世界樹の迷宮のキャラは濡れた紫糸カワイイ 第19階層 at POKECHARA
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50:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/21 23:34:11 oLvU+iLv
3年B組メガンコ先生

先生(古文担当):眼鏡ガン子
不良A:青髪ダク男
不良B:オールバックメディ男
いじめられっ子:金髪パラ男
クラス委員長:眼鏡ケミ子

51:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/21 23:37:56 rJ0lLktn
>>48
GJ
マッピング作った人もだけど、こういうのってなんか面白いな。

52:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/21 23:44:07 XbU7p10C
唐突にガンナーズが頭に銃を当てて撃ち、ペルソナを召喚するという妄想が浮かび上がった。
ガン子「来なさい!ジャックフロスト!!」
いいんちょ「大氷嵐の術式…?いや、あれは!?」
メディ男「説明しよう!ガンナーは一定の条件を満たすことにより己のペルソナを生み出すことができるのだっ!」
ガン子「処刑だ!マハブフダイン!」

53:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/21 23:59:31 JrvUEanP
ガン子をイヂめてメガンナに踏みつけられたいという俺はきっと異常者・・・

54:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:13:08 emlRET44
>>48
GJ!ありがたく使わせてもらうよ。

>>50
学園ネタか?学園ネタなのか?ならば

先生(英語担当):ダク姉
保健室の先生:メディ姉
生徒会長:パラ子
バカA:赤ソド男

を是非追加してくれ。

55:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:18:31 66Mwy2ZJ
生徒会長:いいんちょ
風紀委員長:ガン子(not眼鏡)
バカB:赤ソド子

も追加しておくれやす。

56:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:19:27 t3qjBs/h
一回留年してる先輩:青ダク男
無口系後輩:みつあみカスメ
も追加で。

57:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:19:35 SEROKgFK
幻視した。
ドジっ子は実は擬態なの♪ラブリンハンターメガンコ

ペットの犬を連れたメガンコが可愛らしく「あ、お花!」なんて言っちゃって!
相手を油断させた隙に、バスケットから取り出したるハンドガンで
リリカル・トカレフ・キルゼムオール♪

「高価(たか)そうなエモノがいっぱい、ひともうけできそーねっ
…ってこれだけ? シケてるわねぇ!」

58:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:21:20 66Mwy2ZJ
>>55
って被りまくりじゃんorz

慣れないことはするもんじゃないな・・・

59:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:26:38 qu3JX9+0
メガンナは実はキリン公国初の人間災害認定第一号で、同じパーティーの
メディ子とダク姉はメガンナが引き起こす災害の保険会社の調査員。

そんな妄想をしてみた。

60:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:26:39 SyaWMtbo
ついにクール系vsドジっ子系のいいんちょ大戦勃発

61:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:33:25 fnPmSL8p
>>57
鬼炎斬を覚えたブシ男と仲悪そうなガン子ですね。

62:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:47:45 m9sysM/y
>>60
こんな修羅場が?


いいんちょ「さて、君も委員長ポジションになったわけだが」
メガンナ「は、はいぃ」
いいんちょ「君はもうちょっとしっかりするべきだな」
メガンナ「はわわ、どうもすみません!すみません!」
いいんちょ「・・・まぁ、緊張せずに少しは肩の力を抜くといい」
メガンナ「え?」
いいんちょ「何か困ったら遠慮なく私に相談しなさい。少しだけ力を貸してあげるから」
メガンナ「・・・あの、いいんちょさん?」
いいんちょ「ん?」
メガンナ「おねぇさまって・・・呼んでもいいですか?」
いいんちょ「ブハッッ!!」


・・・アレ?全然VSじゃないや。

63:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:54:34 57LqpNcS
かけ算だな、それは。

64:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 00:59:28 MsRBB6ap
   F.O.E    ヽ 丶  \
         ト \ ヽ  ヽ   ヽ
/ /    ヽ  ラ \ ヽ   ヽ
 /   |  ヽ \  ッ  \  ヽ  ゝ          (混乱)
ノ 丿       \  ピ  \   ヾ
 ノ  |   |  丶  \  ン  \         (睡眠)
   /          \  グ  \/|             (麻痺)
 ノ   |   |      \  失   |         ↑
     /\        \  敗  |         (  ↑
   /   \       /      |          )  (
  /      \      ̄ ̄ ̄ ̄          (   )
/_        \                    ) (     ドレイン
 ̄  | な  剣 2| ̄         (^^^^^〕  .〔^^^^^)         / /
   | い .ダ .に|           ▽┐ [   .]  「▽        /H/
   | で  ク な|             |X |   |. X|       _/P∠
   | ね の っ|             .\~\/~/       .\  /
   | ! 事 て|              |:::田.| λλλλ...  V
―| と  忘 も|――─――┼―┼――――――――
   / い れ   ヽ  巛巛巛巛巛巛Game 人Over巛巛巛巛巛巛巛カタストロフ
    う    . 
    気                               _   ┌┬┐        | | |
    持                  |   ┼ ノ┬   /|  丶 .├┼┤  |   ヽ └┼┘
    ち           ──一  人   ├l ノく  .i /   | └┴┘  ヽ     | | |
            .           ノ  \ // │ \ .V    / ノヽ_ヽヽ       └┴┘

65:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 01:10:19 Qyv+0+bG
>>64
そうきたかwwww

66:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 01:12:08 /beo6CHS
これはひどいwww

気は早いが20階層はやはり「モリビト殲滅カワイイ」を推すぜ
以前反対勢力がいたような記憶もあるけどw

67:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 01:15:08 4m1Ue4Sl
まったくもって気が早いが、イワオタンを忘れるんじゃねえぞ!

68:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 01:16:50 Abp/tpW+
>>57
なんか色々混ざってる気がするけど

銃に魔法少女っていったら「トカレフ・マカロフ・ケレンコフ♪ヘッケラーコックでー見敵必殺ゥ!!!」の方が…
いや、待てよ。マケット銃にメガネだからキリングメイドの方が…

69:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 01:21:47 emlRET44
>>60 >>62
逆に考えるんだ。
委員長は委員会の数だけいてもいいさって考えるんだ。
ちなみに俺の中では

いいんちょ:クラス委員長
刺青カスメ:図書委員長
おさげカスメ:放送委員長
地味子:飼育委員長

だ!

70:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 01:32:18 4m1Ue4Sl
>>69
おい、そろそろ2年次だからクラス替えの時期だぜ。
違う役職をやりたがっているかもしれないじゃないか。


いいんちょ:学校祭実行委員長
刺青カスメ:保険委員長
おさげカスメ:生徒会長
地味子:選挙管理委員長

とかさ。
要するに地味子がより地味に、と言うネタなんだが。

71:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 02:05:31 NB2JcQtx
>>48
これはすごい。 

72:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 02:20:13 hoAabWVq
>>69
(妙に禍々しいBGMが教室のスピーカーが流れる。)

おさげカスメ『……お昼の放送の時間です…今日の献立は、
       まるごと森ネズミの蒸しご飯、フォレストバットの煮付け、
       ツスクル汁、カエルのホホ皮ゼリーのレン乳がけ………です』
ダク男「ちょっwww勝手に給食のメニュー変えるなw」

おさげカスメ『…それでは音楽をお送りします。今日のテーマは「呪いソング」…です』

     ♪こんこーん、こんこーん、釘をさすー…


ダク男「ハコ('A`)…せっかくの給食の時間が台無しじゃねぇか…モグモグ」
いいんちょ(―と言いつつゲテモノでもしっかり食べてる君のこと、決して嫌いではないぞ。)

73:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 03:24:52 GrlGUH14
ダク男「あー…だりー…」
メディ男「授業とかやってらんねーよなー…」

眼鏡ガン子「こらー!二人ともまたこんなところでサボってー!」
ダク男「げっ!やばい!」
メディ男「猛進逃走だな!」
眼鏡ガン子「あっ!?待ちなさー…きゃっ!」ドテ
ダク男「あ、コケた」

眼鏡ガン子「ううう、痛いです…」スンスン
メディ男「ほら先生、今治療してるから泣くなよ…」

74:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 08:14:49 MrHeHKK2
音楽の先生は褐色バドだな
「何で先生そんな格好なんですか?」

75:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 09:16:17 emlRET44
>>72
避難訓練とかすごいスムーズにことが運びそうだよな。
呪言的に考えて。
それはそうと「レン乳がけ」なるメニューについて詳細を頼む

>>73
教師と生徒のただれた関係フラグがビンビンだなw

76:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 09:27:40 DyDYdF8h
あんっ!そこはらめええええええええ!
ビクンビクン

77:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 09:45:31 WKt9fJkJ
俺レンちちかけならどんなゲテモノ素材でも食える気がするよ

78:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 10:49:07 vD2E1M6M
「ホホ皮あんみつ」
プリプリした食感のホホ皮をトッピングしたあんみつ。
今までシリカ商店に売ったのと同じ量を召し上がれ

79:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 14:05:27 YGvYBtei
実は給食のおばちゃんがシリカ。
シリカ商店の売り上げが乏しいから、副業で始めた給食作りが大繁盛。
他では手に入らない食材を、シリカ商店独自のルートで入手して給食を作る。
その料理はエトリア中で話題になり、学園の給食からシリカ商店へ逆輸入して販売するほど。

最近、シリカ厨房の奥では二人の妖精さんがせっせと食材を調達しているらしいという噂が流れている。
学園七不思議の一つとして今でも語り継がれているが、真相は誰も知らない。

80:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 14:24:03 dv5oTOrZ
外食市場独占されてジャクソン料理店涙目だな

81:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 14:49:30 Abp/tpW+
ここ私立エトリア学園の名物でもある学食は『ひと味』変わっている。

今は失われた古き時代の機械である『券売機』(何故このような貴重な物がこの学食にあるのかはさほど重要ではない)から券を買い、
その券を厨房がまる見えになっているカウンターへと持って行き、種類だけは豊富な様々な料理と交換するのだ。

この革新的で新しい…いや、懐古的で古いシステムですら珍しく名物になるのも頷けるが、なにより『ひと味』変わっているのはその料金システムである。
前述した券売機の上には趣味の悪い蛍光色と飾りででかでかと「材料持ち込みの場合50%〜100%OFF」と書かれているのである。

ここの料理長であるジャクソン氏の趣味なのかはたまた生徒への試練かはたまたその両方か真相は誰も知らない。

この料金システムの評判は昼時の保健室に運び込まれるたくさんの生徒で理解できるだろう。貧乏学生にとっては命を懸けるほどのものだろう。

しかし、無事材料を手に入れて格安で料理にありつけるからといって安心するのはまだ早い。


忘れてはいけない、なんせここは『ひと味』違う学食なのだから


82:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 17:24:19 4m1Ue4Sl
wikiのキャラクターページじゃないけどさ、実際のところジャクソン料理店って、けっこうな高級料理店なんじゃないかな。

だって要求アイテムがトンボの巣材、ジャ香、リンプンって、なんだかフランス料理チックな感じじゃない。
フランス料理知らないけど。


たぶんちょっと慣らした程度の冒険者じゃとても食べられないくらい高い料理でさ、
しかも鎧兜で入ろうものなら 「お客様、そのような出で立ちでの入店は…」 とか言われるんだよ。

すっかり伝説のギルドとして知られたうちのマン子なんかも、この日ばかりは薄い紫色のドレスに身を包んで、
緊張したふうにナイフとフォークを時々かちゃかちゃ言わせながら動かすんだ。
タキシード姿のケミ男に 「刃物の扱いは慣れているんじゃなかったかい?」 ってからかわれながらね。

週末は日に3回のショータイムがある。
いつもは髪はボサボサ、けだるげな顔をしている金髪バードがエトリアの民族衣装に身を包んで、
キターラの伴奏をバックに、フィドルでトラディショナルミュージックを演奏するんだ。


まあ、つまり何が言いたいかって、ドレスを着た地味子は決して地味じゃないぜってことだ。

83:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 17:40:32 m9sysM/y
俺のイメージじゃどっちかってーと
ソードワールドリプレイのフランツさんの店っぽいんだけどなw

ジャイアントスラッグのソテーとか
ジャイアントトードの卵のスープみたいなゲテモノ料理出してそうな感じ

84:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 18:12:53 7CEHWopm
>>82
すばらしいな
俺のギルドも世界樹踏破したら行くことにしたわ

85:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 19:42:25 hjbt4MHv
眼帯を外した正装眼帯レン子が見られるというわけだな

86:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 19:55:04 lGtJ9MEI
ブシドーは正装も和服なんだろうな
で、1人だけ入れて貰えなくて涙目なんだろうな

87:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 19:56:38 7CEHWopm
カメ子の服が気になる

88:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:02:41 hjbt4MHv
エトリアにあんなカワイイ子いたっけと騒がれる正装眼帯レン子
本人と気付いてもらえない正装眼帯レン子

89:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:18:07 T6e3o8cq
眼帯が本体だし

90:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:20:00 YGvYBtei
本体は弓じゃなかったっけ?

91:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:31:04 9rKR+7qW
>>83
同じ発想だw

92:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:31:26 QGsfSbRI
眼帯レン子は可愛いくないよ。
正装して可愛いのは地味子の方だ。
眼帯レン子は綺麗とか美しいというのだ。

93:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:36:45 MsRBB6ap
うちの眼帯レン子はかわいいけどな
素顔コールされると真っ赤になってシャドウエントリしちゃうほどかわいい

94:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:46:24 RjTfrn42
しかしシャドウエントリはバグで効果なく、頭隠して尻隠さず状態…

95:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:49:43 hoAabWVq
え、何だって?
バグで眼帯レン子のかわいいお尻が丸出しで顔真っ赤だと?

96:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 20:59:46 emlRET44
眼帯レン子とシリカが丸出しで真っ赤になってるとな?

97:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 21:20:16 hlSKdoxN
今回のキャラグラは全裸か

98:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 21:28:09 o3L7x7/T
眼帯レン子がシリコンバレー丸出しで真っ赤に燃えている?

99:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 21:50:21 FZ4tdHDc
そいや、料理店が話題になったけど、皆の中で、金鹿とジャクソンのイメージってどんなの?

俺は、金鹿は肩肘張らずにくつろげるパブ、ジャクソンはこ洒落たレストランのイメージ。

100:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 21:54:42 EULrIXBT
俺は金鹿は冒険者御用達の酒場、ジャクソンは高級料理店だと思っている。

101:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:03:00 4m1Ue4Sl
金鹿のイメージは…最初はあらくれの集まる、
新人冒険者が入ろうものならミルクを勧められちゃいそうな店かと思っていたんだが…

よく考えたら、一般人からの依頼も受け付けているからなあ。
派手さは無いが、誰でも気楽に入れる人情酒場なんじゃないかと思う。

たぶん路地裏には、無い。
執政院の近くにあって、治安の良い区域なのではないか。

102:3レス失礼。料理店で妄想チェイス 1/3
07/11/22 22:08:03 CrSKasSV
「飯の味が分からん。美味いのは分かるが普通のもんとの違いがわからん」
ジャクソン料理店のテーブルに付いた青髪のソド男は、そう言って小さくため息をついた。
普段鋼鉄の大剣を握りしめる両手は、その剣より遙かに高価な銀のナイフとフォークを握り、
傷と凹みだらけの年季の入った鎧ではなく、おろしたてのタキシードを身につけている。
―どうでもいいが、どう見ても服に着られている。

そして目の前には料理。普段宿で取る食事や酒場のまかないとは次元の違いすぎる高級料理が所狭しと並んでいる。
とは言え、味が分からなければ意味はない。女将さんの野菜炒めが恋しい。

「それは貧乏舌と言うんだ。まあ、堅苦しいのが苦手なのは分かるがね」
眼鏡のアルケ女が向かって右に座ってこちらを見て、笑った。
服装は普段の「ちゃいなどれす」とか言うのとおなじ服。ただし、生地はシルクだ。
料理を食べる手際には隙がない。テーブルマナーはあまりにも完璧だった。

「せっかく料理長から招待されたんですから、もう少し気楽に行きましょうよ。ね」
向かって左にはパラ男。こちらも育ちが良いせいか、態度に隙がない。
白いタキシードも嫌になるくらい似合っていた。

「やーい。びんぼじた、びんぼじた」
そして正面。メディックの少女がこちらを見て笑っていた。
いつもの白衣ではなく、年に似合わぬ背中の大きく空いたドレス。
それを着ることを告げられたときにソド男は大笑いしたが(そしてウォーハンマーでぶん殴られたが)、
実際着てみれば、それは意外なほど似合っていると言わざるを得なかった。馬子にも衣装という奴か。

「テーブルマナーも駄目駄目だしねー。ほら、いつもみたいに食べさせたげよか。あーんして♪」
メディ子がそう言ってフォークに刺したトンボの巣を差し出してきた。
泥と草とトンボの分泌液で作られた「それ」から泥と草を取り除くと、とろりととろける珍味に変わる。
加工が面倒で、普通は食材として使われないが。

103:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:08:10 FpRkHFZh
ジャクソンさんって元アルケミストなんだよな。
きっと店内は「まさにビストロレストラン」って雰囲気なんだろうが、
厨房には料理器具以外に試験管やらフラスコ、怪しい触ば…食材が散在してたりするかもしれん。

金鹿はサクヤさんがいつも笑顔をふりまいてくれてるから基本的に平和なんじゃね?
ただ、酒が入ればいざこざは少なからず起こると思われるが…

104:2/3
07/11/22 22:09:04 CrSKasSV
「誰が『いつもみたいに』だよ!お前俺が育ちが悪いの馬鹿にしてるな?!そうだな!」
何となく痛い所を付かれた気がして―そしてそのせいで自爆して―ソド男が大声で突っ込む。
周りの客達……明らかに貴族階級に位置する人々が、驚きと不審の眼をこちらに向けてきた。

「馬鹿。叫ぶ奴があるか」
アルケの呆れたような視線と言葉が突き刺さる。反論も出来ず、ソド男は憮然として黙り込んだ。
一口ワインを口に運ぶ。彼の好みからすると、少し渋すぎた。
「おい、もう少し甘いワイン無いか?」
「はいはい。これなんかどう?」
問うと、メディ子がグラスに半分ほど入ったワインを差し出してきた。
特に疑問にも思わず、口に流し込む。やっぱり渋いが、確かにさっきのより甘かった。

「サンキュ、さっきのより少し甘いな」
そう言ってグラスを返す。そのままトンボの巣のスープを口へ運んだ。
そこでふと見ると、メディ子が何故かニヤニヤしながらこっちを見ている。
大してアルコールは入っていないはずなのに顔が僅かに赤い。何か、嫌な予感が、するが。

「それ、さっきまで飲んでたのとおなじワイン」
メディ子がそう指摘してくる。
確かに甘い気がしたのだが、とソド男が思うと、メディ子はそこでクレイモア地雷のスイッチを入れた。
「嬉しいなぁ。私との間接キスなだけで甘いと思ってくれるなんて」

みしりと、世界が硬直した。

「直接しちゃったら甘すぎて虫歯になるかもねー。
 してみる? お姉さんはいつでもオッケーよー」

105:3/3
07/11/22 22:09:49 CrSKasSV
「誰がお姉さんだッ!七つも歳が下だろがお前!」
「大人になれるのは女だけ。男はみんな子供か老人よ?」
「それ以前の物理的な問題だ!」

