杏子「ココロのスキマ ..
2:さくらcc ◆sakuracCOk
13/04/05 01:27:10.22 hNR3BjHA0
超絶支援
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:29:11.92 VNLVz4JRP
喪黒「この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかり]
喪黒「そんな皆さんのココロのスキマをお埋め致します」
喪黒「いいえ、お金は一銭もいただきません」
喪黒「お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます」
喪黒「さて、今日のお客様は・・・」
――
―
―
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:30:15.36 VNLVz4JRP
−佐倉杏子(?)魔法少女−
『食べ過ぎた女』
喪黒「オーホッホッホッホ・・・」
5:さくらcc ◆sakuracCOk
13/04/05 01:31:38.37 hNR3BjHA0
oh……嫌な予感しかしない
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:32:47.78 lz65L/6Q0
−7:50 見滝原市市内−
杏子「よう、さやか」
さやか「おはよう杏子・・・ってあんたまた食べてるの?」
杏子「腹減っちまってな」
さやか「よく食うよね」
杏子「まあな」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:32:49.02 AGJCGKLv0
杏子ちゃんprprprpr
杏子ちゅんぽrぽrpろpろpろp
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:34:03.32 lz65L/6Q0
さやか「それで太らないの?」
杏子「魔女退治で運動してるし、なんかのときはソウルジェムがあるしな」
さやか「そんなくだらないことで・・・」
杏子「さやかも魔力使えばいいじゃん」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:36:01.98 lz65L/6Q0
杏子「ほら、前にも言ったろ?魔法は徹頭徹尾自分だけのため使えって」
さやか「そういうこと言ってるんじゃない!」
杏子「まあまあ怒るなって・・・食うかい?」
さやか「またロッキー。いただきます」
杏子「おうっ!」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:38:05.48 lz65L/6Q0
さやか「朝なのにお菓子食べちゃって・・・太るかな?」
杏子「大丈夫だって。それにすぐ走るんだから」
さやか「どういうこと?」
杏子「ほら・・・」
さやか「ん?」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:39:53.21 lz65L/6Q0
杏子「時計見て見ろって」
さやか「えっ?ってえええええええええええええ!!!
さやか「もうこんな時間!?あんたとしゃべってたから遅刻しちゃうじゃん」
杏子「だから今から走れば痩せられるだろ?」
さやか「もうっっっっっっ!!!」ダッ
さやかは猛スピードで学校まで走って行った
杏子「さあて、私はパトロールがてらぶらぶらすっかな」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:41:49.75 lz65L/6Q0
−12:45 見滝原郊外−
杏子「腹減ったな。ロッキーも食い終わっちまったし何か食べ物ねえかな」
杏子「なんて道に落ちてるわけないし」
杏子「マミんとこにいこうにも学校だしな」
杏子「やべえ、ますます腹減ってきちまったじゃねえか、なにかなにか」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:42:36.18 XaYCbGrD0
脂肪に…
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:43:34.61 lz65L/6Q0
とその時目に入ったのは果物の無人販売所。
周りには誰もいない、もちろん店の主人も監視カメラも。
杏子「おっ!あれは!でも金ないし」
杏子「勝手にもってちゃうのも(チラっ) ダメだしな(チラっ)」
杏子「あーっ!果物が私を呼んでる〜!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:43:39.95 IjkrjAau0
力士、巴真実さん(15)。
,'.: 〃 ,:1 , __/ // / } , ',
__彡ァ 乂_ノ :! ,′ ./ ̄/7=‐.、__ノノ ,'∧ '
.. / /i::, { 彳ア:::抃< ( (、__,/' i }
,'/リ., ,イ ./`¨´i.|:∧. 、 .c弋匕Z_ >、_`ヽ、」 ,'
_彡'厶イ./iヽ,′ |:::∧ {?Y// ア:::抃、 | /
/ i|:::{: `(( .?Y .)) ‘ 弋匕Zっ /
/ ∨:、 }}_口_{{ ,_-‐- 、 / //
. i.| ∨:\ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-、、、 .辷´五ニ=一、
. ヾ、 \,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ. `~ / \
-‐…‐-'_ヾ / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― _....___〉
/¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y / `ヾ´/////
. / { /.Y¨Y .ゞ.,`=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/ ∨―‐- 、
. ! ', / !:::::::::`¨ニ¨´::::::|// `ヽ/ ∨ .〉
. | >'´`ヽ:. /.i⌒i:::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒) ( , -―- j ./
\! .Уヽ (./ ./:::::::::::::◯:::::::::::::! / ∧/ , -‐-、. \ 〈‐‐-、 j
. / ヾ .〈 ヾ::::::::::::::::::::::::::::::! 入 _〈_/ \ \ ∨_)'
――「お菓子が脂肪を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!!」
テレビアニメ「脂肪少女まみか☆デブガ」の登場人物で、力士。愛称は「デミ」。(「マブ」のタイプミスとの説も)。
デブという設定は当初から明らかにされていなかったが、
その見事な肢体のパンパン張りと肉の垂れ下がり、直ぐに発砲する高血圧特有の気性の荒さ、そして腹の太さに痛々しいまでの厨二病っぷり、肥満のヲタクファンからは「同胞ではないか」と言われていた。
好きな物は三食のケーキ。特技は三食ケーキ。三食ケーキ。すりーけーく。ティロ☆フィナーレ。
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:46:35.18 lz65L/6Q0
リンゴ『杏子ちゃん、私を食べて』
バナナ『杏子の姉貴。俺を食べてください』
パイナップル『ふええ・・・私のこと嫌いになっちゃったの杏子ちゃん?』
杏子「一昔なら躊躇なく持っていったのに」
ワルプルギスの夜を倒した時に杏子は「なるべく」お金を払うと心の中で約束した
さやかとも(口)約束したばかりだ
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:47:53.89 mkKNrkqp0
アフィスレ
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:48:40.22 lz65L/6Q0
杏子「で、でもこれは緊急事態だしな」
杏子「しょうがないよな、さやかだってわかってくれるさ」
杏子「果物〜!」
杏子は店の果物をいっぱい腕に持った
もちろんお金は払ってない
杏子「まあ今度来たとき払うからな」
杏子「誰かが来る前にずらからないと」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:50:59.00 lz65L/6Q0
−13:00 見滝原公園−
杏子「さあ果物たちよ。あたしが腹いっぱい食ってやるからな」
杏子「さあどれからしようかな」
杏子「まずはリンゴだ!いっただきまーす!」
その時、手に持ったリンゴがひょいっと消えてしまった
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:53:41.19 lz65L/6Q0
杏子「あれっ?」
目の前を見ると黒ずくめの男がリンゴを片手に走り去っていた
杏子「あっ、待て!リンゴ泥棒め」ダッ
杏子「どこに行ったリンゴ泥棒」
杏子「とっつかまえてやる」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:54:22.96 0VFIRRvj0
杏子ちゃん杏子ちゃん杏子ちゃん!!!!ペロペロしたい!ペロペロペロペロペロペロアンアンアンアンアン
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:56:11.27 lz65L/6Q0
だが黒づくめの男は捕まえられず、仕方なく元の場所に戻ることにした
杏子「畜生。私のリンゴを」
杏子「まあまだバナナやパイナップルもあるしって・・・ア――――ッ!」
???「もぐもぐもぐ、このリンゴはおいしいですねぇ」
杏子「てめえ、なに私のリンゴを」バンッ
23:さくらcc ◆sakuracCOk
13/04/05 01:58:17.71 hNR3BjHA0
そこはバナナとマンゴーだろ
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 01:58:28.84 lz65L/6Q0
???「おーっとっとっと」グシャ
押されて地面に倒れた黒づくめの男の顔は赤い液体で真っ赤に染まっていた
杏子「うわっ!血か!?」
???「死ぬゥうううううう・・・なんちゃって」
杏子「えっ?」
???「さっき買ったトマトが潰れただけですよ」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:00:40.91 lz65L/6Q0
杏子「なんだ脅かすなよ。それよりよくも私の」
???「私のって言ってもあれは盗んだ奴なんではありませんか?」
杏子「ゲッ!何でそのこと知っているんだ?」
???「オーホッホッホッホ、私は何でも知っていますよ」
杏子「おっさん一体誰なんだ?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:02:55.10 lz65L/6Q0
喪黒「申し遅れました。わたくしセールスマンなんです。喪黒福造と申します」
杏子「ココロのスキマ、お埋めします?なんじゃこりゃ?」
杏子「それに私お金ないぞ」
喪黒「オーホッホッホッホ、お金は一歳いただきません」
27:ぺろぺろ紳士 ◆p51RVEp752
13/04/05 02:03:39.45 7NOctUlx0
