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2:いうふうには見えなくなってきているから、高校の時に江川さんを見た感覚とはちょっと違います。 でも、やっぱりいざという時の速さ、ランナーがスコアリングポジションに行ったときは凄かったですね。ランナーがいないときは大体7、8分(の力)で投げている感じ。 体の使い方を見ていると、それほど大きく使わずドローン、ドローンと投げるんだけど、セットに入って足を上げてからの速さは全然違いました。 ランナーがセカンドとかサードにいると、ギアが上がる。それはすごく感じました」 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200523-00779139-fullcount-base&p=1 5/23(土) 7:10配信 3:砂漠のマスカレード ★ 20/05/23 22:07:33 Q6suzthT9.net 直球とカーブの2球種で活躍「山倉さんはノーサインでいいと言っていました」 江川氏の直球のスピードは、現在のスピードガンで測ればもっと速かったとされる。また、初速と終速の差が少なかったとも言われる。「体感速度」があり、「ホップする」とも……。実際にはどうだったのか。 「ホップっていうよりも、落ちない球ですよね。投げたら普通はボールって(失速して)落ちてくるんだけど、江川さんは投げたらそのまま真っ直ぐ来るイメージ。実際には、絶対に浮くことはないですからね(笑)。 江川さんの球は、打ちにいってボールの下を空振りしてしまう。だから、みんなホップすると感じたんだと思います。 スピードガンでは、当時は145キロとか、150キロ出たときもあったけど、今なら155〜7キロくらい出るんじゃないかなと。浮き上がって、ズドーン、ズドーンと吸い込まれていく感覚。そういうボールでした。コントロールもよかったですね」 そして、それだけ直球が速いからこそ、織り交ぜるカーブも効果的だった。江川氏はほぼ2つの球種だけで、高校、大学、プロと結果を残し続けた。 「あれだけの真っ直ぐとカーブだと、やっぱりスピードの差があるから、打ちづらいですよね。なかなかカーブを狙っていくのは難しい。真っ直ぐの割合のほうが多いわけですから。 (捕手の)山倉(和博)さんはノーサインでいいと言っていました。(サイン)盗みが出た時に、山倉さんが『お前2つしかないんだからいいよ、ノーサインで』って。真っ直ぐと思っておけば、全部捕れちゃうんです。 江川さんがマウンド上で首を振ったりとか色々してたんだけど、実際にはサインはなくて、自分が思ったボールを投げていたんですよ」 江川氏以外にも、当時の巨人には「守りやすいピッチャーが多かった」と振り返る篠塚氏。「西本(聖)さんもそうだし、定岡(正二)さんもそうだし。やっぱりリズムですよね。 ピッチャーは打たれると、どうしてもマウンド上で仕草が多くなる。そういうのはあまりなかった。一定で投げていた」。球史に名を残す好打者の脳裏には、同僚だった好投手たちの記憶がしっかりと刻まれている。(続く)
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