帝銀事件2
..
80:科学捜査
09/03/08 19:51:39 fgoe/swX
犯人の次のような異常行動は、「前頭葉の眼窩前頭皮質の障害」により説明が
付きます。
・金を奪うために毒物を用いて全員殺害を謀る。:衝動的行動
・安田銀行荏原支店事件(帝銀事件より約3か月前)、三菱銀行中井支店事件(帝銀事件より1週間前)、そしてその前後に、落合信用組合上落合出張所と井華鉱業会社寮に中をのぞき込んだ、「消毒に来た」などと言う不審な行動を含む一連の事件を続けた。:抑制のきかない行動
・12名の人が死ぬのを平気で見ていた。:感情的反応がない
・事件の翌日、平然として小切手を換金した。:大胆な行動(無謀な行動)
また、平沢がとった次の行動は、戦後の短期間に行われました。
「春画を制作して稼いでいた」
「浮気をして、妻子と別居した」
「町会長の偽印を作り、封鎖預金をおろした」
「テンペラ画会会費60,000円〜70,000円を使い込んだ」
「三越で茶碗を万引きした」
「三菱銀行丸の内支店で、落ちていた番号札を用いて預金通帳と現金10,000円を詐取した」
「詐取した預金通帳を利用して、金融業者より100,000円を詐取しようとして失敗した」
「詐取した預金通帳の金額を変造し、これを担保に金融業者より200,000円の小切手を詐取した」
「詐取した200,000円の小切手を利用して日本堂で宝石、時計などを詐取しようとして失敗した」
「林輝一の偽名を使って、80,000円を預金した」
これらは、抑制がないために起きたことです。
いっけん、これらの感情には共通点がないように思われますが、よく調べると、
共通したものなのです。
それは、「前頭葉の眼窩前頭皮質の障害」から起きるものです。
なお、ビーカーにパスツールピペット、駒込ピペット、あるいはスポイト
で均等に液を注ぐことは、器用な人なら誰でも出来ます。もちろん、正確な
持ち方を習っていなくも。
精神に問題がない人なら、帝銀事件のような殺人は手が震えて出来ないでしょう。
81:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/08 20:18:19
大金を奪うために衝動的計画を図って、12名もがバタバタと
死んでいくのを平気でみている感情的反応がない人間が、
肝心の目の前にある大金を盗まないという不可解な行動をする
のはナニ行動というのかな?
戦後の短期間に行った抑制がきかないために起こした事件は
どれもこれもチンケな犯罪ばかりですなぁ…
帝銀事件と比較すると、まるで序の口の横綱くらいの落差。
ゼントーヨーに異常が起きると、すごい落差のある犯罪を
起こしてしまうとは、恐れ入った。怖い怖い。
エロ本を転売している男や、浮気がばれて別居中の男を
親戚に持つみなさん、気をつけて監視した方がいいですよ。
ゼントーヨーがおかしくなっているかもしれないから。
82:科学捜査
09/03/08 20:30:27 fgoe/swX
「平沢がとった次の行動は、戦後の短期間に行われました」
「戦後の短期間に次々と行った」という点が、「抑制の効かない行動」と言ったわけです。
83:科学捜査
09/03/08 20:34:16 fgoe/swX
>>81
肝心の目の前にある大金を盗まないという不可解な行動
:たんに気付かなかっただけではないのだろうか。
あなたは、どのようにお考えですか?
84:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/08 21:08:40 dETAI07Z
>なお、ビーカーにパスツールピペット、駒込ピペット、あるいはスポイト
>で均等に液を注ぐことは、器用な人なら誰でも出来ます。もちろん、正確な
>持ち方を習っていなくも。
いえ、そういう技術的な事ではなく、旧陸軍特殊機関が捕虜を薬殺する際に
予防薬と称して自分で最初に飲み、捕虜に第一薬を飲ませ、次に第二薬を飲
ませる事でしばらく捕虜をそのまま待機させて、全員一斉に薬殺するという
方法が、帝銀事件の犯行手口と完全に一致する事が確認されている事。
画家の平沢が何故、上記の手口を知っていたのか。
及び16人もの人間に全く疑いを抱かせない立ち振る舞いで、医療関係者、
旧軍関係者などの誰からも指示、教唆を受けずに薬物素人の平沢に上記の
犯行手口が可能なものなのでしょうか。
という疑問です。
その事については、科学捜査さんはどの様に考えていらっしゃるのでしょうか?
上述の犯行手口に関する疑問は裁判記録でも明確にされておらず、平沢犯人説の
平塚氏の本でも語られていません。
実行行為は平塚の犯人しか知りえない証言や、松井名刺、事件後の平塚の出所
不明の預金等から平塚の犯行の可能性は高いでしょう。
しかし、帝銀事件の犯行手口と平塚の画家としてのキャリアが結びつかない事
についての疑問が晴れないのです。
平塚逮捕後も、当初は警視幹部も平塚はシロと考えており、それは平塚と犯人
との性格(知識、経歴等)と合わないためだったと思われます。
それ故に、帝銀事件の犯行手口と一致する方法で捕虜を薬殺していた旧軍関係者
の事件への関与が考えられてしまうのです。
85:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/08 21:13:55 dETAI07Z
上記の後半、平沢を平塚と書き間違えました。
訂正します。
>なお、ビーカーにパスツールピペット、駒込ピペット、あるいはスポイト
>で均等に液を注ぐことは、器用な人なら誰でも出来ます。もちろん、正確な
>持ち方を習っていなくも。
いえ、そういう技術的な事ではなく、旧陸軍特殊機関が捕虜を薬殺する際に
予防薬と称して自分で最初に飲み、捕虜に第一薬を飲ませ、次に第二薬を飲
ませる事でしばらく捕虜をそのまま待機させて、全員一斉に薬殺するという
方法が、帝銀事件の犯行手口と完全に一致する事が確認されている事。
画家の平沢が何故、上記の手口を知っていたのか。
及び16人もの人間に全く疑いを抱かせない立ち振る舞いで、医療関係者、
旧軍関係者などの誰からも指示、教唆を受けずに薬物素人の平沢に上記の
犯行手口が可能なものなのでしょうか。
という疑問です。
その事については、科学捜査さんはどの様に考えていらっしゃるのでしょうか?
