取材が終わったらソファが真っ赤になっていた話。 2020/01/17 at SNSPLUS
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20/01/18 13:29:46.94 CAP_USER9.net
取材が終わったらソファが真っ赤になっていた話。
「生理について、性についてオープンに話そう」そう伝えているのだから、今なら私も書ける気がする。
2020年01月17日
笹川ねこ


ソファが真っ赤になった話
その日の取材は、4時間半を超えていた。
すてきなタレントさんの刺激的な写真撮影と、ロングインタビューを終えて、ソファから立ち上がろうとした。するとなんかイヤな感触がした。
あ、もしかして。もしかして…。
イヤな予感は的中した。
後ろをふりかえると、ベージュの合皮のソファが赤く染まっている。
ちょっとどころではなく、私が座っていたところは、広く赤く濡れていた。
!!!!
その日、生理ナプキンはつけていた。取材前にも取り替えていた。
しかし、私のボトムは赤く染まっている。
現実を受け入れざるを得ない。
その場には、コラム連載のインタビューに応じてくれたタレントさん、ライターさん、カメラマンさんがいた。みんな女性の編集チームだ。みなさんを見送らなければいけない。保育園のお迎えの時間も迫っていた。
少し逡巡したが、隠し通せるものではないと判断した。
「私、生理で、濡れちゃったみたいです」
「わ、ほんとだ」「大丈夫?」と、やさしい声をかけてくれる。

「これ着る?」
なんとそのタレントさんは、今日の撮影のために持参された、えんじ色のロングスカートを差し出してくれたのだ。大切な私服をお借りする事態に、申し訳なさすぎたけれど、ありがたいご提案にただ感謝するしかない。
「ほんとうに、ありがとうございます。お借りします」。深く頭を下げる私に、「あげる、返さなくて大丈夫」と、笑いながら手渡してくれた。
その間にも、ライターさんやカメラマンさんは、赤く濡れたソファを、ペットボトルの水とティッシュで、手早く拭いてくれている。
(ああ、ごめんなさい。後で自分でやります…)
そう思いながら、とにかく着替えようと、スカートを手に、(おしりが隠れるよう)ダウンコートを羽織り、トイレに向かおうとした。その瞬間。
「あ、これも、履く?」
なんと、スカートだけではなく、生理用ショーツまで出てきた!! 彼女は、仕事中に生理になったときに備えて、普段からポーチを持っていたのだった。
「けっこう履いたやつけど(笑)」と、さらっと自然に差し出してくれたのです。
神……!!
赤いソファに気づいてから5分後。私はあっという間に、トイレに行って、スカートとパンツを履き替えて、現場に戻っていた。
ソファはすっかり綺麗になり、テーブルの片付けは終わっていた。
お礼を伝えながら、みなさんをお見送りして、保育園のお迎えにダッシュして、私はいつもの日常に戻った。
正確には、日常に戻ったような、戻っていないような、不思議な感覚だった。
外出中に、生理でこのようなハプニングを経験したことは記憶にない(朝起きたら布団が赤く染まっていることはたまにある)。
この連載チームでは、タレントさんに生理や性教育について語ってもらったり、イベントに登壇してもらったりしていた。
「生理について、性についてオープンに話そう」と伝えてきた。
チームにこのコミュニケーションの土壌がなかったら、こんなにスムーズに対処できなかったはずだ。きっと私は、大きなショックを受けてトラウマを抱えていただろう。
こんなに自然に、ハプニングに対応できてしまうチームのすごさ、ありがたさが身にしみた。


じつは生理じゃなかった、話もする
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
URLリンク(laundrybox.jp)


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