『ブルーロック』顔負 ..
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2022年12月28日
『ブルーロック』顔負けなエゴイスト! やんちゃな言動で物議を醸したサッカー選手たち
サッカーワールドカップ。カタール大会の開催によって、世界中で話題となったサッカー漫画『ブルーロック』。同作は日本のサッカーに“エゴ”が足りないという思想から、「世界一のエゴイスト」を生み出そうとする物語だ。
とはいえ、実は日本のサッカー界にも、何人ものエゴイストたちが存在した。今回は「ブルーロック」も顔負けな選手たちのエピソードをご紹介しよう。

<その1>元祖エゴイスト・キングカズ
“キングカズ”こと三浦知良は、1967年生まれのプロサッカー選手。現在まで現役を続けている日本サッカー界の生きる伝説だが、ストライカーならではのエゴを秘めている。
もっとも有名な事件は、1997年の11月16日に起きた。
マレーシアのジョホールバルで行われたW杯アジア第3代表決定戦。日本代表がイラン代表に勝利し、日本サッカー史上初となるW杯出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれる試合だ。
この試合、フリーキックのチャンスを得た際、岡田武史監督は中田英寿か名波浩が蹴るようにと指示していたそう。しかしカズは試合後半、フリーキックを譲ろうとせず、そのまま自分でシュートしてしまった。
この時、キッカーになるはずだった中田はベンチに向かって何かを叫び、怒りを露わに。
また岡田監督の逆鱗にも触れてしまったのか、カズは翌年のW杯日本代表メンバーから外されている。
ほかにも“エゴい”エピソードには事欠かず、元サッカー選手・那須大亮の動画では名波が衝撃の逸話を明かしたことも。
キャンプ中、選手たちが大浴場に入った際、カズが当時コーチだった岡田の頭をポーンと蹴ったことがあるという。
“キング”の称号にふさわしい破天荒な振る舞いと言えるだろう。

<その2>元日本代表の栄光から転落…乾貴士
続いて、2018年のロシアW杯に出場していた元日本代表・乾貴士。実力も知名度も申し分なく、勝利に貢献していたプレイヤーだが、最近では所属クラブチームでの問題行動が目立っている。
その1つが、セレッソ大阪と契約解除するに至った監督やスタッフへの暴言事件だ。
2022年4月5日に行われた柏レイソル戦で、乾は途中交代を命じられることに。そこで監督に激怒し、暴言を吐いたことで、クラブ側から謹慎処分を与えられてしまう。
また、クラブの社長もこの問題に言及。4月14日には「チームの規律・秩序を乱す行動が確認された」という発表があり、公式戦6試合の出場停止が命じられた。
さらにクラブ側と乾との溝は埋まることなく、最終的にはセレッソ大阪を契約解除され、清水エスパルスに移籍している。
なお、こうした逸話は初めてのことではなく、2011年にはACL(アジアチャンピオンズリーグ)のガンバ大阪戦で同様の騒動が。当時23歳の乾貴士は途中交代を命じられたことに激昂し、シャワールームのガラスを叩き割ってしまったという。
もちろん、すべてはサッカーに本気で打ち込んでいたからこそ起きたこと。その熱量こそが、日本代表に必要なものなのかもしれない。

<その3>実力で許されていた原口元気
最後に紹介するのは、原口元気。今では大人になったと言われるが、若い頃には“やんちゃ坊主”として有名な選手だった。
事件は2011年12月11日、当時所属していた浦和レッズの練習後、チームメイトたちと悪ふざけしていた時に起きた。
原口は自分にボールを当ててきた選手を追いかけまわし、揉み合いになった挙句、相手の肩を蹴ったとのこと。蹴られた選手は全治3週間の脱臼を負い、原口は1週間の謹慎処分を与えられてしまう。
他にも、2013年には元日本代表・柏木陽介とのトラブルが。練習中に交代を命じられた原口は、クーラーボックスを蹴り上げ、自身の怒りを表現したそう。
その行動に対し、柏木が激怒して練習は中断。緊急ミーティングを行うことになり、練習自体が中止になってしまった。
しかしそんな破天荒な振る舞いがありつつも、海外リーグで活躍し、日本代表チームにも選出され、2018年ロシアW杯で結果を残している。実力で周囲に認められた、真のエゴイストと言えるだろう。
W杯に出場するたび、ベスト8の壁に阻まれているサッカー日本代表。次なる世代のエゴイストが、その壁を壊してくれることに期待したい。
URLリンク(myjitsu.jp)


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