【海外】バンダイナムコHD、仏アタリのゲーム販売会社に出資 欧州のゲームコンテンツ事業を強化へ
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1:あやめφ ★
09/02/04 01:19:30
大手エンタテインメント企業のバンダイナムコホールディングスは、アタリ・ヨーロッが新たに
設立するゲームソフトの販売会社へ34%出資することを発表した。
同社の子会社であるナムコバンダイ ゲームス ヨーロッパを通じて2700万ユーロ(約30億円)を
出資する。アタリ・ヨーロッパの親会社であるインフォグラム・エンタテインメントと
株式売買契約を結んだ。
今回のバンダイナムコHDによる、出資は、2008年9月9日に既にその方針が明らかに
されていた。その際には出資金額は3000万ユーロ、当時の為替で日本円で50億円程度としていた。
その後の株式式市場の下落による企業評価額の減額と急激な円高ユーロ安で、出資金額は
当初見込みの6割程度まで少なくなった。円高による日本企業の海外企業に対する
M&A機運が高まっているとされるが、いち早くその恩恵を受けたかたちである。
新会社はアタリ・ヨーロッパが、ゲームソフトの販売部門をスピンオフするかたちで2月末に
設立される。残ったアタリ・ヨーロッパはゲームソフトの開発と発売に特化して、
販売部門から撤退する。
アタリ・ヨーロッパは依然新会社の66%の株式を保有するが、残りの66%についても
2012年6月までにナムコバンダイ ゲームスに売却するオプションを保有する。同時に
ナムコバンダイ ゲームスは、2012年6月から2013年6月まで残りの66%を買うことが
出来るオプションを持つ。この追加出資額はおよそ4000万ユーロ(45億円)から
1億2600万ユーロ(145億円)の間になる。
つまりアタリは、今後3年間、自社が望む時はいつでも販売会社をバンダイナムコHDに
売却出来る。そして、もしこの期間に売却がなくても、アタリのオプション終了後は、
バンダイナムコHDが自社の判断によって販売会社を買収出来る。
近年、日本のゲームソフトの海外でシェアが急低下している。この理由として様々なことが
指摘されるが、販売力、販売網の弱さもそのひとつとされている。実際にバンダイナムコHDも
現在まで、欧州地域のゲームムソフトの販売は外部パートナーへの委託で行なっている。
しかし、一般的に各流通企業は、自社と関係のある企業のゲームソフトの販売を
優先しがちで、販売の拡大には障害が多い。
バンダイナムコHDは、欧州地域に自社独自の販売網を構築することで、同地域のゲーム
コンテンツ事業の強化をすることが可能になる。同社によれば今回の買収は、
同社の中長期的な経営戦略である海外事業の強化のためのものである。
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