【野球】原監督はもう限界…巨人がソフトバンクに14連敗で退任へ加速、同じ金満球団で何が違う? [首都圏の虎★] at MNEWSPLUS
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1:首都圏の虎 ★
21/05/31 11:58:32.66 CAP_USER9.net
 巨人がようやくソフトバンクに勝った。
 オープン戦、交流戦、日本シリーズを含めて14連敗を喫していたが、この2試合で9被弾、17失点とボコボコにやられた投手陣が、30日の3戦目は粘った。
■2戦で9被弾17失点とボコボコ
 初の中4日となった先発・戸郷が5回2失点。2点リードの八回から登板した6番手・中川が九回も続投し、1点差まで迫られたものの、最後は守護神デラロサが締めた。
 2019年6月22日以来となる白星でソフトバンク戦の連敗を14で止めた原辰徳監督(62)は「中盤以降は6投手を送り込んだ? まあまあ、みんなしっかり守ったね」と安堵の表情を見せたが、巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう指摘する。
「何とかソフトバンク戦の連敗は(14で)止まりましたが、セットアッパーの中川は回またぎで33球を投げた。一つ勝つためにアップアップという感じ。1、2戦目はまさに完敗で、さすがに原監督も心が折れかけているように見えました」
 4被弾を含む9失点で大敗を喫した28日の初戦の後、原監督は「こういう結果になっているのは全て監督である私の責任であるというところ。もう、それ以上はありません」と意味深コメント。日本シリーズで2年連続4連敗を喫した屈辱を晴らすべく、今年もFAで梶谷、井納、外国人はスモーク、テームズを補強した。にもかかわらず、まるで歯が立たない。
 ソフトバンクの守護神として、一時代を築いた馬原孝浩氏(現トレーナー)は古巣の強さについて、日刊ゲンダイのインタビューで「どこよりもお金をかけているので選手が集まる。そして二軍の施設は間違いなく12球団ナンバーワン。バーチャルの打撃施設があってウエートルームもすごい。ソフトバンクは自分のやりたいことができるんです。若手がどんどん出てくるのはそういう環境で練習をしているから。選手が揃っているので一年一年が勝負だし、全員が尻を叩かれながらやっていることが好循環を生み出しています」とした上で、「リリーフ投手については、2009年あたりから1イニング限定の登板で、2日連投したら次は休みと決まっている。1イニング限定なら毎年投げられる。だから、リリーフで離脱する投手が少なくなった。ホークスは毎年投手が残る。そこに新戦力が入ってくるので、あり余っているのが他球団との違いです」と明かしている。
全員が情報共有できるシステム
 巨人の場合は正反対だ。この日は中川が1イニング3分の2を投げた。理由について原監督は「九回は左打者が並んでいたから? そうですね」とキッパリ。ソフトバンクとは違い、目先の1勝にこだわっているのがよく分かる。28日の初戦で41球を投げた桜井も2戦目に連投。宮本投手チーフコーチは「昨日41球投げながらも(桜井が)僕でよければ行かせてくださいって言った。そういったハートのある投手はいる」と美談にしているのだ。科学的な根拠に基づき、10年以上も前から厳格なルールがあるソフトバンクなら、まずあり得ない回またぎであり、連投ではないか。両球団の差はこれだけではない。
「データ分析」もしかりである。ソフトバンクのさるチーム関係者がこう言う。
「他球団のスコアラーのほとんどは、元プロ野球選手が務めています。この球団にはプロ野球未経験者のデータ分析官がいる。経験や勘がないからこそ、逆にデータだけに集中して思い切った攻めを提案できる。トラックマン、ファストモーションといったAIトラッキングシステムはメジャーリーグと同レベル。日本では12球団一といわれる最新技術に支えられている。野手担当やバッテリー担当のアナリストがいて、各選手、コーチ、データ分析チームの3人で個別ミーティングを行っていますが、他球団と違うのは、それを監督、コーチ、選手全員が情報共有できるシステムが構築されていること。これがこのチームの強みなんです」
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