もはや周囲の状況など知ったことではない。取りあえずこいつを言い負かさないと自分の尊厳が大ピンチだ。

「じゃあお姉さんじゃなくていいや。その代わりソド男ロリコンね」
「畜生ォォォォォォォッ!」

言い負かせない。その絶望感に絶叫しながら天を仰ぐ。
―その時点で、ウェイトレスが4人を追い出しにかかった。


結局、4人は金鹿の酒場で口直しをした。
女将手製の野菜炒めはソイソースの加減が抜群だったし、ワインは間接キスなしでも甘かったそうな。

106:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:17:59 hlSKdoxN
GJ

107:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:20:15 E4xSOgs+
忘れ去られている 金レン男 涙目

108:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:22:10 m9sysM/y
「あの・・・オレ、招待されてたんですけど?」
そのころ、遅れて料理店へと到着した金レン男は
他のメンバーが追い出されたことを聞き、丁 重 に 門前払いされていた。

109:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:26:00 FpRkHFZh
>>105
割り込みしちゃってスマン
ソド男かわいいよソド男。不器用な男はホントかわいいよな…GJ

110:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:28:41 hULX51/d
いいね。ソド男とメディ子のやりとりになんとも萌えるじゃないか。GJだ!
正直こういうシチュエーションを想像できたり文章にできる人が本当に羨ましく思う。

111:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:35:47 MrHeHKK2
どっかで見たことある文だ
なんかこのソド男とメディ子のキャラ付けをどっかで…見た気がする

112:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:38:49 CrSKasSV
>>110
妄想はともかく文章は練習すればすぐ上手くなる。マジオススメ。

>>111
どっかで影響受けてるかも知れぬ。

113:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:39:52 qu3JX9+0
俺のジャクソンさんのイメージはなぜか、ペルソナかメガテンのどちらかで見た事がある
フーゴ・ハル調の絵柄で比較的長い顎のでっかい顔にコック帽子をかぶった悪魔をフーゴ
ハルが描いたような感じ。店ではドラゴンステーキ平目バナナソースがけとか出してそう。

114:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:41:45 qu3JX9+0
xとc押し間違えたorz

115:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:43:46 vphLkfep
シトトさんは間違いなく床上手だぜ?
「男性の方はこうされると喜ぶと聞いたのですが…」と
見たことも聞いたこともない超絶プレイを披露して男を悶絶させるんだぜ

116:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:51:34 4m1Ue4Sl
>>113-114
なかなか「私こそは○○と言うのは私の事だ!」みたいになっちゃってるな。(いつだったか何かのフリーゲームで見た文章)

ペルソナもメガテンもわからないが、OYSTERって漫画家の描くコックみたいな感じでいいのか?
と言おうと思ったがこっちの方がたぶん絶望的にマイナーだからまあいいや。

117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 22:56:56 YGvYBtei
メディ子がナイフと間違えてメスでステーキ肉を切ってた。
モリブデンバナジウム鋼は良く切れるんですよ!とか言い訳してた。
皿まで傷つけて怒られてた。
皿の弁償で料理より高くついたと泣いていた。

118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 23:12:11 66Mwy2ZJ
>>113
if...の飽食界にでてきた“コックさん”しか思い出せない俺ガイル。

119:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 23:29:37 emlRET44
>>105
GJ。ホンワカした。
そのあと金鹿でソド男が酔っ払って姐さんに甘えて
それを見たメディ子がふくれっ面してるところまでノンストップで脳内再生されたぜ

120:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/22 23:58:24 hULX51/d
>>112
アドバイスありがとう。

121:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 00:09:18 i5TlwI8l
核熱の術式→炉
の流れがわからないんだが・・・

122:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 00:23:35 FVxueuJP
>>121
核→反応炉ってことじゃないの?

123:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 00:23:59 Xxzl4lMq
>>116
アリカ:ソードマン
さよこ:メディック
ドナ:バード
弦音:レンジャ…ブシドー
小蘭:ガンナー


案外バランスがよかった。

124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 00:24:58 rLK/kuTG
URLリンク(www3.uploader.jp)

125:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 00:25:16 z/XHys0P
>>111
前スレ辺りでお下げカスメとかわいいよの人を缶コーヒー飲みながら眺めてたギルドかな?
その時の面子はソド男とメディ子と褐色バド子だったけど、
ジャクソン料理店と一緒でソド男ロリコン呼ばわり&間接キスネタが含まれてたはず。

126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 00:31:29 iuotghwN
>>123
ヴィズル=校長
か、赤井先生・青井先生は赤ソド・青ソドだな


>>124
ついにエトリア社交界デビューですか

127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 00:48:54 8YnB/8Sd
>>124
あ、あれ・・・?ロリピコが脳内で釘宮声になってるぞ?
これはあの奇病に感染したかもしれん…

か ゆ
うま

128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 00:50:41 wE5xC2LS
>>124
危なかった…もう少しで萌殺されるところだったぜ…

129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 01:16:11 /apFu/zG
>>124
モリビトが可愛らしすぎ!

なので彼女にダンスの申し込みをしてもよろしいでしょうか?

130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 01:24:23 8lkWgRT1
>>124
神が再臨された…。
ロリピコの萌力で化学変化を起こした俺の脳がこんな妄想を出力した。


ロリピコ「おいニンゲン!」
金鹿「あらロリピコちゃん、久しぶりね。とりあえず甘いものでもいかがかしら?」
ロリピコ「あ、甘いもの…(ゴクリ)。いや、今日はそれどころではないのだ」
金鹿「(甘いものになびかない…!強くなったわね、ロリピコちゃん…)あら、それじゃあ何の御用かしら?」
ロリピコ「うむ、今日はな、ここで働かせてもらいにきた」
金鹿「あらまあ。それもエトリア征服計画の一部なの?」
ロリピコ「(う、それは考えてなかった…)そうなのだ。
      こうしてニンゲンの生活を学び、『お金』というやつを得ることで貴様らをジワジワとこう…」
金鹿「まあ怖い。でもそれじゃあ働いてもらうわけにはいかないわねぇ」

