オリアナ「ねぇ、お姉さんを匿ってくれない?」上条「……えっ?」
at NEWS4VIP
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/05/24 02:07:12.20 M33Ktif/0
とある休日の正午。上条当麻の家に一人の人影が近づいていた。
肌を過度に露出させた服装はとても目立ちやすく、通り過ぎる人々には常に目を向けられていたが、
その人物にとってはいつもと何も変わらない景色であり、特に気にする事もなくここまでやって来た。
「ふぅ……ここが『彼』が住んでる部屋かぁ……うふふ」
軽く笑いながら玄関の前に立つと、深呼吸を行う。
彼女は柄にもなく緊張していたからだ。
二、三回と大きな呼吸を終え、態勢を整えると、インターフォンを押す。
ぬぐい取れなかった緊張は彼女の指先を少し震えさせていた。
「おっ? 誰か来たのか。はいはいっと」
ちょうど昼食を作っていた最中だった。
炒めていた炒飯は良い感じに仕上がっていて、後は盛り付けるだけだ。
だから、「まぁ、大丈夫だろ」と、スイッチを押して電源を切り、フライパンの上に蓋をして、スタスタと玄関へと足を運び、扉を開けた。
「はぁーい、久しぶりね」
レスを読む最新レス表示スレッドの検索類似スレ一覧話題のニュースおまかせリスト▼オプションを表示暇つぶし2ch
4060日前に更新/161 KB
担当:undef