上述の犯行手口に関する疑問は裁判記録でも明確にされておらず、平沢犯人説の
平塚氏の本でも語られていません。
実行行為は平沢の犯人しか知りえない証言や、松井名刺、事件後の平沢の出所
不明の預金等から平沢の犯行の可能性は高いでしょう。
しかし、帝銀事件の犯行手口と平沢の画家としてのキャリアが結びつかない事
についての疑問が晴れないのです。
平沢逮捕後も、当初は警視幹部も平沢はシロと考えており、それは平沢と犯人
との性格(知識、経歴等)と合わないためだったと思われます。
それ故に、帝銀事件の犯行手口と一致する方法で捕虜を薬殺していた旧軍関係者
の事件への関与が考えられてしまうのです。
86:科学捜査
09/03/08 22:32:30 fgoe/swX
>85
いえ、そういう技術的な事ではなく、旧陸軍特殊機関が捕虜を薬殺する際に
予防薬と称して自分で最初に飲み、捕虜に第一薬を飲ませ、次に第二薬を飲
ませる事でしばらく捕虜をそのまま待機させて、全員一斉に薬殺するという
方法が、帝銀事件の犯行手口と完全に一致する事が確認されている事。
画家の平沢が何故、上記の手口を知っていたのか。
:第1回目の事件では、青酸カリ溶液がオキシフルを用いて味付けをして、
無毒化されたと考えました。
そのため、第2薬は水を飲ませたのです。これは、オキシフルがほうろう質を
傷めると考え、水を飲ませたのです。
そのため、第1回目の事件では、第2薬(水)を飲まなくてもよいと言ったのです。
(銀行員の証言より) この「第2薬(水)を飲まなくてもよい」ということは、
旧陸軍関係者が関与していたとまでは言えないかも知れません。
>帝銀事件の犯行手口と一致する方法で捕虜を薬殺していた旧軍関係者
の事件への関与が考えられてしまうのです。
帝銀事件の犯行手口と平沢の画家としてのキャリアが結びつかない事
についての疑問が晴れないのです。
:確かにその通りです。
青酸カリであるということは、間違いのないものです。これは化学の問題です。
また、第1回目の事件は予行演習と言うより、オキシフルにより無毒化された
と考える方が自然と思います。
また、平沢と犯人との「知識、経歴等」と合わないため・・・
:そうかも知れません。
しかし、大胆、抑制のない、感情のないというような性格は、
「前頭葉の眼窩前頭皮質の障害」から起きると言うことも、インターネット
より入手した資料から確かなものと考えます。
これは、「知識及び経歴」からするとあなたの言われることを否定することは
出来ません。
これは、旧陸軍関係者が、お金を取るために青酸カリを用いての殺人を犯した
ということを否定できたものではありません。
しかし、消毒薬を持って(?)寮に消毒に来た人も同一犯人と考えられたわけです。
この行動は旧陸軍関係者の行動とはあまり関係がないようにも思います。
また、第1回目はオキシフルで青酸カリを溶かし、第2回目では消毒用エタノール
で溶かし、第3回目(帝銀事件)では水で溶かしたなら、何となく、あくまでも
何となく旧陸軍関係者とは関係ないような気がします。
87:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/08 22:38:02
>>83
>:たんに気付かなかっただけではないのだろうか
十数名も毒殺するという犯罪を犯してまで大金が
欲しかったのに「たんに気付かなかっただけ」?
どのようにお考えかって、常識的におかしな話だから
それを聞いているのに、問いを質問で返されても困る。
平沢は、金庫に大金があることを単に気づかなかった
のか?
いくら前頭葉に障害があっても、銀行の金庫に大金が
あることぐらい知っているだろう。
抑制のきかない性格なら、よだれを流しながら開いて
いる金庫に突撃するのではないか?
平沢はたったの十数万円を奪って満足するために
子供も含めて十数人も毒殺したのか?
それとも、これらの矛盾点はすべて前頭葉障害のせい?
詭弁を弄するにずいぶん便利なものだね。
前頭葉という、頭の部位は。
88:科学捜査
09/03/09 01:16:36 Ug3RIQCc
>>87
申し訳ありません。
私には分かりません。
分からない部分もあります。
89:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/09 22:39:32
そうですか。
やっぱり分からんですか。
私も分からんですよ。
ただ、もっと分からんのは、こういう大事な矛盾点が
分からんのに、毒物が青酸カリと判明したというだけで、
ナゼ平沢単独犯と断定できるか、という点ですよ。
まぁ、断定は撤回して、可能性のひとつに変更されるのなら
もうこれ以上の追及は止めますけどね。
90:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/10 00:31:09
ディクスン・カーの推理小説の受け売りなのですが・・・
ヒ素はあらゆる毒物の中で、最も苦痛が大きくその一方で最も殺害力の弱い毒物で、
長期的・連続的に投与すれば消化器系にも異常を来すから、胃病による死亡と医者でも
なかなか見分けがつかないけど、短期で人を殺すには凡そ不向きであると。
こういう毒物を、帝銀事件を実行したほどの犯人が、証人を消すために使うというのは、
ちょっと説得力がないんじゃないかと。
患者が怖くなって別の病院に行かれたら、もう終わりなのに。
あと、ヒ素は自然界にも存在するんで、恐らくマーシュテストをやれば、ほぼ全員が
多少なりともヒ素の反応が出ると。
まあ、今となっては証明の仕様もない話だろうけど。
91:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/12 07:23:04 25yqWvuq
遠藤弁護士が佐伯氏の本の宣伝で絶賛していたなら、
遠藤弁護士が特定した真犯人って、歯科医の事じゃないか?
それとも諏訪中佐かな?
でも諏訪中佐と松井名刺の接点がないんだよね。
犯行時には諏訪中佐は九州に住んでいたそうだし、人相は犯人に似ている
という話しと、似ていないという話しと両方あって、はっきりしない。
92:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/12 07:33:38 25yqWvuq
大分前だけど、731部隊の集合記念写真を見たことがある
様な気がする。
その中で、たしか諏訪中佐を特定してあったような気がするけど、
記憶違いかもしれない。
93:科学捜査
09/03/12 11:00:00 r0l9Ygvq
>68 それから佐伯説は、どこまでが事実で、どこからが妄想なの
か分らないのが痛い。
:妄想は、「歯科医能口氏が犯人に間違いない」という1点だけです。
また、「虎の金屏風」を追い求めるところも妄想に近いかも知れません。
「虎の金屏風」という発想はすばらしい。春画で稼いだというのは、あの金額を
サインなしの春画で稼げるわけがない。
しかし、すべて、まじめな調査研究です。
94:科学捜査
09/03/12 15:28:16 r0l9Ygvq
ところで、最初の事件2件では、前後に寮に消毒にきたという犯人らしき(当然犯人と
考えられるが)人物がいました。また、平沢は青酸カリを探し求めていたことも分かっています。
この2件の事件の背後にも歯科医能口氏もしくは731部隊関係者がいたとお考えなのでしょうか?
95:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/12 22:46:05
だから何度も言ってるじゃないの。
平沢が事件に関与しているかどうかは別にして、
毒物が青酸カリであれば、犯人の目的は大金強奪。
これ以外にないって。
だとすると、開いていた金庫から大金を持っていなかった
犯人の意図が分からないって。
この原因を誰にも納得がいく説明ができないかいり、
毒物は青酸カリでなく、アセトンなんちゃらでの人体実験説が
出てきて堂々めぐりとなるわけよ。
これを解消するには、再審して今一度徹底的に証拠調べを
やり直すしか方法はない。
あなたが、毒物は青酸カリと断定して一件落着したい気持ちは
よーく分かるけどね…
96:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/12 23:43:46 25yqWvuq
>だとすると、開いていた金庫から大金を持っていなかった
>犯人の意図が分からないって。
未遂事件で誰にも被害が出なかったので、帝銀では残りの青酸カリ
をぶちこんだら、大勢バタバタと倒れたので、あわてて身近にあった
現金と小切手を掴んで逃げたんでしょ。
犯人は精神異常者だよ。
97:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 00:42:02
諏訪中佐については、秦郁彦氏が調査した結論が、確か「昭和史の謎を解く」と
いう書に出てて、これが確定してるはず。
まず、当時話題になった諏訪三郎という軍医中佐は存在しない。
名前が似てる人物では諏訪敬三郎軍医中佐は実在するが、この人は精神医学が
専攻で、毒物とはマッチングしない。
最終的に確かにもう一人、731部隊に所属していた経験のある諏訪元軍医中佐は
実在していたが、事件当時小倉に在住していたのは間違いなく、今ならともかく
買出し列車で人が満員だった当時小倉から上京するのがどれだけ困難かを考えれば、
この元軍医中佐が何度も上京して、小山や中井や椎名町の事件を完遂したとは
到底考えられないとの結論だった。
まあ、妥当な結論だろう。
それまで一部の平沢無罪説を唱える左翼系のサイトは、「この諏訪元軍医中佐は
後にミドリ十字社の取締役となり、薬害エイズ事件を主因する。こんな腐敗しきった
権力や体制は、即刻打倒せねばならない」と、根も葉もないことを謳っていたのが、
秦説が流布されたらあっという間に沈黙したしね。
まあ、諏訪三郎という軍医中佐が実在するかどうかくらい、確認は出来たはずだし、
逆にそれすらせずに論を立てていたんだから、当然と言えば当然だが。
どちらにしても、この秦説を論破できる証拠を揃えられない以上、諏訪元軍医中佐は
無関係と断じていいんじゃないか。
98:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 01:12:59
96説に爆笑。
子供も含む十数人も毒殺してまで大金を強奪しようと
計画し、顔色一つ変えず冷静に手際よく毒の飲み方を
説明した犯人が、本来の目的を達成できる正にその時に
とたんに慌てふためく、という矛盾がおかしくないという
神経が、本当に分からん。
犯人は精神異常?
だったら、もともと大金など目的でなかったと?
精神異常ならなおのこと、人がバタバタ死んでいっても
冷静にせせら笑っているのと違う?
それともそのときだけ正気に返ったと?
で、翌日の午後またまた精神異常がぶりかえして、
銀行にノコノコ小切手を換金しに行ったとか?
もう、まったくワケワカランわ。
99:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 01:42:55 toegVMVE
ヒッチコック映画で「間違えられた男」というのがあった。
100:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 07:04:22 Wi4Y08cd
佐伯説に対して、歯科医は何故なにも言わなかったのだろう。
101:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 07:07:04 Wi4Y08cd
>>97
諏訪中佐の顔は、犯人と似ていたのでしょうか?
事件の翌年、諏訪中佐は死亡したのは事実ですか?
102:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 07:15:55 Wi4Y08cd
平沢冤罪説をとって長年弁護してきた人達は、
科学捜査を読んで、どう思っているのだろう。
事件前後の平沢の行動は、不審きわまる。
103:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 08:40:23
>>97
当該の秦氏の書籍に、確か諏訪元軍医中佐が事件後亡くなったことと、
その写真が出てた。
写真で見ても、秦氏の記述によっても、顔立ちも犯人の似顔絵よりやや
武骨だし、色も浅黒かったそうで、犯人に似てるとはいえないレベル
だったと思う。
104:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 22:59:47 Wi4Y08cd
101>>103
私が見た写真でも、諏訪中佐の顔は無骨な印象がありました。
何種類も写真が出回る事は考えにくいですから、おそらく>>103さん
の言われている写真と私の見た写真は同じものだろうと思います。
なによりも、諏訪中佐と松井名刺の接点が無い事が大きいです。
105:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/13 23:19:42
最期まで平沢の死刑を執行しなかったのがどうも解せない。
こういう凶悪犯を執行しないで、なんのための死刑制度なのか、
といいたい。
再審請求していたから?
だったら、もう一度再審してやりゃあよかったじゃないか。
再審棄却したなら、即刻執行すればよかったし、執行するのに
躊躇する理由があったのならきちんと再審すればいいだけの話。
どうも、当局があいまいにしたのが今でも尾を引いている気がする。
やっぱり、死刑を執行せず、平沢の自然死を待ち続けた真の理由が
隠されているような気がしてならない。
106:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/14 01:03:56 XVkcklgJ
万が一平沢が冤罪だった場合の事を考えて、法務大臣が死刑執行を
躊躇しただけでしょ。
生存者の村田正子さんが、平沢さんは犯人ではないと一貫して証言し
たのも裁判官に死刑執行を躊躇させた大きな理由。
松井名刺も事件後の偽名預金も状況証拠ではあるが、物的証拠には
ならないし。
107:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/14 03:16:30
豊島区長崎町1丁目-33 ってどこ?今どうなってんの?
108:科学捜査
09/03/14 09:02:49 fRmpv9Gr
>>98
「精神異常」というから混乱が起きるのかも知れません。精神障害であり、「大胆な行動」、
「抑制のない性格」を生じていると言うことです。
「錯乱状態」が起きたのは、小菅刑務所に移動された初期だけです。
それ以外は、他人から見て問題がある行動をとっていません。
これは、有名人が覗きを行い、社会的制裁を受けたにもかかわらず、
再度行うことと似ています。
109:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/14 09:16:48 XVkcklgJ
>>108
犯行時の平沢には責任能力はあったと考えて間違いないですよね。
アリバイ工作したり、変装したり、手袋はめて指紋を残さないように
したり。
犯行直後に金庫の金を奪わずに逃走した件は、犯人は行員全員を毒殺
する意思は無く、行員達が毒物で苦しんで身動きがとれない程度の被害
をおこさせる意思しかなかったのに、ばたばたと倒れて全員死んだ様に
見えたので、予想外の効果で慌てて手近の金と小切手とって逃げ出した
という事はないでしょうか?