ロリピコ「うぐ…。じ、実はだな、他のニンゲンに聞いたのだが
      今日は普段働いているニンゲンは休む風習の日らしいではないか。
      エトリア征服計画のついでに、お前にその…休んでもらおうと…。
      ニンゲンとは言えお前には色々と世話になっているし…(ゴニョゴニョ」
金鹿「(目に涙をためて抱きしめながら)ろ、ロリピコちゃん!
    あなたは本当に、何ていい子なのかしら…。
    それじゃあお言葉に甘えて今日はお休みさせてもらおうかしら」
ロリピコ「く、苦しい放せ!我々はモリビトは伝統行事は大切にするのだ!
      お前も『ケイロウノヒ』くらいは休みたかろう」
金鹿「!!ロリピコちゃん…今何て?それとそのことを誰から聞いたか教えてもらえるかしら?」
ロリピコ「?『ケイロウノヒ』だが?それとこれを教えてくれたのは
     青い髪で目が半分隠れたニンゲンだったぞ」
金鹿「そう…。本当にありがとう、ロリピコちゃん。
    じゃあちょっとお出かけしてくるから今日はお店頼むわね(はぁと」
ロリピコ「うむ!」

131:111
07/11/23 01:30:41 rDZHjeDC
>>125
過去スレ探したらあったあった
これだわ
よく覚えてるなあ
>>124
これは萌えざるをえない

132:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 01:36:08 zm+RmG2O
>>130
ディテクティカVSトラッピングマスターか。

133:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 01:40:07 i5TlwI8l
>>122
そうなのか
ありがとう

いやてっきり何かのアニメネタかと

134:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 02:00:24 ztMJtHDo
>>124>>130
もうロリピコは女将さんの里子になればいいような気がしてきたw
女将さんのほんわか優しさとロリピコのツンデレ分が見事にマッチしてるなあ

ていうかロリピコの二親は健在なんだろうか?
そもそもモリビトの繁殖方法は何なんだ?
胎生?卵生?それとも世界樹から産み落とされるのか?

135:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 02:02:18 yS/PQA9Q
世界樹の芽がモリビト幼生体であるという仮説はこのスレで何度か出たな。
植物らしく株分けで増えると大胆予想。

136:料理店で妄想更にチェイス 1/3
07/11/23 04:21:12 CIlYmoyH
「おい見ろよ! あいつら奇声発した挙句追い出されてるぜ。一体何やったんだろーな?」
 野次馬根性を丸出しに、半笑いで椅子の背越しに後ろを振り向いているのは緑髪のレンジャーの若者。
 身を包む深緑のスーツは髪の色と合いまって落ち着いた雰囲気を醸し出しそうなものだが、
その軽挙妄動とシンリンチョウに似たド派手な蝶ネクタイが折角の大人ムードを台無しにしている。
 その視線の先では、抗議の声を上げる青髪のソド男とそれをからかうメディ子、そして彼らのとばっちりを受けて
消沈した顔のアルケ女とパラ男ら四人が今まさに店を強制退出させられているところだった。
 これは冒険者たちの招待された、とある高級料理店での一幕。

「行儀が悪いですよミドレン。前を向いてきちんと座りなさい」
 涼しい顔で同輩をたしなめるメディックの服装は、特に普段と変わらないように見える。
 が、それに先刻ミドレンが突っ込むと、
「あなたの目は毒樹の節穴ですか? この白衣はいつもの安物とは違って、そもそも素材からして云々―」
 と、眼鏡の奥に据わった目を光らせながら、くどくどとその違いを説明されかけたので、
一応正装という認識で合っているのだろう。

「それにしてもうちのギルドの女性陣は遅いですね」
「古今、女性の着替えは時間がかかるものと相場は決まっているからね。こうして待つのも楽しみのうちさ」
 本当に愉しそうに、鼻歌交じりで銜えた葉っぱを弄ぶ対面のバード。
 その格好は、シルクのシャツの上に綿のセーターを着込んだラフなものであったが、
流石各地の酒場を流すと共に数多くの女と浮き名をも流した伊達男らしく、随所を飾るアクセサリも小粋に決まっている。
「野郎でもあと二人来てないけどなー。リーダーだろ、あと―」
 ミドレンがそう言いながら暇そうに、ストローの皮に水を垂らしたのを眼鏡メディに取り上げられた時、
何者かが息せき切ってテーブルに近づいてきた。

「やあ、お待たせっ」
 首の後ろ、リボンで結わえた柿色の髪を揺らしながら、美少女―にしか見えない人物が柔和な笑顔を見せた。
 細い金糸で刺繍されたケープの下、膝まで隠す薄桃色のワンピースが華奢な体を可憐に浮き立たせている。
「いやー、ぜんぜん待ってないよー……って、どなたさまでしたっけ?」
 ミドレンは眼前の見慣れぬ女の子の姿にドギマギしながらも、妙に引っかかるものを感じながら尋ねた。
「やだなーミドレンさんたら。忘れたふりなんて意地悪しちゃ〜。ボクボク、バド男だよー」
 リボンをほどいて屈託無く笑うバド男に、ミドレンは矢よりも早く突っ込んだ。
「お前かよっ! ってか紛らわしい格好すんじゃねえええ!!」
 どうどう、と逸るミドレンを抑える葉っぱバードも、バド男の変身ぶりに「うまく化けたなぁ」と感嘆しきり。
 眼鏡メディに至っては眼鏡のブリッジを押し上げながら
「前々から思っていたのですが……貴方、実は女の子じゃないのですか? 性別詐称は医術への背信行為です!!
 キャンプ措置と言う名のお医者さんごっこで体の隅々まで調べさせてもらいましょうか!」
 と手をワキワキさせたところを三人から引っぱたかれる始末である。

「ごめんなさいねえ、緑くん。私たちが無理言ってバド男くんに着せ替えさせちゃったのよー」
「せやせや。あー、もしかしてミドレン、バド男兄ちゃんにドキドキしてもたんかー?」
 いつの間にか後からやって来た女性二人がくすくす笑ってそのやりとりを眺めている。女性バード二人組だった。
「しっ、してない! するもんか! 男にドキドキしたら負けかなと思ってるし!!」
 内心の焦りを隠しつつ女性陣二人の姿を見やるミドレンは、更なる絶望にチェイスショックされる。

「な、何ですかいお二方、その格好は!?」
 グラマーな肉体が自慢の年長の褐色バードは、エキゾチックな意匠に彩られたベストに暗色のブラウスと
長い巻きスカートを身に着け、年弱のツインテールに至ってはその幼い体を、白いフリフリのレースとリボンで
これでもかとばかりにデコレーションされたドレスに身を包んでいる。
「どう? 似合うかしら」
「あまりじろじろ見るなやー、このスケベー」
「に、似合うも何も―」
 ミドレンはウーズの如くぷるぷると打ち震えた。

「いつもよりっ! 露出がっ! 少ないじゃあっ! ありませんかあああ!!!」
 余りにも悲痛な慟哭が辺りに響き渡る。それはまさに彼の魂の痛みの噴出であった。

137:更にチェイス…失敗 2/3
07/11/23 04:22:08 CIlYmoyH
 ミドレンが大ナマケモノによく似た屈強なウェイター二人に両手を取られて外に放り出されるのは、その直後。
「あらあら、緑くんもうお帰り? 残念ね〜」
「じゃあなーミドレーン。……プッ、あいつ、マジ泣きしてんw」

