【スポーツ】PL学園野球部は廃部、創価大学駅伝部は躍進…新宗教「学生スポーツ」の明暗 [征夷大将軍★] at MNEWSPLUS
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22/05/19 15:22:58.95 CAP_USER9.net
マネーポストTweetFacebook2022年5月19日 15:00 週刊ポスト
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 信者数が減少傾向にある新宗教にとって、機関紙などと並んで“宣伝活動”を担うのが系列学校の「学生スポーツ」だ。そこにもまた各校の栄枯盛衰がある─。『永遠のPL学園』の著者でノンフィクションライターの柳川悠二氏がレポートする。(文中敬称略)
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 正月の風物詩である箱根駅伝で、創価大学の駅伝部が往路優勝を遂げたのは2021年1月2日のこと。池田大作名誉会長が93回目の誕生日を迎えたこの日、コロナ禍で在宅率が高かったこともあり、視聴率は30%を超えた。学会員に希望を与えて活気づけ、機関紙・聖教新聞も快挙を讃えた。
 新宗教団体は、傘下の高校や大学におけるスポーツ活動がいわゆる広告塔の役割を担い、新規信者を獲得してきた歴史がある。その最大の成功例は大阪のPL教団だ。
 2代教祖の御木徳近(みき・とくちか)は、社会人野球で活躍していた立正佼成会に対抗すべく野球を奨励し、1955年に創立したPL学園の硬式野球部強化を厳命。甲子園球場のアルプス席で「PL」の人文字を描いて宣伝した効果は絶大で、KK(桑田真澄、清原和博)コンビを擁した1980年代の黄金期、信者数は公称で235万人に達した。
 春夏通算7度の全国制覇を誇り、高校野球の歴史においても絶大な人気を誇ったPLだが、2000年代に入って暴力事件が相次ぎ、信者の激減によってかつてのように寄付金などの浄財を野球部に投下できなくなり、2016年に事実上の廃部となった。学園の生徒数も減少の一途を辿り、今年の入試倍率(理文専修コース)は「0.02倍」に。学校自体が存続の危機に瀕している。
新規より“繋ぎ止め”
 ほかに立正佼成会の佼成学園(東京)や、今春のセンバツに出場した金光教の金光大阪、創価学会の創価(東京)、関西創価(大阪)も強豪だが、PLなき今、新宗教系学校随一の野球名門校といえば奈良の天理だろう。
 天理では野球部に加え、柔道部、ラグビー部が天理スポーツ三兄弟と呼ばれ、いずれも全国レベルの強豪である。
 団体名が市町村名となっている天理市は天理教からの寄付金が市の財政を助けてきた歴史があり、一時は年40億円を超えた。ところが、平成に入ってからは信者の数に比例して減少傾向にあり、2020年度には3億円に。今年度はいよいよゼロになるのではないかと噂された。天理市の並河健市長はかつて筆者の取材に、こう語っている。
「ゼロにはなりません。寄付金だけが市と天理教の協力体制ではない。スポーツに力を入れる天理高、天理大の存在によって市が発展してきていますし、市民の健康づくりや教育面でも、今後より協力関係を厚くしたい」
 現代でスポーツ活動に新たな「信者獲得」の役割を担わせるのは、難しいのかもしれない。むしろ現役信者を激励し、彼らの健康促進を支える目的が窺える。つまり「信者の繋ぎ止め」にこそ、新宗教のスポーツ戦略は活用されているのだ。
 そうしたなか、一般市民に最も近しいスポーツといえる「ランニング=駅伝」で創価大が快挙を達成したことは、「新宗教とスポーツ」の置かれた現況を象徴する出来事なのかもしれない。
※週刊ポスト2022年5月20日号


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