【提案】 マーティン・スコセッシ監督、マーベル映画に対する意見をくり返し、「劇場に働きかけが必要」と提案 2019/10/15
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19/10/15 12:21:39 UflIjwI/9.net
スコセッシが再び発言。
BY ADELE ANKERS - 2019年10月15日7:48
マーティン・スコセッシがマーベル映画に対する自身の意見を再度述べ、映画に対する責任についての発言を新たに加えた。
日曜日に開かれたロンドン映画祭での『アイリッシュマン』の記者会見で、巨匠・スコセッシ監督は、あのようなタイプの映画は「映画ではない」というマーベル・シネマティック・ユニバースに対する意見をくり返し述べた。
ロンドン映画祭の公式Twitterアカウントがシェアした動画内で、「テーマパークのような映画の価値は、例えば、映画館をアミューズメントパークに変えるマーベルのようなタイプの映画は、それはまた違う体験なんだ」とスコセッシは主張している。「先日も言ったように、あれは映画ではない、また別のものだよ。賛成の人も反対の人もいるだろうけど、別ものなんだ。そういうものばかりになってはいけない。だからこれは大きな問題で、映画館では物語を語る映画を上映してくれるように、劇場のオーナーに働きかける必要がある」
【Twitter】
登壇者、エマ・ティリンジャー・コスコフ、ジェーン・ローゼンタール、アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、マーティン・スコセッシ、@FrancineFilm主催。#LFF #TheIrishmanFilm
【Twitter】
#TheIrishmanFilmの#LFF記者会見でマーティン・スコセッシが映画の未来について語った。
「映画館では物語を語る映画を上映してもらいたい」
このコメントで、スコセッシは土曜日に述べた主張をくり返しており、BAFTAの毎年恒例のデヴィッド・リーンの講義では、マーベル作品とテーマパークの比較について、さらにくわしく語っているとThe Hollywood Reporterは伝えている。
「映画館がアミューズメントパークになってしまっている。それはまったくかまわないし、いいんだけれども、すべてがそういうふうになってしまってはいけないんだよ」とスコセッシは言う。「そういうタイプの映画を楽しむ人たちにとってはそれで大いに結構なことだろうけれども。ああいう映画がどんなものかは知っているし、彼らがやっていることには感心するよ。ただ、僕のやっていることとは違うんだ、ただ違うっていうことだ。あれが映画だと思う別の種類の観客を作り出しているんだね」
この議論は、Netflix作品『アイリッシュマン』の監督である巨匠・スコセッシがEmpire Magazineのインタビューで、MCUは「人間の感情、心理的な経験をまた別の人間に伝えようとする映画ではない」と語ったと報じられたことが発端となっている。
スコセッシのコメントには、MCUファンが反応しただけでなく、俳優たちもこの議論に加わっている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督はこの発言を「悲しく思う」と明かし、サミュエル・L・ジャクソンはこの発言に反論、ロバート・ダウニー・Jrも自身の意見を述べた。
『アイリッシュマン』は11月27日にNetflixで配信開始。
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