【遺伝子】超微細炭素分子 フラーレンで遺伝子治療 東大チーム 実験に成功 at SCIENCEPLUS
[2ch|▼Menu]
1:● ◆EMP2/llDPmnz @透明な湖φ ★
10/02/23 13:34:52 BE:105482922-PLT(13552)
■安全、安価で体内に作用

 超微細な炭素ナノ分子の「フラーレン」を使ってマウスの体内に遺伝子を導入することに、
東京大の研究チームが初めて成功した。血糖値を下げる作用があるインスリンを作る遺伝子
などをマウスに導入し、効果を確認した。フラーレンは低毒性で大量生産も容易なため、安全で
安価な遺伝子治療への応用が期待される。23日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に論文
が掲載される。

 フラーレンは、炭素原子60個がサッカーボール状に結合した分子。東大大学院理学系研究科
の中村栄一教授、東大医学部付属病院の野入英世准教授らは、フラーレンに4つのアミノ基を
つけた水溶性フラーレン(TPFE)を開発し、DNAとの結合を可能にした。

 緑色蛍光タンパク質(GFP)の遺伝子を結合させたTPFEをマウスに投与した結果、肺や肝臓、
脾臓(ひぞう)で遺伝子の発現が確認された。インスリンを作る遺伝子を導入すると、マウスの血
中インスリン濃度が上昇し、血糖値が約20%下がった。

 DNAと結合したTPFEは細胞膜を通り抜けた後に分離し、DNAの遺伝情報が発現する仕組み。

 遺伝子導入の研究では、ウイルスや脂質類似物質を“運び屋”として使う方法があるが、臓器へ
の障害など安全性に問題があった。TPFEでは臓器障害が見られず、野入准教授は「安全な遺伝
子治療の実現を真剣に考える段階に入った」と話している。

ソース:イザ!産経新聞
URLリンク(www.iza.ne.jp)

★依頼224より


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

4790日前に更新/5387 Bytes
担当:undef