科学捜査さんの著書では、犯人が薬物素人だという事が説明されていま
すが、犯人は帝銀椎名町で行員全員を毒殺する意思があったと考えられ
るでしょうか?
それとも、犯行は犯人の予想を上回る効果だったと思われますか?
110:科学捜査
09/03/14 13:49:13 fRmpv9Gr
犯行時の平沢には責任能力はあったと考えて間違いないですよね。
アリバイ工作したり、変装したり、手袋はめて指紋を残さないように
したり。
:平沢は頭はよいです。錯乱はしていません。しかし、原因は狂犬病
予防接種の副作用によるコルサコフ病からです。手元に文献はありませんが、
コルサコフ病により犯罪を犯したという症例があったという意見があったようです。
同じ部位に障害があった場合、誰しもが抑制の効かない行動をとると思います。
盗みはしないが、女性ものの下着を集め続けるかも知れません。それは、あなたかも
知れません。
犯行直後に金庫の金を奪わずに逃走した件は、犯人は行員全員を毒殺
する意思は無く、行員達が毒物で苦しんで身動きがとれない程度の被害
をおこさせる意思しかなかったのに、ばたばたと倒れて全員死んだ様に
見えたので、予想外の効果で慌てて手近の金と小切手とって逃げ出した
という事はないでしょうか?
:そうだと思いますが・・・?
科学捜査さんの著書では、犯人が薬物素人だという事が説明されていま
すが、犯人は帝銀椎名町で行員全員を毒殺する意思があったと考えられ
るでしょうか?
それとも、犯行は犯人の予想を上回る効果だったと思われますか?
:分かりません。
111:科学捜査
09/03/14 14:24:10 fRmpv9Gr
つまり、この事件は元をたどれば、狂犬病のワクチンの副作用から起きたとも
言えます。
次ような意見は私が科学捜査論文を出す前に、すでにありました。
・平沢に二重人格が起きた・・・高木検事に無視されました。
(出版後、インターネットオークションで帝銀事件について書かれた新聞
見出しを見ました)
・コルサコフ病によって善悪がつかなくなった。
(これも、同様です)
112:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/14 20:24:05
>>98
大量毒殺を計画しそれを実行に移すのと、実際に自分の飲ませた毒で人が目の前で
もがき苦しみながら次々と死んでゆく情景を目の当たりにしてなお平静を保っていられ
るかは全然別の話だという事くらいわからんのだろうか。
普通その状況で平静を保てる人間などいない。
平静を保てるのは実際に人を殺した経験がある人間くらいだろう。
金庫の金に手をつけなかったのは犯人が旧軍特殊部隊関係者などである可能性を否定
し、軍務経験の無い平沢が犯人である可能性を補強する傍証には成り得ても、平沢犯人
説を否定する根拠になどなるはずがない。
113:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/14 21:01:20
コルサコフ症候群、狂犬病、でぐぐると
平沢の話ばっかりヒットするのね。
こういう検索結果を見ちゃうと、
話だけが一人歩きしてはしないかと疑ってかかってしまいたくなる。
たぶん、ヒットしたほとんどのページが
一個の一次情報からの伝聞で広がっている感じ。
精神鑑定も専門家でも結構見解が分かれることもあり、
残された平沢の行動の記録の中から恣意的にかいつまむだけでも
いかような人間にもなり得てしまう危険性は常に伴う。
なにせ、犯人にしろ犯人でないにしろ、
逮捕、厳しい尋問のうえ、死刑判決が下った人間が
事件以前の精神状態と同じと考える方が無理があるわけで
拘留中の言動を持って精神分析のまねごとをするのは
恣意的なサンプル調査だと思う。
114:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/14 22:07:59
どうもよく分かりにくい理屈を並べるお方が多いなぁ…
青酸カリを人に飲ませておきながら、これを飲んでも身体が
麻痺する程度で、死ぬなんて思ってもみませんでした。
バタバタと全員死んだので、怖くなって逃げちゃいました…
>>110 こんな理屈が通りますかって。
それとも、この時代は青酸カリは麻痺剤程度の毒物という
誤った知識がまかり通っていたんだろうか?
>>112 の理屈がまたまたワカラン。
大量毒殺を頭の中だけで考えるのと、現実に実行するのは、
なるほど天と地ほどの差があるだろう。
だが、この男は幼い子供が混じっていようとかまわず、実に
冷静に手馴れたしぐさで毒を注ぎ分けている。
毒は青酸カリだから、飲んだあとはみな苦しんで死んでいく
のは当然で、それを百も承知で大金目当てに、捕まれば
死刑確実なこの計画を挙行したはず。
犯罪の実行は、行員らが毒を飲んだ時点で8割方は成功
している。あとはただ素早く金庫の大金を奪って逃げるだけ
…つまり、計画と実行にはかなり高いハードルが存在するが、
毒飲ませる行為と、大金を奪う行為が「全然別の話」だとは、
とても思えないわけだが…
…どうだろう?
もしかしたら、自分の考え方が間違っているのかな?
金庫の大金に手をつけなかったのが、なんで旧軍関係者である
可能性を否定し、一介の画家の平沢犯人説を補強する傍証に
なるんだろう?
人体実験説を補強する傍証になるような気がするが。
人体実験説に傾くと、平沢が帝銀実行犯だった可能性も否定
される(見張りくらいはやった可能性はあるが)ということを
何度も繰り返しているわけだが…
115:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/15 00:06:13
>…どうだろう?
>もしかしたら、自分の考え方が間違っているのかな?
間違っているね。
毒を飲ませるところまでは脳内シミュレーションに従って行動できる。
ここまでは人を殺すことを何とも思わない倫理観の欠如した人間なら行い得るだろう。
だがそこから先は全く未知の領域だ。
全員が苦しみもせず眠るように息を引き取ってくれたならまた別だろうけど、現実には
皆もがき苦しみ、のたうち回りながら苦悶で鬼のような形相を浮かべて次々と絶命して
いったのだから。
いかにサイコパスとはいえ人殺しの経験もない者がその状況でなお平静を保てなけれ
ばおかしいと考える方がどうかしている。
>人体実験説を補強する傍証になるような気がするが。
何故人体実験説が補強されるわけ ?
金目当てではないという事なら、机の上の現金と小切手が奪われたのは何故 ?
カムフラージュなら開いてる金庫の中の金を取らない理由は無いね。
そもそも都内の銀行で誰が何の目的で無差別大量殺人という形で人体実験を行うわけ ?
