サッカー選手の死因を調べたら、通常より高い確率でALSで死亡していた。ヘディングで脳がダメージを受けることは他の研究者も指摘済み at MNEWSPLUS
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1:玉木 ★@転載は禁止
14/09/14 16:18:23.86 0
嵐のように世界中に拡散し、収束した感のある「アイス・バケツ・チャレンジ」。参加者の中には著名なスポーツ選手も多く、ロナルドやメッシ、
ネイマール、日本では三浦知良といった一流サッカー選手もこのムーブメントに参戦した。氷水を頭からかぶるというこの夏のブームは、
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の認知度を高めるために始まった。ALSはある日、手足の筋肉が麻痺し、機能を失っていく原因不明の
難病だが、サッカー選手とこの難病の発症に相関関係があるという海外の研究報告がある。いつの時代もスポーツと病気の関係は
謎めいているのだが…。

 ■知られざるALSの真実

 日本ALS協会によると、「氷水バケツ」で集まった寄付が8月末までの2週間で2747万円に達し、昨年1年間の約4倍の額に達したという。
見た目にもエキセントリックな運動に賛否両論はあったものの、同協会は「一過性で終わらず、他の難病患者の支援にもつながることを願う」と、
この運動に理解を示し歓迎した。

 とはいえ、ALSという病気の存在を今夏のムーブメントを通じて知った人は少なくない。実際、どんな病気なのか症状を知らないまま、
「氷水バケツ」のインターネット動画を繰り返し閲覧していた人も多かった。

 国内にALS患者は約9000人。希少な難病であることも、病気に対する無理解を生んでいる。ALS患者の母親との日常をつづった川口有美子さん
の力作『逝かない身体』(医学書院、大宅壮一ノンフィクション賞)によると、ALS患者の恐怖は「だんだん身体各部が動かせなくなることと、呼吸が
苦しくなること」だという。「自分だけが広大な宇宙にただ独り、ぽっかりと浮かんでいるような孤独こそが、運動神経系の麻痺以上に切なくてたまらない」
とつづる。

 患者本人が抱える苦悩は他者からは分かりづらく、そのことが患者の孤立感や疎外感を生んでいる。病気を引き起こす理由に、神経の老化との関連が
あるとされているが、どんな環境因子が病気の引き金になるのか、本当のところは分かっていないのが現状だ。

 ■激しいスポーツは寿命を削る!?

 サッカー選手を対象にしたALSに関するイタリアの興味深い報告がある。1960年代以降にプレーしたサッカー選手の死因を調べたところ、通常よりも
高い確率でALSに罹患して死亡していた。確証はないが、1回のヘディングが脳に与える衝撃は小さくても、何百、何千回と繰り返されるうちに、脳が
ダメージを受けることは他の研究者も指摘してきたことである。

 身体を酷使すればけがを引き起こす状況が誘発され、老化の原因とされる活性酸素の発生が促されることになる。本来、体を動かすことは新陳代謝と
成長を促し、健康にとっていいはずだが、運動の頻度や負荷によって一長一短あることをあらかじめ理解しておかねばならない。

 「激しいスポーツをする人の寿命は、しない人の寿命よりも6歳も短い」「五輪メダリストの寿命はメダルを獲得できなかった選手よりも短い」「心拍数と
寿命は反比例の関係にある」…。生涯における心臓の鼓動回数は約20億回というユニークな説を唱える専門家もおり、これが真実なら長生きには心拍数の
許容量に達しないための知恵と工夫が必要ということになる。

 ■重篤事故を引き起こす競技

 スポーツと寿命に関する因果関係の真偽はどれも定かではないが、自分をストイックなまでに追い込むトップアスリートにとって悩みは尽きない。心臓への
負担だけに限らず、頭部への衝撃は命取りになりかねない。

 サッカーのヘディングはもちろん、柔道における乱取りやラグビーのタックル、ボクシングのパンチや減量…。人生のある時期に激しいスポーツにのめり込んだ人は、
第一線を退いてからも負荷のかかった部分へのケアに努めるべきなのかもしれない。

 過酷な運動が寿命に悪影響を及ぼしているとしたら、スポーツと病気・事故との関係について、科学的な考察がなされるべきである。「スポーツは体にいい」と
信じきる人ほど、危険が潜んでいるということだ。

URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
産経新聞 9月14日(日)11時30分配信

>>2-5以降に続く


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