【芸術】ナチスがポーランドから略奪した絵画、東京で発見され返還 [朝一から閉店までφ★] at MNEWSPLUS
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23/06/04 20:43:02.03 iQc63U909.net
8時間前
第2次世界大戦でナチス・ドイツがポーランドを占領した際、多くの貴重な美術品が盗まれた。

そのうちの一つが、16世紀のイタリア人画家アレッサンドロ・トゥルキの絵画「聖母子」だ。美術品の略奪を監督していたナチスの役人が、占領下のポーランドから持ち出した数百点のリストの中に、この絵画も含まれていた。
だが、この「聖母子」がついにポーランドへ帰還する。「聖母子」は日本で発見され、今年5月31日にポーランド当局に返還された。
ポーランドはこれまでに600点の略奪品を取り戻すことに成功している。しかしなお、戦争で失われた約6万6000点が未回収だ。
ポーランドは最近、第2次世界大戦でドイツとソ連に占領された後に行方が分からなくなった数十万点の美術品や文化品について、返還を求めるキャンペーンを開始した。またドイツに対し、ナチスの占領によって起きた損害に対し、1兆3000億ドル(約182兆円)の賠償金を請求している。
専門家らは、略奪美術品の相続人がその経緯を知らずに作品を売却しようとすることで、時間の経過と共に今後多くの美術品が発見されるだろうと予想している。
「聖母子」は、1940年にナチス占領下のポーランドからドイツに持ち込まれたとみられている。ナチスはしばしば、ユダヤ人一家が所有する美術品を略奪しては、家族を殺害していた。
この作品は、美術品略奪を監督していたカエタン・ミュールマンというナチスの役人が記録した521点に含まれていた。1990年代に米ニューヨークのオークションに出品されたことで、再発見された。
「聖母子は」昨年1月に再びオークションに出品される予定だったが、ポーランド当局がそれを発見したため、出品は停止された。この作品が略奪品だと証明された後、オークションハウスと所有者がポーランドへの返還に合意した。そして5月31日、東京で正式な返還式が行われた。
ポーランドの美術史学者ナタリア・ツェテラ氏は、「聖母子」のような傑作が返還されることで、ポーランドの美術遺産への誇りが取り戻されると語った。
ツェテラ氏によると、ポーランドからはレンブラントやラファエロの作品のほか、国際的に名高いポーランド人による傑作も盗まれているという。
「作品がポーランドのコレクションに戻るという状況があるたびに誇りを感じる。時に忘れられているポーランドのコレクションの重要性を示すことができるので」と、ツェテラ氏はBBCに語った。
「ポーランドの遺産や所蔵作品、そしてかつて私たちが美術分野でいかに優れていたかを忘れないようにすることに、私たちは強くこだわっている。それこそ、戦後に私たちが再建しようとしたもので、(今回のような略奪品返還は)美術でのポーランドの力が再び認知されるための長いプロセスの一環だ」
その上でツェテラ氏は、近年は文化遺産を「公共財とみなす」方向にシフトしていると思うとも述べた。


所有者の世代交代が鍵に
URLリンク(www.bbc.com)


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