【プレミア12】ガラガラの準決勝 日本戦以外ではさっぱりお客が入らない状況 at MNEWSPLUS
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1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/
15/11/21 11:16:45.57 *.net
11月20日、ぼくは準決勝アメリカ対メキシコを見に行った。東京ドームはガラガラだったが、
予想していたほどではなかった。でも、前日の日韓戦からすると、これが同じ会場での同じ準決勝だとは
信じられないほどのギャップだ。
いつものようにスコアを付けながら観戦していたのだけれど、一杯550円のレモンサワーを売り子さんに
注文したら、「お仕事ご苦労様です」と言われ思わず苦笑した。たしかに、閑古鳥の鳴く
スタンドでマジメにスコアを付けていると、関係者と思われても仕方ない。
「仕事中にアルコールなんか飲んで不謹慎なやつ」、売り子のおねえさんは心中そう感じていたかもしれない。
極端な不入りゆえの出来事は他にもあった。古い知人であるT氏がぼくを見つけ、寄ってきてくれたのだ。
同様な出来事は台湾で観戦したアメリカ対オランダ戦でもあった。世界中の球場巡りを生き甲斐の
一つにしている知人が私を見つけ声を掛けてくれたのだ。彼とは2013年のWBC準決勝の夜に
サンフランシスコで知り合って以来だった。
ほぼ、7年ぶりに会ったT氏は、ぼくを多少は野球に詳しいやつと認めてくれているのだろう、こう聞いてきた。
「結局敗因はなんだったのでしょうね?」
敗戦から一夜明けた20日、スポーツメディアやファンによるSNSは敗因分析で大盛り上がりだった。
大谷の降板時期、則本を9回まで引っ張ったこと、いやその前の7-8回の好機に追加点を挙げられなかったこと、
そもそも中継ぎが本業のリリーバーを招へいしていなかったこと、中には小久保監督の投手起用は
パ・リーグ偏重だ、なんてのもあった。
しかし、突き詰めれば「野球とはこういうものだ」ということだろう。
ぼくは今でも思う。侍ジャパンの戦力は、今回の12チームの中で抜きん出ていると。しかし、
このスポーツにおいて戦力が抜きん出ているということは、何度戦っても必ず勝つということを意味しない。
対韓国という視点で言えば、10回戦えば6-7回は日本が勝つのではないか、ということだろう。
野球とは基本的に勝ったり負けたりのスポーツだ。公式戦では勝率.550なら合格点で、
.600あればそうとう強いチームだ。「強い」定義を履き違えてはいけないと思う。
野球は本来リーグ戦で戦うべきで、一発勝負では今回のような事態は十分ありえることだ。
T氏との会話は2020年の東京五輪にまで及んだ。
「日本戦だけ超満員で他国同士ではガラガラというのは、五輪復帰に向けてはマズイんじゃないですかね」
「IOCのお偉いさんがこの状態を見たら、日本国民は世界有数の野球好きと聞いていたが
自国が出ない限り集客できないじゃないか、なんて言いかねないですね」
「WBSCの役員も焦ってるかも」
日本戦以外ではさっぱりお客が入らない状況が東京五輪での野球&ソフトの復活に影響を
与えるものかどうかは判らないが、仮に首尾よく五輪に採用されたとしても、
「五輪でもこんなにガラガラになるのでしょうかね」。それとも、プレミア12なんぞではなく、
オリンピックともなればそのブランド力で日本絡みでなくともお客を呼べるのだろうか?
メジャーリーガーが不在であることは五輪も同様のはずだが。
日本が出ないとなると、肝心の決勝戦も生中継での地上波放送がないことについては、
T氏はちょっぴり憤慨していた。
「侍ジャパンのゲームの視聴率は高いんだから、日本戦放映権を非日本戦の放映義務と
セットでテレビ局に売り渡せば良いんですよ」と、メディア情報にも詳しい彼は語った。
聞けば、オリンピックの放映権の購入条件には、パラリンピックの放映の確約が含まれているそうだ。
ナルホド、そんな手もあるな。
今回のビジネス上の収穫としては、侍ジャパンによる「世界大会」は儲かる、ということだろう。
テレビ局側とすれば、決勝戦が日本戦にならなかっらのはホゾを噛む思いだろうが、
長い目で見れば韓国戦の敗退はビジネス面ではプラスだ。これにより、次回以降の日韓戦の商業的価値は一層高まったからだ。
昭和の時代のパ・リーグのゲームを思わせるような閑散とした観客席は、古き友との興味深い対話を与えてくれた。
試合が終わった。6対1でアメリカの勝利。決勝戦と3位決定戦が行われる21日は仕事の関係で観戦できない。
ぼくの2015年のライブ観戦が終わった。
URLリンク(bylines.news.yahoo.co.jp)


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