【朝ドラ】なぜNHK「まんぷく」は、安藤百福の“台湾ルーツ”を隠したのか[11/11] at MNEWSPLUS
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1:しじみ ★
18/11/11 13:34:23.85 CAP_USER9.net
日清食品創業者の安藤百福(1910−2007)と、その妻・仁子をモデルにしたNHK連続テレビ小説「まんぷく」が好調だ。視聴率は放送開始1ヶ月以上を経ても、20%超をキープする。インスタントラーメンという国民食への視聴者の関心の高さを感じさせるが、物語には、一切触れられていないことがある。
それは安藤百福が台湾出身者であるという来歴である。なぜ台湾というルーツが消されたのか。
■国籍と即席麺
放送が始まったのが今年10月。私もほとんど欠かさず見ており、戦前戦後の厳しい社会環境でたくましく支え合う2人の夫婦愛に時には心を揺さぶられ、時にはハラハラしながら引き込まれている。現在までの視聴率もなかなか好調なようである。
このドラマでは、安藤は日本人として描かれている。しかし、実際のところ、安藤は台湾人の両親のもとに生まれ、台湾で教育を受け、台湾でビジネスをスタートさせ、成人してから日本に拠点を移している。日本国籍を正式に取得したのも、即席麺ビジネスが軌道に乗った後だった。
事実関係からいえば、安藤は、台湾出身の華僑(または華人)である。ところが、その台湾要素がドラマからは綺麗さっぱり抜け落ちているのだ。
■曖昧にするしかなかった理由
安藤のバックグラウンドについて、10月に放送された「まんぷく」第8回のなかで、安藤役の主人公の萬平(長谷川博己)が、妻の仁子役である福子(安藤サクラ)に語りかけるシーンがある。このドラマではしばしばラーメンを食べるシーンがでてくるが、2人の初デートでもラーメンを食べながら、萬平は自分の過去をこう語った。
「父親はものごごろつく前に、母親はそのすぐ後に亡くなりました。ぼくは兄弟がいなかったから、一人で親戚の家を転々としたんです。ぼくは自分が迷惑をかけるのが嫌だったから18歳で働き始めたんです。修理屋でね。そのうちカメラでも時計でも大概のものは直せるようになって、25歳で大阪に来ました」(福子の相槌などは省略)
ここに台湾はなく、萬平は台湾人ではなく、日本人として描かれていくことが決定した瞬間であった。安藤が早くに両親を亡くし、若くして働き始め、大阪に来て仕事をするようになったのは事実だ。
しかし、萬平が日本のどこで育ったのか、両親や祖父はどこにいたのか、ということは触れられていない。フィクションとはいえ、史実に近づけながら描く宿命のなかで、萬平のルーツについては曖昧にするしかなかったのだろうと私は推察した。
一方、それゆえに不自然さも否めない箇所もあった。結婚式を挙げた2人が近親者と一緒に記念写真をとる場面があった。並んだのは、萬平以外はほとんどが福子の親族や関係者たちで、萬平の家族や親族は一人もいなかったようだった。ここでは萬平の過去はほとんど消えているように見える。
では、なぜ萬平は台湾人ではなく、日本人でなければならないのか。それを考えるため、私は、安藤の出身地である台湾中部の嘉義へ行くことにした。台湾新幹線で台北から一時間半。嘉義は台湾の米どころであり、日本人観光客にも人気のある阿里山があるところだ。
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