【MLB】アンダーシャツにスピーカーを… サイン盗みは120年前から歴史の一部 at MNEWSPLUS
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1:ニーニーφ ★
20/01/28 11:21:26 rPYgZta99.net
【メジャーリーグ通信】

 アストロズがビデオカメラを使って相手捕手のサインを解読し、ただちにアルミ製のごみ箱を叩く回数、あるいは笛を吹く回数で選手に伝えていたことが発覚、GMや監督のクビが飛ぶ事態になっている。

 今回アストロズが厳しい処分を受けたのは、2017年9月にコミッショナーから「電子機器を使ったサイン盗みをした球団はドラフト指名権の剥奪を含む厳しい処分を下す」という通達が出たのに、それを無視して大掛かりにやり続けたからだ。

 サイン盗みそのものはメジャーリーグの歴史の一部をなすものといっても過言ではない。1986年から16シーズン、ツインズの監督を務めた名将トム・ケリーは「サイン盗みは監督の仕事の一部だ。それをやろうとしないヤツは、仕事をしていないのと同じだ」と断言している。

 電子機器を使ったサイン盗みが初めて発覚したのは今から120年前の、1900年のことだ。フィリーズはスコアボードに望遠鏡を持った職員を置き、解読した相手捕手のサインをグラウンドに埋設した電線を通じて三塁コーチに伝え、コーチが身ぶりで打者にそれをリレーするという方法でサイン盗みをしていた。
三塁コーチが立つ位置の下には電気がくると揺れる木箱が埋められていて、コーチは揺れた回数で球種を知ることができた。

 インディアンスは1959年から60年にかけてセンターのスコアボードの中にスパイ要員を忍ばせ、解読したサインをその職員がブザーを鳴らした回数で伝えるという方法をとっていた。
1回鳴ると速球、2回鳴るとカーブ、3回鳴るとチェンジアップだった。ブザーは打者が聞き取れるくらいの音量だった。

 女スパイを使う球団もあった。ジャイアンツが、まだニューヨークのチームだったころ、マグロー監督は球場に隣接したビルの最上階に、やさしい声をした小柄な女性を置き、そこから望遠鏡で捕手のサインを読み取らせ、
日よけを開閉した回数で打者に球種を知らせていた。

 マーリンズ、パドレスなどで監督を務めたジャック・マキーオンは、3Aの監督時代にピッチャーのアンダーシャツに極小スピーカーを忍ばせ、
相手の監督や三塁コーチが一塁走者に送ったサインを読み取って「盗塁のサインが出た。牽制球で刺せ」「エンドランでくる。インサイドに投げろ」と声で指示していた。
音量は投手にしか聞こえない程度に調整してあった。ある時、マイクの調子がおかしいので、テストのつもりでタクシー会社の配車係のまねをして「車両番号99番、ダベンポートホテルにご婦人を迎えに行ってください」と言ったところ、
ピッチャーがマウンドを降りてそのホテルに行きかけたので大いに慌てたという。

(友成那智/スポーツライター)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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