【音楽】堂本剛、スガ シカオから米津玄師、Vaundyまで……ファンクを受け継ぐJ-POPアーティスト 邦楽シーンに根づいた過程も辿る [湛然★] at MNEWSPLUS
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1:湛然 ★
23/05/29 06:41:02.49 vUAdvpQG9.net
5/25(木) 19:02 リアルサウンド
URLリンク(news.yahoo.co.jp)

 5月13日の夜のこと。一つの興味深いニュースが、SNSを通じて拡散された。その日、埼玉県秩父市で開催された『Love Supreme Jazz Festival 2023』で演奏したジョージ・クリントン & Parliament Funkadelicのステージに登場した堂本剛がギターソロを披露し、大喝采を浴びたというニュースだ。(※中略)
 そもそもPファンクとは、御年81歳であるファンク界のレジェンド、ジョージ・クリントンが率いる音楽集団もしくは音楽そのもので、2つのグループ、ParliamentとFunkadelicの名前を合わせたもの(諸説あり)。そしてファンクは1960年代にジェームス・ブラウンが生み出した、大まかに言えば全楽器がリズムのような統率的で強靭な16ビートのサウンドが特徴の、アフリカン・アメリカンのリズム感覚に根差した音楽。数年遅れてジョージ・クリントンとSly & The Family Stoneがそれを発展させ、ニューオーリンズファンクという別の水脈もありつつ、ディスコへの流用を経て1980年代にはプリンスが登場。ヒップホップの最重要サンプリングソースとなる一方で、ミクスチャーロックへも多大な影響を与えた1990年代を経て、今やファンクはEDMやR&Bやポップスの中へと自然に溶け込んでいる。
 なかでもジョージ・クリントンが生み出したPファンクは、他のファンクと比べてずば抜けてコンセプチュアルかつ衒学的で、宇宙船に乗ってファンクを布教しにきたエイリアンを演じてみたり、やることなすことエンターテインメント性が過剰。そこだけにスポットを当てた“Pファンクを受け継ぐJ-POPアーティスト”は過去も現在も正直少ない気がするので、“ファンクに影響を受けたJ-POPアーティスト”へと視野を広げてみる。
◆現代のJ-POPシーンでファンクを受け継ぐ存在は?
 現在の音楽シーンの第一線でファンクを旗印に掲げる筆頭として、スガ シカオがいる。彼を中心に結成されたバンド・ファンクザウルスは、彼曰く「演奏している当人たちは極めて大真面目なんだけど、傍から見ているとコミカルに見える」(※1)というPファンクの特徴を正しく受け継ぐ存在だ。そのスガ シカオがファンだと公言するのがレキシで、埴輪や稲穂やイルカが入り乱れるエンターテインメント性過剰な、笑いと感動が同時に押し寄せるスぺクタクルなライブはまさにPファンク。ゲストアーティストが無限に増え続けるのもPファンクっぽい。もう少し下の世代ではBRADIOなどもPファンク的な楽しいステージングを展開している。今書いていて思い出したが、今年デビュー40周年イヤーに突入したTM NETWORKのファンを指すFANKS(ファンクス)の語源の一つがファンクで、数年前に観たライブでは宇宙船に乗って登場する派手な演出まであった。影響は意外に大きいのかもしれない。恐るべしPファンクの浸透力。
 冒頭で触れた堂本剛(ENDLICHERI☆ENDLICHERI、ENDRECHERIなどを含む)は、ファンク愛を全開にした音楽活動を長年続けている。アルバム『Neo Africa Rainbow Ax』(2007年)ではSly & The Family Stoneのメンバーだったラリー・グラハムに自らコンタクトを取って共演が実現したという逸話もあり、「(ほぼ)スライとPファンクの両方と共演した日本人」というのはかなり凄い。今回のジョージ・クリントンとの共演は、さらにリスナー層を広げるきっかけになるだろう。
 さらに若い世代で言うと、例えば米津玄師の楽曲にも「Flamingo」「感電」などファンクを強く感じる瞬間はいくつもあり、Vaundyの「不可幸力」などを聴いても、それと意識せずともファンクの要素が自然に溶け込んでいてつい体が揺れてしまう。Official髭男dism、Kroiなどもしかり、堂本剛と同じく『Love Supreme Jazz Festival 2023』に出演したSKY-HIなど、ラップアーティストは言わずもがな。スガ シカオやレキシらの世代が意図的にやっていることを、サブスクが主流になって以降にブレイクした世代が、よりスムーズに体感しながらポップミュージックに仕立てている印象がある。
 音楽的には非常に洗練されたストイックの極みだが、放たれる空気は祝祭感溢れる快楽的ダンスミュージック。正直、ジャンルとしては日本では今もマイノリティだと思うが、“Pファンクを受け継ぐJ-POPアーティスト”は着実に増えていると感じる。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
文=宮本英夫


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