててクラスメイトは去っていく。
……。
私は、またヘッドホンを耳にかけ直して、机に突っ伏した。
……学校では、春香みたいに話を出来る友人がいないわ。
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:33:27.88 p2hLL3DJ0
あんまり、響をいじめないでね
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:35:02.37 AXRT+lYF0
今日は、765プロの活動は休み。久々の登校日だった。
昼食を告げるチャイムが鳴る。
隣では、けらけらと、クラスメイトの楽しげな笑い声が聞こえる。
一瞥すると、両親の作ってくれたお弁当を見せあっていた。
「……」
私はビニール袋から、サンドイッチとお茶を取り出して、黙々と口へ運ぶ。
空いた手で、携帯のメール受信をチェックする。
春香からの新着メッセージは0件。
……そのまま私は、メッセージ履歴を眺める。
ボタンのタッチ音が、喧騒に掻き消される。
『千早ちゃん!今日は収録があったよ!』
『今日、千早ちゃんに似合いそうなワンピース見つけちゃった☆』
「ふふっ」
思わず、笑みがこぼれて口元を押さえる。
春香……可愛い……。
ふたり過ごした日々が、もうずっと遠くにあるように感じる。
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:35:07.32 chQGLmGP0
響は完璧だから何をされても可愛いという
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:35:59.35 p2hLL3DJ0
わりかし、この作者も響の扱い酷いから不安だw
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:36:26.05 AXRT+lYF0
そんな私を見て、合唱部のメンバーが陰口を囁く。
うわ、恋人からのメールとかかな?
如月って、恋とか興味無いでしょ。
あー不感症っぽいよね。
全て、私の耳に届いていた。
いえ、多分あの人たちはわざと聞こえるように言っているんだわ。
まぁ、なんでもいいですけれど。
……。
「は……るっかぁ……!」
シャワーを浴び終えて、私はそのまま裸で、自慰行為を始めた。
ベッドの上で、壁にもたれかかりながら、右手で秘部を愛撫する。
「んっふっ……」
段々と、秘部から粘り気のある液体が漏れだしてくる。
指で内壁をひっかくたびに、クチュクチュと卑猥な音が部屋に響く。
体中が汗ばんで、胸の先端と下半身がひどく熱くなった。
「……んん……!」
声が漏れないように唇をキュッと閉じる。だけど、止まらない。
指のはらで濃いピンク色に染まった乳首をころがすと、シビれるような感覚がつま先まで走る。
……クラスメイトが、こんな私の姿を見たらどう思うのかしら。
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:37:01.27 h752O/+n0
むしろこの作者が一番酷い
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:37:57.38 AXRT+lYF0
─頭の中で、千早ちゃんは私にどんなことしてるの?
昨日の春香の言葉を思い出す。
私は、本当に、なんて卑しいんだろう。
今や、この自慰行為が春香への愛情を再確認できる唯一の手段だった。
─私にどんなことさせてるの?
「はぁ……はぁ……」
左手で、固くなった乳首を強く爪でつねる。全身に電流が走る。
「あぁ……!」
すると思わず、短い喘ぎ声がこぼれた。
「んっ、はるかぁ……!」
私はあの春香を、妄想で、裸にして。……セックスをする。
最初は、罪悪感で押しつぶされそうになった。
だけど一度病みつきになってしまうと、もう止めることが出来なかった。
私は、この目で、春香の乱れた姿を見たい。
抱きしめたいとも思うし、キスもしたい。
だけど、それは決してできないこと。
何故なら、私と春香は、同性、なのだから。
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:38:45.04 p2hLL3DJ0
ひとりで生っすか!サンデーやらせたりかなりいじめるよね。剛毛とかいったり
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:39:16.40 AXRT+lYF0
「…ッ…くっ……!」
─千早ちゃっ、そこ、ダメだよッ!
すぐに私の中で春香が、妄想の春香に切り替わる。
「はっるか……そこが……はっ……あっ……!」
春香のマシュマロのような白い首筋に舌を這わす。
そのまま、下へ下へと肌をなぞっていき、私の唾液で、春香の体に透明なラインが出来る。
やがて、へそを舐め上げて、茂みを掻き分けて、春香の桜色の部分に突きあたる。
─ひゃぁ!
