【音楽】ASKA「新曲は『漂流教室』のテーマ曲なんですよ。逆タイアップです(笑)」 at MNEWSPLUS
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1:湛然 ★
19/11/20 22:52:25.74 At/W/aS09.net
ASKA「この曲は『漂流教室』のテーマ曲なんですよ。逆タイアップです(笑)」
2019/11/15
取材・文:岡本貴之
URLリンク(www.billboard-japan.com)
ASKA - 歌になりたい (Official Music Video)
URLリンク(www.youtube.com)
(※抜粋)
―「歌になりたい」が生まれたきっかけは、楳図かずおさんの漫画『漂流教室』だということで、驚きました。
ASKA:僕は、楳図さんの漫画は子どもの頃からたくさん読ませてもらっていて。九州で隣の家に親戚の姉妹が住んでいたんですけど、昔の家はみんな鍵なんかかかってないので、自由に出入りしていて(笑)。親戚の姉貴が持っている『マーガレット』の中に載っていた楳図さんの漫画が好きで読んでいたんです。本当に、子ども心に吸い込まれましたね。
その延長線上で、僕が高校生ぐらいのときに、『漂流教室』が始まったんです(『週刊少年サンデー』で1972年から連載開始)。それで結局、毎週連載を読んでいたのに単行本も全巻買いそろえて読んで、また感動して。また、昨年ごろから、それが始まってしまい、もう20回ぐらい買い直してますね。「とにかく読んでみな」って人にプレゼントしたくなるんですよ。
―人にプレゼントした分を買い直してるんですね(笑)。楳図さんとお会いになったことは?
ASKA:ありますよ。以前、お会いしたときに、「楳図さん、この漫画はこの国だけのものじゃないですよ」という話をしたんです。「これは、世界に向けて発信しなければいけない漫画です。僕は、この漫画はそのくらいの力が秘められてると思っています。これは絵のある小説です」ってお伝えしました。
僕らもよく「よくできた楽曲とか、お気に入りの楽曲はなんですか?」って聞かれることがあるんですけど、だいたいのミュージシャンは答えませんよね。「どの曲も自分の分身みたいなものだから」という言い方をして。それはミュージシャンの、インタビューに置けるマニュアルですよ。そんなはずがない(笑)
―ははははは(笑)。
ASKA:やっぱり、よく出来た曲って誰にでもあるから。僕はそこは隠さず言ってきているんです。それを楳図さんに先に伝えたんです。「僕にはこういう曲があります」と。その上で、「楳図さんはご自分の作品の中でどれが生涯作品ですか?」って聞いたら、「『漂流教室』です」っておっしゃったんですね。
そこで、やっぱり楳図さんもそうなんだと思って。そこから、僕はこの漫画を映像作品として全世界に公開するというイメージを抱いていて。今回、勝手にそのテーマ曲として「歌になりたい」を作ったんです。
―あ、テーマ曲として作ったのが「歌になりたい」なんですか。
ASKA:そうです、この曲は『漂流教室』のテーマ曲なんですよ。逆タイアップです(笑)。『漂流教室』は、あの時代背景があっての漫画なんですけど、今の時代には本当に一番必要とされる漫画なんじゃないかと思うんです。こんなに気象が荒れた時代で、地球がどうなるかわからないというときに。
『漂流教室』は、子どもたちが始業のベルと同時に学校ごと未来に吹っ飛ばされて、そこから子どもたちがサバイバルしていくわけです。「水がない、水がない」と言って、プールに水があることを思い出すけど、その水にペストに罹った子どもが落ちて飲めなくなってしまうとか、とにかく展開が素晴らしいんですよね。
―良い人だったはずのおじさんが豹変したり。
ASKA:関谷さんですね?給食のおじさんね(笑)。僕は本当にこれまで何度も読み返しているので。最後に主人公の高松翔君が、それまでは現代に戻ろうとして一生懸命がんばっていたけど、気持ちに整理をつけるんですよね。
「僕たちは、この荒れ果てた見るも無残な荒廃した地球の未来に撒かれた種なんじゃないか。僕たちがこの地球をもう1回元の地球に戻すんだ」というようなシーンで漫画は終わるんですけど、そのシーンの感動たるもの、本当に素晴らしいんですよ。何度読んでも、そこで涙をポロポロ流してしまうんです。
―そのシーンを、現代を生きる我々とも重ね合わせて曲にしたということでしょうか。
ASKA:重ね合う、というまでの深さではなかったんですけど、『漂流教室』のイメージを浮かべながら作ったということです。
(おわり)


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