【ドラマ】 『東京ラ ..
[2ch|▼Menu]
2:shake it off ★
18/09/21 10:21:22.50 CAP_USER9.net
■“文化の継承”担う再放送、世代間の“断絶”の解消に
 かつて、キー局では夕方帯にヒットドラマを再放送するのが当たり前の光景だった。月9などの名作ドラマはもちろん、『傷だらけの天使』や『探偵物語』『あぶない刑事』、現代劇にとどまらず『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』『遠山の金さん』などの時代劇もあった。リアルタイム放送を知らない世代でも、名作ドラマを知り、楽しむことができたのだ。
 「ドラマの再放送は、“文化の継承”を担ってきたと言っていい。親世代が観ていた作品を子世代も楽しむ。そうすることで親子間、さらには職場の上司や部下の間にも共通の話題や会話のきっかけを生んでいた。
だが現在は再放送が少なくなり、文化交流が“断絶”されている状態。CSやレンタル、有料配信サービスでは多くの再放送コンテンツを扱っており、“文化の継承”が行われているが、誰もが観られる地上波であることが重要なんです。そういった意味で地方局の頑張りは素晴らしいが、視聴人口的にはやはりキー局で再放送されるのとは影響力が違います」
 そこで今回の『東京ラブストーリー』だ。SNSでは、「職場の若いスタッフから『超流行ってたドラマなんですか?』と聞かれた」、「『半分、青い。』(NHK総合)のギャグセンスやセリフや展開のチョイスって、この時代だったんだ」、また中学生らが「初見だが面白すぎる!」と投稿するなど、様々な“継承”の事例が多く見られる。
このほか「山本高広の織田裕二のモノマネ『ずっち〜なぁ』の元ネタを初めて見た!!」「織田裕二、本当に言ってる(笑)」、そして「江口洋介を見ていると、『ひとつ屋根の下』(フジ系)での『そこに愛はあるのか』が浮かんで思わずツッコミを入れてしまう」など、当時の文化を受け取り、重箱の隅をつつきまくってネタ的に投稿する例もいくつもある。
衣輪氏は「皆で話題にし、つっこみまくりながら観る。これぞ、テレビの醍醐味」と語る。
 『東京ラブストーリー』は、同じく織田裕二、鈴木保奈美が出演する10月スタートの月9ドラマ『SUIT/スーツ』の宣伝であろう。
だが、それがここまで話題になっているのを見ていると、名作ドラマの再放送は、リアルタイム世代にも若い世代にも望まれ、変わらず楽しめるコンテンツなのではないか。
再放送枠の少ない昨今、たとえば数年前の名作『家政婦のミタ』(日本テレビ系)や『半沢直樹』(TBS系)ですら過去のものとなり、今の10代がどこまで知っているのか疑問である。これを機に、キー局には“継承”にも目を向けつつ、世代間の文化の“断絶”を解消してもらいたい。何よりまた、過去の名作が観たい。
(終)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

2045日前に更新/123 KB
担当:undef