「露出度だけで判断するとは、彼もまだ青いねえ」
 葉っぱバードが連行されるミドレンを生暖かい目で見送ると、眼鏡メディが不敵な表情で笑った。
「はっはっは、いや確かに。裸なんて、かえってつまらないものですよ」
「あー……、その言葉は職業病だと受け取っておくよ」

 料理店の外に放り出されて水溜りに頭から突っ込み、尻を天に向け_|\○_な格好になっているミドレン。
 色々なショックから立ち上がれずにしばらくそのままうつ伏せていると、すぐ近くからとある二人組みの会話が
耳に入ってきた。声色から女性のようだが、奥の方の声は聞き取りにくい。

「なあ、本当にこんな派手な格好でいいのだろうか」
「いーのいーの。こういう時でないとレン姉はお洒落しないんだから」
「でも、やっぱり素顔を出すのは……」
「いい加減覚悟決めてくださいな! いつも地味地味言われてて悔しくないっすか!?
 皆をあっと言わせてやりましょうよ!」
「いや、私は別に悔しくなど……」
 そのやりとりで、大きな声を出しているのが聞き知った相手だと知ると、ミドレンはがばっと顔を上げた。

「先制ブーストぅおっ!!」
「うきゃあ!? びっくりした!!」
 夕飯時である。辺りは営業している店先を除いて、暗闇に支配されている頃合いだ。
 僅か5メートル程先、今入ろうとしている料理店入り口の対面の漆黒の水溜りが突然、
人の形をとって起き上がったので、日頃皆から地味扱いされているレンジャーの少女は飛び上がった。
「地味子、その声は地味子じゃないか!」
「何そんなとこで泥水すすってんのミドレン! あと地味子って言うな!」
「待った、多くは聞いてくれるな。男には誰しも人に言えない秘密があるものさ」
「はあ、こっちもあんたのろくでもない趣味なんて聞きたくも無いけどね」
「趣味、違う、秘密!」

 落ち着いてレン子の格好を見てみれば、精一杯おめかししてきたのだろう。
 いつもの野趣溢れるへそ出しルックと違い、赤を基調にしたショートドレスを着け、
首周りにはスカーフ。髪にも羽の形をした髪留めを着けたりしている。
「しかしお前……、その格好は……」
 相手が自分の衣装に注意を払っているのに気づき、レン子は少し照れが入りながらも、精一杯の虚勢を張った。
「ど、どーよ。もしかして見直しちゃった、とか?」
「やー、馬子にも衣装とは言うが、地味子にも貸し衣装だなぁ。うんうん、見直したぜ!」
 彼にとっては別に悪意でも何でもなく褒め言葉のつもりなのだが、
「ま、また……地味子って言うなぁ! あとこれ貸し衣装じゃないから! あたしが買ったんだから!」
 そう取られる筈もなく。

138:弓使い大好き。失礼しました 3/3
07/11/23 04:23:33 CIlYmoyH
 ぶんぶんと振られるレン子の拳骨を華麗なステップで避けながら、もう一人の存在を思い出す。
「うわーん、地味子が地味に苛めるー! レン姉さん助けてー」
「待てー! まだ地味って言うかぁ!」
 店の軒下の暗がりで佇んでいた人物の影を、先ほどの会話から類推して、いつもレン子が慕っている
眼帯レンジャーだと踏んだミドレンは、その後ろに隠れるようにしてレン子の拳を避けようとした。

「え……」
「あ……ごめ、人違―い?」
 暗がりの中、吐息の届くような距離で互いの視線が交錯する。
 緩くウェーブのかかった亜麻色の髪は、よく見知った眼帯レンジャーのそれであったが、
その顔の細部が記憶と一致しない。
 右半面を黒い眼帯で、口許をマフラーで隠し、目深にかぶった帽子の下には、
険しい視線が樹海の標的を射抜くように向けられている。
 その彼の中の記憶とは裏腹に、今対面しているのは、顔にかかる髪の他は遮るもののない、
初めて見る彼女の素顔であった。

 小さく形の良い口はきゅっと引き締まり、筋の通った鼻梁の両脇に、
見覚えのあるつり目がちの右眼と、対照の左目が驚きに見開かれている。
 その頬は素顔を男に晒すことに慣れていないのか、暗がりで見ても分かる程に紅潮していた。
 目を落とせば無骨なレンジャーの扮装とは異なり、胸元と肩を大きく出したマリーゴールドの
フォーマルドレスが彼女の女性らしさを強く主張している。
 既に彼の脳内にあった気高い鷲のような彼女のイメージは、一転して優美な白鳥に生まれ変わる。
「きえっ……けっ―」
「―っ!!」
 距離が狭まる。奇声がミドレンの口を突く。彼にも思いがけないことであった。

「結婚してくだしあ!!!?」
 言い終える寸前。眼帯レンジャーの羞恥心が頂点に達するのと、地味レン子の怒りが炸裂するのは同時。
 平手と拳骨が、ミドレンの頭部をダブルショットした。

 ギルド『弓だらけ』の夜食会は、地味レン子と眼帯レンジャー、さらに遅刻した金髪ロン毛のリーダーの
到着を待って、恙無く和気藹々の内に終わったが、眼帯レンジャーは終始眼帯とマフラーを着けたままだったという。

 翌日、長鳴鶏の宿にて昏倒から目覚めたミドレンは呟いた。
「俺はあの時確かに見たんだ……。レン姉さんの素顔を……。
 だが皆はあの夜レン姉さんはずっと眼帯を着けてたと言う。レン姉さんも俺に会っていないと言う。
 これはどういうことなんだ地味子? 教えてくれ地味子」
「知らない。人違いでしょ人違い。あと地味子って言うな」

139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 05:24:31 z/XHys0P
>>136-138
GJGJ
照れるレン子かわいいよ照れるレン子(地味も眼帯も)

バドはワンピースのまま過ごしたのかも気になるところだが。

140:102
07/11/23 06:10:50 LoyYdAaj
>>125
ああ、それ俺俺。

うわあしまった。キャラ付けはともかく間接キスネタも2回目だったか。
どんだけ間接キス好きよ俺。

>>136
金バド男ww

141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 07:46:34 0DfD8AiQ
敬老は9月
勤労感謝はロリピコ

142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 07:49:46 0nKNs0F8
>>136
レン姉可愛いよレン姉。

