【映画】庵野秀明『シンウルトラマン』“現場出禁”に!再撮要求に裏方悲鳴 [鉄チーズ烏★]
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1:鉄チーズ烏 ★
21/03/27 07:03:17.58 CAP_USER9.net
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投稿日:2021/03/27 06:00 更新日:2021/03/27 06:00
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3月26日、初夏公開予定だった映画『シン・ウルトラマン』の公開延期が同作の公式サイトで発表された。サイトでは、延期理由について新型コロナウイルス感染症により制作スケジュールに影響が出たと説明。具体的な公開時期は未定で、「スタッフ一丸となって鋭意制作中です。どうか楽しみにお待ちいただければと思います」と綴っていた。
同作の企画・脚本を務めるのは庵野秀明氏(60)。95年に放映され、大ブームを巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を手掛けた、日本アニメ界が誇るトップクリエイターだ。
『ヱヴァンゲリオン新劇場版』の完結作にあたる現在公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:II』(以下シンエヴァ)でも、総監督を務める庵野氏。『シンエヴァ』は公開から2週間で観客動員322万人、興行収入49億円を記録するなど、ふたたび社会現象を起こしている。
そんな庵野氏の次作となる『シン・ウルトラマン』には、15年公開の映画『シン・ゴジラ』のスタッフが再集結。『シン・ゴジラ』では総監督を務めた庵野氏だったが、今作では企画・脚本となり、監督には樋口真嗣氏(55)が就く形に。
実はこの変更には、『シン・ゴジラ』の撮影現場での“禍根”が影響しているという。
「劇中でゴジラが東京に現れた際に開かれた有識者会議のシーンを撮影した時のことです。政府関係者や識者ら9人が会議室で対策を練るシーンなのですが、庵野さんはとにかくアングルにこだわって、何回もアングルを変えて撮り直すことに。実写の場合、アングルを変えると、その都度、照明や音響もすべてセッティングし直さないといけません。
度重なる再撮にはさすがに現場も疲弊してしまいました。しかも普段は実写畑で活動し、庵野さんと一緒に仕事をしたことのないスタッフばかり。そのため庵野さんの強すぎるこだわりについていけない人が多く、“『シン・ウルトラマン』の時は現場に庵野さんを入れないで!”という声が続出したそうなんです」(『シン・ゴジラ』の制作スタッフ)
3月22日に放送された『プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル』(NHK総合)でも、庵野氏のアングルに対する“執念”を伺わせるシーンが。『シンエヴァ』制作中、スタジオでモーションキャプチャーと呼ばれる、生身の俳優の動きをデータに取り込む作業をしていた時のこと。最初は作業をスタッフに任せていた庵野氏だが、なかなか自身の納得いく出来にならず、スタッフが「もういいですか?」と聞いても「もうちょっと探れれば」と決して妥協しない。最終的には、庵野氏自ら携帯片手にアングルを探していた。
そんな庵野氏にスタッフから突き付けられた“現場出禁”要求だが、庵野氏への敬意は誰一人として忘れていないと、前出の制作スタッフは言う。
「庵野さんが徹底してこだわったからこそ、『シン・ゴジラ』はあれだけヒットする作品になったことはスタッフも皆、理解しています。もちろん庵野さんの現場は大変なことが多いのは事実。それだけにやりがいも多く、公開された時の感動は他の作品とは比べものになりません。今回の公開延期もより作品をよいものにするための決断だったと聞いています」
一連のスタッフ変更の経緯について、『シン・ウルトラマン』の制作会社である東宝に聞くと、「そのような事実はございません。作品にとって、ベストなスタッフで制作しております」との返答があった。
『プロフェッショナル』で庵野氏は、自身の作品への“こだわり”についてこう語っていた。
「作品至上主義っていうんですかね。僕が中心にいるわけじゃなくて中心にいるのは作品なので。作品にとってどっちがいいかですよね。自分の命と作品を天秤にかけたら作品の方が上なんですよ。自分がこれで死んでもいいから作品を上げたい」
庵野氏が精魂込めて手掛けた『シン・ウルトラマン』もきっとまた日本中を揺るがすことになるだろう―。
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