支援。
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:04:40.64 nOvOiBbI0
支援
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:05:13.52 lz65L/6Q0
喪黒「私はあなたのような心にスキマがある人のお役にたつ仕事をしているのです」
杏子「はっ?私のココロにスキマなんかねえよ」
喪黒「ではなぜ先ほどはあんなことをしたのですか?」
杏子「うっ」
喪黒「どうやらあなたは食べ物に対する欲求が人一倍強いみたいですね」
杏子「あんたに関係ないだろ」
喪黒「でしたら、もしまた何もないときに空腹に襲われましたら、名刺の裏の番号に電話してください。ではまた」
杏子「変なオッサン・・・」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:06:50.14 nOvOiBbI0
支援
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:07:31.19 lz65L/6Q0
−17:00 魔女結界−
杏子「大丈夫かさやか?」
さやか「心配ご無用よ!ていやっ!」
魔女「ウィンガーディアム・レビオーサ!」
さやか「危ない」
杏子「てめえよくもさやかに!おらぁ」
32:ぺろぺろ紳士 ◆p51RVEp752
13/04/05 02:07:47.97 7NOctUlx0
キュウべえ「ココロのスキマ、お埋めします?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:08:14.69 jY5IVap70
キュウべえ「お金は一切いただきません!」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:09:23.90 lz65L/6Q0
魔女「グギャアアアアアアアア」
杏子「魔女は倒したぜ」
さやか「あれは危なかった、油断しちゃダメだね」
杏子「さやかはまだ甘ちゃんなんだから」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:11:33.35 lz65L/6Q0
さやか「うっさいわね。これでも頑張ってるんだから」
杏子「あたしからしたらまだまだだよ」
さやか「よーし、もっと魔女を探して・・・ってもうこんな時間か」
杏子「腹減ったな。なんか食べに行こうぜ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:13:21.95 lz65L/6Q0
さやか「ゴメン、恭介がご馳走してくれるっていうんだ」
杏子「チェエ」
さやか「ていうかあんたお金あるの?」
杏子「あっ」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:14:27.10 lz65L/6Q0
さやか「やっぱり、あんた今日どうするのよ」
杏子「心配ねえって」
さやか「心配ないって言っても・・・あんたまさか!」
杏子「違う違う、やらねえよ」
さやか「本当?」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:15:41.46 nOvOiBbI0
支援
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:16:49.10 lz65L/6Q0
杏子「本当本当、この目を見てくれ」
さやか「分かったわよ。じゃあまた今度ね」
杏子「じゃあな」
杏子「とはいっても腹減った・・・今日一日しのげるかな」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:17:51.20 nOvOiBbI0
支援
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:18:56.85 nOvOiBbI0
支援
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:19:22.40 lz65L/6Q0
杏子「さすがにもうやるわけにはいかねえし」
その時、お昼の喪黒という男の存在を思い出した
杏子「そうだ、この名刺の裏。ここに行けば何か食わしてもらえるかも」
杏子「そうときまれば善は急げだ」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:21:30.34 lz65L/6Q0
−18:30 BAR魔の巣−
喪黒「いらっしゃい。どうぞこちらへ」
杏子「なんか怪しいところだな」
喪黒「いえいえ、そんなことはありませんよ。マスターこの子にオレンジジュースを」
杏子「そんな子供っぽいもの頼むなよ、まあもったいねえから飲むけどさ」
喪黒「それで今日はどうしました?」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:23:20.74 nOvOiBbI0
支援
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:23:34.93 lz65L/6Q0
杏子「いや、腹減っちまって。ここに来れば何か食べれるんじゃないかって」
喪黒「オーホッホッホッホ、やはりそうだと思いましたよ」
杏子「じゃあ」
喪黒「残念ながらここにはおなかいっぱい食べれるものはありませんね」
杏子「なんだよ・・・」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:25:30.65 nOvOiBbI0
支援
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:26:04.37 lz65L/6Q0
