【野球】日ハムの新スタジアム構想が凄い! 若者「野球をスポーツだと認めていない。ベルトしてやるスポーツなんてある?」 at MNEWSPLUS
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1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/
17/08/16 09:27:36.93 CAP_USER9.net
25年前の夏、1人の高校球児が千葉県大会予選を戦っていた。甲子園を目指して……。いや、正確には目指していたのかどうか、本人でもわからなかったのである。
 「周りのチームや選手たちを見ていると『ああ、自分の高校では甲子園には行けない』と、わかってしまったというか……。だから、投げていても全然、甲子園を想像できなかったんです」
 前沢賢。とある高校にピッチャーとして推薦入学した。エースとなり、ベスト16まで進んだ。だが、この投手の悲しさは周りが見えすぎて、壮大な夢を描けなかったことである。
 卒業後、とある大学にやはり野球推薦で入った。同期にはいわゆる「甲子園組」が大多数だったが、実力では自分の方が上だと感じることもあった。なぜ、彼らは甲子園に行けたのか? 
 「彼らに聞いたら『だって甲子園に行くつもりで高校に入ったから』と……。僕とはそこが決定的に違いました。つまり自分が想像できないことは達成されない。そういうことです」
北海道旅行の目標になる、壮大なスタジアム構想を!
 その青年は今、北海道日本ハムファイターズ事業統轄本部長として、新球場構想のプロジェクトを担っている。今年6月29日、新スタジアムのイメージ図を発表した席で「オンリー・ワンか、ナンバー・ワンか。北海道の皆様の誇りになるような球場にしたい」と語ったのが前沢だった。
 「北海道を象徴するような文化であり、街づくりの中心となるようなものができれば、自然とオンリー・ワンになるし、世界ナンバー・ワンになると思っています」
 例えば、北海道へ旅行に行く人に「何のために?」と尋ねると、こう答える。
 「そりゃあ、美味しい海産物と◯◯スタジアムだよ」
 これが前沢の言う文化としての球場であり、街づくりの中心と成り得るボールパーク構想である。そして、そのためには既成概念を覆すような発想が必要だという。
「入場料はいらないと思います」
 例えば現在、どの球場でもゲートを入る際に入場料が発生する。いわゆる「チケット代」だが、前沢はこの大前提に首をかしげる。
 「入場料はいらないと思います。入りたい人はどなたでも入ってもらえばいい。そして、座って野球を観たい人だけ『座席料』を払っていただけばいいのではないでしょうか」
 これまで多くの球場を視察してきた前沢は米大リーグ・カージナルスの本拠地ブッシュ・スタジアムを訪れた際、野球を観ていない人の多さに驚いたという。
 つまりその人たちにとっては野球を見るのではなく、スタジアムに来ることが目的なのだという。
 「アメリカでは野球が文化なのではなく、スタジアムが文化なのだと感じました。もちろん野球に敬意を払うという前提で、野球そのものを楽しみに来る人を増やしたい」
 公開されたイメージ図を見ると、スタジアムとその外にあるショッピングモールや広場、レストランには境がないように見える。つまり、収容3万というのは座席の数であって、実際にはその数倍の人がスタジアムに入れるわけだ。

「ディズニーランドにお弁当は売ってませんよね」
 また、人を惹きつけるものとして「美味しい食事」も重要だという。
 そこでも既存の価値観に疑問を投げかける。
 「例えば、お弁当というのは保存するためのものですよね。その場でつくって、その場で料理を提供できるのであれば、お弁当にする必要はないのではないか、と。ディズニーランドにお弁当は売ってませんよね」
 入場料も、お弁当も存在しない。つまり誰でも無料で入ることができて、つくりたての美味しい料理が食べられるスタジアム―。

 これは構想のほんの一部に過ぎないが、こういうところからファイターズがつくろうとしている新球場のテーマが垣間見えてくる。


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