韓国人に真実を教えてしまったベストセラー『反日種族主義』 図書館で閲覧制限 知る権利剥奪へ
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1:テルムス(神奈川県) [US]
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韓国図書館が「反日種族主義」を閲覧制限…「知る権利」ないがしろに
FNN.jpプライムオンライン 2020/01/31 19:38
日本関連の異論を封殺する「国民情緒」は率直な歴史論争の妨げだ
1988年「公序良俗に反し人権を侵害する表現を規制する」との名目で「メディア良化法」が制定され、
メディア良化委員会による武力行使を伴う「不適切図書」の検閲が始まった。情報が制限され自由が侵されつつあるなか、
検閲に抵抗するため立ち上がったのは図書館だった…
これは現実の話ではなく、作家有川浩さんの作品「図書館戦争」が描いた世界だ。
しかし、実写映画化もされたこの人気作品のように、行政が図書館の選書に介入する事で「知る権利」が侵害される事例が、
お隣韓国で起きている。しかも、抵抗する勢力も無いままに。
「反日種族主義」が図書館で閲覧制限に
韓国の地方自治体である華城市、平沢市、光明市の公立図書館は、2019年12月から2020年1月にかけて、
日韓でベストセラーとなった本「反日種族主義」の閲覧を制限する措置を始めた。高陽市など5つの自治体も同様の対応を検討しており、
この動きはさらに拡大する情勢だ。
「反日種族主義」は、ソウル大学の李栄薫(イ・ヨンフン)元教授ら6人の研究者による著書で、
日本による朝鮮半島統治に関する「朝鮮半島の米を収奪した」などの定説や、
今や韓国人のアイデンティティともいえる「独島(島根県の竹島の韓国側呼称)は韓国の領土」という主張について、
膨大な資料を元に悉く否定したものだ。韓国ではチョ・グク前法相が「吐き気がする」と強く批判し、
メディアも保守・革新問わず「歴史歪曲だ」などと一斉に批判したが、
韓国で11万部、日本でも40万部という異例のヒットとなっている話題の一冊だ。著者には脅迫メッセージが送りつけられるなど、
韓国では現在もバッシングが続いている。
華城市役所に閲覧制限の理由について聞いたところ「多数の国民の感情に反する本は除外するのが国民感情上正しいと考えた」との事だった。
華城市は文化財団に図書館の運営を委託しているが、市役所側が財団に命じたのだという。
平沢市も「閲覧制限するのは市民から多くの要請が寄せられたからで、国民情緒に反する本だから」というのが理由だった。
いずれも、この本の内容を快く思わない市民からの抗議を受けた措置だという。
光明市に至っては「『反日種族主義』は慰安婦と日帝徴用の強制性を否認し、
さらに独島まで大韓民国の領土という証拠がないという内容の親日・歴史歪曲論議を呼び起こした図書」だとし、
「反日種族主義」の6人の著者の別の著作など12冊を閲覧制限した。この閲覧制限図書の中には、
帝国主義の側面から日本の朝鮮半島統治や慰安婦問題を捉えた世宗大の朴裕河(パク・ユハ)教授による「帝国の慰安婦」も含まれている。
この本も韓国で猛烈なバッシングを受けていて、元慰安婦らが朴教授を名誉棄損で刑事告訴したことから始まった裁判では、
2審で朴教授に有罪判決が下されている。
(続く)
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