【野球賭博】法曹関係者“巨人ルール”は「賭博そのもの」　年間１１００万円にも　円陣金銭授受問題

【野球賭博】法曹関係者“巨人ルール”は「賭博そのもの」　年間１１００万円にも　円陣金銭授受問題 at MNEWSPLUS

1:YG防衛軍 ★＠＼(^o^)／
16/03/18 18:50:30.61 CAP_USER*.net
　ソフトバンクが１６日、試合前の円陣で声出し役を務めた選手が、勝利後に他の選手から１０００円ずつ受け取っていたと発表。
１４日に夕刊フジなどが巨人選手が試合の勝敗に絡む金銭授受を行っていたことを報じて以来、
発覚したのは阪神、西武に続き４球団目となった。だが、この問題をひとくくりにするのは誤りだ。
勝てば声出し役が“ご祝儀”を得るのは全球団共通だが、これは賭博には当たらない。
巨人での負けると声出し役が他の選手に金銭を払う独自ルールが、完全に“アウト”なのだ。　（笹森倫）
　巨人はこの日、ヤクルトとのオープン戦（神宮）に臨み、問題が発覚して初めて試合前のベンチで円陣を組んだ。
スタンドから好奇の目と無数の携帯電話のカメラが向けられる中、主将の坂本が声出し役を務めた。
もちろん、昨秋の野球賭博問題以来、金銭の授受は行っていない。
　巨人に端を発する波紋は、他球団に続々と広がったがローカルルールは次の通りだ。
　この日、球団の調査で判明したソフトバンクでは、３連勝、５連勝など節目での連勝を飾った場合、声出し役が他選手から１０００円ずつ受け取る。
１５日に発覚した阪神では声出し役が他選手から受け取る“祝儀”額が、３連勝で５０００円、４連勝で１万円、
５連勝で１万５０００円と５０００円ずつ増える方式。
同じく西武では声出し役に他選手が「４連勝、５連勝したら１人１０００円出す」（鈴木球団本部長）。
この３球団とも対象はベンチ入り野手に限定されていた。
巨人では連勝に関係なく毎試合行われ、野手、投手がそれぞれ円陣を組んだ。
いずれも試合に勝てば声出し役が５０００円を他選手から受け取った。
一方で独自ルールとして、負ければ逆に声出し役が他の全選手に１０００円を払っていた。
　巨人のこの行為は、昨年１０月に野球賭博問題に関する日本野球機構（ＮＰＢ）の調査で発覚。
球団にも通達されたが「賭博には当たらない」とのお墨付きを得たため公表を見送ったという。
巨人・森田清司総務本部長は「勝ち負けに賭けているわけじゃないので、そもそも賭け行為じゃない、
額も少額、という判断で公表するまでもないと」と根拠を説明した。
　だが甲南大法科大学院・園田寿教授（刑事法）は異議アリ。
「声出しは単純賭博罪になる」とし「賭博に当たらないというのなら、その根拠を教えてほしい」と話す。
　「刑法では偶然の事象で勝ち負けを競って、双方向で金銭をやりとりするのが賭博の定義。
円陣での声出し役と他選手の関係はまさに賭博そのもの」と断じる。
一方で他３球団に関しては「金銭を集めてプールし、それを分配したり誰かが総取りするのは、賭博類似行為であり、
賭博ではない」と見解を示した。
　元検事の落合洋司弁護士も「声出し役と他選手が互いに経済的な拠出を行ってリスクを背負い、
試合の勝敗によって金銭のやりとりを行っているので、法律上は賭博の成立要件とぴったり合致する。
賭博でないという理屈をつける方が難しいくらいだ」と一刀両断。
「試合結果に関係なく声出し役が金銭をもらえるのなら祝儀だが、試合に負けて声出し役が支払うのなら、祝儀とはいえない」と指摘する。
声出し役もリスクを負うという巨人の独自ルールが、声出し役を「親」、他選手を「子」という関係に置き、まさに賭博にあたるというワケだ。
　さらに園田教授は「賭け金が少額なら一時の娯楽に供するものとして問題にならないが、それはコーヒー代、
食事代程度を賭けることを指す。野球選手は収入が多いので普通より賭けてもいい、ということには決してならない」とクギを刺す。
　なお「少額」とされた巨人のケースにまつわる金銭の動きは、昨季公式戦だけで約１１００万円（夕刊フジ試算）。
昨年１１月にＮＰＢが野球賭博問題で巨人に科した制裁金は、１０００万円である。
　■昨季の巨人「￥陣」総額試算
　１軍ベンチ入りメンバー最大２８人から、２つの円陣で声出し役を務める野手と投手各１人が「親」、残り２６人が「子」とする。
　勝ち試合（昨季７５勝）では「親」２人?「子」２６人×５０００円＝【１３万円】。
　負け試合（昨季６７敗）では「親」２人?「子」２６人×１０００円＝【２万６０００円】。
　【１３万円】×７５勝＋【２万６０００円】×６７敗＝１１４９万２０００円。※１軍登録が２８人より少ない試合もあり。
クライマックスシリーズ７試合（３勝５敗）についてはレート等の詳細不明
URLﾘﾝｸ(www.zakzak.co.jp)

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