【サッカー】アルゼンチン代表のメッシに、C・ロナウド級の活躍が望めない理由 at MNEWSPLUS
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1:豆次郎 ★
18/06/20 19:26:47.48 CAP_USER9.net
 アイスランド。W杯本大会は初出場ながら、前回のユーロ(2016年)では本大会出場を果たし、ベスト8に進出。グループリーグでは優勝国となるポルトガルに引き分け、そして、決勝トーナメント1回戦ではイングランドに2−1で競り勝ち、話題を集めた。その直後にスタートした今回の欧州予選でもその余勢を駆り、クロアチアに先着して1位通過。ウクライナ、トルコという実力国を予選敗退に追い込んでいる。
 人口わずか35万の小国。しかしながら、ただの弱者ではない。開幕戦でロシアに大敗したサウジアラビアのようなヘタな負け方はしない、成熟したチームなのだ。粘り強く、精神的にキレることはない。あるレベルに達していることは、この世界では承認済みなのである。
 モスクワのスパルタクスタジアムで行なわれた一戦。アイスランドがアルゼンチンに対して1−1で引き分けたことに特段、驚きはない。アイスランドの善戦、健闘を新鮮な気持ちで讃えるより、まず言及すべきはアルゼンチンの不甲斐なさだと思う。
 前回ブラジルW杯の準優勝チームだ。決勝でドイツと接戦を展開。延長で惜敗している。1978年アルゼンチン大会以来、26年ぶりに南米で開催されたW杯で、その意地とプライドを開催国ブラジルに代わり保った格好だった。
 しかし、チームの平均年齢は本大会出場した32カ国中、28.5歳と最も高く、その瞬間から4年後のロシア大会が心配されていた。案の定、南米予選では大苦戦。監督をホルヘ・サンパオリに代え、最後の最後でようやく出場圏内に滑り込むという、まさに薄氷を踏む戦いを演じた。
 予選と本大会は別物ではある。例えば、2002年日韓共催W杯で優勝したブラジルは、南米予選では大苦戦を強いられていた。苦戦がサクセスストーリーに組み込まれていた。しかしアイスランド戦のアルゼンチンに、予選と本大会との間に潜む”別物感覚”を抱くことはできない。予選との比較以前に、高齢チームで戦った4年前との違いが見られなかった。
 スタメンの平均年齢は29.6歳。30歳台が6人(メンバー23人の平均年齢は29.0歳で、30歳以上は13人)と、さらに上昇していた。今回もおそらく32チーム中、最高齢のチームになるだろう。代わり映えのしない顔ぶれを見ただけで苦戦が予想された。
 もうひとつ、アルゼンチンが抱える問題はリオネル・メッシのポジションだ。守備能力がゼロに近いこの選手をどこに置くか。ディエゴ・マラドーナが監督を務めた2010年大会では中盤で起用。準決勝のドイツ戦ではプレスを浴び、0−4で大敗する最大の要因になっていた。
 守備ができない10番タイプが激減していくなかで、2010年のアルゼンチン型は、現代サッカーへのアンチテーゼのようにも見えたが、それは甘い解釈だった。ドイツによってその旧式サッカーは、木っ端微塵に粉砕された。
 2014年のアルゼンチンは、その反省からか、メッシをできるだけ高い、リスクの低い場所に置く作戦をとった。アルゼンチンの決勝進出はそれが奏功したといってよかった。
 そして今回。サンパオリ監督は4−4−2の2トップを、セルヒオ・アグエロと組ませるスタイルを採用した。ところが1点先取した後、同点に追いつかれて1−1のスコアで後半に突入すると、メッシは中盤まで引いてきた。守備的MFの高さまで下がることも頻繁だった。
 この日はアイスランドにプレスを浴びて逆襲の餌食になることはなかったが、下がれば下がるほど、メッシの魅力=ペナルティエリア内での特別な才能は失われた。怖さは半減。メッシはメッシでなくなっていった。

URLリンク(news.yahoo.co.jp)


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