【サッカー】優勝候補の両雄、苦しいスタート=伏兵のひたむきさに強豪が大苦戦 at MNEWSPLUS
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18/06/18 19:27:57.05 CAP_USER9.net
 14日に開幕したサッカーのワールドカップ(W杯)は出だしから波乱含みの展開となっている。大会4日目の17日には、前回優勝のドイツ、過去最多5度の優勝を誇るブラジルが登場。ドイツがメキシコに0−1で敗れる黒星スタートとなった後、ブラジルもスイスと1−1で引き分け、白星発進を逃した。その前日には大エースのメッシを擁するアルゼンチンが人口35万人、初出場のアイスランドと1−1のドロー。優勝候補の一角フランスもオーストラリアに2−1で辛勝と、冷や汗をかいた。サッカー大国が予想外の苦戦を強いられ、早くも先を見通しづらい大会になった。
 ドイツが本大会初戦に敗れたのは、1982年大会でアルジェリアに1−2で屈して以来、9大会ぶりになる。80年欧州選手権を制覇し、欧州最優秀選手に2度輝いたルンメニゲを擁しながら、この大会のドイツ(当時西ドイツ)はプレーの質は必ずしも高いとは言えず、W杯初出場のアルジェリアに初戦から土をつけられた。
 ただ、2勝1敗で並んだオーストリア、アルジェリアを得失点差で制して1次リーグを抜けると、準決勝ではフランスとの延長3−3の激闘をPK戦の末に物にして決勝に進出。決勝ではイタリアに完敗したものの、2位までたどり着いている。
 過去4度の優勝中、90年大会、2014年大会は無敗のまま制したが、54年大会、74年大会は1次リーグで黒星を喫した。54年には1次リーグで3−8と敗れたハンガリーに決勝で3−2と雪辱。74年は1次最終戦で注目の東ドイツ戦を0−1で落とした。ただ、この敗戦で2位になったことで2次リーグではオランダ、ブラジルを避けることができ、決勝で「本命」オランダに2−1で競り勝って2度目の頂点に立った。ドイツと言えば、こうしたしぶとい「復元力」が伝統となっている。
◇変調した?ドイツ
 ただ、今回は少し様相が違うように感じる。前回覇者として前評判高く大会に乗り込みながら、主力が顔をそろえていたにもかかわらず、メキシコの粘り強い守りを崩せなかった。シュート数で25−12と優位に立ったといっても、相手守備陣を崩す場面は多くなかった。
 ドイツと言えば、前回の決勝トーナメント1回戦で前日本代表監督のハリルホジッチ氏率いるアルジェリアと延長戦を戦うなど、アフリカ勢にはややてこずる傾向がある。その一方でアジア勢、北中米カリブ勢は寄せ付けてこなかったイメージが強い。過去のW杯本大会ではメキシコに2勝1分け。メキシコが地元で上位進出を狙った86年準々決勝での対戦でも必死に攻める相手を強引にねじ伏せ、0−0の末のPK戦を制して勝ち上がった。メキシコや米国が懸命に粘り、工夫をこらして揺さぶっても、最後には体力に任せて相手の挑戦を握りつぶしてきた印象が強かった。
 しかし、今回は攻めがかなり単調で、メキシコのしぶとい守りが崩せない。高さの違いを生かし切ることもできなかった。逆に、切れ味鋭い速攻を狙うメキシコを前に何度も冷や汗をかく展開。結局、速攻から前半35分にロサノに喫した失点を取り返すことができなかった。
 98年のフランス、02年のブラジル、06年のイタリア、10年のスペイン、14年のドイツという最近5大会の優勝チームのうち、次の大会の第1戦に勝ったのは06年のブラジルだけ。白星発進できなかったフランス、イタリア、スペインはいずれも1次リーグで敗退している。ドイツのレーウ監督は「われわれは同じテツは踏まない」と話したが、最近は強化試合を含めて波に乗れない内容の試合が続いている。短期間でチーム力を好転させるのはそう簡単ではなさそうだ。


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