【音楽】いま読む吉田秀和 音楽、美術、文芸を自在にわたる批評・評論の極意…「伝説の原稿」を再掲載 [湛然★] at MNEWSPLUS
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1:湛然 ★
22/05/22 23:07:43 CAP_USER9.net
いま読む吉田秀和 音楽、美術、文芸を自在にわたる批評・評論の極意
2022年5月20日 14時00分 朝日新聞
URLリンク(www.asahi.com)


 音楽評論家の吉田秀和さんが亡くなって、今月の22日で10年になります。芸術の深淵(しんえん)へと柔らかい言葉で多くの人々を導いてきた巨人であり、音楽にとどまらず、文学、美術、さらには相撲まで、異なる世界が垣根なく結ばれ、新たな表現の可能性を探っていた時代そのもののような存在でもありました。

 その名を最も広く知らしめたのが、1983年の「ホロヴィッツ事件」でした。世界最高峰のピアニストの晩年の演奏を「ひびの入った骨董(こっとう)」と評する勇気は、日本のみならず、世界の音楽業界に大きなインパクトを残しました。

 この「事件」には後日談があります。吉田さんの批評を伝え聞いたウラディーミル・ホロヴィッツその人が、「あの時の演奏は本領ではなかった」として、代理人を通じて自身の演奏テープを送ってきたのだそうです。しかし吉田さんは、「生演奏でなければ比較はできません」として聴くのを断りました。こうした芸術という世界に対するシンプルなリスペクトが、自らの心に対する偽りのない、洗練された言葉の源となったのかもしれません。その3年後、ホロヴィッツは日本で再起の名演をきかせました。

 吉田さんの没後10年を機に、その「伝説の原稿」である1983年6月17日の「音楽展望」を、いま一度お読みいただければと思います。

(※以下略、原稿は引用元サイトにてご確認いただけます。)

(編集委員・吉田純子)


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