金バド男が、女性バド達に楽しげにおもちゃにされてる光景が目に浮かぶわw

143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 07:59:34 4tkf7iYa
>>140
間接キスはいいものだ。
ぶっちゃけ直球の年齢制限エロよりパンチラ程度の微エロの方が興奮する俺とかもう親父なのかもしれん

144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 08:32:36 MWwcZZG3
>>143
現実の物理現象は現実を超える事は無いが、想像や想いは現実を超える。
隠す事、秘める事によって我々は既存の、人としての限界を超えることができるのだ。
ようこそ…光り輝く世界樹の世界へ。

145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 08:44:35 rDZHjeDC
>>143
あぁまだ俺もだから安心しろ

146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 10:16:38 WApc/Ppa
うちのメディ子
URLリンク(www.sonymusic.co.jp)

147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 10:16:55 0tYk/1dq
ところでダク男がさきほどから姿を見てないわけだが、だれか知らない?
酒場で一杯やろうとしたら給仕が可愛らしい娘になってるし、女将さんはいないし
厨房にはごついコック二体いるし、今日はおかしな日だぜ

148:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 10:26:25 KikKiePl
んじゃ対抗して、ウチのメディ子
URLリンク(www.idolmaster.jp)

ドラマCDは死ぬほどびっくりしたw

>>147
コックを「二体」と数えるなwww

149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 10:51:15 4U0koW5s
ロリピコ「えへへ、注文を取ってきたやったぞ」
デモン「オーダー入りまーす」
オウガ「・・・」
デモン「ん、どうした?」
オウガ「鶏肉が切れた」
じ〜〜〜っ
イワオ「ちょwwwww」

>>146
うちのメディ子
URLリンク(4leaf.iam-hiquality.com)

150:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 11:16:33 Zd0m+gvU
ハミ通発売日でガン子ドク子のイラストが増えそうだ
ガン子は早速何枚か上がってるがドク子は流石に少ないね

151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 11:37:57 WApc/Ppa
>>148
ドラマCDなんて出てたのか!?
とか思いつつ調べてみたら、中の人つながりでしたか。

>>149
アホ毛分けてください。

152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 14:20:42 zmnvHoCn
>>116
光の大社員乙



あってるよな……?

153:料理店inダクハン 1
07/11/23 14:42:24 fElrc+Ph
「はぁ・・・それにしても他の連中遅いっすねぇ」
 キッチリとタキシードを着こなしてるにもかかわらずどことなく下卑た感じが抜けない男、
 黒ダクが向かいの席に座る金髪の女性に話しかける。
「お前の漫才の相手なら、キタザキセンセのところに運び込まれたからな、今日は欠席だぞ」
 肩を露わにした真紅のイブニングドレスを優雅に着こなした金髪のダークハンターは
 ワインを一口、口に含み今日起きた事件を知らせた。
「マジっすか!?アイツ何やらかしたんだよ。キタローは欠席で、ドリルはまだ来ないし・・・
 姐さん、このままどこかでしっぽりと夜をアイタタタタ!」
 言い終わる間もなく机の下で金ダクのヒールが黒ダクの足へと突き刺さる。
「テメー、ちょっと酒の飲みすぎか?なんならキタローの隣にお揃いのベッドを用意してやるが」
 淑女のごとき笑みを浮かべたままサラリと恐ろしげなことを口にする金ダク。
「ヒッ…マ、マジすんませんした!」
 黒ダクが圧力に負けて机に額をこすりつけて謝っていると
 入口から客の入店を知らせるベルがカランと音をたてた。
 女性客の一人は髪の色に合わせたピンクのパーティドレスに身を包み店内をきょろきょろと見渡し、
 もう一人は水色のフォーマルドレスが着慣れてない所為か人目を避けるようにうつむいている。
 すぐさまウェイターがついて何やら話すと、二人の席へと近づいてきた。
「おまたせ、ちょっと準備に手間取っちゃってね」
「えと・・・どちら様で?」
 親しげに話しかけてきた女性に思わず間抜けな返事をする黒ダク。
「バカヤロウ、てめぇは髪型で人を判断してるのか?ホレ」
 手で髪型を二つ結びへと変えると、なるほど見慣れた人物である。
「おぉ、ドリルか!てーと、こっちのお嬢さんは・・・キタロー?」
「んなわけあるかっ!このボケナス!」

    ガスッ!!

 金ダクのつま先が黒ダクの脛へと抉り込む。

154:料理店inダクハン 2
07/11/23 14:43:57 fElrc+Ph
「私・・・帰る・・・?」
 ポソリと少女が呟くと金ダクとドリルがすぐに引きとめる
「アンタが帰ることはないって、つまみ出すのはこのバァカ野郎のほうだから」
「刺青カスメちゃんこんばんわ。そのドレスよく似合ってるわよ〜。さ、今日は楽しみましょ」
 黒ダクが痛みにこらえて改めてじっくりと刺青カスメと呼ばれた少女を見る
 陶器のように白く細い手足、起伏の少ない身体とそれをハッキリとさせるシンプルなドレス、少年を思わせるかのような短い髪・・・

    ぷつり

 何かが頭の中で切れた気がした
「全然おっけー!カスメちゃんカワイイ!カスメちゃんカワイイィィッ!!」
「うわぁっ!なんだコイツ・・・壊れたか?」
 突然叫びだした黒ダクに思わず一歩後ずさる一同
「ささ、カスメちゃんこんなところで食事してないでおにーさんと一緒に別のところに行こう!」
 黒ダクはカスメの肩をがしっとつかむと出口の方へと歩き出した。
「・・・ハッ!いかん、あの馬鹿を止めないと!」
「はいっ、姐さん!」
 二人のダークハンターはすぐさま暴走した黒ダクを鎮圧にかかった。
「せぇぇぇいっ!レッグボンテェェェジ!」
 ドリルのヒールが容赦なく黒ダクの足の甲にグサリと突き刺さる。
「いい加減にせんかぁ!アームボンテージッ!」
 思わずカスメの肩から離した手を金ダクがねじり上げていく。
「・・・封の呪言:頭首・・・」
 カスメの呪言も二人に続き、
「せぇーの!」
「せーのぉ!」
「「くらえっエクスタシー!!!」」
 左右から顔に拳と掌底を叩き込まれ、ゆっくりと黒ダクは料理店の床へと崩れ落ちていく。
「さてと、とりあえずはこれでいいが、このままというのも気分が悪いな」
 金ダクは黒ダクからベルトやサスペンダーを剥ぎ取り、
 手慣れた手つきで身動きできないよう縛り上げていく。
 騒ぎに店員が駆けつけるが、すぐに騒ぎの原因を処理するからと下がらせ
 イモムシ状の黒ダクを店から放り出した。
 店に平穏が訪れると、また元のようにあたりは談笑に包まれていった。
「あ、ちょっと忘れてた」
 何事かを思い出したドリルは店の外へ行き、すぐに戻ってきた。
「何をしてきた?」
 金ダクは怪訝そうに訊ねるが、ドリルはへへへと笑い「あの馬鹿が戻ってこないようにちょっと、ね」と誤魔化すばかり。
 3人は出てきた料理に舌鼓を打ち、豪華な晩餐を楽しんだ。

