【野球】斎藤佑樹、高 ..
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43:名無しさん@恐縮です
19/03/15 18:50:48.42 LN3DPANj0.net
斎藤佑樹「甲子園での酷使は本望だった」
URLリンク(blog.livedoor.jp)
(前略)意外な展開を見せたのは、権藤氏とのインタビューが終盤にさしかかったときだった。
権藤氏は一貫して、「高校生に(投げないという)判断ができるだろうか。
ならば、監督が勇気を持って『今日は投げるな』というべきだ」という立場だった。
過去、登板過多が原因とみられる肩の故障でキャリアを縮めてしまった経験から、権藤氏は高校生の投手を守るべきだと訴えたのだ。
それはプロで投手コーチを長く務めてきた経験からの意見でもあった。
ところが、ジョーンズ記者が「それでは、日本野球の美しさを失うことになりませんか」と聞くと、権藤氏が考え込んでしまった。
そして、ゆっくりと言った。「そうかもしれないね。しかも、甲子園の決勝で投げるななんて、自分は言えるだろうか」
高校時代、権藤氏自身も甲子園を目指したが行けず、卒業文集に「甲子園に行きたかった」と書いたそうである。
「自分の考えに自信がなくなってきた」。
そう口にした後、権藤氏はおもむろに立ち上がり、鞄から携帯電話を取り出すと、
ある人に電話をかけ始めた。
「ちょっと、斎藤佑樹に電話してみる。アイツ、あのとき、どう思ったんだろう」
あのときとはもちろん、2006年の夏の甲子園のことである。
現在、日本ハムの2軍で調整している斎藤はあの大会で東京・早稲田実業高校のエースとして948球を投げ抜いた。
その逸話はジョーンズ記者にも話してある。
彼に権藤氏が誰に電話しようとしているか伝えると、目を丸くした。
確かに、斎藤がなんと言うか興味深いところではあった。
一瞬の間があった後、権藤氏の声がホテルの室内に響いた。「権藤です。元気か?」
斎藤が電話に出た。間髪入れず、権藤氏が聞く。
「あの時、どう思った? マウンドでつぶれるなら本望だと思ったか」
斎藤がどう答えたかは分からないが、やがて権藤氏がうなずきながら言っている。
「そうか……」
権藤氏は最後に「おい、絶対戻ってこいよ」と言って電話を切ると、我々の方を振り返って静かに話した。
「本望だったって」
(以下略)


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