芸能人の自死関連報道は絶対に見てはいけない訳 ファンでなくても連鎖はありうる [ネギうどん★] at MNEWSPLUS
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1:ネギうどん ★
22/05/19 09:22:28.30 CAP_USER9.net
自死が「ありえる」に変わる怖さ
そんなメディアの報道姿勢よりも怖いのは、「本来自分とは縁遠いものだったはずの自死が少しずつ身近なものになってしまう」こと。好き嫌いを問わず知っている人の自死には、少なからず自分への影響力があり、上島さんのような有名人であればなおのことでしょう。
たとえば、「自分は自死なんてしない」と思っている人も、「あんなに明るい人で仕事や人望もあった人なのに」という意外性を感じてしまうと、心の奥に「自分もそういう可能性はあるのか?」という小さな疑問が芽生えてしまうものです。
あるいは、「自分たち一般人と同じような悩みがあったのかな」などと親近感を抱いてしまうことは、もっと危険。自死の連鎖につながるリスクが高まります。いずれにしても、自死報道を見るほど、心の中に少しずつ自死という選択肢を植え付け、それを選ぶリスクを高めてしまいかねません。
そんな心理状態の根底にあるのは、自死報道がショッキングなだけでなく、「起きたばかりの事実」であり、「芸能人は知っている人」だから。縁遠かったはずの自死が、自分にも起こりえる可能性がある生々しいリアルなものとして心の奥に認識されてしまうのです。
これまで何度か、家族、友人、恋人が自死した相談者さんの悩み相談を受けてきましたが、ほとんどの人が「自死なんてする人ではないと思っていた」などとショックの大きさを語っていました。また、ある人は「本当に自死するつもりはなく、衝動的だったのかもしれないし、だから『自分はない』とは言い切れない」と言っていたのです。
つまり、身近な人が自死を選んだ場合、「周囲の人々にこんなに悲しい思いをさせてしまうのだから自分は絶対にしない」と思う一方で、「選択肢の1つとして心に刻み込まれてしまう」ということでしょう。「ありえないもの」が知らぬうちに「あるかもしれないもの」に変わり、「もともとすべての人間が自死という選択肢を持っている」ことを自覚してしまうのです。
日ごろ相談を受けていると、悩みの程度が軽い相談者さんの中にも、「『死んだら楽になれるかな』と思ったことがある」という人が少なくありません。「死んでしまいたい」とまでは思わないけど、「死んだら楽になれるかな」という思いが頭をよぎる人たちがいるのです。実はそれくらい自死は身近なものだけに、できるだけ遠ざけておかなければいけません。
余談ですが、人々の悩み相談を受け続けてきた私は、自死という選択肢が頭の中に刷り込まれていて、これを消すことはもはや不可能でしょう。だから、たとえば肉を食べるときや、虫を退治したいときに、毎回ためらってしまうほど、つねに生と死に向き合いながら生きることで、その選択肢を遠ざけようとしています。
ファンでなくても連鎖はありうる
そしてもう1つ、みなさんに覚えておいてほしいのは、目につかないところで自死の連鎖が起きていること。身近な人に先立たれたとき、人は自死というものを強く意識するようになりますが、芸能人の自死に関しても連鎖がつきものであり、一般人への連鎖は報じられないだけで静かに進んでいきます。
しかも怖いのは、連鎖が及ぶのがファンだけではないこと。特にファンではなくても、「この人も自分と同じ気持ちだったのかな」などと自分に関連づけて親近感を抱き、後追いしてしまう人がいるのです。たとえば、上島さんに対しても、コロナ禍を原因として決めつけたうえで、「自分も苦しめられているから」と関連づけ、自死を選ぶきっかけにしてしまう危険性は否めません。
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