155:料理店inダクハン おしまい
07/11/23 14:45:12 fElrc+Ph
一方そのころ、黒ダクはイモムシのままで通りに転がっていた。
たまに通りがかる人に助けを求めるのだが、
猿轡のままでは言葉も通じず、
額に張り付けられた紙の文章を見るとそそくさと離れていってしまう。
そこにはこう書かれていた。

<修業中です。けっして邪魔しないでください。>

156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 14:49:09 4tkf7iYa
>>155
修行中で納得されるダクハンってどんだけwwwww

157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 15:33:37 rtdDsiPm
ケミ姉「料理店の流れ? OK,みっくみくにしてやんよ。」
いいんちょ「誰に言ってるんだ誰に。」

ケミ姉「というわけでだ、今夜は例の料理店に行ってみないか。
 宿屋お勧めメニューの糸目定食も流石に飽きたし。」
いいんちょ「まぁ確かに定食も飽きたし、行ってみたいのはヤマヤマだが、
 あの料理店はドレスコードがあるのだろう? 余所行きの服なんて・・・」
ケミ姉「大丈夫! アタシが何故、皆に頼りにされてるかを知りなさい!
 君はアタシに任せて大船に乗った気でいてもいいし、
 自分で服を買いに行った挙句、ファッションチェッカーに>>14送りにされてもいい。」
いいんちょ「ううむ・・・ 前科を考えると心配だけど、わかった。キミに任せるよ。」
ケミ姉(ニヤリ)
いいんちょ「・・・今の笑みはなんだ。」
ケミ姉「・・・なんでもないですぞ?」

〜着替え中〜

ケミ姉「さぁ、鏡で見てごらん!」
いいんちょ「・・・・・・ちょっとスリット深すぎないか? というより、生足の露出は・・・」
ケミ姉「オミアシ(*´Д`)ハァハァ いやいや、これは『ちゃいなどれす』という、由緒ある正装。
 先日の遺都探索で入手した資料から、素材・デザインをアレンジ。
 シリカ工房の職人達が、その技術の粋を集めて作り上げた最高傑作。
 ちなみにアタシとは色違いのおそろいだ。」
いいんちょ「胸元も脇もこんなに開いて・・・ これではちょっと動いたら、見えてしまうんじゃ・・・」
ケミ姉「(*゚∀゚)o彡゚  君には今までセクシー分が足りなさすぎた!
 ここで少し挽回してみるべきだと、こう思うわけだよ! 決してアタシが見て楽しむわけでなく。」
いいんちょ「今なんつった。」
ケミ姉「いやいや、なんでもない。 まぁとにかく、こんくらいじゃないと正装として認められない。
 ドレスコードのある店に行くなら、これくらいしないと!」
いいんちょ「・・・あと、もうひとつ気になる点があるんだけど。」
ケミ姉「何かね。」
いいんちょ「・・・なんでサイズがピッタリなんだ? ボディラインが出るものの、キツメではない。」
ケミ姉「(*゚∀゚)=3 そりゃ、アタシの眼力のおかげさね。 上から(伏字)(伏字)(伏字)でしょ?」
いいんちょ「千里眼の術式をそういう事に使うなッ!!」

〜さぁ、お店に行ってみよう!〜

いいんちょ「な、なんかみんなこっち見てるんだけど・・・」
ケミ姉「もっと胸張って! アタシ達の美しさに驚いてるだけだから!」
いいんちょ「ううう、男性から・・・あんな目で・・・」
ケミ姉(羞恥心に身をよじるいいんちょテラモエスwwwミナギッテキタwwww)
いいんちょ「ヒールの高い靴も歩きにくいし・・・これじゃ余計に足が出ちゃう・・・」
ケミ姉(やべぇアタシ自重! 自重! いいんちょ可愛過ぎ!! でも自重!)
いいんちょ「まだ着かないのか・・・?」
ケミ姉(ハァハァハァ)「あ、あー、そろそろだ。うん。ほら着いた・・・」

看板<本日 食材切れのため閉店>
黒ダク「むご! むごがー!」<修業中です。けっして邪魔しないでください。>

いいんちょ「・・・・・・」
ケミ姉「・・・・・・来る時間が遅すぎたねぇ。」
いいんちょ「・・・・・・このカッコのまま、また歩くのか・・・・・・」
ケミ姉「よーし、金鹿だぁ!」
いいんちょ「?! ちょ、せめて宿で着替えさせてくれ! こんなの、皆に見られたら・・・」
ケミ姉「女は度胸! なんでもためしてみるのさ! きっとモテモテだぜ!?」
いいんちょ「かんべんしてぇー!」
黒ダク「むごあー!」(ジタバタ)

>>155が面白すぎたので、ちょっとお借りしました。スマソ。

158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 16:01:14 f+6IytyL
>>157
やべぇ俺もみなぎってきたwwwこれは悶えざるを得ないw
相変わらずケミ姉はいい仕事しやがる…!

159:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/23 17:15:29 dJGMHwm/
「お味噌汁おかわり」
「はい、まだあるから沢山食べてくれ」
「このお新香、いい香り」
「ああ、珍しく私の故郷の果実が手に入ったのでな、香り付けに少々使ったのだ」
「…今日はやけに外が騒がしいわね」
「そういえば、買い物の途中で正装した集団とすれ違った。
 ジャクソン料理店がどうとか言っていたが、何かパーティでもあるのかもしれんな」
「…この魚の煮つけも美味しい」
「私の得意料理だからな。他の料理店なぞに負けない味だ」

「きっとレンはいいお嫁さんになるわ」
「なっ!な…何を言うんだいきなり…っ
 わた、私はまだこれでも修行の身だ。そ、そんな、よよ嫁などとは…」
「それとも、私がレンのお嫁さんになる?」
「ブッ!いいい、いいかげんにしないかツスクル!
 我々はこのエトリアの街を守るという義務がだなっ…」
「フフフ、冗談よ」

そんないつもと変わらない二人の日常。


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