【アニメ】『鬼滅の刃』に見える“覚悟” 脱税事件のあったufotableに「生殺与奪の権」 [幻の右★] at MNEWSPLUS
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1:幻の右 ★
20/10/26 17:03:09.40 CAP_USER9.net
『鬼滅の刃』の行間に潜む、多くの覚悟
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」
『鬼滅の刃』を知る方なら、このセリフをご存じでしょう。禰豆子をかばい、土下座をしている炭治郎に向け、水柱・冨岡義勇が放った言葉です。
「自分や大事な人の命を、他人に好き勝手させるな!」という意味の言葉ですが、日ごろ、人生を他人に握られている立場の人の心には突き刺さったのではないでしょうか。筆者も心を抉られました。
しかし、「週刊少年ジャンプ」を読んでいる少年たちにとってはどうだったのでしょうか?  例えば生殺与奪の「奪」の字は、中学校卒業レベルで習得する漢字とされており、小学生のなかには文字単体では読めない、意味が分からない読者も大勢いたはずです。
 また、『鬼滅の刃』の作中には、大人でもフリガナなしでは読めないレベルの難解な漢字や表現が大量に使用されています。「風の呼吸 弐ノ型 『爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ)』」や、「岩の呼吸 伍ノ型 『瓦輪刑部(がりんぎょうぶ)』」などは、子供が読むことは難しいというよりも、触れる機会すらほぼないだろうという文字の使われ方をしています。
 ここに、『鬼滅の刃』担当編集者の覚悟が見えるのです。
 最近の商業創作物では、分かりやすい表現を使うよう指示・指摘されることが多くなっています。その理由は簡単で、読める人が多くなればなるほど、読者が増える可能性が上がるからです。人は自分が読めないものを無理に読もうとは思わないのです。
 しかし、「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」「自分や大事な人の命を、他人に好き勝手させるな!」意味は同じですが、並べてみれば一目瞭然。「生殺与奪」の方が、圧倒的なインパクトを保持しています。
 吾峠呼世晴先生が紡ぎ出す言葉の力、文字の使い方は独特かつハイレベルで、ひとつ間違えれば「よく分からない」と思われてしまう危険性を秘めています。しかしそこを恐れるどころか押し出していく覚悟を担当編集者が持っていたからこそ、『鬼滅の刃』は世に出ることができたのではないと思えるのです。
代表の脱税事件があったufotable
『鬼滅の刃』は極めて優れたマンガ作品ではありますが、歴史的ヒットをもたらす大きなきっかけとなったのが、ufotableによるアニメ化であることは、多くの人の意見が一致するところだと思います。日本でアニメを制作している会社は数多く存在していますが、ufotableのクオリティは最高レベルのものであり、劇場版『空の境界』や劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』といったTYPE-MOON作品を中心に、極めて高い評価を受けています。
 このようにufotableは極めて優れたスタッフを揃えた、ハイクオリティなアニメーションを生み出すかけがえのない会社ではあるのですが、過去に脱税事件を起こした汚点があります。
 事実上『鬼滅の刃』とは関係ないタイミングの出来事であるにも関わらず「『鬼滅』を手掛けた会社が」といった報道がなされたことは残念でなりませんが、おそらく集英社はufotableが脱税に手を染めたことを知っても手を切ることはせず、追徴課税の納付という禊を済ませることを大前提として、共に歩む覚悟を決めたのではないでしょうか。最悪の場合は報道によってブームを沈下させられてしまう危険性を承知の上で、吾峠先生や編集者の方が心血を注いで生み出した作品を託すのは、並々ならぬ決意が必要だったのではないかと思えるのです。
『鬼滅の刃』はアニメ化の際、近年一般的にみられる製作委員会方式ではなく、集英社とアニプレックス、そしてufotableの3社により出資が行われているため、「(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable」とクレジットされています。各社の出資比率はわかりませんが、もし少額だとしても、その見返りは莫大なものになることは間違いないでしょう。
 アニメ制作においてはしばしば現場にお金が回らない現実が語られますが、出資側に回れば話は変わります。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の大ヒットがufotableに莫大な利益をもたらし、二度と脱税などに手を染めず、優れたクリエイターがお金の心配をせずに名作を次々に生み出してくれることを願わずにはいられません。
早川清一朗
マグミクス
10/26(月) 16:42
URLリンク(news.yahoo.co.jp)


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