春香の可愛らしい悲鳴があがる。
それに気をよくした私は、包皮で隠された部分を舌で器用に剥いて舌先でつつく。
─あっあっ千早ちゃ……好きだよ……
えぇ、私も、狂おしいほどあなたが好─。
「んあー!」
そこで、私は堪らず達してしまった。
まただらしない声をあげる。火照った体が、急に冷めていく。
「……」
それから私は、ティッシュで汚した部分を拭きとって、パジャマを着て、
春香のメールが来ていないことを確認して、寝た。
目が覚めると、朝の光が眩しくて、不思議と涙が溢れた。
……春香、せめて、話だけはさせてほしい。
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:41:12.46 AXRT+lYF0
私は、特別に同性を好いてるわけじゃない。
たとえば……そうね。
真を見ても別に何の感情も湧かない。
あら、男装の麗人として活躍できそうね、くらいかしら。
だけど、春香だけは特別だった。
私の傍で、いつも太陽のように笑ってくれる彼女。
それが、弟を事故で失った私に、学校で孤立している私がどれだけ救われたか。
……ねぇ、春香、あなたはわかってるの?
きっと私が男性として生まれていても、春香に恋をしたと思うから。
私は、ただ天海春香そのものを好きになった。
「だから……」
諦めるという選択肢は、私には無かった。
春香を手放すということは、弟を再び失くすのと等しい。
「おはようございます」
事務所の扉を開けると、我那覇さんが肩を落として落ち込んでいた。
日焼けした頬には、真っ白な湿布が貼られている。
「あ、千早、はいさい……」
「……」
そう、悪いのは私。
きっと我那覇さんは、恋愛感情を抱いたことなんて、今まで無いでしょうから
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:42:59.30 AXRT+lYF0
だけど……。
我那覇さんは目の前へ駆け寄ってきて、頭を深々と下げた。
「千早、昨日はごめんなさい!」
「……」
頭では解ってても、どうしても我那覇さんを許すことができなかった。
なんだか、私のこの想いが軽視されたような気がしたから。
それに、なにより……
春香を傷つけた。
私は、何も言わずに、我那覇さんの隣を通り過ぎる。
「あ……」
背中から、我那覇さんの泣きそうな声が聞こえる。
「待って!千早、自分勝手なことしちゃってごめん!謝るから!」
本当に、勝手なことだった。
不意に、肩を強く握られる感触がした。多分、我那覇さんの手だった。
「……」
私は、自己嫌悪を感じながらも、その手を振りほどいた。
「うあ……千早、ごめん……ごめんよ……」
ダメね。
やっぱり、私は、人との距離感がうまく掴めないわ。
我ながら面倒な性格だと、思う。
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:43:31.37 h752O/+n0
ここまで四条さん無し
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:44:06.93 AXRT+lYF0
「窓からあああ見る光る海よりひいいいいい」
今日のレッスンは、ヴォーカルレッスン。
次の大事なコンサートのための歌の調整。
歌を歌う。
この瞬間だけが私の幸せなとき、だった。
全てを忘れて、旋律に身を任せる。
自分の全存在をかけて、魂を声に乗せる。
私には歌さえあれば、他に何もいらなかった。
両親の愛情も、学校での穏やかな日常も、何もかも。
「千早ちゃん。最近、調子が悪いね」
「お願いします、もう一度だけ挑戦させてください」
私は、コーチに頭を下げながら言う。
それから何度も何度も失敗した。
「……っ!」
私は、悔しくて、終わった後に、唇を血が出そうなほど噛みしめた。
そんな、気落ちした日でも、家に帰って自慰行為だけはした。
不思議と、いつもよりとても興奮した。とても気持ち良かった。
だけど終わった後には、ポッカリと、体の真ん中に空洞が出来たような気分になった。
春香からのメールは、今日も0件、ね。
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:45:02.41 AXRT+lYF0
「おはようございます」
事務所の扉を開けると、視界の先に、キレイな銀髪が揺れていた。
「おはようございます。如月千早」
四条さんが柔らかい微笑を私に投げかけた。
珍しいこともあるのね、四条さんは、いつもこんな早朝には来ないのだけれど。
「今日は、わたくしもレッスンに精を出そうかと……」
「そうですか」
肩にかけたバッグをソファに下ろす。
どうしても、無愛想な言い方になってしまう。
最近の、春香の一件、レッスンの件でストレスが溜まりに溜まっているのがわかる。
目覚めるたびに、重りがのっているように、体がダルい。
だけど、早朝練習だけは欠かせなかった。
四条さんは、無表情で、じっと見つめてくる。
私は眉をひそめて言った。
「……なんですか?」
ゆっくりと、四条さんは口を開く。穏やかながらもどこか威厳のある声色で、信じられない言葉を言った。
「如月千早、あなたはもしや恋をしていますね?」
「なっ……」
時々、怖くなる。四条さんの勘の鋭さが。
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:46:30.70 wBM78/Dr0
やっと貴音ぺろぺろ…!
