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754:おたく、名無しさん?
16/08/07 19:47:27.23 .net
2016年08月07日
ネタバレなし!『シン・ゴジラ』を必ず見なければいけない五つの理由・四つ目
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『シン・ゴジラ』を必ず見なければいけない五つの理由。
 四つ目は“見せ場を制限した”事です。
 今回は、ほぼ“会議室”が見せ場になってるんですね。これは元々、テレビ版『エヴァンゲリオン』が得意だったんですよ。
 テレビ版のエヴァは、面白い事は会議室とか室内で起こってるんです。ときどき戦闘シーンとか出てくるから、面白かったんですね。
 昔のウルトラマンとか特撮映画には弱点があった。面白いのは怪獣同士の格闘だった。ドラマ部分は、たいして面白くないのが、ほとんどだったんです。
『ガンダム』は戦闘シーン以外の面白さが、すごかったんです。エヴァも戦闘シーン以外の面白さが、すごかったんですね。
 だけど、エヴァの面白かった会議室シーンを、『踊る大走査線』にパクられたわけです。「ちくしょう!エヴァをうまくパクりやがって!」っていうような会議室シーンの連続なんですよ。
 ところが今回『シン・ゴジラ』で、ようやくパスが返ってきた。おかげで、もう「踊る大走査線が面白い」というヤツは、誰もいなくなるだろうと思う。それぐらい会議室シーンがメチャクチャ面白い。
 コピー機を並べるだけで、あんなに萌えるとは思ってなかった。コピーをみんなに配るだけで、ボールペンやマジックを掴むだけで、あんなにカッコイイ シーンが出来るとは。それぐらい会議室シーンがカッコいいんですね。
 エヴァから、踊る大走査線に行って、またシン・ゴジラ。行って戻って、さらに良くなった会議室シーンが、素晴らしいと思います。こんなふうに、見せ場を制限してる事ですね。
 あとゴジラのサイズによる見せ方の切り替えが、抜群に上手いです。
 元々、ロボットものは、『マジンガーZ』とかで、50メートルぐらいのものを出しちゃったわけですね。その後の『ダンガードA』とかで、100メートルとか200メートル越えになってしまった。
 そして『機動戦士ガンダム』では、18メートルのサイズに落としました。
 あれも本当は富野由悠季監督は、できれば3メートルぐらいにしたかった。でも、やっぱりスポンサーとの都合があって、18メートルぐらいになったんですね。


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