海底掘削で人類初のマントル到達なるか 日本の探査船「ちきゅう」が活躍 at NEWS
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1: マンクス(埼玉県)
12/11/02 13:02:39.31 G0NFytDzP BE:3634899067-PLT(12000) ポイント特典
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(CNN) 地球の表面を覆う地殻を掘り進み、内部の「マントル」まで到達しようとする
10億ドル(約8000億円)規模のプロジェクトに、科学者らの国際共同チームが取り組んでいる。
日本が建造した地球深部探査船「ちきゅう」の活躍に期待がかかる。

マントルは地殻と核の間にある岩石の層。地球の質量の7割近くを占め、
大陸移動や火山活動の原動力とされる物質だが、人類史上まだ実際に手に取った者はいない。
生のサンプルが採取できれば地球の成り立ちを解明する鍵となり、その価値はアポロ11号が持ち帰った月の石にも匹敵するだろうといわれている。

だがマントルまで到達するためには、長さ10キロメートルもあるドリルで硬い地殻を掘り続ける必要がある。
プロジェクトを率いるリーダーの1人、英サウサンプトン大学のデーモン・ティーグル氏はこれを「地球科学史上の最難関」と呼ぶ。

掘削地点としては、太平洋の海底が選ばれる見通しだ。
地殻の厚さが陸地では60キロにも及ぶのに対し、海底なら6キロ前後にとどまるからだという。すでに3カ所の候補地が挙がっている。

海底からマントルに至る穴の直径はわずか30センチ。
「プールの深い部分に髪の毛ほどの細い針金を垂らし、底に沈む0.1ミリの筒を通して何メートルも掘り進めるような作業だ」
と、ティーグル氏は説明する。

掘削作業には、日本が2005年に完成した「ちきゅう」という探査船が使われる。
ちきゅうは長さ10キロまでのドリルパイプを搭載することが可能。これまでの掘削で、海底から2.2キロという世界最深記録を樹立している。

マントル到達を難しくしている問題のひとつは、パイプの先で回転させる「ビット」の寿命だ。
ビットは50〜60時間ごとに交換する必要があり、この点が改善しない限り、掘削作業には何年間もかかってしまうという。

プロジェクトに必要とされる資金10億ドルのうち大半は、これから調達しなければならない。
ちきゅうの建造に資金を投じた日本に加えて参加各国などから資金提供が受けられれば、
20年までに掘削作業を開始し、20年代初めにはマントル到達することも可能だと、ティーグル氏は話している。

URLリンク(www.cnn.co.jp)


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