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:47:12.06 p2hLL3DJ0
テンポが速いから分岐はまだ先か?
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:47:14.36 AXRT+lYF0
思わず、バッグを肩から下ろす途中の、そのままの体勢で固まる。
私の、目の前のある整った顔立ちからは、まるで感情を窺い知ることができない。
四条さんはどこまで知っているのだろう。
そして、どこまでを知らないんだろう。
「……そんなこと」
声が震えないように、動揺を隠すように私は言った。
「……」
四条さんは、目を伏せて黙ってしまった。
時々よくわからなくなる。この人のことが。
普段は少し抜けていて、時にはラーメンのことを熱弁しているかと思えば、たまにハッとするようなことを言う。
料理番組の時でもそうだった。
……不思議な人ね。
私は、早めにこの話題を切り上げようとした。
「これから早朝練習があるので」
そして、私はトレーニングウェアをロッカーから取り出す。
四条さんは相変わらず、目を閉じて黙っている。
「それでは」
私が、レッスンルームへ行こうとドアノブに手をかけた瞬間、四条さんがポツリと言った。
「……天海春香」
「……ッ!」
思わず、振り返ってしまった。あまりの出来事に、足のつま先から頭のてっぺんまで悪寒が走った。
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:48:20.44 AXRT+lYF0
「あ……」
言葉を失ってしまった。私の口が、ぱくぱくと忙しく開閉する。
四条さんは、私の秘められた気持ちに勘づいていた。
知っているのは、誰なの?
もしかして、私がバレていないと思ってるだけで、みんなは……。
そうだったとしたら……
視界が途端に真っ暗になった。
意識がグラつく。吐き気がこみ上げてくる
四条さんは、そんな私の心境を知ってか知らずか淡々と言葉を紡ぐ。
「人の恋路を邪魔する者は、窓の月さえ憎らしい……」
「……」
「わたくしが、口出しするべき事ではないことは、承知しております」
次の言葉を聞きたくなかった。
このままドアノブを捻って、別の場所へと行きたかった。
「ですが……」
四条さんは、目をゆっくりと開いた。
「諦めなさい。如月千早」
……。
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:49:37.78 AXRT+lYF0
春香を諦める、それは何度も思っていたこと。
自慰行為が終わる度に、毎回思った。
きっと、この私の想いは春香には決して届かないのだから。
だけど……。
「なくーことーならーたーやすいけーれどー」
「春香……音程がまったく合ってないわ」
「えーそうかなー」
「泣くことーなら容易いけれど……こうよ」
「なくーことーなら」 「……はぁ」
どうとでもない、レッスンの日常を思い出した。
あの無邪気な笑顔に、私は惹かれてしまう。
顔を合わせるたびに、話をするたびに春香に夢中になっていくのが、自分でもわかった。
諦められるわけが、無いわ。
私は四条さんを睨みつけた。
「失礼かもしれませんが、余計なお世話です」
不意に、四条さんがおもむろに立ち上がった。思わず身構えてしまう。
「申し訳ありません。無粋な計らいでした」
そう言ってひとつ、私に深くお辞儀をして、背を向ける。
そして去り際に、四条さんは語気を強くして言った。
「……ですが、いずれ後悔しますよ」
「……!」
私は、頭を激しく横にふって、不安を押し殺そうとした。
……後悔なんて、するはずない。
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:50:58.98 AXRT+lYF0
今日も、レッスンは上手くいかなかった。
技術面は心配無い。だけど、精神面に問題がある。
そう、コーチに指示された。
……歌に、気持ちがついていかない。
全てがうまくいかない現状に、それを打破できない自分の不出来さに、歯噛みした。
心に不純物がどんどんと、積もっていく。
「あ……」
汗を洗い流そうと、シャワー室へ向かう途中、春香を見かけた。
「ねむれないーヨルこの身を苛むボンノー!」