喪黒「でも今から行くところではおいしい料理が勢ぞろいですよ」
杏子「本当か!?」
喪黒「ええ、必ずあなたを満足させますよ。さっそう行きましょう」
杏子「お、おう」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:27:43.65 lz65L/6Q0
−19:00 ???−
杏子は喪黒に連れられてきたのは大きな豪邸であった
小さいころ住んでいた教会なんかより全然大きかった
杏子「ここは一体」
喪黒「まあとりあえず入ってみてください」
杏子「大丈夫なのか?」
喪黒「心配いりません、さあ、この扉を開けてください
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:29:12.11 nOvOiBbI0
支援
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:29:40.19 lz65L/6Q0
杏子「変なのだったらただじゃおかないからな」
大きな扉を勢い良く開けるとそこにあったのはなんともおいしそうな料理
和風、洋風、中華からフランス料理やインド料理まで取り揃えてあるではないか
量も多すぎず少なすぎず、人一人がおなかいっぱい食べられるぐらい
杏子「す、すげえええ!なんだこれ」
喪黒「これは佐倉さんのために用意した特別料理ですよ」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:31:25.23 nOvOiBbI0
支援
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:31:30.99 lz65L/6Q0
杏子「これ、全部食べていいのか?」
喪黒「もちろんです。さあ食べましょう」
杏子はすでに椅子に座っていた
杏子「喪黒のオッサンも早く座って。食べるときはいただきますだからな」
喪黒「オーホッホッホッホ、では」
杏子・喪黒「いただきます」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:33:35.33 nOvOiBbI0
支援
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:33:37.90 lz65L/6Q0
杏子「うめえ!すっげえうめえ!」
杏子「こんなおいしい料理生まれて初めて食ったぜ」
喪黒「オーホッホッホッホ、焦らないでもおかわりならいくらでもありますよ」
杏子「本当にすげえな。でもこんな料理どうやって?」
喪黒「私の知り合いに一流料理の料理長を務めた人間がいまして、その人が引退したのですが、腕を鈍らせたくないと言う事でここでこうやって料理をふるまっているのですよ」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:34:40.01 nOvOiBbI0
支援
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:35:20.50 lz65L/6Q0
杏子「道理でうめえわけだよ」
杏子「でもこんなに食ってお金ねえんだけど」
喪黒「先ほども申しあげたとおり、お金は一歳いただきません」
喪黒「お客様が満足していただければそれが何よりの報酬なのですよ」
杏子「へぇ〜。こんなうまい料理、いつでも来ていいのか?」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:36:51.27 nOvOiBbI0
支援
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:37:01.58 lz65L/6Q0
喪黒「ええ、いいですよ。食べきれなかったら持ち帰っても構いませんが」
杏子「やったあ、喪黒のオッサン・・・いや喪黒さん。ありがとな」
杏子「今度はさやかたちにも食わしてやろう」
喪黒「佐倉さん。ここにはいつでも来てかまいませんが、一つだけ約束してほしいのです」
杏子「約束?」
59:ぺろぺろ紳士 ◆p51RVEp752
13/04/05 02:37:18.07 7NOctUlx0
寝たいけど、続きが気になる。
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:38:45.34 lz65L/6Q0
喪黒「ここで食べている以上は、万引きや盗みなどの犯罪はやってはいけませんよ」
杏子「なんだそんなことか」
杏子「心配すんなって、こんなうまい料理タダで食えるんだから万引きなんて絶対しないし」
杏子「それにさやかとも約束したしな」
喪黒「オーホッホッホッホ、それなら安心しました。ではもっと食べましょう」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:40:14.74 lz65L/6Q0
−翌日 12:30−
マミ「これは」
ほむら「一体」
まどか「どうしたの?」
さやか「この料理?」
杏子「へへんどうだ」
さやか「いや、だって、えええ!!」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:42:13.13 nOvOiBbI0
支援
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:42:24.79 lz65L/6Q0
ほむら「佐倉杏子。説明しなさい」
杏子「だからさっき言っただろ。喪黒さんっていう気前のいい人がご馳走してくれたんだって」
杏子「そしてそれを持ってきたんだ」
マミ(あの佐倉さんが“さん”づけしてる・・・)
さやか「そんな見ず知らずの人がご馳走してくれるなんて」
