【お笑い】小峠英二「30歳で髪の4割失った」薄毛との戦いとスキンヘッドにした転機 [シャチ★]
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1:シャチ ★
22/07/13 09:13:19 CAP_USER9.net
食事や性格、趣味嗜好まで様々な点で県民性は見て取れるが、「薄毛への意識」もまた都道府県ごとに特徴があった。大手発毛剤メーカーの全国調査でわかった、薄毛の県民性とは─。
6月22日、その「薄毛のボーダーライン」が都道府県によって異なるという驚きの調査結果が、発毛剤の「スカルプDシリーズ」などを扱うアンファーから報告された。
調査は20~60代の都道府県各100人、合計4700人が対象。おでこの広さ(眉上から生え際まで)が4~8cmまでの男性のイラストを提示して、「何cmからが薄毛という印象か」と質問した。
その結果、回答数が最も多かった「薄毛だと思うおでこの広さ」は7cm以上で、全回答の境界線平均値は6.19cm。眉上から生え際まで6~7cm以上だと薄毛と認定されることが判明した。
その上でアンファーは、境界線を4~5cmと最も狭く設定した人を集計。人数が多い順に「薄毛に厳しい都道府県ランキング」を作成した。その結果、最も薄毛に厳しかったのは福岡で、茨城、香川、長崎が続いた。ちなみに東京は8位、大阪は24位となった。
当事者たちはこの結果をどう受け止めるのか。
「僕、福岡にいた時はフッサフサだったんですよ」
こう振り返るのは、ランキングトップの福岡県出身のお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二だ。
「だから『薄毛に最も厳しいのは福岡県』と急に言われてもピンとはこない。ただ、オヤジは完全にハゲで親戚もハゲのオジサンが多く、思えば一族に対する周りの視線は痛かったかもしれない」
福岡県出身の心意気ゆえか、自らの薄毛には厳しい目を向けていた。
「30才で頭の4割がハゲて、毎晩育毛剤を塗って抗ってもさらに薄くなりました。ハゲで笑いを取るのはプライドが許さず、泣かず飛ばずで中途半端な“逃げのハゲ”だった。でも、うまくいかないことを薄毛のせいにするのをやめ、36歳でスキンヘッドにしたら、キングオブコントで優勝できた。ハゲで芸能界をある程度上り詰めたの、井手らっきょさん以来じゃないですか」(小峠)
ランキング37位・新潟県出身で『カツラーの秘密』の著書を持つスポーツライター・小林信也氏は、「確かに周囲の人は薄毛に寛容だった」と振り返る。
「父がハゲで祖父がスキンヘッドだったので、“必ず自分もああなる”との恐怖心が幼いころからありました。そんな自分と比べると、周囲の人はあまり気にせず受け入れていたように思います」
ただし、「眉上7cm」を薄毛の境界線とすることには異議を唱える。
「薄毛にもタイプがあるでしょう。僕は頭のてっぺんから薄くなったので、生え際を境界線とすることに意味を感じません。むしろ生え際から薄くなるタイプは見た目もみっともなくないので羨ましかった。生え際か頭頂部かで、県民性も変わりそうですよ」(小林氏)
小峠はそもそも「境界線」を気にすることはないと話す。
「僕はスキンヘッドにして失う髪がなくなったから、そもそも境界線なんてない。人間、ハゲてからが勝負だし、そこからすべてをさらけ出せます。僕は毎朝、バリカンで髭を剃るかのように頭皮を剃っている。これはもうエチケットです」
薄毛か否かの境界は、自分で決めるものなのかも知れない。
※週刊ポスト2022年7月22日号
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