犯人が初めての殺人(それも無差別大量殺人)で動てんしていたというのが最もシンプル
で説得力がある見方だと思う。
116:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/15 01:24:36
そうかな?
とてもそうは思えないが。
まぁ、これ以上反論しても堂々巡りだから
もうやめておくが、他の人の意見も聞いてみたいな。
自分の意見をまとめると、
沈着冷静に毒薬を扱い、行員らになんの不審感も
抱かせなかったほどの男が、人が死ぬのを見て、
突然ドーテンしてしまうのが、とても説得力がある説
とは思えないこと。
人体実験説に100%同意しているわけではないが、
その動機は別として、犯行の意図が大金強奪ではなく、
毒物の効き目を試すためか、あるいは旧日本軍が
やっていたという捕虜虐殺の方法の再現実験だった
(またはその両方)とすれば、数々の疑問点に一応の
解答は出るように思う。
金庫の大金に手をつけず、机上の十数万円だけ奪った
ことについては「平沢スケープゴート説」で、その解釈が
なされている。
すなわち、これだけの大事件だから、だれかを犯人に
仕立て上げる必要があり、その犠牲者が平沢だった、
という説。
この場合、平沢に「平井の清水」から手渡した絵の代金
と同額にする必要があり、その金額分を盗んだ、というもの。
金庫の大金を盗んでしまうと、その金額との辻褄あわせが
できにくくなるから、あえて金庫には手をつけなかった。
犯人にとっては、金庫の鍵が開いていたのは誤算だったかも
しれないが、計画通りの金額を盗んで行った、というところかな?
したがって、
毒薬など扱ったこともない画家が、なぜか大量毒殺銀行強盗を
思い立ち、二度も失敗したのにしつこく三度目の正直で、見事に
毒殺に成功…したにも関わらずにわかに気がドーテンして、目の前
にある大金には手を触れずに逃げ去り、翌日、わずかな金が
惜しくなって、逮捕される可能性があるのに気づかず、小切手を
換金にノコノコ歩いて行った…
と、いう説にはなかなか同意できないわけですよ。
この考えは少数派なのかしらん?
117:科学捜査
09/03/15 10:30:33 dEcA0iwV
>>116
「平沢スケープゴート説」
:この説を出しているのは佐伯氏です。つまり、毒物はアセトンシアンヒドリンという説です。
この場合が、「平沢に「平井の清水」から手渡した絵の代金
と同額にする必要があり、その金額分を盗んだ、というもの。
金庫の大金を盗んでしまうと、その金額との辻褄あわせが
できにくくなるから、あえて金庫には手をつけなかった」
と言う考えが出てきます。この考えが佐伯説です。
毒物がアセトンシアンヒドリンかどうかを吟味しなければなりません。
しかし、私には今まで以上の説明は出来ません。
あなたには、毒物が青酸カリと言うことが理解できないのか、あるいは私の妄想から
成り立っているのかは分かりませんが。
出射検事、高木検事、東大法医学部教授、慶大法医学部教授等がすべて嘘を吐いて、
731部隊関係者がアセトンシアンヒドリンを用いた人体実験だと思い続けて下さい。
118:科学捜査
09/03/15 11:57:59 dEcA0iwV
>>109
科学捜査さんの著書では、犯人が薬物素人だという事が説明されていま
すが、犯人は帝銀椎名町で行員全員を毒殺する意思があったと考えられ
るでしょうか?
それとも、犯行は犯人の予想を上回る効果だったと思われますか?
:このことについては分かりませんが、「お金を鞄に入れたとき、さすがに
良心がとがめた」とあります。
119:科学捜査
09/03/15 14:42:29 dEcA0iwV
>>116
毒薬など扱ったこともない画家が、なぜか大量毒殺銀行強盗を
思い立ち、二度も失敗したのにしつこく三度目の正直で、見事に
毒殺に成功…したにも関わらずにわかに気がドーテンして、目の前
にある大金には手を触れずに逃げ去り、翌日、わずかな金が
惜しくなって、逮捕される可能性があるのに気づかず、小切手を
換金にノコノコ歩いて行った…
:気は動転していません。調書によると目についた大金を奪ったのです。
あくまでも冷静です。
「抑制が効かない」、「大胆」、「感情反応が乏しい」が脳の同一箇所の
障害で起きるのです。コルサコフ病を調べても出てきません。
「眼窩前頭皮質」について丹念に調べると、それらが共通と言うことが分かります。
殺人になれた人でも、翌日換金に行くという馬鹿げたことをしません。
120:科学捜査
09/03/15 16:32:39 dEcA0iwV
コルサコフ病について再度調べました。
秋元波留夫教授の「精神鑑定全文」には以下のことが書かれています。
昭和32年(1957年)4月22日の手記「山田弁護士御来訪面談す」
山田君(山田義夫弁護人のこと)申さる。「帝大の内村祐之幕下の平木(白木博次の聞き違いー秋元)
という教授が「頭脳空洞」を研究して先月21日(昭和32年)だったかの朝日新聞に、大きくトップ
記事になったがね。その研究というのは、狂犬病の予防注射をした者は1パーセント、即ち、百人に一人は
注射の弊害反応のため狂人の状態になり、死ぬるもあり、助かるもある。但し助かっても、
善悪の判断がつかない位の、一種の気ちがい的存在になって生き延びるというだけになってしまうのだそうだ。
その結果として犯罪をおかしても刑を科するに値しない人格となってしまうのだそうだ。
君の場合も、刑を科するに値しない頭脳かどうか試験すべきだと書いているんだ。
それに正木ひろし弁護士も賛意を表しているんだ。
とあります。
多少、私の著書の内容と異なりますが、コルサコフ病により「善悪の判断がつかない」
人が出るようです。
121:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/15 20:52:09
動テンしてたのかしてなかったのか、
どっちよ!
そういう病気の人間が、あれだけの
犯罪、ほんとにできるのかね?
122:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/15 23:08:54 p+VjHljy
>>116
まず自分の依って立つ佐伯説の信憑性について冷静に検討した方がいいと思うぞ。
そもそもこの歯科医が実在するという根拠自体不明だ。
この歯科医の存在や、佐伯が「取材」して確認したという「事実」なるものが、佐伯及びその
引用以外の第三者の著作や証言で触れられた事があるのか ?
俺は佐伯説というのは完全なフィクションあるいはキ○○イの妄想という類のものだと思う。
まあ佐伯の妄想で帝銀事件の犯人に仕立て上げられた近所の歯医者くらいは実在したかも
知れないけど。
>>121
俺は「科学捜査」氏とは別人だから答えようがないね。
123:科学捜査
09/03/15 23:59:33 dEcA0iwV
>>121
平沢の証言からすると冷静だったようです。そこの箇所だけ嘘というような感じには
受け取れませんでした。帰り際、別な金にも気づいたようですが誰か来るといけないので
・・・とありました。
124:科学捜査
09/03/16 00:03:17 dEcA0iwV
>>121
そういう病気の人間が、あれだけの
犯罪、ほんとにできるのかね?