杏子「まあいいから食ってみろって」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:44:12.69 lz65L/6Q0
まどか「じゃ、じゃあ一口だけ」パクっ
さやか「どう?」
ほむら「まどか、体に異常はない?」
まどか「お、おいしいいいいいいいい!!!」
さやか・ほむら・マミ「えっ?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:45:29.26 nOvOiBbI0
支援
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:45:34.46 lz65L/6Q0
まどか「すごくおいしいよ杏子ちゃん。もしかしたらパパの料理よりおいしいかも」
さやか「う、うそ。私も一口・・・・っておいしい!なにこれ!」
マミ「本当においしいわ」
ほむら「確かにこんなにおいしい料理は生まれて初めて」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:46:36.29 nOvOiBbI0
支援
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:46:51.78 lz65L/6Q0
杏子「だろ?」
さやか「悪かったわよ。本当においしいわ」
ほむら「でもこんなにおいしい料理をタダで食べさせてくれるなんて」
マミ「何か裏があるんじゃないかしら」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:48:02.03 lz65L/6Q0
杏子「そんなことねえよ!食べ物くれる!いい人!」
さやか「あんたって人は・・・」
まどか「でもいいんじゃないかな。杏子ちゃん嬉しそうだし」
さやか「まあ嬉しそうなら何よりだし、いっか」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:49:13.53 lz65L/6Q0
−数日後 BAR魔の巣−
杏子「いやあ、あれから毎日通っていても全然飽きねえよ」
喪黒「それはよかった」
杏子「毎回バリエーションも違うし、持ち帰り可能だからさやかたちにもご馳走できるんだよ」
喪黒「それではお友達もさぞお喜びでしょう」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:50:03.31 lz65L/6Q0
杏子「おお!」
喪黒「私もあなたに紹介した甲斐があるというものです」
喪黒「では再度ご忠告いたしますが、決して万引きや盗みなどはしないようにしてくださいね」
杏子「喪黒さんも心配性だな。大丈夫だって」
喪黒「それなら良いのですが・・・」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:51:16.38 lz65L/6Q0
−それからまた数日後−
杏子(さあて、あとでまたあそこに行こう。今日は何が出るんかな)
さやか「杏子、杏子!」
杏子「うわっ!なんだよ」
さやか「もうっまた食べ物のこと考えてたんでしょ」
杏子「ま、まあな」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:52:48.93 lz65L/6Q0
さやか「まったくもう。あれこの気配」
杏子「ああ。近くに魔女がいる」
さやか「よおし、この前のリベンジだ」
杏子「気をつけろよ。今度はどんな魔女かわからないからな」
さやか「ここが魔女の結界。なんか食べ物がいっぱいで杏子みたい」
杏子「どういうことだよ」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:53:21.42 lz65L/6Q0
さやか「てへっ」
魔女「ハラアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
杏子「現れたな!一発で倒してやる」
さやか「一発はやめてよ。私の出番なくなっちゃうじゃん」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:54:16.60 lz65L/6Q0
もう時間も時間なのでいったん離れます
もしスレ落ちしていたらまた後日書き直しますので
その時はよろしくお願いします
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:56:13.66 nOvOiBbI0
支援
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:57:17.58 nOvOiBbI0
支援
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 02:58:21.72 nOvOiBbI0
支援
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 03:00:06.74 7gpTTBt10
あんこちゃprpr
80:ぺろぺろ紳士 ◆p51RVEp752
13/04/05 03:07:50.53 7NOctUlx0
こっちも寝るわ。
おやすみ。
あした楽しみにしとく。
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 03:09:03.75 Zhd/Dg3PO
保守
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/04/05 03:30:26.51 7gpTTBt10
ほ
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