【野球】「伸びる球」や「キレのある球」ってなんだ?野球中継で気になる言葉を解明!
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1:エタ沈φ ★@転載は禁止
14/08/14 07:17:20.23 0
週プレNEWS 8月14日 6時0分配信
台風による延期に見舞われたものの11日から今年の甲子園も始まった。今年は例年になく、
バラエティー豊かな好投手が出揃(そろ)い、投手戦に期待したいところだ。
しかし、普段のプロ野球中継でもそうだが、気になるのはアナウンサーや解説者が放つ“感覚的な言葉”。
本格的な野球経験のないファンからすると、わかるようなわからないような……というのが正直なところだろう。
そこで! そんな不思議ワードを、日米通算121勝129敗62セーブと、メジャーリーグでも活躍した
吉井理人(よしいまさと)氏と、現在は野球解説者で日本プロ野球歴代最多の通算487二塁打を達成した
立浪和義(たつなみかずよし)氏のふたりに解説してもらった。
ひとつ目は、野球中継でよく「今日の○○投手のボールはよく伸びていますね」などと言われるが、
投げたボールが「伸びる」なんて現象はホントに起こるのか?
「研究によると、投げたボールはマウンドからホームベースまでの間に角度が4度から7度落ちているそうなので、
“伸びた”というのはバッターの錯覚です。キレイなスピンで回転数の多いストレートは、(上向きの)揚力が
発生して落ち幅が少ないので、打者の予測よりボールが上にあるという意味で『伸び』を感じるんでしょう。
例えば、阪神時代の藤川球児、オリックスの金子千尋(ちひろ)のストレートはそういうボールに見えますね」(吉井)
では、「○○投手のボールはキレています」という表現もよく聞くが、これはどういう意味なのだろう。
「キレは打席に立って初めてわかる感覚だと思います。レンジャーズのダルビッシュ(有)や巨人の杉内
(俊哉・すぎうちとしや)が代表的なんですが、彼らはギリギリまで肩(右投手なら左肩、左投手なら右肩)
の開きをガマンして、ホームベースに近い位置でボールを離す。だからバッターの手元でもボールの回転が
あまり失われず、『このピッチャーのボールはキレているな』と感じるんです」(立浪)
公式の試合では、当然、使用する球は決まっている。しかし、不思議なのは、ボールの質量は変わらないのに、
「彼のボールは重くて飛ばない」「彼は軽い」などと区別されることだ。これはいったい、なぜ?
「野手同士のキャッチボールやボール回しでも、捕球するときに手が痛い相手と痛くない相手がいます。
おそらく、ボールの回転がキレイじゃない人は捕ると痛い、つまり『重い』んですよね。それはピッチャーと
バッターの関係でもいえることで、中日時代の先輩でクロマティ(元巨人)に死球をぶつけて殴られた
宮下(昌己・みやしたまさみ)さんや、阪神にいた中込(伸・なかごみしん)、広島時代の黒田(博樹)
あたりは打つと『重い』と感じました」(立浪)
投手としてはどっちが有利なのか。
「スピンが多く、バットがボールの下っ面を叩きやすいピッチャーはフライが上がりやすいので、
『軽い』と言われがちだと思います。例えばロッテの成瀬(善久・なるせよしひさ)は、調子がいいと
空振りやポップフライで打ち取れますが、スピードが落ちてくるとホームランを浴びやすい。逆に、
速いけれどスピンが少なかったり、汚い回転のボールはゴロが多くなるので、バッターは『重い』と感じるのかもしれません」(吉井)
ラストは、バッター目線で。よく「このバッターはボールがよく見えている」という表現を聞くが、
誰でもボールを見て打っているはず。「よく見えている」というのは、どんな選手(状態)を指すのか?
>>2-5あたりに続く
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
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