:病気だから出来たと思います。
コルサコフ病の特徴は、知能にはあまり影響はないようです。
125:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/16 21:49:18
>>122
ご指摘はありがたいが、自分は別に佐伯説に「依って立」って
いるわけではない。
ただ、毒物が青酸カリであると「判明」したからといって、なぜ
それが平沢単独犯と「決定」されるのか、その理由が分からない
から、その説明を聞きたいというだけですよ。
何度も書いているので、いい加減ウンザリするが、佐伯説が
「完全なフィクションあるいはキ○○イの妄想という類のものだ」
というのなら、平沢単独犯説も、それと同等としか思えない。
それは、平沢単独犯なら説明できない数々の矛盾点について、
誰も納得いく説明ができていないから。
佐伯説でいう「疑惑の歯医者」が実在したかどうか別にして、
少なくとも、帝銀本番は毒物の扱いに慣れた人物がやったとしか
思えないわけですよ。
しつっこいようだが、金庫の大金を盗まなかった原因を、
「気が動テンしてたから」とか「コルサコフ病だったから」、
「これで納得せよ」と言われても、そりゃ無理というもの。
これで納得しているという人がいるのが、とても信じられない。
これが納得できない以上、佐伯説も重要な仮設として、
検証してみる価値はあると思うが、あの本を読んで、第三者が
誰も触れていないからといってガイキチ扱いして斬って捨てる
のももったいない気がするがどうでしょうか?
126:科学捜査
09/03/17 13:41:48 HWT8P1ev
>>125 「完全なフィクションあるいはキ○○イの妄想という類のものだ」
:妄想は、「歯科医能口氏が犯人だ」という部分だけと考える。
また、思いこみは毒物はアセトンシアンヒドリンというものである。
多くの人は、科学捜査論文「帝銀事件」を読まれて、毒物が青酸カリだと
納得されたと思う。ただし、あなたが言われるようにこれは私の妄想かも知れないが。
もし、毒物が青酸カリだとしたら、あまり、あくまでも「あまり」ではあるが、
731部隊関与の可能性は少ないと考える。
本になっているもので、731部隊関与説は、毒物がアセトンシアンヒドリンだというものである。
また、731部隊の人を追っていったが、もっとも可能性が高いと考えられた
軍医と事件との関連はまったくつかめなかった。
さらに、歯科医能口氏が犯人という可能性も低いと思う。
なぜなら、帝銀事件後11年経った時点で、佐伯氏が直感で「この男が犯人だ」
と考えても、私には同感できるものではない。
また、怪しいと考えた理由のひとつに、佐伯氏の奥歯にヒ素をつめたと言うことである。
なぜ、ヒ素を詰めたのかが私にはまったく分からない。
この男が、青酸カリを用いてなぜ3件の銀行を舞台とした事件を起こす必要が
あるのか?
銀行を舞台とした初めの2件の事件の前後に、寮の消毒にきた男がいた。
この男の背後に731部隊関係者がいたとでも言うのだろうか。
また、初めの事件では、731部隊が平沢の背後にいて、予行演習を
したと考えるのはあまりにも不自然である。
平沢の「抑制が効かない性格」と、犯人の「大胆な性格」及び「感情反応が乏しい性格」
は、同じ能の部位に関係している。
しかし、これは平沢が犯人だと言うことではない。ただ、同じような病的な性格だと
言うことである。
金庫の大金を盗まなかった原因を、「気が動転してたから」と考えるのが
普通の見方である。
しかし、平沢は帰り際現金に気づきながら誰か来るといけないからと冷静に
判断ていたことが証言から分かる。常に冷静であったようである。
これは、「感情反応が乏しい」と言うことを示すのではないだろうか。
また、平沢の帝銀事件の前の事件について、気持ちを聞かれたとき、
「気が晴れるから」と答えていた。これなども、青酸カリを用いて銀行を
部隊に犯罪を犯すとき、普通ならこのような感情を抱かないはずである。
この2つの平沢の気持ちは「感情反応が乏しい」と言うことを示すと考える。
つまり、このような気持ちを検察がねつ造したとも考えられない。
しかし、事件の背後に731部隊関係者がいなかったと言うことの証明にはならない。
私の本では、以下のことだけを述べていると考えても結構です。
1.毒物は青酸カリであった。
2.検事及び東大・慶大の法医学研究者は国家陰謀に関与していなかった。
青酸カリを用いて、平沢をおとりとし、人体実験をした・・・。
新しい仮説となりますね。
127:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/17 16:57:18
竹書房の「凶悪犯罪ファイル5」という胡散臭い再現漫画しか
読んでないんだけどw(事件自体は前から薄くは知ってました)、
それによれば、
@6人もの証人が平沢の事件当日のアリバイを証明した。
A残された犯人の指紋と平沢の指紋が一致しない。
これって事実ですか?
だとすればどう解釈してるの?
あと、犯人の目撃者である生き残った被害者女性が、
平沢を犯人ではないと断言してる点も、
このスレッドでの解釈(青酸カリのせいで記憶が曖昧、等)では
どうも納得できない。
とはいえ、私自身は平沢が犯人だとは思う。
行動が非合理的というのを重要視することには違和感があります。
128:科学捜査
09/03/17 17:36:43 HWT8P1ev
>>127
6人もの証人が平沢の事件当日のアリバイを証明した。
犯人の目撃者である生き残った被害者女性が、平沢を犯人ではないと断言してる。
:私の本では、アリバイ、人相、筆跡などについては、意見が分かれるところですので、
一切言及していません。これらについては、様々な意見があります。
指紋
:犯行後、指紋を拭いたのかどうかは分かりません。
一番重要な点は、名刺からたどって逮捕されたと言うことです。
そして、盗まれた金額とほぼ同額の金額を事件後偽名で振り込んだと言うことです。
その金の出所を立証できなかったことです。
本来は、これらだけでも犯人だと言ってよいでしょう。
自白で物証が得られた点も重視しています。しかし、これについては国家陰謀説があり
意見が分かれるところだと思います。
平沢が、帝銀事件の犯人でないという一番の理由は、毒物がアセトンシアンヒドリンだという点です。
そのため、731部隊犯行説が出てきたのです。
この本では、毒物が青酸カリと言うことを証明しています。
また、第1事件では、誰も死ななかった理由を述べております。
これは、平沢の証言にあるオキシフルという消毒薬から説明できます。
ただし、これは帝銀事件の予行演習だったという意見があります。
毒物が青酸カリなら、予行演習をするでしょうか?