春香も、ヴォーカルのレッスンだった。真剣な顔つきで、マイクに向かっている。
「……」
春香から見えないように、そっと丸い窓ガラス越しから覗く。
……春香来ていたのね。
私は、もう挨拶もされなくなった。
でも、どれだけ冷たくされても、私の気持ちが冷めることが無かった。
……。
「んっ……」
シャワーの降り注ぐ音をカモフラージュにするように、小さく喘いだ。
何故か自慰行為だけは、私の沈む気持ちとは裏腹に、どんどんとエスカレートしていった。
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:51:55.85 AXRT+lYF0
「あっ……」
水滴が髪の先から雫のように滴り落ちる。
それとは別の、ぬるぬるとした愛液が私の下半身から漏れ出す。
夕方までどうしても我慢できなかった。
どうして、こんなにまで興奮してしまうんだろう。
春香と話をしなくなってから、この行為は余計に激しくなった。
「あっ……あっ……」
滑った人差し指をゆっくりと、ねぶるように抜いて、差し込む。
内壁がひくひくと痙攣して、キツく締め付ける。
「あ"っ…あ"っ……!」
中に入れた指を、2本に増やす。
少し抵抗があったけれど、蕩けた私の穴はやすやすとそれを呑みこむ。
手のひらで撫でるように乳首をこすると、全身が粟立つような感覚が襲う。
「んぁ……」
思わず果そうになるけれど、動かす指のリズムを変えて快感を長引かせる。
シャワー室には、シャワーの音と、断続的な喘ぎ声と、淫らな水音だけが響く。
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:53:03.37 wBM78/Dr0
ふぅ…これ話の内容から絶対スレタイに繋がらないよね…
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:53:45.97 AXRT+lYF0
「はぁ……はぁ……!」 吐息が激しくなる。
段々と、乳首をこねる左手と、膣をかき乱す右手の動きが速くなっていく。
ピンク色の霧がかかったように、思考がとろけていく。
目を強く瞑って、歯を食いしばって、これから来る絶頂に供える。
─千早ちゃん、わた、春香を想って、イっていいんだよ?
「はっ……るか!」
思わず、大きな声で、名前を叫んでしまった。
シャワーの音では誤魔化しきれずに、部屋にこだまする。
「んあぁー!」
私は、達してしまった。
まるで噴水のように膣から愛液が飛び散る。
……。
「はぁ……はぁ……」
つるつるとしたタイルに片手をついて、息を整える。
排水溝に、私の髪の毛と、涎や汗や、愛液が吸い込まれていく。
気だるい体のまま、シャワーで、太ももの滑りを、擦り落とす。
……虚しい。
「……」 私は、うなだれたままロックを外して、ドアを前へ開いた。
「あ……」
声がした。顔をゆっくりと持ち上げると……。
真っ赤な顔をした春香が、そこに居た。
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:54:28.85 BgNiRZJf0
んあー
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:55:44.90 AXRT+lYF0
「……」
その状況が、すぐに理解できなかった。
だって、私の妄想で、媚体を魅せていた春香が、今度はすぐ目の前にいたのだから。
春香は、頬を赤くさせながら、潤んだ瞳で私を睨んでいる。
赤面する春香とは対照的に、私は顔が青ざめていくのがわかった。
……また、見られた。聞かれた。
今度こそ、もうなにもかもダメかも知れない。
不意に視線が春香の顔から、体へと泳ぐ。
春香は、裸だった。シャワー室だから当然のこと。
「……!」
春香の裸は今まで何度か見たことがある。
けれど、それは私が恋愛を意識する前のことだった。
改めて、そう意識して見ると、激情が激しく燃え上がった。
ゴクリと、喉が鳴った。
「……あっ」
私の視線に気づいた春香は、慌ててバスタオルで体を隠した。
その瞬間、私の心に、ヒビがひとつ入った、ような気がした。
─気持ち……悪いよ……
以前の春香の言葉が、頭の中で、鈍いエコーがかかって、リフレインした。
