【サッカー】「なぜ簡単に海外移籍させるのか?」来日18年ミシャ監督が“Jリーグの常識”に疑問「ミトマは1年目から…」 [Egg★] at MNEWSPLUS
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23/12/02 06:22:54.81 oPYOKP9e9.net
「2年間はJリーグでプレーした方がいい」

「私の考えではユース、あるいは高卒の選手であるならば、2年間はJリーグでコンスタントにプレーした方がいい。その中で才能があってヨーロッパにチャレンジできるオファーをもらえるのであれば、ベルギーとかオランダとかスイスとか、そういった国のリーグをステップアップとして選択するのがいいのではないか。そこにはオーガナイズされ、しっかりサッカーをできる環境があるからだ。イングランドやドイツ、スペイン、イタリアでかかるようなプレッシャーがない中で、ヨーロッパの第一歩を踏み出すことができるだろう。そこで慣れて成長してステップアップすればいい。例えば三笘薫は、素晴らしい才能があり、大卒1年目から川崎でしっかりと結果を残して移籍したから今の活躍があると思う。その彼でもベルギーという1ステップを踏んでプレミアリーグに行った。ステップアップリーグと言われているところにまず移籍するのがいいと個人的には思っている。

 Jリーグと、オランダ、ベルギー、スイスの国内リーグはある程度レベルが近いと思う。もちろんPSVやアヤックスなどのトップクラブは違うだろうが、リーグ全体のレベルとしてはそれほど大きな違いはない。それらのリーグはヨーロッパのスカウトたちが常に見ているというメリットもある。

 海外だからどこでもいいというわけではない。以前、タクマ(荒野拓馬)にポーランドからオファーが来たが、そこは絶対に行くべきではないと言った。この夏、タク(金子拓郎)がディナモ・ザグレブに行ったが、クロアチアのビッグクラブではあるものの、サッカーの質やサポーター、国の状況も含めて『決していい環境ではない』ということは伝えた。ディナモ・ザグレブもハイデュク・スプリトも旧ユーゴの中ではビッグクラブだが、メンタリティーもカルチャーも全く違うし、その中で日本人選手が馴染んで活躍するのは決して簡単ではないからだ。それでも行くなら覚悟の上ということで成功を望めるかもしれないが」

 ヨーロッパ5大リーグやビッグクラブ、UEFAチャンピオンズリーグでプレーする日本人選手が増えた一方で、無謀な挑戦によって夢破れ、キャリアが暗転してしまった選手も大勢いる。特に未来がある若い選手たちのために、海外移籍の失敗から目を背けてはいけないとミシャは強調した。そしてJクラブに対しても苦言を呈す。

「これは日本の常識かもしれないが、選手が海外に行きたいと言ったら、行って来いとすぐに送り出すのはどうしてなのか。選手を育てたクラブが簡単に送り出してしまうことが不思議で仕方がない。ヨーロッパなら数億円、場合によっては数十億円が動く。その選手が良い選手ならなおさらだ。それなりの対価があってしかるべきで、時にはノーという権利もあるはずだ。そもそもその移籍が選手にとって良いものであるのか疑わしいケースもある。移籍するな、というのではなく、契約や交渉が正しいのか考える必要があるということだ。移籍金を得て、ユースの施設を整備し、また良い選手を育てる環境を整えるとか、そこにはビジネスの視点があるべきで、クラブも、もっと進歩していかなければいけない。これはJリーグのさらなる発展につながる問題だ」

 FC東京のアルベル前監督や広島時代にミシャとともに戦ったミキッチら日本に来た外国人指導者、選手の多くが同様の疑問を抱いていた。確かにミシャの言う通り、今年創設30年を迎えたJリーグが次の30年に向かうために、各クラブがしっかり向き合うべき問題と言える。

2023/12/01 11:04 ナンバー 全文
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