【テレビ局】「はじめ ..
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2:ばーど ★
18/05/28 09:06:43.24 CAP_USER9.net
>>1
佐藤に強い影響を受け『進め!電波少年』を制作した土屋敏男は言う。
「あの番組は1000本撮って6本採用になるくらいの割合なんだそうです。ということは166本に1本。165回空振りする覚悟がないとあれはできない。166本目に“奇跡”が起こると信じてるからできるんです。普通はその勇気はない。でも、いま『はじめてのおつかい』をつくっている連中は、166本目でこの奇跡が起きることを佐藤孝吉に見せられ、その快感を知っているから、奇跡を目指せるんです。僕はこの奇跡を待つのがテレビ屋だと思うんです」
このイズムは、日本テレビに脈々と受け継がれている。
『全部やれ。』で多くの日テレのクリエイターたちに取材し気づいたことがある。
それは、日テレの社員は、自らのことを「テレビ屋」と自称することが多いということだ。
そこには「テレビマン」のような呼称と比べて「所詮、自分はテレビ屋なんで……」といった若干自分を下げる意識が伺える。それは裏を返せば、クリエイター意識よりも、視聴者を第一にするという考え方だ。時に「視聴率至上主義」などと批判されても、視聴者の望んでいるものをえげつないほど追究している。
そして、そこに手間と労力を惜しまない。
うちがなんでいま、勝っているかっていうと、丁寧にやっているからだと思うんです。たとえば、いつ行ってもペンキが剥がれているところがないディズニーランドみたいなこと。夜のうちにちゃんと筆を入れている」(土屋)
日テレのバラエティは「ダーツの旅」や『イッテQ』などを筆頭に、膨大な撮影素材の中から“奇跡”が起きた瞬間を丁寧に切り取って見せている。
そうした時間と金のかけ方は、まだテレビにしか出来ないことだろう。
その偏執的ともいえる執念こそ、日本テレビのDNAであり、強さの要因のひとつなのだ。


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