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:56:37.25 AXRT+lYF0
フラッシュライトで撮影されたみたいに、一瞬、景色が眩く光った。
そして、私はマネキン人形のようにその場に立ち尽くした。
「……」
泣くこともできない。逃げ出すこともできない。謝ることもできない。
私の視界から、フラフラと、千鳥足で春香が揺れ動いて、消えた。
「……」
春香は、シャワー室の奥へと歩いていったと思う。
けれど、振り向くことが出来なかった。
私は、何も考えらずただ立ち尽くす。
「……千早ちゃん、声全部聞こえてたよ」
春香が私を呼ぶ声が聞こえる。
それも、まるでフィルターを通したように、途切れ途切れに聞こえた。
「ハッキリ言うね」
もう……やめて……。
「私、私……」
もう、私を苦しませないで、春香。
お願いだから、もう何も言わないで、春香。
だけど、春香の口から出た言葉は……
私にとって、あまりに残酷で、何よりも辛い言葉だった。
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:57:08.44 8FHTFX3S0
春香編も、響編も、尻音ちんは数える程しかでてこなかったんだよな。
どう絡んでくるか楽しみだ
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:57:44.31 AXRT+lYF0
「私、プロデューサーさんのことが好きなんだよ……」
その言葉を聞いて、ずっとモヤモヤしていた違和感が無くなった。
優しい春香が、私に敢えてキツい言葉を投げかけてくれたこと。
四条さんの、諦めろという助言。
……。
私の体に、生温かい血が通っていく感覚がする。
次第に、凍りついた思考が溶けていく。
瞳を閉じると、大粒の涙が、ひとつ落ちた。
……儚い夢だった。
そう、これは、あなたと見た泡沫の夢。
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:58:19.13 wBM78/Dr0
今週アニメ完全にはるちはだったから、余計可哀想に見えるは…
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:58:46.02 AXRT+lYF0
「おい、千早。例の話なんだが……」
「……」
書類を抱えたプロデューサーが私に声をかける。
私は、まるで機械にでもなってしまったかのように、無機質に応える。
「……少し考えさせてください」
「千早、気分でも悪いのか?」
「いいえ、何でもありませんから」
深くお辞儀をして、別れる。
律子が、ホワイトボードに予定を書いている。
四条さんが、私を一瞥して、何か言った。
「千早─わたくし達は─」よく聞き取れなかった。
水瀬さんが、兄らしき人物と携帯で話している。
美希が欠伸をしながら、私の隣を通り過ぎる。
「あ……千早……」
そして、居間に行くと、我那覇さんがソファでうな垂れている。
……。
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/18 20:59:44.27 AXRT+lYF0
「……う……ごめんよ、千早」
我那覇さんは、手をもじもじとさせる。
眉を八の字にして、私のほうを不安げに見つめる。
「……我那覇さん」
私の声に、驚いたように肩を震わせた。
さっきの春香の告白を聞いてしまった後で
……今さら我那覇さんを責める気にならないわ。
「ごめんなさい。私の方こそ、意地を張っていた」
私は、笑顔を作って言った。
今、思い起こせば我那覇さんは、私を思って言ってくれたのだから。
素直になれなくてごめんなさい。
「千早……!」
私の言葉を聞いた我那覇さんは、今にも泣き出しそうな顔を浮かべる。
……もう春香に私の気持ちを伝える事は、出来ない。
最初から、覚悟していたことだけどやっぱり、辛いものね。
─春香、あなたは今どんな気持ちでいるの?
……。そうだわ。
「千早?」
俯いてる私の前方から、我那覇さんの声が聞こえる。
春香の気持ちを、味わってみたい。
そんな、真っ黒な気持ちが湧き上がった。
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