【サッカー】 酷暑の中の高校総体サッカー決勝で何があった!? 7日間で大会を全消化が無理なのでは? at MNEWSPLUS
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1:shake it off ★
18/08/20 21:56:32.99 CAP_USER9.net
本当の「プレーヤーズ・ファースト」とは何か―。
(中略)
同点弾のシーン、敷野の足取りは重かった。大石に入れ替わられたCB望月駿介の動きもいつものそれではなかった。もちろん、クリアした保坂もスピードがあって素晴らしい選手だし、大石も大型ながら俊敏性を持った能力の高い選手である。だが、明らかに桐光学園の選手たちは、試合後半にかけてガクッと運動量が落ちていた。
それもそのはずで、彼らは準決勝を戦い終えて、僅か17時間半後にこの決勝を迎えていたのである。
当初、準決勝は11時キックオフ、決勝はその翌日11時キックオフと24時間の間隔だった。
しかし、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿のメインスタジアムで行われた桐光学園vs.昌平の試合は、3-0で迎えた48分(後半13分)に、雷によって中断することとなったのだ。
両チームの選手はユニフォーム姿のままロッカールームに下がり、ピッチサイドで写真を撮っていた我々も記者控え室で待機となった。スタンドにいた観客もメインスタンドのコンコースか隣接する体育館に避難した。
いつ試合を再開できるのか……両チームの選手はもちろん、スタッフや大会運営にも分からない状況。稲光がさし、雷鳴が響いたらそこから30分は試合開始ができないため(場合によっては20〜30分だが、鈴鹿会場の判断は30分だった)、雷鳴が響く度に「あと30分は中断か」と判断している状況だった。
 結果として、明確な再開時間を伝えられないまま、選手達はロッカールームで2時間、3時間と待ちぼうけをくらうこととなってしまった。
 「雷が鳴った後に、『あと30分は試合ができません』という報告が2、3回来て、そこから大会本部と気象庁とやり取りをしている中で、3時間くらい経ってから『あと1時間半後の16時15分に(再開するかどうかの)判断をします』という通達が来ました。なので、そのタイミングで補食をとらせたり、エネルギー補給する時間にするなど、とにかく一回シャットダウンする時間に当てました。それまではいつ始まるか分からなかったので、補食のタイミングだけでも、設定するのが相当難しかった」
 桐光学園・鈴木勝大監督がこう語ったように、両チームの選手達は先行き不透明な状態でロッカールームに缶詰にされてしまっていた。そして、目安だった16時15分の25分前の15時50分頃に、『16時半に再開します』という通達があった。そのまま、16時過ぎにピッチでアップを始め、16時半には試合が再開していた。
11時にキックオフした試合が終了したのは17時20分。両チームの選手は合わせて約5時間もの時間をロッカールームでの待機に費やさざるを得ない結果となった。
取材する我々も疲労困憊だった。だが、いつ再開されるか分からないまま、待機した選手への負担はいくら若いと言え、相当なものがあったはずだ。
結果、桐光学園は悪夢の様な敗戦を喫した。もちろん山梨学院の優勝に疑問は一切ない。彼らも鈴鹿と同時刻にキックオフした四日市市中央緑地陸上競技場での準決勝で、雷による1時間24分の中断を経験している。
実は、彼らもまた「被害者」だったのだ。
 インターハイは全国の都道府県の持ち回り開催で、北九州、南九州、東北、近畿、四国など、各地域で開催され、その中でそれぞれの競技が各都道府県、市町村などに振り分けられる。今年は「東海総体」となっており、サッカー競技(男子)が三重県開催と指定された。
 その中でサッカー競技に割り当てられた競技期間は1週間。前述した通り、7日間で合計6試合を「こなさなければならない」のである。
準決勝の話に戻ると、そもそもなぜ待機時間が4時間以上かかるとなった時点で、「試合中止」や「翌日に残り時間を消化」などの臨機応変な判断ができなかったのかという疑問が浮かぶ。
 その背景には……7日間で大会を完結させなければいけない、という「不動の枠組み」ありき、が存在するのではないか。その日の内に準決勝を決着させなければならない、となったからこそ異常なまでの中断時間となってしまったのではないか。
 「(1回戦から)3連戦のこの日中の時間に試合を続けるのは正直キツいですし、クーリング・ブレイクがその度に入ってしまうと、選手達は流れを再び作り出すのが難しいと思う。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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