【檀廬影】黒人ハーフ作家が疑問に思う「日本人の幻想」「『ハーフと在日は芸能人になるかスポーツ選手か…』そのくらい過酷であった」 [muffin★] at MNEWSPLUS
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20/07/06 15:35:18 euqJFlri9.net
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2020年7月5日

日本に生まれた黒人ハーフの作家が、日本での差別経験について綴った
また、BLM運動への支持を表明する大坂なお、八村塁らを叩く人々について考察
日本には差別がないなどの幻想に陶酔しているのではないかと問いかけた

URLリンク(bunshun.jp)
前略

 大坂さんや八村さんを叩く人は、幻想に陶酔したいのではないか
 現在ブラック・ライヴズ・マター運動(以下、BLM)への支持を表明しているテニス選手の大坂なおみさんやバスケットボール選手の八村塁さんに対し、SNS上で反発する声があがっている。

 大坂さんや、八村さんのような好青年がなぜあんなに叩かれているのか不思議でならなかったが、ある一つの考察をしてみると、きっと彼らを叩くようなタイプの人々は日本には差別はなく、文化的にも歴史的にも経済的にも完全に近く優れた国家であるという幻想に陶酔しているのではないか?

 そこで彼らがBLMを叫ぶことによって「まるで日本に差別があるみたいじゃないか」という感情を抱かせ自らの抱く日本の良い面だけのイメージを壊し、見たくない部分に目を向けさせられる元凶として無意識的に嫌悪感を抱き攻撃してしまっているのではないだろうか?
中略

 日本社会は混血児を社会の片隅に隔離してきた
戦後長きにわたり日本社会や日本のメディアは混血児を芸能界やスポーツ界に押し込めることによって社会の片隅に隔離してきたように思う。

 その尾をまだひきずっているというのが私の実感である。なぜなら初対面の人は大概私を見て「スポーツは何をやってたの?」「いや何も」と言うと「もったいない」と言われるやり取りを幾度となく繰り返してきた。品のない人になると「薬の売人だったんだろう?」などと平気で言う。

 一言で言ってしまえば生まれながらにカタギではないわけだ。昭和時代、いつか誰かが「ハーフと在日は芸能人になるかスポーツ選手になるかヤクザになるしかない」と言ったという記事をどこかで読んだことがあるが、これは極端な言い方だとしても実際にそれくらい苛酷であったと想像するに難くない。

 ほとんどの日本人は自らを単一民族と信じて疑わない。これは当然学校で詳しく教えないからであり、一言に日本人といっても大陸から渡った人もあり南方からも北方からも入り乱れ実際には多民族の混血であると、子供の頃からそういったことをよく教育し、感覚を教えていかなければ、日本人はいつまでたっても本当の意味での多様性ということを理解し知覚できないんじゃないだろうか。

 もはや誰が良い悪いなどという問題ではなく、事なかれ主義や臭いものに蓋をして村八分にする日本古来より続く悪癖は次世代の日本人や日本文化の発展の為に捨てなければならない。

 しかし私は日本の文化や土地や勤勉な日本人が好きである。私という人間はあるいは失敗作かもしれないが、私が好きな日本がより美しい国になることを願ってやまない。

全文をソースでご覧ください

URLリンク(bunshun.ismcdn.jp)

檀廬影(だん・いえかげ)
1989年、横浜生まれ。ラッパーとして活動する際の名前はDyyPRIDE(でぃーぷらいど)。2019年に檀廬影として小説『僕という容れ物』(立東舎)を発表した。


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