【NHK】”新しすぎた朝ドラ”『芋たこなんきん』がいま再評価されている訳 [鉄チーズ烏★]
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1:鉄チーズ烏 ★
22/06/29 18:42:51 CAP_USER9.net
2022年06月29日NEW
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朝ドラ低迷期…『芋たこなんきん』が新しすぎた理由
NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』が賛否両論となる一方、今、再評価されているのが、現在BSプレミアムで再放送中の『芋たこなんきん』だ。
これは、田辺聖子の半生と数々のエッセイ集をベースに描かれた作品で、朝ドラ低迷期と言われる2000年代半ばの2006年下半期に放送されたもの。当時は藤山直美が「最年長ヒロイン」ということばかりがメディアで取り上げられ、達者すぎるヒロインが「ヒロインの成長を視聴者が見守る」従来の朝ドラと異なることもあり、数字上では苦戦した。
しかし、作品の評価は朝ドラ好きの間では非常に高く、DVDが発売されず、再放送もなかったことから再放送を切望する声ももとより多数あった。
それにしても驚かされるのは、あれから15年以上経った今観ても、全く古びないどころか、非常に新しすぎることだ。
■日常の積み重ねを大事に描く朝ドラ
『芋たこなんきん』が斬新だったのは、まず構成の巧みさだ。
異なる時間軸を行ったり来たりするのは宮藤官九郎脚本のようだが、複雑に感じさせないのは、基本的に現代のパートをベースとしつつ、過去の回想シーンを主人公・町子(藤山)と夫・健次郎(國村隼)の「おしゃべり」として差し挟んでいるため。
これは藤山直美が舞台等で多忙すぎたための苦肉の策という面もあったようだが、ちょうど良い尺・ちょうど良いテンポで過去編が入ることで、短編やエッセイ1本の読後感に似たものを味わえる。「芋たこなんきん=女性が好きなもの」になぞらえ、健次郎が自分の好きなものとして語った「飲むこと、食べること、おしゃべりすること」、町子の「飲むこと、食べること、本を読むこと」ともつながっている。
町子と健次郎は、毎日一緒にご飯を食べ、酒を飲み、ひたすらしゃべる。近年では『ひよっこ』(2017年上半期)が、ドラマチックな出来事は起きないものの、日常を丁寧に描いた作品として高く評価されているが、実は『芋たこなんきん』がその10年以上前に登場した「日常の積み重ねを大事に描く朝ドラ」だったのだ。
朝ドラでは唐突なゲストキャラを出し、騒動を巻き起こして一件落着という、本筋と無関係な展開をはさんで尺を稼ぐパターンが多々あるが、本作の場合、唯一唐突に見えるのが、「ツチノコ」騒動である。
しかし、これは田辺聖子自身に実際に訪れたブームで、それを朝日新聞で連載、後にドラマ化したという「事実」がもとになっているのだから、驚かされる。
(以下略、全文はソースでご確認ください)
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