【テレビ】韓国人への差別的発言は「放送倫理違反」 BPOが意見
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20/01/24 15:08:14 84psUMvh9.net
関西テレビ(大阪市)のバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」で、出演者の作家が、日韓関係をめぐる議論のなかで、韓国人の気質を「手首切るブスみたいなもの」などと語った発言が放送された問題について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(神田安積委員長)は24日、放送倫理違反があったと認定する意見を公表した。
審議対象は昨年4月6日と5月18日の放送回。番組は生放送ではなく収録だった。2回とも、同じ趣旨の発言があり、5月の放送では、慰安婦問題の議論の中で、韓国人を夫にもつ作家の女性が「(韓国人は)とにかく手首切るブスみたいなもんなんですよ。手首切るブスというふうに考えておけば、だいたい片付くんですよ」などと、リストカットする女性に例えて発言。スタジオで笑いも起きた。また番組冒頭で作家の女性は「今日はなんでも言っていい日なんですよね。収録だから。切ってくれるんですね」と発言していた。
意見書では、「人種・性別・職業・境遇・信条などによって取り扱いを差別しない」「人種・民族・国民に関することを取り扱う時は、その感情を尊重しなければならない」ことを定めた日本民間放送連盟(民放連)の放送基準などに反すると指摘した。
番組をめぐっては、放送後、「差別的だ」などと批判が上がり、当時同局の社長に内定していた羽牟正一テレビ愛媛社長が「認識や意識、配慮に欠けた放送で、視聴者のみなさまに申し訳なく思う。放送によって傷つく方がいらっしゃるという想像力が欠けていたと思う」と謝罪していた。(西村綾華)
朝日新聞社
1/24(金) 14:44
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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