精神分析は、上記事項を補足するものです。
この箇所を除いても、平沢が犯人だと分かるものです。
国家陰謀説の佐伯氏も、平沢が青酸カリを探し求めていたことを
認めています。
129:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/17 17:42:22
なんで本物の名刺と偽物の名刺を使ったんだろうね?
単独犯なら使い分ける意味がわからない。
130:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/17 20:03:49
>>128
了解しました。
犯人が自供してる、冤罪の可能性ゼロの事件なんかでも、
この事件と同じように、「理解しがたい犯人の不可解な行動」や、
「最後まで解けない謎」が残ってることは珍しくないのかもしれないですね。
131:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/17 23:02:59
>>125
>毒物が青酸カリであると「判明」したからといって、なぜそれが平沢単独犯と「決定」されるのか
別に毒物が青酸カリであると「判明」したから平沢単独犯と「決定」されたわけではないよ。
平沢冤罪説の根幹である「毒物は青酸カリではない」という主張か否定されただけ。
>平沢単独犯なら説明できない数々の矛盾点について、誰も納得いく説明ができていないから。
それは貴方が納得しないだけだろう。
単に貴方の理解力の問題であって、その説の説得力の問題だとは思えない。
>帝銀本番は毒物の扱いに慣れた人物がやったとしか思えないわけですよ。
なんで ?
医療関係者でもないど素人を騙して毒を飲ませるだけの行為が何故毒物の専門家でなければ
成し得ないなどと言えるんだ ?
現にその前の2回の未遂事件じゃ失敗してるんだし、それを踏まえた3回目でようやく成功しただ
けの話だろ。
>これで納得しているという人がいるのが、とても信じられない。
こちらにすれば納得出来ないという人がいるのが、とても信じられない。
貴方は人を殺した経験があるのか ? 貴方が大量毒殺を企てたとして、犯行後の地獄絵図の中で
一切動揺せず沈着冷静に行動できる自信があるか ?
人を殺すことを何とも思わない性格というだけで、殺人の経験もない奴が現場の地獄絵図の中で
なお沈着冷静に行動「出来なければおかしい」と考えられる思考法の方が私には到底理解出来ない。
>あの本を読んで、第三者が誰も触れていないからといってガイキチ扱いして斬って捨てるのももった
>いない気がするがどうでしょうか?
誰も触れていないという事は、あの歯科医の実在という最も根幹部分に関わる客観的事実さえ証明
されていないという事です。
フィクションで書いていいならどんな事でも書く事が出来る。
というか、あの歯科医のプロフィールが本当なら、帝銀事件について書かれた他人の著作にあの歯
科医が一切登場しないなどという事はありえないでしょ。
132:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/17 23:16:52
>>127
>@6人もの証人が平沢の事件当日のアリバイを証明した。
「事件当日のアリバイ」なるものはいくつかありますが、大半が事件当日の昼過ぎに平沢が
丸の内の勤務時間中の娘婿の職場に「雑談をする為に」突然現れた時の証言で、犯行時刻
前後のアリバイを証明したものではない(これ自体アリバイ工作の為に行った可能性が非常
に高い)
犯行時刻前後のアリバイ証言は平沢の娘のものしか無かった筈です。
当然これは親族の証言であるため証拠採用されておりません。
>A残された犯人の指紋と平沢の指紋が一致しない。
犯行時犯人は手袋をしておりましたし、この事件で照合可能な指紋というのは採取されていな
いはずです。
133:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/17 23:59:16
731じゃなくて9研でしょ?
134:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/18 00:32:17
米軍が毒物の実験のために起こした事件だという説にしても、やはり何のために
こんな大がかりなことをしなくちゃいけないかという説明には、なってないね。
わざわざ日本で一般人相手に、こんな毒物実験やるくらいなら、まだ当時は死刑に
なる予定のBC級戦犯がいくらでもいたんだから、実験台にはことかかない。
いくら日本が敗戦国家たって、やはりこんな犯罪仕組んで露見したらまずいはずで、
例えば犯人が疑い持たれて取り押さえられでもしたら(その可能性だったゼロでは
ないんだから)、責任問題になるはずで、そんな危ない橋わたる必要なんて全く
ないだろう。
それに、もし本当に米軍がそこまでして実験を行ったのなら、その成果をどうやって
活かしたのかにつき、佐伯説でも何の論証もないだろ。
実験をするには目的があるはずで、その目的が不明確なまま、まあ米国なら何か怪しい
ことをするだろうという思惑論だけでは、何の論証にもならない。
そういう意味では、佐伯説も、最近週刊新潮に掲載された米大使館犯罪説と同じ、
何かあれば米国の陰謀にすればいい的な発想を感じるね。
135:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/18 06:31:34
歯痛のときに、歯の神経を殺すためヒ素製剤を使っていましたよ。
「ネオアルゼンブラック」という商品名です。今は製造中止になっていますけど。
↓
URLリンク(www.neo-dental.com)
URLリンク(www.neo-dental.com)
136:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/19 22:23:07
ばっかじゃなかろか。
国が管理している戦犯を人体実験なんかに
使えるわけないじゃないか。
「実験台にはことかかない」だなんて、
まさかとは思うが戦犯の処遇についての
国際規定を知らないわけはないと思うので、
もちろんジョークだよね?
137:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/20 00:31:11
>>136
じゃあ戦犯を人体実験に使えないから、一般人を人体実験に使ったって言いたい訳?
それは国際規定以前の問題じゃない?
