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智弁和歌山が18年ぶり決勝進出! 東海大相模を12−10で下す/センバツ
4/3(火) 13:55配信
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8回、同点適時打を放った智弁和歌山・黒川=甲子園球場(撮影・永田直也)
 第90回選抜高等学校野球大会第11日第1試合(東海大相模10−12智弁和歌山、3日、甲子園)智弁和歌山(和歌山)が東海大相模(神奈川)との乱打戦を制して18年ぶりの決勝進出を果たした。
延長十回に冨田泰生外野手(3年)の中犠飛で勝ち越すなど2点を加え、一回無死途中からリリーフしたエース・平田龍輝投手(3年)が6点を失いながらも10回を投げた。
 東海大相模は一回、先頭の小松が三塁打で出塁すると、2番・山田が左前適時打を放ち先制。さらに安打と四球で無死満塁とチャンスを作り、6番・梶山が走者一掃の二塁打を放った。
智弁和歌山はここで先発・池田を諦めて、2番手・平田がマウンドへ上がった。
 智弁和歌山は三回、安打と2四球などで二死満塁とすると4番・文元が2点打。四回には、一死三塁で8番・東妻の適時打で1点差。
さらに二死二塁から1番・神先の適時打を放ち同点。続く2番・西川が適時二塁打で勝ち越した。東海大相模はここで先発野口から斎藤にスイッチした。
 東海大相模は五回、二死一塁で7番・渡辺が右翼ポール際に逆転となる2点本塁打。六回は智弁和歌山の3失策を突いて、わずか1安打で4点を挙げた。
追う智弁和歌山は七回に1点を返すと、八回には3番・林の2点二塁打と、6番・黒川の2点打で4点を挙げて同点とした。
 九回は両チーム無得点に終わり延長戦に突入した。智弁和歌山は延長十回に一死二、三塁で5番・冨田の中犠飛で勝ち越した。さらに二死二塁で黒川が左前適時打を放ち2点を加えて、そのまま逃げ切った。
 智弁和歌山の先発池田は一死も取れずに4失点で降板。2番手の平田が一回からリリーフして、得点を失いながらも最後まで粘った。延長十回までエースが意地の投球を見せた。
 一方の東海大相模は、先発した野口が4点リードを守れず逆転を許して降板。2番手・斎藤も打線の奮起で5点差にしてもらったが、こちらもリードを守れず力尽きた。


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