ガンダム富野『「アニメ好き」「ロボット好き」が作った映画は劇としての面白みがない』『君の名は。も映画とは思えない部分がある』 at MNEWSPLUS
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1:オムコシ ★
17/10/22 22:54:26.98 CAP_USER9.net
『ガンダム』生みの親・富野由悠季が感じた手塚治虫・宮崎駿の凄み
日本を代表するアニメコンテンツ『機動戦士ガンダム』の原作者としても知られる富野氏は、75歳にして劇場版アニメ『Gのレコンギスタ』を制作中であることを公表。
今回、富野氏に、ライバル“宮崎駿から受けた影響”や“アニメ制作への想い”などを聞いた。
■「アニメ好き」「ロボット好き」が作った映画は劇としての面白みがない
 『機動戦士ガンダム』で“リアルロボット”というジャンルを開拓。富野氏の歩んできたアニメ史は、日本の“巨大ロボットアニメ”の変遷そのもの。しかし、富野氏は“ガンダムの富野“と言われることに満足はしていない。
「所詮は“巨大ロボットものでしょ”と、下に見られてきた時代から、僕はずっと、巨大ロボットものを“一般化”するためにどうするか? を考えてきた」と富野氏。「『巨大ロボットものを、ロボットものとしてだけやっていませんよ!』と言わせてもらいます」とも。
 そもそも、巨大ロボットアニメは映画的な媒体であり、ロボットものをやるなら映画の性能を利用するしかない。そして、まず映画の大前提として、「アニメ好き」「ロボット好き」「メカ好き」、そういう人が作った映画は劇としての面白みがないのだと富野氏は強調する。
 映画は演劇の延長線上にある。絶対的に観客の時間を縛るのが演劇であり、観客にいかに気持ちよく見てもらえるかを考えたとき、2時間が限界。そのうえで劇を作ることを意識するべきと考えて制作に従事してきたが、アニメ業界としては必ずしもそうなっていないと警鐘をならす。
■『君の名は。』も映画とは思えない部分がある
「東宝でいうと、初代の『ゴジラ』(1954年)はまだ許せます。
しかし、技術的に実写とミニュチュアのバランスがすごく悪い。
そうしたものを演劇的に調整してなめらかに見せる配慮がみえない。
庵野(秀明)監督の『シン・ゴジラ』(2016年)でようやくこなれてきた印象はあります」。
しかし、その前のハリウッド版『GODZILLA』は、「“好き”というだけの人たちが集まって作った映画でしょ?」 と喝破する。「ヘリコプターがミサイルを撃っていれば気が済む。街を壊す絵で気が済む。そういうのが好きな人に作らせればいいものができると思っている。
『君の名は。』も映画とは思えない部分がある」と同氏。
「けれども、芸能というのは客を集めてナンボの世界だから、その部分だけでいえばあれでよいともいえるから全否定はしません。ただ、動員数に屈服してしまって、映画評論家といわれる人たちが映画の内容に対してきちんと評価できていません。
そんな評論だと新海(誠)監督が堕落していくだけだよと言いたいですね」と、映画界への指摘も容赦がない。富野氏は、“映画好き”に映画を作らせちゃいけないと、なぜわからないのかと繰り返し強調する。
「なぜこんなことを言うかというと、自分の作る映画がヒットしないからで、負け犬が吠えているだけです(笑)」

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