..
[2ch|▼Menu]
2:エじさせるヴィジュアル系が求められていたのだから、再びヴィジュアル系が盛り上がるチャンスは、まさに今なのではないか、という前置きのあと、まずは90年代を盛り上げた伝説のバンドたちが紹介される。 ヴィジュアル系を語るに欠かせないX JAPAN、これまでにないストリートファッションでシーンの枠を広げた黒夢、後にヴィジュアル系の文化として根付く女形の先駆けとなったSHAZNA、耽美な衣装と演劇要素を取り入れたパフォーマンスで独自の世界観を追求するMALICE MIZERなど、まさにレジェンドたちのライブ映像やPVを見ながら、ヴィジュアル系の歴史を振り返る。中でも、ゴールデンボンバーに影響を与えたというMALICE MIZERが楽器を持たずに舞い踊るライブ映像を見たマツコ・デラックスは、「ヴィジュアル系って、無限ね」とポツリ。確かに、これまでの常識にとらわれずかっこよさや美しさを追求するというヴィジュアル系の精神こそが、当時沈みがちだった人々の心を照らす光となったのかもしれない。 今もなお記憶に刻み込まれている、GLAYの20万人動員ライブや、LUNA SEAの倒壊したセットを背に演奏したライブなど、1999年の伝説的なエピソードの紹介では、当時の勢いやカリスマ性を再確認させられた。さらに、“人の痛み”をコンセプトに表現を追求するDIR EN GREYのライブ映像が流れ、鬼気迫るパフォーマンスと、彼らに感情をぶつけるオーディエンスという、まさに非日常的な光景が映し出されると、藤谷は「日常を戦うために非日常を愛している感じがしてすごくいい」とコメント。ライブでしか味わえない特別な感情を端的に表したこの言葉について、放送終了後のSNSでは、ヴィジュアル系ファンのみならず様々な界隈の趣味を持つ人々から共感の声が寄せられた。 中略 最近のバンドの特徴からもわかるように、ヴィジュアル系は約30年の歴史の中で、時代の流れやファンのニーズにより、大きな変化を遂げてきた。今回の番組では語られなかった2000年代や2010年代にも、シーンに大きな影響を与えるバンドがたくさん生まれていたし、ヴィジュアル系の中のさらにニッチな界隈にも面白いバンドがたくさんいた。同じヴィジュアル系のファンでも、通ってきたバンドや世代によって、このシーンに対する印象や解釈が異なることも大いにあるだろう。「あのバンドのエピソードを聞きたい」「このバンドの楽曲や功績を語りたい」。番組を観た後にそう思った人が多くいればいるほど、やはりヴィジュアル系は語りがいのある面白い文化なのだと言える。この番組をきっかけに各々が“自分から見たヴィジュアル系”について語り、「やっぱりヴィジュアル系ってかっこいいよね、楽しいよね」と言い合うことが、このシーンを再び熱くさせるための第一歩なのかもしれない。 https://realsound.jp/wp-content/uploads/2021/04/0406-vkei-1.jpeg




次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

368日前に更新/248 KB
担当:undef