本来個人的には何を言いたいかって言うと、別に米国が戦犯を実験台に使ったって
言いたい訳じゃないんで、どうも文脈を完全に見誤ってるようだが。
佐伯説を始めとする米国陰謀論は、米軍が毒物の効果を試すために、一般人大量
殺害を計画し、仮に何か問題が起きれば、GHQの圧力でもみ消せばいいと考えた
という発想が前提になっている。
しかしおかしいのは、仮にこんな大規模な一般人大量殺害事件でももみ消せる
自信があるのなら、別にいくら終戦直後とはいえ大ニュースになるはずの事件を
起こさなくても、死刑判決の出た戦犯の処刑時に薬殺という方法をとることに
よって、データなどいくらでもとれたはずだって言ってるんで。
そもそも帝銀事件米軍主犯説は、最後にはGHQの圧力でいくらでも横車を
通せたはずだ、っていう前提で成り立ってるんで、それなら国際規定なんぞ
関係なく戦犯の処刑時に薬物を使用することの方が、はるかに簡単だって
言ってるんで、要は何でも米国の陰謀で片づけようとする論に疑問を呈して
いるのが本来なんだが。
例えば裁判で死刑になった戦犯につき、絞殺ないし銃殺せなばならず、薬殺は
してはいけないっていう国際規定があったっけ。
それに別に実験なら日本でやる必要はないんだが、南洋の戦犯裁判において当時
国際規定の通りの裁判が行われたと思ってるなら、少しは山下裁判や本間裁判を
勉強してほしいものだね。
もちろん>>136のジョークだと思ってるけど。
138:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/20 07:40:47
米軍が組織として計画したのではなく、GHQの一部門が旧日本軍から
入手した未知の毒薬の効果を試したいがために、日本人の手でやら
せたのだろう。
捕虜を実験台として使うとなうと、組織全体の決裁事項となるから、
これはさすがに難しいだろう。
自分たちは直接手を汚さない、いつものやり方ではあったが、
誤算は生存者が出てしまったことかな?
トリプレットみたいなジャーナリストがもっと出てきて、米国側
にある資料の開示に成功しない限り、真実を明らかにさせる
のは困難だろうね。
139:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/21 09:56:43
非合法の人体実験をやりたいのなら、浮浪者でも戦災孤児でも騙して掻き集めてくりゃいいんだよ。
あの当時ならそういう身寄りもなく姿を消しても怪しまれないような人間などいくらでもいた。
被験者の経過観察もデータ取得も、事前に被験者の特定すら出来ない無差別大量殺人を白昼堂々
首都のど真ん中の銀行でやって人体実験 !
馬鹿じゃなかろうか。
140:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/21 19:29:08
でも死体の始末に困るんじゃないの?
浮浪者や孤児は、彼らなりのコミュニティーを
持っているから、突然何人もいなくなったら、
やっぱり大騒ぎになるだろうし。
銀行強盗に見せかけての人体実験なら、
この点が問題ない。
考えた奴は、かなり頭がいいね。
「そんなことまさかやらないだろう」と誰もが
思ったことをやってのけたわけだから。
141:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/21 20:43:42 dvVp1Ifo
>馬鹿じゃなかろうか。
佐伯氏は精神病院に強制入院させられていたそうです。
142:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/21 20:52:41
映画の「火垂るの墓」のラストを見てごらんよ。
フィクションとはいえ、作者自身が終戦直後少年院に入れられたりして見聞した
事実をもとにしてる訳だが、当時は野垂れ死になんて当たり前の時代で、姿が
見られなくなっても「あいつも死んだか」くらいのものだろ。
仮に浮浪者や孤児が彼らなりのコミュニティーを持ってって、それで何人かいなく
なっても、どうやって騒ぎようがある?あの当時、新聞や警察に訴えて、まともに
相手にされたと思う?
どう考えても、実際の事件のような大騒ぎになる訳ない。
その他にも疑問の点は多いよ。
人体実験なら、何も全員に一斉に実施する必要はない。731部隊の場合でも、
毒物や毒ガスの量を変えて、数人単位で何回も繰り返している。
考えてみれば実験ならそれが当たり前で、一回こっきりで十何人も殺す実験
なんてどんな意味があるんだ。
あと犯人は三菱銀行で一度失敗している。今度こそ成功すると言っても、同じ
失敗を繰り返す可能性もあれば、三菱銀行の件が噂で伝わっている可能性だって
地理的に決して遠くないことを考えれば、ゼロとはいえない。
万一にでも怪しまれ、取り押さえられたら、いくら当時のGHQの圧力でって
いっても、相当まずい事態になったはずで、人体実験が目的ならそんな危険を
犯す必要はない。
結果的に犯行が成立したからというだけで、米国陰謀説が成立するとは思えない
んだけどな。
143:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/22 01:33:11
堂々巡りだが、大金持って行かなかった理由が
いまいち分からないんだな。
金庫の大金がごっそりなくなっていて、そのカネを
平沢が持っていたら、もちろん彼の単独犯に決定
なのだが。
疑問点は、むしろ平沢単独犯説の方が多すぎる。
大金を前にして、あわてふためいて逃げた、という
ストーリーが、どうも納得いかない。
平沢が娘婿に「近く大金が入る」と言っていたという
その「大金」の額が、いくらだったのかが分かれば
謎の解明に近づくのだが。
そのカネは、帝銀で奪う予定のカネの「分け前」だった
のではないかと思う。
他の詐欺事件も、すべて平沢一人でやったとは思えない
ので、帝銀にもやはり仲間がいるような気がするし、
のちに「救う会」を巻き込んだ「偽証事件」の展開をみても
単純に平沢単独犯で解決する事件ではないことは明らか。
144:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/23 01:02:55 0te9wQtZ
平沢は、あの世でペロっと舌をだして苦笑しているよ
145:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/23 01:34:50
牢屋の中で死んでそれはないだろ
146:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/23 14:50:19
たんぱん
147:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/23 22:44:08
帝銀で外の見張りをしていたのはGHQの軍人だった、
という説は、事件当時から根強くあったらしい。
例の「怪文書」はそれを知る筋からのリークであるとの
指摘もある。
赤痢が発生したという家にも実際にGHQが来ていたし、
犯人がなぜそれを知っていたのかが大きな謎となって
いるし、平沢も自白調書でこのGHQのジープに触れ、
「あれ(ジープ)を見ろという知らせ」が共犯(?)から
あったことを仄めかしている。
平沢は、帝銀本番の見張り役の一人であり、計画通り
赤痢感染者宅にGHQのジープが来ているかどうかを
確認する役目を担っていたのではなかろうか?
そうなると大量毒殺事件の共同正犯となるので、どう
あがいても死刑は免れない。
もっとも彼は、行員に飲ませるのは眠り薬程度だと
思わされていたのかもしれないが。
148:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/23 23:23:26 0te9wQtZ
妄想
149:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/23 23:33:42
通常殺人事件の共同正犯というのは、仮に現実に犯罪を実行していなくても、
その指示を行いあるいは計画に加担した場合に問われるものであり、見張り役
をしたくらいで共同正犯になることはない。
平沢自身、詐欺事件を惹起しているくらいだから、刑法の基本とも言うべき
この点について、一応の知識は持っていたはず。
無論見張り役でもこれだけの事件だから結構な懲役刑になったかもしれないが、
死刑とは天と地の違いがあるだろう。
死刑になるくらいなら、命惜しさに何でも白状するほうが遥かに自然だと思うが。
150:名無しさん@お腹いっぱい。
09/03/24 11:00:20
親族の安全等犯行グループ下部には縛りあいがあったんだろ
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